大学生、社会人となって、同期の人たちがクレジットカードを使ってスマートに決済しているのを見て、クレジットカードを持ちたいと思いませんか。

でも、クレジットカードを使うことが本当におトクなのか、安全性は大丈夫なのか不安です。ここでは、そんな疑問を解決し、初めてにふさわしいクレジットカードを紹介します。

初めてのクレジットカードを選ぶときのチェックポイントは?

クレジットカードは店舗や会社と提携しているものを含めるとかなりの数があり、どれを選んだらいいか迷ってしまいますね。
クレジットカードを発行している会社も数十社あり、どこならおトクで安心かも考えてしまいます。

まずは、最初に使ってみたいカードのポイントをいくつか上げてみましょう。

クレジットカードには、年会費が無料のものと有料のものがある

クレジットカードは

  • キャッシュレスで支払いができる
  • 延べ払いができる(すぐに現金が必要ではない)

などのサービスを提供してくれるものなので、そのサービスに対して年会費がかかります。

年会費の金額はさまざまで、1000円程度から数十万円のものもあります。
年会費が高いカードは、空港のラウンジが利用できたり、旅行での傷害保険が充実していたり、飲食店などで優待が得られるなどの特典があります。
また、年会費が無料のものや一定の条件を満たせば無料になるものがあります。

年会費が高額なものには魅力がありますが、本当に自分に必要なサービスかどうか確認してみましょう。
あまり飛行機に乗らないのなら、空港でのラウンジの利用が特典としてあっても、宝の持ち腐れです。

また、年会費が高いカードはゴールドカードやプラチナカードといわれているクラスが高いものなので、カードを発行する際の審査が厳しくなっています。
ゴールドカードなどは、一部の若者向けゴールドカードなどをのぞき、初めての人には作りにくいといえるでしょう。

その点、発行の基準がゆるいものが多く年会費という余計な出費がない分、年会費が無料のカードは初めてカードを発行する人に向いているといえるでしょう。

クレジットカードを使ってもらえるポイントとは?

クレジットカードといえば、ポイントです。

クレジットカードのポイントは、カードの利用金額や利用実績に応じてもらえるもので、A社は100円の利用で1ポイントとかB社は1000円で1ポイントなど、付加される金額がカードによって違います。

1000円で1ポイントよりも100円で1ポイントのほうがおトクだと考えがちですが、カード会社によって1ポイントの価値が違うことも注意しなければいけません。

A社の1ポイントは1円相当なのに対し、B社の1ポイントが10円相当なら、どちらも100円で1円相当のポイントがもらえるので、ポイントの還元率はどちらも1%で同じということになります。

クレジットカードでもらえるポイントは、0.5%が標準的です。
0.5%を超える還元率のカードは高還元率のカードといえるでしょう。

たまったポイントは商品と交換したり、Tポイントなどのポイントに交換したり、そのままショッピングで使うこともできます。

ライフスタイルを考えて、ポイントが多くもらえるカードを選ぼう

ポイントは特定の店舗などで、さらに多くもらえる場合があります。
例えば、楽天カードなら楽天市場を利用することで通常の数倍のポイントがもらえる場合があります。
そのほかにも、コンビニやガソリンスタンドの利用は2倍などのカードもあり、ライフスタイルに合わせてカードを選ぶといいでしょう。

たまったポイントが使いやすいかどうかも重要です。
楽天カードは楽天ポイントがたまるので、楽天ポイント加盟店でそのまま使うことができます。
その他もカードもTポイントなど街中で使えるポイントに交換することで使えるようになります。

初めての人でも使いやすいクレジットカード5選!

ここでは、クレジットカードが初めての人でも発行しやすく、使いやすい、またポイントがたくさんたまるカード5種類を紹介します。

コンビニやネットショッピングでもおトクにポイントがたまる「JCB CARD W」

JCB CARD Wは18~39歳の人が限定で入会できるカードで、年会費は無料です。
年会費がかからないのに、通常のJCBカードの2倍のポイントがたまるおトクなカードです。

これに加えて、JCBカードの優待店ではさらにポイントがアップします。
例えば、セブン―イレブンではポイント3倍、Amazonでもボーナスポイントが付与されます。

カードで代金を支払えば海外旅行傷害保険も最高2000万円まで付帯。加えて、ETCカードの発行・年会費も無料となっています。

初めての人でも使いやすい、特典の多いカードといえるでしょう。

楽天ポイントが高還元率でたまり、ポイントも使いやすい「楽天カード」

楽天カードは基本還元率が1%で、そのうえ、楽天市場などの楽天サービスや特定の加盟店での利用でポイント還元率がアップします。
100円の利用で、楽天ポイントが1ポイントもらえます。

楽天ポイントは1ポイント1円相当なのでわかりやすく、加えて楽天のサービスやマクドナルドなどの楽天ポイントカード加盟店、楽天ペイなどの加盟店で使えるのもポイントです。

楽天市場など楽天関連のサービスではポイント還元率がアップし、楽天市場や楽天ブックスなら最大3倍です。
また、マクドナルドなど楽天ポイントカードが使えるお店なら提示でもポイントがもらえます。

楽天Edyへのチャージでもポイントがたまるので、楽天Edyで支払えばEdyのポイントもたまります。
ポイントが二重で受け取ることもできるうれしいカードです。

ローソンで使えるPontaポイントやじゃらんなどでおトクな「リクルートカード」

リクルートカードのポイント還元率は1.2%で、かなり高い部類に入ります。
また、年会費が無料であるのに、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険なども付帯しているのもポイントです。

リクルートカードで獲得したポイントはローソンなどで使えるPontaに交換でき、1リクルートポイントは1Pontaとして即座に使えるようになります。
Pontaはローソンなどで簡単に利用できるので、ポイント獲得の高還元率と相まって、利用しやすいのが特徴です。

リクルートポイントはそのほかにも、じゃらんなどリクルート関連のサービスに使うことも可能です。

利用者コメント(20代前半・男性)
年会費無料で還元率1.2%にひかれて、初めてカードを作ってみました。WEBで申し込んでから、1週間ぐらいでカードが届きました。じゃらんなどリクルートのサービスもよく利用するので、ポイントがさらにたまります。ただ、ちょっとリクルートのサービスからのメールが多いのが気になります。配信停止もできるようですが。

たまったポイントはTポイントや楽天ポイントに交換できる「Orico Card THE POINT」

Orico Card THE POINTの一番の魅力は、ポイントの還元率が高いことです。
還元率は通常利用でも1%と高めです。
年会費も無料です。

さらに、オンラインショッピングサイト「オリコモール」を経由して買い物をすれば、オリコモール特別加算(0.5%)と利用ショップごとの加算ポイント(0.5%~)で最低でもプラス1%、つまり合計2%のポイント還元が得られます。
入会6か月間は、新規入会特典として、ポイントの還元率が2倍にアップしまので、入会特典を存分に利用しましょう。

ただし、獲得したポイントは約1年で失効してしまうので、マメにポイントを交換することが必要です。

年に一度のキャッシュバックが楽しみな「VIASOカード」

viasoカード

「VIASO(ビアソ)カード」は、三菱UFJニコス(NICOS)株式会社が発行しているクレジットカードです。
もちろん年会費は永年無料で、次年度以降も年に1回以上カードを利用する、○円以上使わないと無料にならないということはありません。

VIASOカードは利用金額に応じてポイントを獲得できますが、他のポイントに交換するなどはできません。
その代わり、利用金額に応じて現金を「オートキャッシュバック」してくれる機能が付いています。「自動的に(オート)」「現金で振り込まれる(キャッシュバック)」ということです。

VIASOカードを通常利用したときに戻ってくるのは、1000円で5円です。
ポイント還元率は一般的といえるでしょう。
しかし、ETCや携帯電話・インターネットプロバイダーなど、「特定加盟店」の利用料金はポイントが通常の2倍になるので、これらをまとめてこのカードで支払えば、多くのポイントを得ることができるでしょう。

キャッシュバックは毎月行われるのではなく、1年に1度です。
月々たまるポイントが少なくても、1年ならまとまった金額になるでしょう。
1年に1度の現金の振込の楽しみがあるクレジットカードです。

クレジットカードはなにが便利なの?

クレジットカードの利便性は、なんといっても現金を持ち歩かなくてもいいことです。
現金だと、紛失しても補償はありませんが、クレジットカードは紛失しても再発行可能です。
また、不正利用されたとしても、すぐに届け出をすれば、不正利用分の請求をされることはありません。

そのほか、クレジットカードならこのようなメリットがあります。

  • 利用すれば、金額や利用頻度などに応じてポイントがもらえる
  • クーポンの配布など、クレジットカード会社の特典を利用できる
  • 現金の使用が減るので、ATM手数料などが節約できる
  • 明細が発行されるので、いつどこで使ったかが明白になる

利用すればポイントがたまる

また、カードを利用すれば金額に応じてポイントがたまります。
現金払いでも、ポイントカードなどを提示してポイントを得ることができますが、クレジットカードはこれに加えてカード利用に対するポイントも加算されることになります。

これをポイントの二重取りといって、クレジットカードのうれしい特徴です(ただし、一部、現金払いでしかポイントが加算されない場合やクレジットカードだとポイントが減少する場合があります)。

クレジットカード会社の特典が利用できる

クレジットカード会社はカード会員のためにさまざまな特典を用意しています。
これらは、日常的に利用できるものやキャンペーンなどで特別に利用できるものがあります。

例えば、保険関係。
年会費が無料なものは若干金額が抑えられていることがありますが、カードで買い物をした商品などが盗難にあったり、故障したりした場合などに補償してくれるショッピング保険が付帯するもカードがあります。
また、旅行の代金をカードで支払うことで、旅行傷害保険に自動加入するカードもあります。

そのほか、クレジットカードを提示することで、映画が割引価格で見られたり、レンタカーを会員価格で借りることができるなど、さまざまな特典があります。

クレジットカードを使うときの注意点は?

クレジットカードだと、ついつい使いすぎてしまうと思っていませんか。
現金の持ち合わせがあまりなくて、少額の買い物をしたいとき、クレジットカードで少額の決済はしづらいので余計なものを買ってしまう…、などということは過去にはよく聞かれました。

ただ現在は、少額決済でもカードを使うことが一般的になってきたことやクレジットカードで電子マネーにチャージしたり、クレジットカードにひも付いた電子マネーで支払うことで、少額決済がしやすくなってきています。

また、カード決済なら、数日のタイムラグがありますが、いつどこでいくら使ったかをWEBで簡単に確認することが可能です。
これを上手に利用すれば、家計管理にも役立ちます。

不正利用や個人情報が流出してしまうのでは?

クレジットカードをスキミングされたり、盗難されて不正に利用されたなどのニュースをよく聞きます。
たしかにクレジットカードは100%安全とは言い切れませんが、不正に利用されたことがわかれば、不正利用分はクレジットカード会社から請求されることはありません。
カードの紛失ならすぐにわかりますが、スキミングなどの場合はどうなるのでしょうか。

一般的に不正利用は60日前までの利用について補償されます。
カード利用金額が多いなど不安に感じた場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。

また、最近はAIなどの技術を利用して、カードの利用がいつもと違った場合、メールや電話などで連絡してくれます。
例えば、東京の店舗で利用した直後に九州にある店舗で利用しようとするなど、明らかに不審な場合、カードが利用できなくなります。
事前に不正利用ができなくなるのです。
このシステムは万全ではありませんが、仮に不正使用されたとしても、その金額を請求されることはありません。

個人情報に関しては、まったく流出しないとはいえませんが、利用情報は厳重に管理されているので、あまり気にする必要はないと思います。
ただ、どこでどのような商品を買ったかという情報は収集して、カード会社や提携の機関でマーケティングなどに役立てています。
例えば頻繁に家電販売店を利用していると、家電に関するお得情報やセールス情報がメールやダイレクトメールで送られてくることがあります。
これはカード会員の利便性にもつながることでしょう。
もちろん、これらの情報が不必要な場合は、送られてこなくすることも可能です。

国際ブランドについて知っておこう

国際ブランドとは、いわばクレジットカードのグループで、例えば「VISA」のマークのあるカードなら、VISAカードの加盟店で利用できるということです。

日本で一般的な国際ブランドは5つで、VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブです。
使い方などはほとんど差がありませんが、カード会員に提供される特典が違います。

国際ブランド名 世界の加盟店数 特徴
VISA(ビザ) 3850万店 世界で最も多くのカード会員と加盟店を誇るブランド。取扱店舗が多いため初めてカードを作る方におすすめです。
MasterCard(マスターカード) 3850万店 世界2位の国際ブランド。VISAと共に加盟店が多いため、初めてカードを作る方におすすめです。
JCB(ジェイシービー) 2500万店 唯一日本生まれの国際ブランド。海外での加盟店は少ないものの日本国内でのサービスやキャンペーンを提供し、使い勝手がいい。
American Express(アメリカン・エキスプレス) 2400万店 ステータスの高い国際ブランド。ホテルの優待や空港ラウンジの利用など、ワンランク上のサービスを提供。JCBと加盟店相互開放の提携しているため、JCBが利用できる店舗でAmerican Expressも利用可能。
Diners Club(ダイナースクラブ) 2400万店 世界最高のステータスカードで、JCBと提携。JCBが利用できるほとんどの店舗でDiners Clubも利用可能。

なお、テレビのCMなどでよく聞く「楽天カード」や「三井住友カード」などは国際ブランドではなく、カード発行会社のことです。

それぞれのカード発行会社がVISAなどの国際ブランドのいわばフランチャイズとして、クレジットカードを発行しているのです。
「三井住友VISAカード」というのは、三井住友カードが発行しているVISAブランドのついたクレジットカードということです。

日本国内で使えるお店が多いか少ないかの差は、ほとんどなくなっています。
そのため、国際ブランドの特徴もきわだったものがあまりなくなってきています。
アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブは年会費が高く、どちらかといえば海外旅行傷害保険やコンシェルジュ的な役割など付帯するサービスに期待するカードです。
あまり初心者向きではないかもしれません。

初めてのカードなら、VISAマスターカードJCBがおすすめです。
国内での利用なら、特定の国際ブランドしか使えないということはほとんどありません。

申し込みに必要なものを用意しよう

現在、クレジットカードの申し込みはWEBで行うことが一般的です。
もちろん、申込用紙を郵送したり、街中で勧誘されて入会することもあるでしょう。

WEBでカードを作ろうとする場合に必要となるのが以下のようなものです。

  • 本人確認書類(現住所、氏名、連絡先電話番号など)
  • カード代金引き落とし用の金融機関の口座情報
  • 収入に関する情報(勤務先名、年収など)

本人確認書類とは、申込者が実在するかどうかを確認するものです。
氏名、現住所、生年月日などをWEB上で入力しますが、それが本当なのかを証明するものです。
例えば、運転免許証やマイナンバーカードなどがそれにあたります。

カード代金引き落とし用の金融機関の口座情報は、銀行等の金融機関名・支店名・口座の種類・口座番号・口座名義です。

収入に関する情報は、勤務先名とその所在地、役職、勤続年数、年収などの情報です。

用意したものはどうやって提出する?

一部のカードでは、カード会社に対して本人確認書類が不必要の場合がありますが、一般的に運転免許証などの本人確認書類が必要です。
書類はスキャンしてカード会社にアップロードしたり、コピーを郵送したりします。

引き落とし口座は、インターネットバンキングなどを契約していると一部の金融機関はWEB上で引き落としの手続きが完結します。
対応していない金融機関などの場合、後日、金融機関情報と押印した利用料金引き落としの手続き書類の郵送が必要になります。

収入に関する情報ですが、ほとんどの場合、いま勤めている会社の名称や住所、電話番号、勤続年数と最近の年収を記述するだけでOKです。特に書類の提出はありません。
ただし、50万円以上のキャッシング(クレジットカードで現金を借りること)を申し込んだ場合には、源泉徴収票や直近3か月分の給与明細など収入を証明する書類の提出が求められます。

初めてクレジットカードを申し込む場合には、面倒な手続きが加わらない、キャッシング枠はゼロとするのがいいでしょう。

WEBで申し込んだらいつカードが届く?

WEB申し込みの場合、カード会社によっては数秒で審査結果がわかる場合があります。
現在ではカードの申し込み結果は、メールなどで知らされることがほとんどです。

なお、審査の段階で、本人確認のため携帯電話に電話があったり、勤務している会社に電話があることがあります。これは、本人が確実にその会社に勤めているかどうかの確認です(在確といいます)。

また、書類に不備があった場合も連絡があります。

これらの審査が終わると、審査結果をメールや郵送で知らせてくれます。
審査に通った場合、カード会社によって異なりますが、数日から数週間後に簡易書留や本人限定郵便などでカードが送られてきます

審査結果の通知がないまま、カードが送られてくる場合もあります。
審査に通らなかった場合も、お知らせがありますが、基本的にカード会社はどうしてカードが発行できなかったのかという質問には答えてくれません。
発行できなかったからといって、カード会社に問い合わせてもムダということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
お好みの1枚が見つかり、カードを申し込んでみようと思いましたか。
これからの時代、キャッシュレスがますます進んでいきます。
クレジットカードは、必須のツールです。
お好みの1枚を見つけ、クレジットカード会社とうまくお付き合いすることは、自分の信用情報を高めることにもつながります。