こんにちは。妖怪風船ガム人間こと、彦谷です。
突然ですが、みなさんガムは噛んでますか?
日本でも、コンビニに行くと色々なガムを見ますね。
例えば…
- 王道を往くキシリトールガム(一粒あたり6.8円)
- 特定保健用食品のリカルデントガム(一粒あたり7.8円)
- 可愛いパッケージのポスカ(一粒あたり6.8円)
- CMが印象的だったクロレッツ(一粒あたり6.2円)




どれも美味しいですよね。
それだけではなく、健康にもいいし、ストレス解消にもなります。
「精神安定や集中力アップの効果がある」
これは、迷信ではなく科学的に証明されています。
・・・ただ、こんなガムで満足してていいのでしょうか?
こんな一粒6円のガムで。
高級なガムを知らずに、ガムの魅力を語ることはできないのではないのでしょうか。
ガム文化の根強いアメリカ
ここでガムの消費量について考えてみましょう。
2013年の日本におけるガムの売り上げは、日本チューイングガム協会が約1220億円と発表しています。
一方、世界最大のガム大国アメリカにおけるガムの売り上げは、、
2009年をピークに、米国での売り上げは過去4年間で11%も減少し、2013年には37.1億ドル(約3816億円)になってしまった。
引用元 :
人に話したくなるコラム:スマートフォンの普及で、ガムが売れなくなっている(マジか) (1/3) – ITmedia ビジネスオンライン
なんと、3816億円と言われています。
減ったと言われてもこの多さです。
規模にして約3.1倍の開きがあります。
日本よりもより多くの人が、より多く色々なガムを噛んでいるのです。
そう、ガムといえば港町の米兵。
このイメージは間違っていないのです。
日本に留まっている分には知ることのできない、まだ見ぬガムが海外にはたくさんあります。
ということで、今回は海外の高級ガムにスポットを当てて、「良いガム」とはなんだ?を紐解いていきたいと思います。
早速見ていきましょう!
1.グリーガム

1つ目はこのグリーガム。1粒あたりの値段は日本円に換算すると5円でした。
シュガーフリーを銘打っており、シナモンやペパーミントなど6種類の味があるようです。
レビューには「味は美味しいが、長持ちしない」と言った評価が。
みなさんは
「最高に美味しいが、3分で味がなくなるガム」と
「味は普通だが、無限に味のなくならないガム」
どちらを選びますか?
ちなみに私は前者です。今を生きています。

個人的にはこのソラマメっぽいキャラが気になっています。
2.スプライガム

続いては見るからに医療的な雰囲気を醸し出しているこのガム。
オーラルケアなら任せろ!と言った紹介で、虫歯から口臭までなんとかしてくれるそうです。
歯磨きが面倒臭い…といった人にはまさに!なガムですね。
しかもレビューを見る限り「美味しい」という一石二鳥。
ぜひ食べてみたい。こちらは一粒あたりの値段は9円。ちょっとお高めです。
3.ピュールガム

続きましてはティーン向けのこちらのガム。
かなり売れているよう。日本でいうとフィッツのような感じでしょうか。
粒ではなく重さで売っているコスパ重視のガムです。
「無害、美味しい、みんなでシェアしよう」といったハッピーなセールスポイントが3つ掲げられています。
リア充向けのガムです。
4.ピールガム

続きまして牛乳瓶のようなこのガム。
300個入りで、一粒7円ほど。
食後に噛むことで歯を綺麗に、さらに輝かせてくれるそうです。
ここまでで分かったことは米国のAmazonカスタマーは熱心にガムのレビューを書くということ。
どのガムにもたくさんレビューが付いています。
それだけ、向こうではガムが生活の一つになっていて意識を持って選んでいるのでしょう。
これが日本だったら「どのガムでも同じでしょ」みたいな人が多いですよね。
ボトルガムの量も日本より断然多いです。
5.キシリチューガム

お次は可愛い名前のキシリチューガム。
このガムを見せて、「キシリチューしようよ」とか言っとけばなんとかなりそうな感じですよね。
森林から抽出される成分で味付けされており、糖尿病やアレルギーのある方でも噛めるそうで、一粒の値段はなんと17円。高級品です。
そんな中、今回私がたどり着いた高級ガムはこちら。
(禁煙用ガムを除く)
6.シンプルガム

本国のamazonでは大大大絶賛、満点5つ星のレビューが吹き荒れるこのガム。
ガム先進国でこれだけ評価される秘密とはいかに。
しかも一粒あたりの値段はなんと18円。
これは気になる。
いざ、実食!
というわけで実際に入手してみました・・!

中身を開けると・・

日本から入手した結果、一粒あたりの値段は驚愕の65円に。
シンプルに高い。
そして横にはお馴染みのアクオ。(一粒あたり7円。)
では早速食べ比べていきたいと思います!

まずはアクオから口に入れてみます。
一噛み目から抜群の安定感です。
カリッと噛んだ後に徐々にガムらしさが出てきます。
と、同時に鼻からツーンと心地よい刺激が抜けていきます。
乗り物酔いを紛らわすのにも良さそうです。
紛うことなきザ・ガムです。
続いて、、

このシンプルガムを食べていきたいと思います。
食べる前に、シンプルガムについてシンプルにおさらいします。
- NYにて流行している
- 6個の味がある
- 100%自然食品から作られている
- 米国で唯一のブランド
- 生分解性と地球のためにも良い
- 米国Amazonでやたら評価が良い
- 高級
このような感じです。

中身はこのような感じ。
完全に見たことのないタイプのガムです。
ガムといえば科学的なイメージが強いので、このようなナチュラルなものがウケているんでしょうか。
ミント味

まずはど定番のミント味からいきます。
コーティングがされていないので、持つと手が汚れます。
形も不揃いで、大きさも豆粒のような感じ。これ一粒で65円・・。
匂いを嗅いでみたらあまりのミントさに目が沁みました。
食べてみるとしっかりとしたタイプのミント味が口の中に広がります。
…印象としては食感がとても良い!
一般的なガムの、ただ噛むだけのサンドバッグというイメージからきちんと「食」というエンターテイメントに昇華されている感じです。
個人的には「永遠に噛み続けられるタピオカ」といった感じでしょうか。
ただ、味はすぐ消えます。
「あ、ガムって食感を楽しむものだったんだ」という発見が味わえました。
シナモン味

お次はシナモン味。
箱を開けた瞬間からシナモンの匂いが凄まじいです。
ディズニーランドで食べるチュロスを強制的に思い出させてくれます。
口に入れてみるとそのまんまシナモン。
かなり美味しいです。
もちろん食感もお墨付き。
「永遠に噛み続けられるシナモンタピオカ」といった感じでしょうか。
普通ガムに噛み飽きると「もう出したいな」と思ってしまうのですが、この自動的に噛み続けてしまう感じは何なのでしょうか。
噛むことを無心で行えてしまうので集中力もすごく増します。
生姜味

お次は生姜味。
匂いも、味も生姜を食べているような感じです。
ジンジャーエールが好きな人はきっと好きでしょう!
何よりもとにかく風味の再現性に驚きます。
コーヒー味

お次はコーヒー味。
あ、豆だ。
もう見た目と匂いあわせてコーヒー豆そのものにしか感じられません。
ただ、食べてみると食感はガム。
もはやガムの食感をしただけの、コーヒーそのものかもしれません。
違うのは液体か個体かくらいです。
コーヒーゼリーよりコーヒーしてます。
将来はあらゆるものがガムになって、手軽に味わえるビジョンが今見えました。
フェンネル&リコリス味

最後はFennel Licorice。
カタカナにするとフェンネル&リコリスで、ハーブ系の味のようです。
匂いを嗅いでみると強烈に自然の匂いがします。
いい意味で、そこらへんに生えてるハーブをもぎって食べているような感覚が味わえます。
一粒65円という空輸を経由した値段だとべらぼうに高いのは事実ですが、現地価格で買う分には十分な衝撃体験です。
まとめ

「ガムの進歩なんてたかが知れてる」と思っていた僕ですが、いい意味で期待を裏切られて未来が見えました。好きな味そっくりそのままをガムに出来る日は近づいています。ウィリー・ウォンカとかハリー・ポッターの世界みたい。
近未来は必須栄養素が無駄なく詰まった、好きな味のガムだけをそれぞれ食べて生きるのでしょう。
何はともあれ、ぜひ皆さんもまだ見ぬ高級品をお取り寄せして、楽しんでみては。
終わり。