ビューカード
ビックカメラSuicaカードのメリットデメリットについて
投稿日:17.07.08
更新日:21.04.22

- ビックポイント(ポイントカード)
- ビューカード(クレジットカード)
- Suica(電子マネー)
ビックカメラSuicaカードの特徴スペック一覧表

提携ブランド | VISA、JCB |
支払日 | 毎月末日締め/翌々月4日支払 |
年会費 | 初年度無料/2年目以降は525円(税込)※ただし前年度に1回以上のショッピング利用で次年度無料 |
ポイント名称 | ビックポイント、ビューサンクスポイント |
ポイント還元率 | 1%(ビックポイント:0.5%+ビューサンクスポイント:0.5%) ※1,000円=ビックポイント:5ポイント=5円相当/ビューサンクスポイント:2ポイント=5円相当) |
ポイント有効期限 | ・ビックポイント:最終利用日から2年間 ・ビューサンクスポイント:獲得月から24ヶ月後の月末 |
ポイント優遇対象サービス | ビックカメラ、コジマ、VIEWプラス対象商品・サービス |
ポイントの提携 | ・ビックポイント⇔Suicaチャージ、コジマポイント、ソフマップ ・ビューサンクスポイント⇔ビックポイント、Suicaチャージ |
利用可能最低ポイント数 | ・ビックポイント:1ポイントから ・ビューサンクスポイント:(一部商品券・クーポン:300ポイントから/提携ポイントやSuicaチャージ:400ポイントから) |
ボーナスポイント | ビックカメラでの商品購入、きっぷ、回数券、特急券、Suicaチャージ、JR東日本国内ツアーなど(VIEWプラス対象商品・サービス) |
電子マネー付帯 | Suica |
チャージできる電子マネー | Suicaのみポイント付与対象 |
家族カード | 無 |
ETCカード | 年会費:525円(税込) |
国内・海外旅行保険 | 有(国内・海外) |
ショッピング保険 | 無 |
ApplePay対応かどうか | 有(QUICPay) |
マイルの還元率 | ビックカメラSuicaカードではマイルへの交換不可 |
即日発行 | 店舗で仮カードの申し込み(限度額10万・ビックカメラでの利用のみ)は可能 |
ビックカメラSuicaカードのメリット
ビックカメラで・Suicaチャージで!首都圏&JR東日本圏内でとにかくオトク
ビックカメラSuicaという名前の通り、ビックカメラやSuicaの利用で最大限のメリットを享受できるのがこのカードの特徴。- ビックカメラの店舗での高い還元率を実現(後述)!
- Suicaへのチャージでもポイント付与!しかも還元率は1.5%(1,000円=6ビューサンクスポイント=15円相当)
- きっぷや特急券といったJRのサービス商品購入でポイント獲得がオトクに。
Suicaのオートチャージは便利
クレジットカードと結び付けて設定が出来るSuicaのオートチャージ機能は非常に便利です。一度設定するだけで、任意の設定金額以下になった場合に自動的にSuicaへチャージしてくれるというもの。ビックカメラSuicaカードではそのSuicaのオートチャージ利用が可能になります! もし残高不足のまま自動改札機を通っても、オートチャージがあるので安心。残高不足は心配無用です。首都圏、仙台・新潟のSuicaエリアはもちろん、その他首都圏であれば私鉄・地下鉄のPASMOエリアでもオートチャージの利用が出来ます。 オートチャージの設定は入会時にオンラインや郵送での申し込みや、既に持っている場合にはATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」の簡単操作ですぐにできます。これは是非利用しておきたい機能の一つです。1つのカードで2種類のポイント獲得(使い勝手も良し!)
通常のクレジットカードは、1カード=たまるポイントは1種類(例:楽天カード=楽天スーパーポイント、リクルートカード=リクルートポイント、ヤフーカード=Tポイントなど…)といったイメージがありますがビックカメラSuicaカードではなんと2種類のポイントがたまります! ビックカメラのポイントカードとしての機能もありますが、ビューカードとしての機能もあるためこの下記のような比率でポイントの還元がされるようになっています。例:1,000円の利用に対し…
- ビックポイント:5ポイント=5円相当
- ビューサンクスポイント:2ポイント=5円相当
- ビックポイント:最終利用日から2年間
- ビューサンクスポイント:獲得月から24ヶ月後の月末
- ビックポイント:1,500ポイント→Suica(チャージ):1,000円相当分
- ビューサンクスポイント:400ポイント→ビックポイント:1,000ポイント
- ビューサンクスポイント:400ポイント→Suica(チャージ):1,000円相当分(オススメ)
実質無料で持つことも可能
「実質無料」というのは、無条件に無料というわけではないからです。しかし、ビックカメラSuicaカードは初年度年会費無料・次年度以降は前年に一度でもクレジットカードの利用があった場合には無料になります。 決して難しい条件ではなく、一度でもビックカメラSuicaカードを利用してクレジット決済を行えばよいわけです!買い物やSuicaチャージなどをコンスタントに行えば全く問題ないでしょう。ランニングコストをかけずにカードを持てるのは嬉しいですね。国内も海外も旅行傷害保険が付帯
ビックカメラSuicaカードには、国内(利用付帯)と海外(自動付帯)の旅行傷害保険が付帯している点も評価できます。金額が十分というわけではないですが、付帯しているに越したことはありません。海外旅行時の疾病・傷害で現地で治療を受けた場合の補償もついています。 旅行傷害保険紛失時にも安心
ビックカメラSuicaカードにはSuica(電子マネー)も付帯しています。紛失してしまった場合には、クレジットカードだけでなくSuicaの残高に対しての補償もついているので、もしもの時も安心です!不正利用があった場合には、紛失・盗難があった旨をカード会社へ直ちに連絡を入れるようにしましょう!連絡をした前日から60日前までさかのぼり、その日以降に不正利用がされてしまった場合に補償が受けられることになります。モバイルSuica年会費が当面無料
もし手持ちのスマートフォンや携帯電話で既にモバイルSuicaを利用している方、または利用したい方にもビックカメラSuicaカードはオススメです。端末にビックカメラSuicaカードを登録することで、通常かかるモバイルSuica年会費:1,049円(税込)が無料になります!
定期券利用をしたい&ビックカメラSuicaカードを持ちたい方は、モバイルSuicaと連動して使うと便利ですね。(ビックカメラSuicaカードでは定期券利用ができないため)モバイルSuicaのみで利用可能なサービスや特典もあります!
ビックカメラSuicaカードのイマイチなところ
Suica利用圏外となる地域では使いづらい
ビックカメラやSuicaが使えるエリアでは非常に使い勝手の良いビックカメラSuicaカードですが、その逆を言えばSuicaエリアではない・ビックカメラやコジマが近くにない人には利用価値が低いカードになります。そういった意味で万人受けのカードではなく「使えるカードかどうか」が生活環境によって極端に異なるカードになります。 Suicaエリア圏外であれば、オートチャージや駅ATMのVIEW ALTTEを使ったビューサンクスポイント→Suicaチャージのポイント移行なども利用が出来ません。 しかし、「出張機会があり、首都圏によく足を運ぶことがある」というビジネスパーソンは交通手段で便利な一枚として持っておいても良いと思います。Suicaは非常に便利ですし、チャージやポイント移行は出来なくとも利用に限っては関西圏やその他の都市でも相互利用できるところがあります!ショッピング保険の付帯がない
ビックカメラSuicaカードには、ショッピング保険の付帯がありません。ショッピング利用で保障があれば嬉しいところではあるのですが、そこは残念な点ではあります。 ショッピング保険にこだわりがある方は購入する商品やサービスによって保険付保のカードを使い分けたりなどの工夫をするとよいでしょう。家族カードは無し&ETCカードで年会費がかかる
ビックカメラSuicaカードには、家族カードの追加が出来ないので基本的に本会員のみとなります。また、ETCカードについては年会費:525円(税込)を回避できないのは惜しいです。ETCカードが必要な方で無料で持ちたい方は他のカードでETCカード利用をオススメします。 後述しますが、実は家族会員を追加できなくても家族でビューサンクスポイントを効率的に使う方法があります!定期券としての利用はできない
ビックカメラSuicaカードは、ビューカードとは異なり定期券利用が出来ません。もしどうしても必要な場合は、モバイルSuicaを利用するなどの工夫が必要です。ビックカメラSuicaカードを持っている人は、モバイルSuicaの年会費が当面無料となりますのでこのデメリットはなんとかカバーできます。ビックカメラSuicaカードはこんな人にオススメ!
1. ビックカメラ・コジマを利用する人
やはりビックカメラやコジマを利用する人には、ポイントためる&つかう上でもかなりオトクなカードとなるでしょう。日々の買い物や交通利用でポイントをコツコツとためて、商品代金に充てる…といった使い方もこのカードならではです。2. JR東日本圏(Suicaエリア)をよく使う人
「ビックカメラやコジマには足を運ばないけど…」という方でも、もしJRの利用やSuicaを使う機会が多い人はこのカードを持っておいて損はないでしょう!まず、ポイント機会に多く恵まれることはもちろんのこと、ビックポイントもビューサンクスポイントもSuicaのチャージへ交換することが出来るので、電子マネーとして現金と同じような感覚で利用することが出来ます。 ポイント獲得機会が多いことと、ためたポイントの汎用性が高いというのはクレジットカードのスペックとして非常に魅力な点です。 もちろん普段の住まいはSuicaエリア圏外であっても、出張や旅行で頻繁に首都圏に向かう人にもオススメの一枚です。3. ビューサンクスポイントを貯めている家族がいれば有利!?
ビックカメラSuicaには家族カードはありませんが、実はビューサンクスポイントを家族でまとめることが出来るのです!「ポイント移行サービス」という名前でリリースされているものですが、下記の条件に当てはまる人であればポイントをまとめられます。- VIEW’s NET(明細・ポイント確認などのWebサービス)のメンバーであること(登録無料)
- カードの登録情報が「同じ登録住所」且つ「同姓」の人同士であること(同姓の家族であればOK)
ビックカメラSuicaカードはどういう使い方が最もおトク?
「VIEWプラス」対象商品・サービスで◎
ビックカメラSuicaカードの基本中の基本と言えるオトクな利用は、ズバリ「VIEWプラス」対象商品・サービスを購入することです。VIEWプラス対象の決済では、なんと通常の3倍ビューサンクスポイントが貯まるのです!- 通常1,000円=2ビューサンクスポイント(0.5%=5円相当)となるものが… →VIEWプラス対象商品では1,000円=6ポイント(1.5%=15円相当)と大幅アップ!
VIEWプラス対象商品・サービス一例
- 乗車券
- 特急券
- 回数券
- えきねっとからのライナー券予約
- Suicaカード
- Suica&モバイルSuica、Suicaアプリへのチャージ ※オートチャージも対象!
- JR東日本国内ツアー など…
Suicaチャージ&Suica決済でポイント二重取り!
Suicaチャージは「VIEWプラス」対象サービスに含まれるので、1.5%の還元率をゲット。更にSuicaで決済するとなんとポイント二重取りが可能となります! Suicaポイントクラブに登録すると、Suica番号を登録するだけで「Suicaポイント」がたまるようになります。これはビューポイントやビックポイントとは別のポイントプログラムとなりSuica利用で貯まるポイントとなります! Suicaポイントがたまる加盟店によって獲得ポイントは変わります。- 駅構内の店舗・飲食店・コンビニ・売店・自動販売機など
- スリーエフ(200円=1ポイント)
- Ario(200円=1ポイント)※一部店舗除く
- イトーヨーカドー(200円=1ポイント)※一部店舗除く
- 紀伊国屋書店(100円=1ポイント)※一部店舗のみ
- コナカ(100円=1ポイント)※一部店舗のみ
- 洋服の青山(100円=1ポイント) ※一部店舗のみ
- ANA国内線機内販売(200円=1ポイント)
首都圏のJRの駅構内ではたまるチャンスがたくさんありますね。また、キャンペーンなどもあり現在NewDaysでは毎週金曜日にSuica決済で買い物するとSuicaポイントが200円につき5ポイントたまります。
また、Suicaポイント→Suicaへのチャージで繰り返し使えます!自動券売機・モバイルSuica・Suicaインターネットサービスでチャージできます。事前にパソコンや携帯電話からSuicaポイントクラブにログインして「ポイント利用申し込み」が必要となります。
Suicaポイントクラブは是非登録しておきましょう。
Suicaポイントクラブ
- 100ポイント以上10ポイント単位(10ポイント:10円相当)
Suicaポイントは、Tポイント(100Suicaポイント→85Tポイント)やWAONポイント(100Suicaポイント→90WAONポイント)にも交換出来ますが、Suicaチャージに比べレートが悪いのでSuicaチャージをオススメします。
Suicaチャージ&Suica決済はビックカメラで更にオトク!
Suicaチャージ&Suica決済の最大のメリットは、ビックカメラでの買い物の際に発揮します!なんと…- ビックカメラSuicaカードでSuicaへチャージ:1.5%のビューサンクスポイントがたまる!
- チャージしたSuicaでビックカメラで買い物:現金払いと同じポイント倍率となる基本10%のビックポイントサービス! →つまり、Suicaでチャージして&ビックカメラでSuica決済で合わせて11.5%という還元率を実現できるのです!
- Suicaへのチャージ金額の上限は1回20,000円まで・ビックカメラでの会計1回につきSuica利用は1枚まで
Web明細ポイントサービスに登録しよう!
ビックカメラSuicaカードの利用明細をWeb明細に切り替え(郵送なし)で、毎月20ポイントのビューサンクスポイントがゲットできます。1年間で20ポイント×12ヶ月=240ポイント(600円相当)になります。使っているだけでこれだけのポイントがもらえるのは侮れないです。会員限定のクーポンもチェック!
ビックカメラSuicaカード会員限定で、ビックカメラ・コジマで使える特別優待クーポンなどがもらえることもあります。提携カードのメリットですね!ビックカメラSuicaカードはトータルバランスが絶妙
ランニングコストも抑えつつ、ポイントカード&クレジットカード&電子マネー:Suicaとしての機能…これだけが詰まっていながら、使い方次第で高い還元率を実現。しかもポイントは2種類たまり、汎用性の高いSuicaへのチャージのレートも安定しているなど、とてもバランスのよいカードだと思います!
もちろん首都圏在住の人にはピッタリのカードですが、ビックカメラをあまり使わない人・地方・Suicaエリア外在住でJR東日本、Suica圏内を移動することがあまりない人であっても、単純に「Suica」として財布にしのばせておくのもよいかなと思います。
旅行や出張時に備えて…というのもありかな?というのが個人的な感想です。一度でもクレジットカードを使えば次年度はコストもかかりません。
各種コンビニチェーンなどではSuicaでの買い物もできるので、周りでSuicaを使う機会がゼロ!というわけではないです。ポイント利用が定まっていない人は、交通利用だけに限らず「ちょっとした買い物にも使える電子マネー」としてコツコツためておくのもよいでしょう。