11.フランクミュラー編
第11回目の講義は、「フランクミュラー」の講義です。
ブランド品の真贋を語るとき、高級時計、しかもROLEXやフランクミュラーのようにオークションでも人気の品物については『10万円のコストを掛けて贋物を作っても、30万円以上で売れる』という裏事情から消費者がひと目見ても分かる【稚拙な贋物】とは一線を画したものになっています。
早速ですが、こちらは本物でしょうか?贋物でしょうか?
【ここで取り上げるくらいだから、贋物だろう】と思った方は、その先入観もまた、時には冷静な判断を曇らせることもある、ということをちょっと覚えておいてください。
それでは、裏蓋もちょっと見てみましょう。
まだ、ハッキリしませんね。裏蓋をちょっと開けてみましょう。
これで真贋がハッキリします。
やっぱり【偽造品】でした。
フランクミュラーのムーヴメントはこんな機械ではありません。
(フランクの真正品のムーヴメントについは、直営店のHP等を参考にしてください。)上記のやっかいなのは、ETAムーブメントを搭載しているので本物のフランクと音が似ています。
手に取っても、騙されてしまうかもしれません。
ではオークションの場合は、どの様に判断すればよいでしょうか?
画像を拡大すれば分かりました。ガラスの光沢、厚さが不自然ですね。この判別方法はROLEX編での応用です。そういう意味では、時計の画像診断は応用が利くといえます。
さて。もう、講義の終わりの時間になってしまいました。
あっという間でしたね。
それでは、また次回にてお会いしましょう。
ご来店ありがとうございました!




