マイルの賢い貯め方
ANAマイルを貯めたい陸マイラーにおすすめしたいクレジットカードランキング
投稿日:17.12.29
更新日:22.02.22
「マイルってややこしそう…」そう思ってマイルに対して苦手意識がある人もいるのではないでしょうか。 一方でマイラーと呼ばれる人たちは年間に大量のマイルを貯めて、家族みんなタダで海外旅行したりしています。 普通にクレジットカードを利用している人からすれば
「どうやってそんな大量なマイルをゲットしているの!?」と驚いてしまうでしょう。 しかし、マイラーが行なっていることは単純明快で
- マイルが貯まりやすいカードをメインカードとして使っている
- マイルが貯まる秘密のルートを利用している
この2つだけです。 もし普通にクレジットカードを利用してもビジネスクラスやファーストクラスに乗れるのは10年以上かかってしまうでしょう。それでも年間で何百万円も支払いをしないといけませんし、それだけ大変な思いでポイントを貯めても、ようやく一人分のマイルしかたまりません。 でもマイラーたちは、無理のないクレジットカード決済をしつつ、秘密のルートを使ってたった1~2年で家族4人分のマイルを貯めることができています。 そしてあなたも、今回ご紹介するクレジットカードを取得し、秘密のルートをしっかり実践すれば、
数年後にタダで海外旅行に行けます。 国内旅行であれば1年で簡単に行けてしまいます。 迷って時間をムダにしないように、今回の記事を参考にしてマイラーになるためのクレジットカードを発行してください。
1.ANAマイルを貯めたい陸マイラーにおすすめしたいクレジットカードランキング
1位:【陸マイラーの定番】ANA VISA ワイドゴールドカード

マイル還元率は最大で1.48%、裏技使用で1.72%! ANA VISA ワイドゴールドカードはマイラーであれば遅かれ早かれ所持することになるマイラー必携のカードです! ANA VISA ワイドゴールドカードの通常利用時のマイル付与率は1.0%ですが、とある方法を使えば最大1.72倍に引き上げることができます。 マイル還元率は高くても1%が関の山。マイル還元率が1%を超えるカードはほとんどありません。 1,000円でVISAカードのポイント「ワールドプレゼント」が1ポイント貯まり、1ポイント10マイルのレートで交換することができます。 ANA VISA ワイドゴールドカードでは通常のポイント還元率に加え
- ①リボ払い
- ②年間のカード利用額
- ③別のカードの併用
- ④特約店(提携店舗)での利用
で、マイルがさらに貯まりやすくなります。
1-1.リボ払いでマイル付与率+0.3%!
ANA VISA ワイドゴールドカードのリボ払い「マイペイす・リボ」を利用すると、利用した月はワールドプレゼントのポイントとは別に「ボーナスポイント」というポイントが1,000円につき1ポイント付与されます。 ボーナスポイントは1ポイント3マイルで交換することができるので、通常のマイル付与率1.0%に加えて+0.3%が付与されます。 例えば、10万500円のクレジットカード利用をしたと仮定して、リボ払い開始の設定金額を10万円以上にしておくとします。 そうすると、10万円を超えた部分はリボ払いになるので、500円分がリボ払いになります。 たった500円なので、手数料も数円単位しか発生しませんが、「マイペイす・リボを利用した」という事実は変わらないので、請求金額10万500円に対してボーナスポイントのシステムが適用されます。 ワールドプレゼント、ボーナスポイントは両方とも1,000円で1ポイントが貯まるので、今回の仮定では
- ワールドプレゼント =100ポイント (1ポイント10マイルに交換可能)
- ボーナスポイント =100ポイント (1ポイント3マイルに交換可能)
という合計2つのポイントが貯まることになります。 ちょっとややこしいですが、
『リボ払いにすると1.3%の付与率でマイルが貯まる!』と覚えておけばOKです。 普通のクレジットカードのマイル還元率は0.5%、良くても1.0%程度なので、この時点で他のクレジットカードより一歩リードしたマイルの貯まりやすいカードとして利用することができます!
1-2.年間の利用金額に応じてボーナスポイントゲット!
ANA VISA ワイドゴールドカードでは、年間のカード利用金額の多さで翌年に貰えるポイントの倍率が変わってきます。
前年度の年間利用額 |
ステージ |
ボーナスポイント |
ボーナスマイル付与率 |
50万円以上 |
V1 |
50万円利用で+100P 以降10万円毎に20P |
0.06% |
100万円以上 |
V2 |
50万円利用で+150P 以降10万円毎に30P |
0.09% |
300万円以上 |
V3 |
50万円利用で+300P 以降10万円毎に+60P |
0.18% |
一般的で現実的な利用金額としては100万円以上のカード利用でしょう。 100万円程度であれば、1ヶ月に8万5千円程度のカード利用で突破することができます。 家賃や光熱費、食費などの必ず支払うことになる出費を支払っていれば、月に8万5千円くらいにはなるので、一般的には飛び越えやすいハードルです。 一方で年間300万円になると、1ヶ月に25万円のカード払いが必要なので、家族カードなどを発行して家族全体で利用して達成できるような金額です。 リボ払いでのボーナスポイントゲットと併用して貯まるマイル付与率は下記の通りです。
前年利用額 |
ステージボーナス |
リボ払いボーナス |
翌年度マイル付与率 |
50万円以上 |
+0.06% |
+0.3% |
1.36% |
100万円以上 |
+0.09% |
1.39% |
300万円以上 |
+0.18% |
1.48% |
上記のように
最大で1.48%にまでUPします。 あくまでも利用金額に対してのボーナスポイントなので、自分の利用範囲で「貰えたらラッキー」くらいのサービスとして捉えておけばOKです。 利用金額の現実的な数字は100万円程度だと思うので、リボ払いとの併用でだれでもマイル還元率1.39%を目指すことが可能です。
1-3.ソラチカカードとの併用でマイル付与率最大1.72%まで可能!
ANA To Me CARD PASMO JCB(通称:ソラチカカード)という東京メトロやPASMOが一体になったクレジットカードがあります。 ソラチカカードを利用して効率的にマイルを貯める方法は『ソラチカルート』と呼ばれており、陸マイラーの間では秘密のルートとして有名です。 後ほど詳しくご説明しますが、大量のマイルを貯めている人やこの方法を知っている人は確実にソラチカルートを利用してANAマイルを貯めています! 方法としては下記の通りです。
交換元 |
交換先 |
最低必要ポイント |
交換レート |
①ワールドプレゼントの ボーナスポイント |
PeXポイント |
200ポイント |
1対50 200P→10,000P |
②PeXポイント |
メトロポイント |
1,000ポイント |
10対1 1,000P→100P |
③メトロポイント ※ソラチカカードが必要! |
ANAマイル |
100ポイント |
1対0.9 100P→ANA90マイル |
例えばワールドプレゼントのボーナスポイント200ポイントを交換したとします。 すると
- ①ボーナスポイント200ポイント →10,000PeXポイント
- ②10,000PeXポイント →1,000メトロポイント
- ③1,000メトロポイント →900マイル
という風に交換することができ、結果的にボーナスポイント1ポイントがANA4.5マイルに交換できることになります。 おさらいすると、ボーナスポイントは通常1ポイント3マイルで交換することができますが、ソラチカカードを利用すると1ポイント4.5マイルのレートで交換できるということです。 注意点としては「ボーナスポイントのみ!」という点です! カードで貯まる通常ポイントのワールドプレゼントは1ポイント10マイルで交換することができるので、この方法を利用すると損してしまいます! あくまでも利用できるのはリボ払い時などに貯まる「ワールドプレゼントのボーナスポイント」です。

下記の画像で「【2】プレミアム・ボーナスポイント残高」と表示されているポイントをご紹介したソラチカルートで交換すると1ポイント4.5マイルのレートで交換することができます。 この方法を利用すれば、マイ・ペイすりぼでゲットできるボーナスポイントのマイル付与率は0.3%から0.45%にまでアップすることができます。 これに年間利用額によるステージボーナスを加えると下記のようになります。
- 前年50万円以上利用:約1.54%
- 前年100万円以上利用:約1.585%
- 前年300万円以上利用:約1.72%
上記のように
最大で約1.72%のマイル付与率を叩き出すことができます! ソラチカカードは年会費2,200円(税込)が発生しますが、毎年カードを更新するごとにボーナスマイルとして1,000マイルが自動的に貰えるので、マイルの価値を1マイル2円と考えると、実質年会費はほぼ0円に近づきます。 このソラチカルートを「メンドクサイ…」といって諦める人と、確実に丁寧にこなしていく人では、マイルの貯まりやすさが格段に違ってきます! 陸マイラーとしてマイルを貯めていくのであれば絶対に早めに慣れておくべき交換ルートです。
1-4.特約店(提携店舗)での利用でも
「ANAカードマイルプラス」というANAカードの提携店舗でカードを利用すると、さらにマイルが0.5%~1.0%が加算されます。 通常マイル付与率にプラスされるので、提携店舗で買物をすると1.5~2.0%のマイル付与率になり、マイ・ペイすリボなどと併用すると、
1.8~2.3%という驚異的なマイル付与率のカードとして利用することができるようになります。 ANAカードマイルプラスの提携店舗・サービスには航空券や、空港駐車場などの航空関係のサービスから、ショッピングモール、ガソリンスタンド、ホテル、コンビニなど日常的に利用する店舗まで含まれているので、日常生活でマイルがザクザク貯まっていきます。 「これは日常的に利用できる!」と感じたものを主観でピックアップすると、一例として下記のようなモノがあります。
ジャンル |
店舗名・サービス |
航空関係 |
ANA国内線・国際線 航空券・機内販売 |
レストラン・食品 |
スターバックス、アクアクララなど |
百貨店 |
高島屋、阪急百貨店、阪神百貨店、大丸・松坂屋 |
コンビニ・スーパー |
セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ココストアイースト |
ドラッグストア |
マツモトキヨシ |
加盟店は公式サイトで確認することができます。

特にイトーヨーカドーやセブンイレブンでマイルが貯まるのは陸マイラーとしては見逃せないポイントです。

年間利用額でもボーナスポイントが貰えますが、一回の利用で+0.5%~1.0%の付与率でマイルが貰える「ANAカードマイルプラス」はANAカードを利用する陸マイラーであれば絶対にヘビーローテーションになるサービスです。 ANA VISA ワイドゴールドカードのマイル還元率をまとめると、下記のようになります。
条件 |
方法 |
ポイント、マイル付与率 |
通常利用 |
1,000円で1ポイント |
1ポイント10マイル |
マイ・ペイすリボ利用 |
1度でも利用すれば、その月の請求金額に対して1,000円で1ポイントのボーナスポイント |
1ポイント3マイル (還元率+0.3%) |
前年の利用金額 |
50万円~300万円の利用でボーナスポイント |
還元率 +0.06%(50万円以上) +0.09%(100万円以上) +0.18%(300万円以上) |
ソラチカカードの利用 |
ボーナスポイント →PeXポイント →メトロポイント →ANAマイル というルートでANAマイルにすると1ポイント4.5マイルで交換できる |
ボーナスポイントのマイル付与率が0.3%から0.45%にアップ。 |
ANAカードマイルプラス の加盟店での利用 |
ANAカードマイルプラスの加盟店での利用でマイルが貯まる。 |
0.5%~1.0% |
カードの利用だけでこれだけのマイル付与率の上昇が見込める珍しいカードで、ANAマイルの陸マイラーには絶大な支持を集めているカードです。 航空券だけで大量のマイルを集めるのはハッキリ言って非効率で、ビジネスクラスなんていつまでたっても乗ることが出来ません。 しかし、ANA VISA ワイドゴールドカードは日常的に貯まるマイル数が他のカードを圧倒しているので、陸マイラーとしては所持しない選択肢はないカードです。
1-5.入会・継続・搭乗ボーナスマイルが多い!
ANA VISA ワイドゴールドカードを利用して空の旅をすると、運賃に比例して下記のようにマイルの積算率が変わってきます。
航空券の種類 |
マイル積算率 |
プレミアム運賃など |
150% |
プレミアム旅割28・プレミアム株主優待割引運賃など |
125% |
ビジネスきっぷ・出張@割・国際航空券(国内区間)など |
100% |
特割・旅割・株主優待割引・スカイメイト割引など |
75% |
個人包括旅行割引運賃・シニア空割など |
50% |
つまり、高い航空券であればあるほどマイルが多く貯まるということです。 ANA VISA ワイドゴールドカードでは、これに加えて『ボーナスマイル』として、ゲットできるマイルの25%が加算して貰うことができます。 さらに
- 入会ボーナスマイル =カード入会で2,000マイル
- 継続ボーナスマイル =カード更新で2,000マイル
というマイルも自動的に貰うことができます! つまり、カードを持っているだけで、初年度には4,000マイル、翌年度以降には2,000マイルが確実に貰えるということです。 さらにANAプレミアムメンバーの「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の資格を持っている人は、継続ボーナスマイルに+2,000マイルが付与さます。

この+2,000マイルはANAゴールドカード限定のサービスなので、「知らないうちにザクザクマイルが貯まるようになってる」というのがANAゴールドカードの特徴です。 このように四方八方からマイルがザクザク貯まるので、ANA VISA ワイドゴールドカードが陸マイラーに人気な理由もうなずけます。
1-6.ANA SKYコインの交換レートが最大1.6倍!
ANAカードで貯めたマイルは「ANA SKYコイン」という1コイン1円として、10コインから利用できる電子マネーと交換することができます。 ただし、SKYコインで購入できる商品は
という限られた範囲でしか利用することができません。

「え!じゃあ普通にマイルとして使った方が良いじゃん!」と思うかもしれませんが、一概にそうとは言えません。 ANA VISA ワイドゴールドカードを持っていると、1マイルを下記のレートでSKYコインと交換することができます。

例えば5万マイルを持っていれば、交換倍率が1.6倍になり、8万SKYコインをゲットして、1コイン1円として航空券に利用することができます。 マイルでも航空券(特典航空券)は買うことができるのですが、SKYコインで買う航空券は通常の航空券と同じ扱いになります。 つまり、どういうメリットがあるのかというと
マイルで買う特典航空券 |
SKYコインで買う航空券 |
・席数に制限がある ・積算マイルの対象外 ・プレミアポイントは貯まらない |
・席数に制限が無い ・積算マイルが貯まる ・プレミアポイントが貯まる |
という違いがあります。 つまり、購入する航空券によってはマイルが貯まるため、結果的にSKYコインで購入した方がお得ということが実際に起こり得ます。 思うようにマイルでの特典航空券が確保できない人などは積極的に利用できるサービスです。
1-7.ANA VISA ワイドカードとどう違うのか?何故かゴールドカードの方が年会費が安くなる!
ANA VISA ワイドゴールドカードの1つ下のランクのカードに「ANA VISA ワイドカード」があります。 違いは下記の通りです。
項目 |
ワイドカード |
ワイドゴールドカード |
年会費(税込) |
7,975円 |
15,400円 |
マイル移行手数料(税込) |
6,600円 |
0円 |
マイル付与率 (マイペイすリボ利用時) |
1.3~1.39% |
1.3~1.48% |
マイル付与率 (ソラチカ併用時) |
約1.44~1.58% |
約1.44~1.72% |
継続ボーナス |
1,000マイル |
2,000マイル |
フライトボーナス |
+10% |
+25% |
ゴールドカード特典 |
- |
○ 空港ラウンジ無料など |
上記の比較を見た感じだと「う〜ん…ちょっとワイドゴールドの方が良いかな…」という印象ですが、年会費に注目です。 ワイドゴールドカードの方が7,425円高くなっています。 しかし、ANA VISA ワイドゴールドカードでは年会費が割引されるサービスがあります。
- WEB明細への登録 =年会費1,100円割引
- マイペイすリボ、年1回の利用 =年会費3,850円割引
たったこれだけで合わせて年会費が4,950円割引されます。

さらに、貯まったポイントをマイルに移行する際の手数料も0円なので、結果的に下記のようになります。
項目 |
ワイドカード |
ワイドゴールドカード |
年会費 |
7,975円 |
15,400円 |
マイル移行手数料 |
6,600円 |
0円 |
年会費割引 |
最大1,073円 (マイペイすリボ利用時) |
最大4,950円 (マイペイすリボ、WEB明細利用時) |
通常利用時合計 |
14,575円 |
15,400円 |
割引適用時合計 |
13,502円 |
10,450円 |
上記のように、
ゴールドカードの方が約3,000円安くカードを持つことができます! しかも本会員だけでなく、家族会員の年会費も割引され4,400円(税込)が2,750円(税込)まで下げることができます。 ゴールドカードには空港ラウンジ無料利用サービスや24時間医師に健康相談ができる「ドクターコール」が利用できるというメリットもあるので、ANA VISA ワイドカードを持つくらいなら、確実にゴールドカードにするべきです!
1-8.カード発行と同時にANAマイルを貯める口座「お客様番号」も発行
ご紹介した通り、ANA VISA ワイドゴールドカードではマイルへの移行手数料がタダです。0円です。 カードを発行した時点で個人のマイル口座を 他のクレジットカードであれば、1ポイント5マイルならタダ、1ポイント10マイルにするなら移行手数料としてカードの年会費とは別途で年会費が発生します。 一方でANA VISA ワイドゴールドカードでは最初から1ポイント10マイルで交換できるようになっています。 マイルを移行するには
の2パターンがあり、自動移行では、カードのポイントが自動的にマイルになります。 「え!じゃあボーナスポイントをソラチカルートを利用したりできないじゃん!」という心配も出てくるかと思いますが、自動的にマイルに移行されるのは通常のポイントであるワールドポイントのみなので大丈夫です。 でも、自動移行にしているとSKYコインにするかどうかが選べないので、SKYコインとの交換を考える場合は手動移行を選んだ方が良いでしょう。 どちらにしろ、カード発行と同時にマイル移行が無料で行なえるように口座が獲得できるのは大きなメリットです。
2位:【ANAマイルの有効期限が延長】ANAアメリカン・エキスプレス・カード

マイル還元率は1.5%~10%! ANAアメックスカードは1,000円で1ポイントの「メンバーシップ・リワード」というポイントが貯まり、メンバーシップ・リワードは1,000ポイントで1,000マイル貯まるので、基本的な還元率は1.0%です。 ただし、1,000ポイント1,000マイルの交換レートで交換するには、別途年会費6,600円(税込)で加入できる「ポイント以降コース」に加入することが必要です。 「別途年会費が発生するなら微妙かな…」と思う方もいるかもしれませんが、ポイント移行コースは自分の好きなタイミングで加入すればOKなので、ポイントが貯まった時だけ加入することで効率的にマイルを交換していくことができます。 マイルを交換した後に不要になればまた退会することもできます。 重要なのはANAアメックスカードを使うことで得られるマイルの多さです! 通常還元率とは別に、下記の方法でマイルをザクザク貯めていくことができます。
- ①ANAの航空券、旅行商品、機内販売で2.5%
- ②ANAカードマイルプラス加盟店で1.5%~2.0%
- ③ボーナスポイント・パートナーズ加盟店で最大10%
ANAアメックスカードでは上記の3つの方法でマイルを効率的に貯めていくことができ、陸マイラーの間では上記の3つを把握しておくことは必須条件です!
①ANAの航空券、旅行商品、機内販売でマイル付与率2.5%まで上昇!
ANAの航空券、旅行商品、機内販売で買物をする時はANAアメックスカードを利用することで
- 通常ポイント =100円につき1ポイント
- ボーナスポイント =200円につき1ポイント
- 提携店特典(ANAカードマイルプラス) =100円で1マイル
の
合計マイル付与率2.5%でマイルが貯まっていきます。 ANAグループの商品が対象なので出張や旅行でANAグループを利用するマイラーにとってはピッタリのクレジットカードで、飛行機を利用するごとに驚異的なスピードでマイルが貯まっていきます。 例えば、3万円の航空券を購入すれば下記のようになります。
項目 |
獲得ポイント、マイル |
通常ポイント (100円につき1ポイント) |
300ポイント (300マイル) |
ボーナスポイント (200円につき1ポイント) |
150ポイント (150マイル) |
ANAカードマイルプラス (100円で1マイル) |
300マイル |
合計マイル |
750マイル |
このマイルに加えてフライトマイルやボーナスマイルも加算されて付与されるので、文字通り「ザクザク」とマイルが貯まっていきます。
②ANAカードマイルプラス加盟店で1.5%~2.0%
ANAカードマイルプラスに関してはANA VISA ワイドゴールドカードでご紹介した通り、ANAカードマイルプラスの加盟店でカードを利用すると、100円で1ポイント、もしくは200円で1ポイントの付与率でマイルが貯まっていきます。 通常の100円につき1ポイントに加え、店舗によって0.5%~1.0%のポイントがプラスされます。 陸マイラーとして日常的にANAアメックスカードでマイルを貯めるのであれば、このサービスを最大限に活用することは必須になってきます。

日常的に、かつ日本中にある店舗なので誰でも利用しやすいサービスです。
③ボーナスポイント・パートナーズ加盟店で最大10%
「ボーナスポイント・パートナーズ」はアメックスのサービスで、加盟店でアメックスカードを利用するとポイントが通常より多く貯まるサービスです。

ポイントが多く貯まるということは、比例して多くのマイルが貯まることを意味します! ボーナスポイント・パートナーズで貯まるポイントは4種類で
通常ポイント |
ボーナスポイント |
合計マイル付与率 |
100円で1ポイント |
+1ポイント |
2.0% (100円で2ポイント) |
+2ポイント |
3.0% (100円で3ポイント) |
+4ポイント |
5.0% (100円で5ポイント) |
+9ポイント |
10.0% (100円で10ポイント) |
ANAアメックスカードでは1ポイントを1マイルに交換することができるので、
実質最高10%という驚異的なスピードでマイルを貯めることができます。 利用できる店舗はアメックスの公式サイトから検索することができ、カテゴリーは
- ショッピング
- 宿泊、トラベル
- レストラン
- サービス
の4種類から日本全国の店舗を検索することができます。 利用できる店舗の一例としては下記のようなものがあります。
店舗名 |
ポイント付与率 |
高島屋オンラインストア |
100円で3ポイント |
コールハーン公式オンラインストア |
100円で3ポイント |
アイシティ |
100円で3ポイント |
じゃらん |
100円で2ポイント |
たかの友梨ビューティークリニック |
100円で2ポイント |
イモトのWi-Fi |
100円で5ポイント |
ケイト・スペードオンラインストア |
100円で10ポイント |
オンラインストアのようなネット上から利用できるショッピングなどでも利用することができるので、ネット環境さえあればどこからでもポイントを効率的に貯めてマイルに交換することができます。 男性向けのブランド品、女性向けのブランド品から、コンタクトレンズや百貨店など、誰でも利用しやすいものまで揃っていて、最大で100円で10マイルが貯まるので自分の好きなブランドなどがあれば他のカードとは比べ物にならないくらいのスピードでマイルが貯まっていきます。
マイル還元率まとめ
ANAアメックスカードのマイル還元率をまとめると下記のようになります。
条件 |
方法 |
ポイント、マイル付与率 |
通常利用 |
100円で1ポイント |
1.0% |
ANAグループの商品購入での利用 |
100円で1ポイント +200円で1ポイント +100円で1マイル |
合計2.5% |
ANAカードマイルプラス加盟店での利用 |
通常の100円で1ポイントに加えて 100円で1ポイント もしくは 200円で1ポイント |
合計1.5% もしくは 合計2.0% |
ボーナスポイント・パートナーズ加盟店での利用 |
100円で2ポイント 100円で3ポイント 100円で5ポイント 100円で10ポイント のいづれか |
・2.0% ・3.0% ・5.0% ・10.0% のいづれか |
ANA VISA ワイドゴールドカードのように、通常利用時の付与率が上がりどこでもマイルがザクザク貯まるわけではなく、特定の店舗で爆発的にマイルが貯まるカードです。 陸マイラーを目指す人は必ず一度ANAアメックスカードの提携店を調べて、自分がよく利用する店舗があるかを確認してください。 もし頻繁に利用する店舗がANAアメックスカードを利用してマイルが貯まるのであればANAアメックスを選ぶべきです。
マイルの有効期限はポイント移行コースに加入で無期限!
ANAアメックスカードで貯まるポイントの有効期限は通常3年間です。 ただし、マイルに交換すると、マイルの有効期限が3年あるので、ポイントの有効期限と合わせて最大で約6年になります。 しかし、効率的にポイントを貯めるために絶対に加入するべきなのが『ポイント移行コース(年会費6,600円)』です。 ポイント移行コースに加入すると、1ポイントを1マイルに交換することができるようになるうえに、
ポイントの有効期限が無期限になります。 マイルの有効期限を気にしてしまってムダにお金を使ったり、結局貯まらずに近場の航空券しか取れなかったなどということがなくなります。
入会・継続は1,000マイル!フライトボーナスマイルで+10%
ANAアメックスのカードを持っているだけでメリットがある点として下記の3つがあります。
- カード入会時1,000マイル
- 継続ボーナス1,000マイル
- フライトボーナスマイル+10%
カードを使う使わないに関わらずマイルが貯まっていきます。 ANAカードの年会費は7,700円なので、1マイル2円の価値として毎年1,000マイルを貰えると考えると、実質な年会費は5,700円として考えることができます。 マイラーとしてカードを持つのであれば、このような細かなサービスが付帯しているカードを選ぶことで一般の人よりハイスピードでマイルを貯めていくことができます。
他のアメックスカードとポイント合算できる
ANAアメックスのポイントはカードの名義が同じであれば他のアメックスカードと合算して利用することができます。

アメックスが発行しているカードは下記の通りです。
カード名 |
年会費 |
特徴 |
メンバーシップ・リワードが貯まるカード |
アメックスグリーン  |
13,200円(税込) |
トラベル・レジャー・エンターテイメントに優れたアメックスのスタンダードカード 【ポイント制度】 ・100円で1ポイント ・ポイントパートナーズ利用可能 |
アメックスゴールド |
31,900円(税込) |
プライオリティ・パスやダイニングサービスが充実したアメックスグリーンの上位カード 【ポイント制度】 ・100円で1ポイント ・ポイントパートナーズ利用可能 |
アメックススカイトラベラー  |
11,000円(税込) |
マイルを貯めることに特化したカード 【ポイント制度】 ・100円で1ポイント ・スカイ・トラベラー3倍ボーナス店舗で100円で3ポイント ・入会ボーナス3,000ポイント ・初回フライトボーナス5,000ポイント ・ポイント有効期限無期限 |
アメックススカイトラベラー・プレミア  |
38,500円(税込) |
アメックススカイトラベラーの上位カード。トラベルサービスが充実しているうえにポイントが貯まりやすい。 【ポイント制度】 ・ 100円で1ポイント ・スカイ・トラベラー5倍ボーナス店舗で100円で5ポイント ・入会ボーナス5,000ポイント ・初回フライトボーナス1万ポイント ・ポイント有効期限無期限 |
ANAアメックス  |
7,700円(税込) |
カフェやコンビニなど、日常生活の中でANAマイルが貯まりやすいカードです。 【ポイント制度】 ・100円で1ポイント ・ANAグループでの使用でポイント1.5倍 ・ANAカードマイルプラス加盟店でポイント+0.5%~1.0% ・フライトボーナス+10% ・入会時ボーナス1,000マイル ・継続ボーナス1,000マイル |
ANAアメックスゴールド  |
34,100円(税込) |
ANAアメックスの上位カード。空港ラウンジ無料利用サービスやアメックスのゴールドサービスが利用できます。 【ポイント制度】 ・100円で1ポイント ・ANAグループでの使用でポイント2倍 ・ANAカードマイルプラス加盟店でポイント+0.5%~1.0% ・フライトボーナス+25% ・入会時ボーナス2,000マイル ・継続ボーナス2,000マイル |
メンバーシップ・リワード以外のポイントが貯まるカード |
デルタスカイマイルアメックス  |
13,200円(税込) |
デルタ航空利用者に特化されたカード。スカイチームの上級会員「シルバーメダリオン」に自動的になることができます。 ※カードを利用すると、ポイントではなくデルタスカイマイルが貯まります。 |
デルタスカイマイルアメックスゴールド  |
28,600円(税込) |
デルタスカイマイルアメックスの上位カード。スカイチームの上級会員「ゴールドメダリオン」に自動的になることができます。 ※カードを利用すると、ポイントではなくデルタスカイマイルが貯まります。 |
ペルソナSTACIAアメックス  |
15,400円(税込) |
阪急百貨店・阪神百貨店でポイントが10%貯まるカード。貯まったポイントは阪急、阪神百貨店などで1ポイント1円として利用できます。 ※貯まるポイントはアメックスのポイントではなく「Sポイント」というポイントが貯まります。 |
上記のカードの中でメンバーシップ・リワードが貯まるカードを持っていれば、ANAアメックスカードのポイントを合算してマイルを貯めることができます。 例えば、アメックスグリーンを持っていれば、ANAアメックスカードでは利用できないラウンジサービスやその他の手厚いトラベルサービスを受けることができます。 アメックススカイトラベラーカードと併用して爆発的にポイントを貯めたり、家族カードのポイントも合わせてマイルにしていくことでマイルをザクザクと貯めていくことができます。
「お客様番号」も発行!ただし別途年会費必要
ANA アメックスもANA VISA ワイドゴールドカードと同様に、カードを発行した時点でマイルの口座が自動的に作られ「お客様番号」を貰うことが出来ます。 ただし、ANA VISA ワイドゴールドカードとANAアメックスの違いは、ANAアメックスは「ポイント移行コース」という別途年会費6,600円(税込)がかかるプログラムに参加しなければいけないという点です。 ポイント移行コースに加入すれば、1,000ポイント=1,000マイルに交換できるようになる(通常の2倍のレートで交換できる)ので、マイラーとしては絶対に加入するべきプランです。 というか、ANAアメックスカードを所持していてこのプランを利用しないのであればANAアメックスのメリットはほぼありません。 「え…別途で年会費を支払わなきゃいけないの…?」とちょっと気が引けるかもしれませんが、ANAアメックスはマイルが貯まりやすいカードのクセに元々の年会費が7,700円(税込)と格安です。 ポイント移行コースに加入しても年会費は14,300円(税込)と、マイラー必携のカードANA VISA ワイドゴールドカードの年会費15,400円(税込)とほぼ変わりません。 つまり、こ
のマイルの貯まりやすさでこの年会費はマイラーとしては必要経費です! 先にも紹介しましたが、大量のマイルを獲得したいのであれば、航空券だけでは到底貯まりません。(月に数十回飛行機にのる人は除きますが…) マイルを利用してハワイやビジネスクラスに乗りたいのであれば、ANAアメックスは絶対に持っておくべきカードの1つです!
2.あわせて発行しておきたいイチ押しのクレジットカード
1.【ANA交換レート90%】ソラチカカード
マイルは通常、飛行機に乗って貯めるものですが、結論からいうと飛行機だけのマイルで旅行を楽しめる人はほとんどいません。 もちろん、テレビ番組のキャスターやレポーターで世界中を飛び回っている人は別ですが、そういった人たちも結局は会社の経費を利用しているので自分の自腹でマイルを貯めているワケではありません。 一般人が真似しようと思っても上手くはいかないのです。 でも一般人でも大量にマイルを貯めている人っていますよね。 芸能人や頻繁に飛行機に乗るわけではないのに大量にマイルを持っている人が確実に持っているのがソラチカカードです。
カード発行する時はポイントサイトを経由するとお得!ANAマイルをさらに貯めることができる!
マイルを貯める方法は
- ①カードを利用して貯める
- ②飛行機に乗って貯める
- ③ポイントサイトを利用して貯める
という3つの方法があります。 普通の人は①と②しか考えつきませんが、陸マイラーとして爆発的にマイルを貯めるのであれば③のポイントサイトの存在を知って活用する必要があります。
ポイントサイトとは?
ポイントサイトとは、成功報酬型広告を中心に広告代理業を行うサイト。 お小遣いサイト、換金サイトとも呼ばる。
※ポイントサイトは1つのサイトではなく、沢山の種類のサイトがあります。

簡単に説明すると、クレジットカードを普通の公式サイトから申込むのではなくポイントサイトから申込むと、ボーナスポイントがゲットできるという仕組みです。 「なんでそんだけでポイントが貰えるの!?怪しすぎ!」と心配される方もいると思いますが、完全合法な仕組みです。

一昔であればスポンサー企業さん達はテレビ局に「うちのCMを流して!」とお願いしていましたが、実際にCMによって商品が売れるかどうかは分かりません。 しかし、ネットではスポンサー企業は、ポイントサイトで実際に商品が売れてからポイントサイト側に広告費を渡します。 つまり、成果報酬なので、スポンサー側もテレビCMのような売れるかどうか分からないというギャンブルをしなくていいので双方がWinWinな仕組みです。 じゃあ本題の
「ポイントサイトでどうやってマイルを貯めるの?」ということですが、ここで紹介したカードをポイントサイト経由で発行すると、下記のポイントをゲットすることができます。 ※ポイントは2017年12月上旬現在です。
発行カード |
ポイントサイト名 |
ポイントサイトで発行すると貰えるポイント |
通常ポイント |
キャンペーン中 |
ANA VISA ワイドゴールドカード |
ハピタス |
1,400 (1,400円相当) |
3,000 (3,000円相当) |
モッピー |
1,000 (1,000円相当) |
2,000 (2,000円相当) |
ポイントタウン |
40,000 (2,000円相当) |
56,000 (2,800円相当) |
ちょびリッチ |
1,600 (800円相当) |
6,000 (3,000円相当) |
ANA アメックス |
ハピタス |
1,000 (1,000円相当) |
- |
モッピー |
500 (500円相当) |
1,000 (1,000円相当) |
ポイントタウン |
40,000 (2,000円相当) |
56,000 (2,800円相当) |
ちょびリッチ |
2,000 (1,000円相当) |
- |
SPGアメックスカード |
ハピタス |
2,000 (2,000円相当) |
- |
モッピー |
500 (500円相当) |
2,000 (2,000円相当) |
ポイントタウン |
40,000 (2,000円相当) |
- |
ちょびリッチ |
4,000 (2,000円相当) |
- |
残念ながらソラチカカードは現在ポイントサイトでは掲載されていません。 しかし上記の表を参考にして、それぞれのカードをポイントの多く貰えるポイントサイトで発行したとします。 プラスでカード独自の入会キャンペーンを併用すると下記のようになります。 ※2017年12月上旬現在のキャンペーンの場合
カード |
ポイントサイト |
入会キャンペーン |
ANA VISA ワイドゴールドカード |
3,000円相当 のポイント |
【入会ボーナスマイル】 2,000マイル |
【利用金額ボーナス】 最大16,000マイル相当 |
【家族カード入会・利用ボーナス】 5,000マイル相当 |
【三井住友カード iD入会・利用ボーナス】 5,000マイル相当 |
【ANA銀聯カード入会・利用ボーナス】 5,000マイル相当 |
【ANA主催入会ボーナス】 2,500マイル |
【入会・登録で飛行機搭乗ボーナス】 最大2,000マイル |
【ANAカードマイルプラス加盟店利用ボーナス】 最大3,000マイル |
ANA アメックス |
2,800円相当 のポイント |
【入会ボーナス】 1,000マイル |
【カード利用回数ボーナス】※5回利用 1,000マイル相当のポイント |
【カード利用金額ボーナス】 18,000マイル相当のポイント |
SPGアメックスカード |
2,000円相当のポイント |
【入会ボーナス】 10,000マイル相当のポイント |
【抽選で30名】※2018年1月31日まで 13,000マイル相当のポイント |
【紹介キャンペーン】 7,000マイル相当のポイント |
ソラチカカード |
なし |
【入会ボーナス】 1,000マイル |
【10マイルコース+WEB明細利用ボーナス】 1,500マイル相当のポイント |
【リボ払いサービス登録・利用ボーナス】 1,500円キャッシュバック ※さらに抽選で1万円キャッシュバック |
合計 |
7,800円相当 のポイント |
最大93,000マイル相当 +最大11,500円のキャッシュバック |
という大量のポイントとマイルをゲットすることができます。 「ポイントサイトでのボーナスがないのならソラチカカードいらないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、ソラチカカードがなぜ必要か?は次で説明します。
マイラーなら必須!ソラチカルートでANAマイルを貯める方法
ANAマイルを効率的に貯める方法として「ソラチカルート」というものが存在します。 この方法はANAマイラーであれば確実に知っておくべき、必須の方法です! ソラチカカードは東京メトロのメトロポイントが貯まるカードで、メトロポイントをANAマイルに交換することができるのです。 「いやいや、東京に住んでないから、東京メトロのポイントなんて貯まらないよ!」という方もいるかもしれませんが、東京に住んでいるかどうかは全く関係ありません。 大切なのは「ソラチカカードはメトロポイントをANAマイルに交換することがきる」という点です。 クレジットカードのポイント以外でANAマイルに交換できるポイントとしてTSUTAYAなどで有名な「Tポイント」や楽天の「楽天ポイント」がありますが、ANAマイルとの交換レートは下記の通りです。
ポイント |
ANAマイルとの交換レート |
楽天ポイント |
1:0.5 |
Tポイント |
1:0.5 |
メトロポイント |
1:0.9 |
上記のように圧倒的にメトロポイントとANAマイルの交換レートは他のポイントよりも高レートでマイルに交換することができます。 つまり、簡潔に表現すると、全てのポイントをメトロポイントに集めろ!ということです。 最初にもお伝えしましたが、クレジットカードのポイントだけで大量のマイルを獲得するのは余程のお金持ちでなければ無理です。 そこで重要になってくるのが「ポイントサイト」の存在です。 ポイントサイトで貯めたポイントをメトロポイントに交換して、メトロポイントをANAマイルに交換すれば、効率的にマイルがザクザクと貯まっていきます。 しかし、ここで問題が発生します。 ポイントサイトのポイントはメトロポイントに変えることはできません! 「え…じゃあ意味ないじゃん…。」と思われるかもしれませんが、驚かせてすみません、「ドッドマネー」というポイントに交換すれば問題なくメトロポイントと交換することができます。 図で表すと下記のようになります。

これがANAマイラーが確実にやっているマイルの貯め方です! ポイントサイトでは商品購入だけなく
- アンケート
- 口コミ投稿
- ゲーム
- サイトのお試し入会
- 無料会員登録
などでザクザクとポイントが貯まっていきます。 主婦などはお小遣い稼ぎにポイントサイトを利用しますが、マイラーは貯まったポイントを全てドットマネーに変え、メトロポイントに変え、ANAマイルに収束させます。 例えば、先にご紹介したクレジットカードをポイントサイトで発行して貯まる7,800円相当のポイントをソラチカルートでANAマイルに交換すると7,020マイルをゲットすることができます。 100円で1ポイントのクレジットカードの利用で7,020マイルを貯めようと思えば、70万2,000円のカード利用しないと貯まりません。 それが一瞬にして貯まってしまうのがこのソラチカルートの驚異的なメリットです。 入会キャンペーンで貯まるマイルと合計すると10万マイル近くが貯まってしまいます。
東京メトロ利用でポイントが貯まる!

ソラチカカードはご紹介した通り、東京メトロを利用しない人にとってもANAマイルを爆発的に貯めるために必須のクレジットカードです。 ですが、東京に住んでいて東京メトロを利用する方であれば、ANAマイルを貯めていなくても発行した方がいいクレジットカードです。 ソラチカカードでは、東京メトロに乗車する度に下記のポイントが貯まっていきます。
カード種類 |
平日 |
土日祝日 |
To Me Card一般 |
2メトロポイント |
6メトロポイント |
ソラチカカード |
5メトロポイント |
15メトロポイント |
メトロポイントは1:0.9のレートでANAマイルに交換することができるので、平日に往復で利用すると10メトロポイントで9マイル、土日祝日の場合は往復で30メトロポイントが貯まり、27マイルが貯まります。 1回の利用で大量にゲットすることはできませんが、通勤通学で利用しているならこの特典は絶対に活用するべき! つまり、ANAマイラーであれば、ソラチカカードは必携のクレジットカードなのです。
- 東京に住んでいない陸マイラー =発行するべき
- 東京に住んでいる陸マイラー =絶対発行するべき
というクレジットカードです。 ちなみに注意点としては定期券を利用すると、ご紹介したメトロポイントは貯まりません。 定期券を使って通勤、通学している方は「なんだそれ!意味ないじゃん!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。 ソラチカカードでは東京メトロに乗車する以外に
- メトロポイントPlus加盟店での利用
- PASMOのオートチャージ
- 定期券の購入
でメトロポイントが貯まっていきます。
メトロポイントが貯まる方法 |
ボーナスポイント |
メトロポイントPlus加盟店での利用 |
店舗=200円で1ポイント 自販機=100円で1ポイント |
PASMOオートチャージ |
1,000円につき1Oki-Dokiポイント 1Oki-Dokiポイント=5マイル ※10マイルコース加入時は1Oki-Dokiポイント=10マイル |
定期券の購入 |
1,000円につき1Oki-Dokiポイント 1Oki-Dokiポイント=5マイル ※10マイルコース加入時は1Oki-Dokiポイント=10マイル |
しかも、PASMOのオートチャージや定期券の購入ではメトロポイントと一緒に、クレジットカードのポイントも貯まるのでポイントの二重取りをすることができます。 例えば、30,000円分のオートチャージや定期券を購入した場合
- 通常ポイント(1,000円につき1Oki-Dokiポイント) =30Oki-Dokiポイント =150マイル
- ボーナスポイント =30Oki-Dokiポイント =150マイル
- 合計300マイル
を貯めることができます。 マイル数は多くないですが、1年…2年…3年と続く、しかも必要経費がマイルになるので、東京メトロを利用する人であれば絶対に利用するべきサービスです。
ソラチカカード決済でANAマイルを貯めるのは非効率なのでおすすめしない
ソラチカカードを利用するポイントは
- ①ソラチカルートを利用するとき
- ②メトロポイントが貯まる場所での利用
の2パターンに絞ってください! 大量のANAマイルを貯めるのであれば、ソラチカカードの利用方法はこの2パターンだけでOKです。 ソラチカカードには「10マイルコース」というカードのポイントが1ポイント10マイルに交換できるサービスがありますが、別途年会費5,500円が必要になってきます。 費用対効果の面から見て、これは不要です。 あくまでもソラチカカードはメインカードではなく、ソラチカルートを利用することに重点を置くべきカードです。 ソラチカカードは1,000円で0.5%のポイント還元率なので、圧倒的に先にご紹介したANA VISA ワイドゴールドカードなどのカードを使った方が効率的です。 つまり、ソラチカカードは日常の決済に使わなくてOKです。 「せっかく発行するなら日常活用したい!」という気持ちも分かりますが、大量にマイルを貯めるのであれば、日常生活で利用するクレジットカードはマイル付与率が高いものを利用しましょう。
2.アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
ANAマイル以外にも15社の航空会社マイルに移行可能
アメックスゴールドでは100円ごとに1ポイントが貯まり、貯まったポイントをマイルに交換する際には15社の提携先マイルと交換することができます。

提携先の航空会社は下記の通りです。
グループ名 |
航空会社 |
スターアライアンス |
ANA シンガポール航空 スカンジナビア航空 タイ国際航空 |
ワンワールド |
キャセイパシフィック航空 フィンランド航空 ブリティッシュ・エアウェイズ カタール航空 プリヴィレッジクラブ |
スカイチーム |
デルタ航空 フライング・ブルー(エールフランス航空・KLMオランダ航空) アリタリア-イタリア航空 チャイナエアライン |
なし |
ヴァージン・アトランティック航空 エティハド航空 エミレーツ航空 |
通常の交換レートは2,000ポイントで1,000マイルのレートですが、「メンバーシップ・リワード・プラス」という別途年会費3,300円(税込)に加入することで1:1のレートで交換できるようになります。 メンバーシップ・リワード・プラスは任意加入なので、マイルを交換したい時だけ入会すればOKで、不要なったら退会することもできます。 ANA マイルで行ける主な場所は日本国内ですが、上記のように提携先の航空会社が多いので、ヨーロッパに直通便が出ているカタール航空のマイルなどに交換できるというのがアメックスゴールドのメリットです。 マイルをどこの航空会社に移行するかを選べるということは、イコール行ける場所の選択肢が増えるということに繋がります。
マイル以外にもポイント交換先は500種類以上
アメックスのポイントは約500種類以上の使い道があるため、ポイントの使い道に困ることは絶対にありません。

しかも、ポイントとカード払いを併用することもできるので、マイル利用後に出た端数を他のアイテムをゲットする足しにすることもできます。 具体的に何があるのか?というと、
- カードの支払い充填
- 他のポイントに移行
- トラベルデスクのツアー予約
- マイルへの交換
- アイテムに交換
- イベントチケットや商品券に交換
- 店頭での支払いに利用
という方法でポイントを利用することができます。 問題はどれに使えばお得になるのか?ですよね。
利用先 |
交換先 |
メンバーシップ・リワード・プラス |
加入時 |
未加入時 |
マイル移行 |
提携航空会社のマイル |
1% |
0.50% |
ポイント移行 |
楽天スーパーポイント Tポイント ヒルトン・オナーズ スターウッドホテル&リゾート |
0.30% 〜1.25% |
0.15% 〜0.625% |
旅行代金の支払い |
アメックストラベルオンライン HISアメックスデスク 日本旅行の各店舗 |
0.80% 〜1.00% |
0.40% |
ネット通販での支払い |
マルイウェブチャネル BUYMA ベルメゾンなど |
0.50% |
0.50% |
カード利用後の代金に充当 |
航空会社でのカード利用 ホテル・旅行代理店など加盟店での利用 旅行関連以外でのカード利用 |
0.50% 〜1.00% |
0.30% |
金券に交換 |
Amazonギフト券 全国百貨店共通商品券 スターバックスドリンクチケット ヨドバシカメラ商品券 など |
0.33% 〜0.87% |
ホテル・レストランのコース予約など |
Orange 神南軒 リストランテ ダ・ニーノ バカラB bar ザ・ペニンシュラ東京 など |
0.5% 〜1.0% |
利用先 |
交換先 |
必要ポイント数 |
イベントチケット、食品など |
アメックスメンバーズカップ 六本木ヒルズ東京シティビュー入館券 タニタ食堂の金芽米 4.5kg ホテル日航大阪 ザ・ペニンシュラ東京 iPad Air 2 Wi-Fi 64GB など |
1,000 〜215,000 |
アイテムに交換 |
携帯ストラップ ビジネスバック 横型ビジネスキャリーケース ツアースタッフバッグ など |
3,000 〜320,000 |
結論からいうと、マイルに交換するのが一番有効にポイントを利用することができます! 特にAmazonギフト券などは還元率が0.33%とお世辞でもお得とは言えないので交換はオススメ出来ません。 交換してお得になるのは1.0%以上からなので、それを基準にすると
- マイル
- ホテル、レストランでの利用
- アメックスのトラベルデスク
でポイントを利用するとお得に利用することができます。
他のアメックスカードとポイント合算できる
ANAアメックスのメリットでご紹介した通り、アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」は、他のアメックスのポイントと合算して利用することができます。 合算できるポイントは自分の名義のカードなので家族カードのポイントもOKです。 会社の経費で落ちるカードをアメックスにしたり、ポイントが貯まりやすいカードを家族に持たせることでガッツリとポイントを貯めることができます。 先に紹介したANAアメックスやSPGアメックスカードとアメックスゴールドを利用すれば縦横無尽にポイントを行き来させることも可能です。
デポジットを支払えば高い買い物もアメックスで支払えてポイントも貯まる
クレジットカードには「利用限度額」というものが設定されます。 最初は大抵10万円〜30万円程度で、「よし!マイルを貯めるぞ!」と意気込んで発行したものの、利用限度額が低くて思うようにポイントが貯まらないということがあります。 もちろんアメックスカードにも利用限度額はありますが、アメックスは意図的に利用限度額を突破することができる『事前承認手続きサービス』というサービスがあります。 事前に利用したい金額を振り込むことで、振り込んだ金額分まで限度額が上がるサービスです。

カードを発行したばかりでも、この事前承認サービスを利用して事前に入金をすれば1,000万円でも3,000万円でも限度額を上げることができます。 「それって意味あるの?」という疑問が浮かぶと思いますが、高額な支払いを現金で行なう場合と、カードで行なう場合の何が違うか?というと
- 多額の現金を持ち歩く必要がない
- ポイントがガッツリ貯まる
という2点のメリットがあります。 例えば、300万円の車を買おうとしたとき、300万円をポケットに入れて持っていくわけにはいきません。 「カードで支払いたい…でも限度額が…」などというときに、このサービスを利用することで現金で支払う必要がなく、ポイントもムダなく獲得することができます。 特に会社の経営者であれば、会社の運営のためにかかる経費など数百万〜数千万円をクレジットカードで支払うことによって尋常じゃないくらいのスピードでポイントを貯めることができます。
アメックス・ゴールド 事前承認係
0120-106165 携帯電話から:03-3220-6127 海外から:81-3-3220-6127 (通話料無料/9:00~19:00/土日祝休)
フリーダイヤルなので通話料も無料で日本からでも海外からでも申込むことができます。
持っているだけで利用できるサービスが盛りだくさん
ここまではアメックスゴールドを利用するうえでお得になることをご紹介してきました。 アメックスゴールドは全てのゴールドカードの起源と言われており、世界で初めてゴールドカードを発行したのはアメックスです。 元々は富裕層向けのカードとして広まっていたので、カードに付帯しているサービスが圧倒的で、持っているだけで利用できるサービスが盛りだくさんです。
付帯サービス |
内容 |
空港ラウンジ無料サービス |
国内・国外41カ所の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用することができます。 |
空港手荷物無料配達サービス |
空港から自宅の間を出国時、帰国時にスーツケース1個までを無料で配達してくれるサービスです。 |
海外旅行中の日本語サポートサービス |
海外旅行中のトラブルに対して、24時間365日通話料無料で日本語サポートしてくれるサービスです。 |
HISアメックストラベルデスク |
パッケージツアーの予約や航空券の予約を行なってくれます。 |
エアポート送迎サービス |
空港から自宅まで、出発時、帰国時に5人まで乗れる車を特別料金でチャーターすることができます。 |
無料ポーターサービス |
空港内で専属のスタッフが荷物を運んでくれます。 |
空港クロークサービス |
飛行機の出発時間まで空港のカウンターに荷物を預けることができます。 |
エアポートミール |
空港のレストランで利用できるエアポートミール1,000円割引券を貰うことができます。 |
空港パーキング優待サービス |
空港周辺のパーキングを優待料金で利用することができます。 |
プライオリティパス優待 |
世界の130ヶ国のラウンジを利用できるプライオリティパスのスタンダード会員に、年会費無料(通常約1万1,000円)で入会できるうえ、年に2回ラウンジを無料で利用できます。 |
海外用携帯優待 |
海外用携帯をレンタル料は半額(250円→125円/日)、通話料は通常の10%割引で利用することができます。 |
カーシェアリング、レンタカー優待 |
オリックスレンタカー、トヨタレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズ カーなどを優待料金で利用することができます。 |
充実の海外旅行保険 |
海外旅行保険 ・自動付帯 ・家族付帯あり ・最高5,000万円 国内旅行保険 ・利用付帯 ・家族特約あり ・最高1億円 |
航空便遅延費用補償(海外旅行) |
飛行機の遅延・欠航、荷物の紛失があった場合、2~4万円を限度として保証してくれます。 |
ショッピング・プロテクション |
カードで購入したものが盗難・破損した場合、90日以内であれば年間500万円を限度に保証してくれます。 |
リターン・プロテクション |
カードで購入した商品を店舗が返品を受け付けてくれない場合、一品3万円、年間15万円を限度として保証してくれます。 |
キャンセル・プロテクション |
急な用事で飛行機やコンサートのチケットをキャンセルしなければいけなくなったとき、10万円を限度として保証されます。 |
オンライン・プロテクション |
オンライン上でカードが不正利用された場合、損害額全額が保証されます。 |
ゴールド・ダイニング |
高級レストランのコース料理が1名分無料 |
American Express Invites |
海外の400箇所以上のレストランで料理サービス、ドリンクサービス、優待割引などを受けることができます。 |
その他ゴールドカードサービス |
アメリカン・エキスプレス・セレクト ゴールド・ワインクラブ 京都観光ラウンジ 会員誌&ゴールド・カード会員限定イベント プリファード・ゴルフ チケット・アクセス コットンクラブ・新国立劇場の優待特典 保険サービス クラブ エッセンシア |
マイルを貯めるために発行したつもりでも、持っているだけで上記のサービスが受けられるメリットのあるカードです。 特に旅行に関してのサービスが充実しているので、出張で飛行機に乗る方などは確実にメリットがあるカードです。
3.【20代の社会人なら年会費無料】ANA JCB ZERO
年会費無料でANAカードを発行できる
ANA JCB ZEROは
年会費無料のANAカードです。 ANA JCB ZEROを申込めるのは18歳以上29歳以下(学生不可)で本人または配偶者に安定継続収入のある方で、フリーターでも申込むことができるANAカードです。 ANA VISA ワイドゴールドカードやANAアメックスは安定した収入がある方や社会人しか申込むことができません。 また、若い方にとっては年会費が重荷になる可能性があります。 そんな時に超オススメなのがANA JCB ZEROです。 ANA JCBカードは複数持ちをすることができず、
- ANA JCB ZERO
- JCB一般カード
- ワイドカード
- ワイドゴールドカード
- プレミアムカード
の内、一種類しか持つことができません。 ※ソラチカカードと別ブランドのカードであれば複数もつことができます。 なので、年会費をかけたくない方、年会費有料のANAカードを発行したくでもできないフリーターの方などはANA JCB ZEROカードを持つことでANAマイラーになることができます。 年齢は18歳から29歳限定で、保持できる期間は最長5年間というカードです。 利用できる方はこのカードを最大限に利用しましょう。
マイルの付与率1.0%~1.5%も可能
ANA JCB ZEROは1,000円で1ポイントのOki-Dokiポイントが貯まるカードで、1ポイントはマイルに変えると5マイルになるので、マイル付与率としては0.5%のクレジットカードです。 年間利用額による翌年度のポイントボーナスもあり、0.5%から更に上げることができます。 ボーナスポイントは1ポイント3マイルに交換することができます。
利用金額 |
ボーナスポイント |
マイル付与率 |
通常マイル付与率と ボーナスマイル付与率の 合計 |
50万円以上 |
10% |
0.03% |
0.53% |
100万円以上 |
20% |
0.06% |
0.56% |
「年間100万円以上利用してもたった0.56%なの…?」というのが第一印象ですよね。 最初にご紹介したANA VISA ワイドゴールドカードの1.72%からするとガッカリするほど低い還元率です。 正直これではANAのマイルを大量に貯めるのは至難の業です。 ANA JCB ZEROでマイルを貯めるためには「ANAカードマイルプラス」の加盟店で利用することが必須になってきます。

他のANAカードと同じように、ANAカードマイルプラスの加盟店で利用することで、100円で1マイル、もしくは200円で1マイルのボーナスマイルをゲットできます。 ANAカードマイルプラスを利用することで還元率は1.0%~1.5%になり、他のANAカードの還元率に劣らないクレジットカードとして活用することができます。 このサービスを主軸としてANA JCB ZEROを利用することで立派な陸マイラーとして活動することができます。
ANAマイルを貯める口座「お客様番号」も発行!マイル移行手数料無料!しかし…
ANA JCB ZEROも他のANAカードと同様にカードを発行した時点でマイルの口座をゲットすることができます。 マイルに移行するために別途年会費を支払う必要はありません。 しかし、他のANAカードと違うのは、ANA JCB ZEROには「5マイルコース」しかないという点です。 ANA一般カードであれば
- 5マイルコース =1ポイントを5マイルに交換
- 10マイルコース(別途年会費あり) =1ポイントを10マイルに交換
という2つのコースから任意で選択できましたが、ANA JCB ZEROは無条件で5マイルコースを選ぶことしかできません。 このデメリットを聞くと、一見マイルが貯まらないように感じてしまうかもしれませんが、ANA JCB ZEROは元々の還元率が低く、ポイントが貯まりにくいのでカード利用でポイントを貯めようとするのはオススメ出来ません。 あくまでもセブンイレブンやスターバックスなどのANAカードマイルプラスの店舗で利用すればOKです。
海外旅行保険が付帯していないので注意!
ANA JCB ZEROには海外旅行保険も国内旅行保険も付帯していません。 マイルを貯めて旅行に行こうと思っている方であれば旅行保険が付帯しているクレジットカードが欲しいところですが、ANA JCB ZEROでは保険サービスは「ショッピング保険」のみが付帯しています。 なので、ANA JCB ZEROはあくまでも「ANAカードマイルプラス加盟店でマイルを貯めるカード」として利用することをオススメします。 年会費無料でマイルが1.0%~1.5%が貯まるというメリットがANA JCB ZEROの最大の魅了です。 じゃあ旅行保険は自腹で任意保険に入った方が良いのか、年会費有料のクレジットカードを発行した方が良いのか?というと、そういうワケではありません。 年会費無料のクレジットカードの中にも、海外旅行保険が充実していて、しかも持っているだけで保険が適用されるクレジットカードがあります!
- 年会費が永久無料
- 旅行保険の補償額が高い
- カードを持っているだけでいい「自動付帯」
という3つの条件を満たすクレジットカードが3枚存在しているので、そのカードを発行することでANA JCB ZEROの弱点である海外旅行保険はカバーすることができます。
カード名 |
エポスカード  |
ジャックス 横浜 インビテーションカード  |
REXカード  |
年会費 |
永久無料 |
永久無料 |
永久無料 |
傷害死亡・ 後遺障害 |
最高500万円 |
最高2,000万円 |
最高2,000万円 |
傷害治療費用 |
200万円 |
200万円 |
200万円 |
疾病治療費用 |
270万円 |
200万円 |
200万円 |
賠償責任 |
2,000万円 |
2,000万円 |
2,000万円 |
携行品損害 |
20万円 |
20万円 |
20万円 |
救援者費用 |
100万円 |
200万円 |
200万円 |
上記のカードは発行して持っておくだけでOKです。 使わなくても年会費が0円なので、何のデメリットもありません。 「出来るだけカードのコストを抑えたい!」という方や、フリーターなどで年会費が高いクレジットカードの発行が難しくてANA JCB ZERO発行する方は、海外旅行保険を賄う時に上記のカードを発行しましょう。 旅行保険は「傷害死亡・後遺傷害」以外の項目は金額が合算されて保証額になるので3枚全部発行すればプラチナカード1枚持っているよりも高額な旅行保険をゲットすることができます。
3.ANAマイルを貯めるならクレジットカードを複数枚所持しよう
ANA VISA ワイドゴールドカード or ANAアメックス or SPGアメックスをメインカードにして使う
ANAマイルを貯める前提として、還元率を高いクレジットカードを選ぶ必要があります。 じゃあどれを選べばいいのか?というと、今回紹介した3つのカード
- ANA VISA ワイドゴールドカード
- ANAアメックスカード
- SPGアメックスカード
のどれかをメインカードとして利用しましょう。 これはマイラーとして避けては通れない道で、いつかは発行することになるマイラー必携のクレジットカードです。 それぞれのカードの特徴や還元率をまとめると下記のようになります。
カード |
ANA VISA ワイドゴールドカード  |
ANAアメックス  |
SPGアメックスカード  |
年会費 |
15,400円(税込) ※リボ払い+WEB明細利用で10,450円(税込) |
7,700円(税込) |
34,100円(税込) |
マイル移行 手数料 |
無料 |
6,600円(税込) |
無料 |
通常利用時 マイル 最大還元率 |
1.72% |
1.0% |
1.0% |
提携店利用時 マイル 最大還元率 |
2.3% ※ANAカードマイルプラス とリボ払いの併用 |
10.0% ※ポイントパートナーズ 利用時 |
3.0% ※SPG系列のホテルで利用 |
その他 ポイント制度 |
ポイントモール利用で |
他のアメックスポイントと 合算可能 |
17.5米ドルで500ポイントから購入も可能 |
ボーナス |
入会ボーナス =2,000マイル 継続ボーナス =2,000マイル フライトボーナス =+25% |
入会ボーナス =2,000マイル 継続ボーナス =2,000マイル フライトボーナス =+10% |
20,000ポイント交換で 5,000ポイントボーナス |
カードの 主なサービス |
・空港ラウンジ無料サービス ・健康相談無料サービス ・ショッピング保険 年間300万円迄 ・海外旅行保険(自動付帯) 最高5,000万円 家族特約あり ・国内旅行保険(自動付帯) 最高5,000万円 ・航空機遅延・欠航保証 2万円〜4万円迄 |
・空港ラウンジ無料サービス ・アメックスのトラベルサービス ・ショッピング保険 年間200万円迄 ・海外旅行保険(利用付帯) 最高3,000万円 家族特約あり ・国内旅行保険(利用付帯) 最高2,000万円 家族特約あり |
・カード継続で無料宿泊券プレゼント ・SPGのゴールド会員資格 ・空港ラウンジ無料サービス ・アメックスのトラベルサービス ・ショッピング保険 年間500万円迄 ・海外旅行保険(自動+利用付帯) 最高1億円 家族特約あり ・国内旅行保険(利用付帯) 最高5,000万円 家族特約あり |
「陸マイラーにとってオススメのクレジットカードは?」ということをネット上で検索したら、この3枚は確実にヒットするくらいマイラーにメインカードとして利用されているクレジットカードです。 特にANA VISA ワイドゴールドカードは年会費がリーズナブルなうえにどこでカードを使っても最大1.72%のマイル付与率を叩き出す潜在能力を持っています。 クレジットカードの中には年会費無料のクレジットカードが多くあるので、年会費がかかるクレジットカードには手が出し辛い人もいるかもしれません。 しかし、メインカードとして支払いの主軸になるクレジットカードは多少年会費が高くてもキチンとしたサービスが付帯したクレジットカードが絶対にオススメです。
マイルを貯めて飛行機代を節約!さらにSPGアメックスで宿泊代も節約!
メインカードとしてオススメしているクレジットカードの中で一番維持コストが高いのがSPGアメックスカードです。

そうすると、必然的に「ANA VISA ワイドゴールドカードとANAアメックス、どちらにしようかな〜…」とSPGアメックスカードを選択肢から除外する方もいるかと思います。 ですが、この3枚のカードの内、確実に年会費分のメリットが得られるのはSPGアメックスカードです。
- SPG系列ホテルの無料宿泊券 =利用日によって8万円〜10万円の価値 ※2人で利用すればさらにお得です
- SPGゴールド会員資格 =通常25滞在、50泊以上必要なところ、無条件で取得
- アメックスのトラベルサービスが利用可能 =国内海外41カ所の空港ラウンジ無料サービスなど
などのサービスを利用すれば、年会費の34,100円はあっという間に元が取れてしまいます。 確かに「年会費が安い方が良い!」という人間心理はあると思いますが、貯まったマイルで優雅に旅行をするのであれば、旅先でもラグジュアリーなひと時を過ごしたいものです。 「航空券はマイルでゲットして、旅先の宿は安い場所」という選択肢もありますが、学生ならまだしも、社会人であれば旅のレベルを上げたいですよね。 安く済ませられるなら安い方がいいですが、あくまでもお金は手段です。クレジットカードも同じで、手段。 「なぜマイルを貯めるのか?」「なぜホテルに泊まるのか?」「なぜ旅行に行くのか?」といったら、非日常の特別な時間を過ごしたいからですよね。 SPGアメックスカードの無料宿泊券で泊まれるホテルはそれを可能にしてくれるサービスです。

シュラトンホテルやリッツカールトンからリゾートホテルまで、非日常が味わえるホテルで宿泊することが可能です。 日常生活で節約しても、旅行の時くらいは贅沢をしたいですよね。それをリーズナブルにできるのがSPGアメックスカードです。 年会費34,100円(税込)も月額に直すとたった2,842円で、一日100円出費をカードの維持費の為に回せば全然補える金額です。飲み会であれば1回の我慢で元がとれます。 そのうえにSPGアメックスカードでは20,000ポイントをマイルの返ると5,000ポイントのボーナスポイントも貰えるので、使ってお得、持っておくだけでもお得なカードです。 宿泊無料券は年1回貰えるので、必ず年1回は高級ホテルで宿泊できるという確約があるのが嬉しい特典です。
さらにANAマイルを貯めるならソラチカカード!
陸マイラーを目指すのであれば持っておくべきもう1枚のクレジットカード、それがソラチカカードです!

ソラチカカードご紹介の部分でもご紹介しましたが、ソラチカカードを利用することでビジネスクラスやファーストクラスも夢ではないくらいの大量のマイルをゲットすることができます。 ソラチカルートのおさらいをすると下記の通りです。
【ソラチカルート】 Step1:ポイントサイトでクレジットカードなど発行する Step2:貯まったポイントを「ドットマネー」に交換する Step3:ドットマネーを「メトロポイント」に交換する Step4:メトロポイントをANAマイルに交換する ※ソラチカカードが必要
クレジットカードを発行する時はもちろん、普通にネットショッピングをするときや、お試し案件などをこなすことで年間に大量のポイントサイトのポイントが貯まります。 ポイントサイトのポイントをソラチカルートを利用して交換できるポイントは月に2万ポイントまでです。 メトロポイントからANAマイルに交換するときに1:0.9のレートになるので、実質ソラチカルートで貯めることができるANAマイルは月に1,800マイル、
年間で21,600マイルということになります。 1年で21,600マイル、2年で43,200マイル、3年で54,800マイル…という風に、一般人が貯まることができないマイルを、ソラチカルートだけで猛スピードで貯めていくことができます。 例えばANA一般カードのマイル付与率1.0%のクレジットカードで100万円カード利用したとしても、貯まるマイルはたったの1万マイルでソラチカルートを利用した場合の半分以下です。 ポイントサイトを利用すれば、カードのポイントと同時にポイントサイトのポイントが貯まるので陸マイラーを目指すなら確実に発行するべきです!
まとめ
今回の記事をまとめると
1.ANAマイルを貯めたい陸マイラーにおすすめしたいクレジットカードランキング
- 1位:ANA VISA ワイドゴールドカード
①マイル付与率最大1.72%!どこで使っても貯まる! ②入会・継続で2000マイルボーナス、フライトボーナス+25%! ③ANASKYコインとの交換レートが最大1.6倍! ④リボ払い+WEB明細登録でランクが下のカードより年会費が安くなる! ⑤マイルへの移行手数料は永久無料!
- 2位:ANAアメックスカード
①マイル付与率は最大10%!セブンイレブンなどの利用しやすい場所でも1.0~1.5%! ②入会・継続で1,000マイルボーナス、フライトボーナス+10%! ③ポイント移行コースで有効期限が無期限でマイペースで貯められる! ④他のアメックスカードのポイントと合算可能!
- 3位:SPGアメックスカード
①高級ホテルの無料宿泊券が貰える! ②ゴールド会員資格を無条件でゲット!ホテルでVIPサービスを受けられる ③20,000ポイントをマイル交換で5,000ポイントのボーナス!マイル付与率は1.25%!
2.あわせて発行しておきたいイチ押しのクレジットカード
- 1位:ソラチカカード(マイラー必携!!)
①マイラーに必須!ソラチカルートで大量マイルゲット! ②東京メトロ利用でメトロポイントが貯まる!マイルに交換可能! ③通常還元率は良くない、ソラチカルートのためのサブカードとして利用する
- 2位:アメックスゴールド ①ANA以外にも交換できるマイルは15航空!世界のどこでも行ける! ②余ったポイントは約500種類の商品と交換可能! ③他のアメックスカードのポイントと合算可能! ④利用限度額はデポジット機能を利用すれば実質無し!高額支払いで大量ポイントゲット!
- 3位:ANA JCB ZERO
①年会費無料で発行できるANAカード! ②通常0.5%がANAカードマイルプラスを利用すれば1.0~1.5%のマイル付与率! ③マイル移行手数料無料!でも5マイルコースしか選択できない
3.ANAマイルを貯めるならクレジットカードを複数枚所持しよう
- まずはメインカードを選ぶ! ・ANA VISA ワイドゴールドカード ・ANAアメックス ・SPGアメックスカード
大量にマイルを貯めたいのであれば上記の3つから必ず1つ選んでメインカードにする!
- SPGアメックスカードの実力! ・航空券もお得、高級ホテルに無料で泊まれる!年会費以上の実力!
- ソラチカカードは絶対必要! ・ソラチカカードを利用すれば年間21,600マイルが可能!通常のカードの2倍以上
最後のまとめ
繰り返しになりますが、普通にクレジットカードを利用していてもマイルが貯まるのに途方もない時間とお金が必要になります。 今回紹介した方法を利用すればマイラーへの道が確実に開けます。 確実に抑えておくポイントは2つで
- マイルが貯まりやすいカードをメインカードにする
- ソラチカルートを利用する
この2つは確実に行なうべきステップで、今回紹介したカードは、マイルを大量に貯めることを考えている方は遅かれ早かれ取得することになるでしょう。 あとはマイルを貯める方法に慣れることです! 早めに発行すればするほど、マイルを使って世界旅行に行ける日は近くなります!