aucfan.com X TOSHI 特別ロングインタビュー - ネットオークション落札相場統計検索サイト「オークファン」。無料テンプレート、詐欺対策、オークション出品比較。

aucfan.com


トップページ特集 > aucfan.com X Toshi 特別ロングインタビュー 第1回

aucfan.com X Toshi 特別ロングインタビュー
開催中 落札品
PART1 PART2 PART3 PART4 PART5 PART6 PART7

2008年3月28日、29日、30日… 15万人が熱狂した「X JAPAN」復活ライブが終わり、TOSHIさんは今、何を語るのか。aucfanがテーマとする「物(モノ)」がどのようにTOSHIさんの人生に関わり、そして今を、そして今後を作り出していくのか。aucfan.com独占で、2時間以上のロングインタビューにおこたえいただきました。 TOSHI New Maxi Single 「EARTH IN THE DARK〜青空にむかって〜」

◆ TOSHIさんはネットオークションをされますか?
  以前出品をしたことがありますよ。


◆ その時はチャリティーか何かですか?
  チャリティーだったかな。だいぶ前なんですけど。何かの企画で自分の持っているものを出品したことがあります。
ちょっともう10年ぐらい前になるので、何を出したかは忘れてしまいましたが。


◆ インターネットでモノを買ったりすることはありますか?
  インターネットでは「本」とかを買ったことがあります。


◆ 「X時代」・「ソロ活動時代」そして「今」で「モノ」に対する興味関心はどのように移っていきましたか?
  モノに対する・・・。うーん難しいなぁ。
あの〜、X JAPANが解散する前ですね、そう10年以上前。「X JAPANのTOSHI」として芸能界にいたときは、いろんなモノを集めてました。
その当時は、ロサンゼルスで生活をしていて、車にしてもお家にしても、言ってみればステータスを、非常に求めてましたね。

それはそれで本当に素晴らしかった。
質の良いモノを身に付けたり、持ったり、食事をしたり、素晴らしいことでした。
「物質的なクオリティーが高ければ高いほど良い」と思っていて。僕はそういう海外での生活をして、しかも若い年齢で、そういう生活がある程度できていて。
それは上を見たらキリが無いですが、それなりに得てきました。
でもやっぱり、どこかに「心のむなしさ」だとかを感じていて。
そういう「モノ」を他人にひけらかせばひけらかすほど。

普通はそのモノが「便利」だから、「質が良い」から使うんだけど、僕の場合、なんというか、「人に勝つため」で。

そういう、まるで「人」まで「モノ」のように、何か自分がこう劣等感が強いものだから、他人に優越したいために、飾っている。
だからモノに対しても、「素晴らしい質だから、使う」というよりは、「こんなブランドを持ってる俺はスゲェ。こんなキレイな女性を連れている俺はスゲェだろ」みたいな。

「いかに自分を凄く見せるか」みたいな(笑)
自分に中身が無いもんだから、外側を飾るものとして、モノを集めていたような気がします。

何か自分の内側で、自分に自信が無いから、そういうことで、人より優越したいって思う。あるいは弱さを見せるのが「怖い」ものだから、そういう「モノ」で人に「どうだ」ってところを見せれるので、そんなような動機から「モノ」を集めていた感じがするんですね。

だから「こんなすごい人知ってるんだ」「こんなすごいモノ持ってるんだ」ていうのを自分のステータスにしてて、良い悪いは別にして、自分の場合は何か、その人を愛しているんじゃなくて、「自分がスゲェだろ」っていう。

そんな自分がとてもむなしくなって、今度はそういうのを捨てていく方向に、降りていくような方向に、下に下にって向かって、そぎ落としていく。
その中で要らないものに気が付いていく、捨てていくという作業をする中で、いかに今までの自分が「インチキ」で「かっこ悪い」か、「弱虫」で「ダサい」のか、今度はそんな自分に気付いていくというか、ありのままを認めていくような。

そういうことをしていたのがこの10年間だったと思います。

だから、すごく楽になっていくんですけど、最初は恐怖もありましたね(笑)
そういう、身にまとった鎧兜を脱いでいくっていうのが。

例えばボランティアで施設のおじいちゃん・おばあちゃんの前で歌うじゃないですか。
僕は全国8,000箇所以上回って、ボランティアでいろんな福祉施設、ホスピスだとか刑務所だとか、少年院だとか障害者の方の施設だとか、いろんなところに行ったんで。

おじいちゃん・おばあちゃんの前で、「俺はTOSHIだ」って言っても「お前誰だ」って言われちゃうわけです。

全く人気だとか地位や名声だとかが関係ない世界ですよ。

そういう自分がひけらかしていたものが全く通用しない中で、歌を歌う。
なんか、それが超ビビるんですよ。もう本当に足が震えちゃうぐらい。
怖くて、怖くて、しょうがないんですよ。
TOSHI

そんな「裸の王様」にされちゃうときに、「いかに自分って弱いのか」、「自分が情けないのか」、どれだけ「自分が鎧兜で虚勢を張ってきたのか」をすごく痛感しまして 「本当に僕は弱い人間だな」と。

おじいちゃん・おばあちゃんたちの前で、言葉一つ、普通に自信を持ってしゃべることもできない。地位や名声やモノを盾にしないと、人とも関われないような、「ほんと情けない人間なんだな」ということを痛感したんです。

でも毎日毎日歌を歌う中で、何も知らないおじいちゃんが泣いてくれてるとか、おばあちゃんが感動してるとか、涙してくれるとか、刑務所で全員が泣いてくれていたこともありました。

それは「有名だから」とか、「売れてるから」とかっていう、社会的なものが一切関係ない世界。
そこで勝負するっていうのは、結局本当に心に響かないと。
おじいちゃん・おばあちゃんには、聞く気も最初は無いかもしれない。言葉が理解できないかもしれない。耳も不自由かもしれない。だけど泣いてくれる、感動してくれる、「ありがとう」といって手を握ってくれる。

それが本当に腰が抜けるぐらい感動するんですよ。

もう「本当にありがとうございます」って気持ちにこっちがなる。
「心からありがとうございます」って気持ちになる。
だから「歌わせてもらってありがとう」・「聞いてくれてありがとう」・「手を握ってくれてありがとう」

そういう、すごいこみ上げるような自発的なものが、本当に初めて、人生かけて初めて「俺は心の底からありがとうって言ったこと無いんじゃないかな」って思うぐらい、そういうこみ上げてくる気持ちが、出てきたときは、とにかく涙が、なんだか知らないけどポロポロポロポロこぼれてくるんですよ。

そんな日々をこの10年間送ってきたんですよ。
その経験が、今は自分の心の柱になっている。

だからよく僕は「根っこ」というんだけど、やっと僕の心の根が生えてきた感じです。
それまでは僕は、若くしてバーンと売れちゃって、もう自分自身、本当に傲慢だったし、「足の無いテーブルの上で踊ってる」感じ。

TOSHI だから、すごく楽になっていくんですけど、最初は恐怖もありましたね(笑)
すごく不安定だから、モノを求めるんですよ。

だけど根が張ってくると、そういう自分が「モノ」と対する時、さっきも言ったように「モノ」って品質の良いもの、美しいもの、機能的に優れ、デザインもセンスのいいもの、それってすごく大事だなって思うんです。

なぜなら、そういう美しい素材で作られた洋服、着心地の良いもの、肌に優しい、環境にやさしい、子供たちにやさしい服、無農薬の美しい食べ物、美しい空気、水、美しい家、美しい心を持った異性、美しい友達、心の美しいもの・・・純粋なものが何よりも大事だって思うわけ。
でも、それらを得るためには、お金も必要というところがあるんです。

だから、そういう「良いモノを手に入れるって最高のことだな」って思うんです。
品質の良いものって、ちゃんと作られてるし、丁寧に作られてるし、カッコ良いんですね。

だから、そういうモノって、「たくさん求めたい」って思うし、そういう「モノ」と共に「暮らしたい」って思うんですよ。

だから本当の意味で、「成功したい」って思うんですよ。
モノってすごく大切、心も大事。
でも心だけでも、僕は何か、「せっかくこの時代に生きてる」んだから、どっちかっていうと人生を楽しみたい。

だから素朴な生活や音楽もやってきたし、そぎ落としていくのも大切だし、心が満たされるということが何よりも大事だと思うけど、そういう「満たされた心を持ちながら、物質的な美しい「モノ」も両方あったら最高だな」って思います。

本当の意味での「物質的な豊かさ」と、本当の意味での「心の豊かさ」、「両方持ってはじめて本当の豊かさなんじゃないか」って自分ではそう思うんです。

だからなんか僕は、そういう本質的なものを創造していくような人生や仕事をしたいと思う。
子供たちが見て「わあ、素敵な生活。あんな素敵な愛と夢とロマンがある、そんな生き方できたらカッコいいな」って「自分もそうなりたいな」って、そういう風に思ってもらえるような真の成功をしている大人にね。
まあ僕はもうオッサンだけど、そういう大人になれたら良いなと思います。

まあ今まで、ダーっとある程度の成功を収めて、恵まれて、そして今度はそれをそぎ落として、ダーっと降りていった自分が、今度は第3の新たな人生を始めていくと思うんですね。


開催中 落札品
 

TOSHI New Maxi Single 「EARTH IN THE DARK〜青空にむかって〜」