「初めてのクレジットカードにどれを選べばいい?」

「そもそもカードの作り方や使い方がわからない」

ふだんは現金派という人でも、ネット通販や海外での買い物にはクレジットカードが便利です。しかし、初めてクレジットカードを作るときには、数多くあるカードの中でどれを選べばいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

今回は、そのような迷いを解消できるように初めてクレジットカードを作る人に向けて、選び方のポイントや作り方や使い方、おすすめのカードなどを紹介します。

クレジットカードを持つメリットとは?

クレジットカードを持つメリットは、おもに下の6つです。

  1. 現金を持ち歩かなくていい
  2. ATM手数料を節約できる
  3. ポイントやマイルが貯まる
  4. 年会費無料でも作れる
  5. インターネットでの買い物がしやすくなる
  6. 盗難被害のリスクも小さい

現金を持ち歩かずに済むことで、ふだんの買い物を手ぶらでしやすくなります。特に海外で買い物をするときは、外貨への両替が不要になるため便利です。また、ATMで現金を引き出す必要がなくなるため、手数料もかかりません。

ネットでの買い物は、カードがないとおもに銀行振り込みでの支払いになります。振り込む手間がかかることに加え、店舗側が振り込みを確認するまでのタイムラグがあります。クレジットカードなら即時決済されるため、急ぎの買い物で特に便利です。

盗難被害については気づいたらすぐにカード会社に連絡すれば、不正使用を防げます。また万が一使用されてしまっても、その被害金額が補償されるので安心です。

クレジットカードの選び方!5つのポイントを紹介

クレジットカードを選ぶときに見るべきポイントは、下の5つです。

  1. 年会費
  2. 国際ブランド
  3. 発行会社
  4. 付帯サービス
  5. ポイント

年会費無料にはパターンがある?実際にいくらかかるか確認

年会費については、下のようなパターンがあります。候補にしているカードがどれに当たるのかを確認して、実際にいつからいくらかかるのかを確認しましょう。

  • 永年無料
  • 初年度無料で、次年度から有料
  • 条件を満たせば無料
  • 初年度から有料

主要な国際ブランド5つと普及率

国際ブランドについては、下の5つが代表的なものです。上から順に普及率が高くなっています。

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス(AMEX)
  • ダイナースクラブ

カードが使える店舗やネット通販のサイトでは、VISA・Mastercardはおおむね使えます。JCB・AMEX・ダイナースクラブについては、使えない店舗やサイトもあります。

発行会社とは、国際ブランドのライセンスを借りて実際にカードを発行している会社のことで、例えばJCBのライセンスを借りている発行会社には、楽天カードやセブンカードがあります。楽天カードがあれば楽天の全サービス、セブンカードがあれば、セブン-イレブンやイトーヨーカドーでの買い物がお得になります。日頃よく買い物をする会社が独自のカードを発行している場合、その会社のカードを選ぶのがお得です。

付帯サービスとは、旅行傷害保険や空港ラウンジの無料利用などのことです。特に海外旅行によく行く人には、旅行傷害保険の内容も重要といえます。また、クレジットカードの利用金額に応じてポイントが貯まります。このポイント還元率が高いカードほど、毎日の買い物がお得になります。

初めてでも簡単!クレジットカードの作り方と作る際の注意点

クレジットカードは、初めての人でも簡単に申し込めます。ここでは申し込みの方法や必要な書類、審査の内容などについて解説します。

クレジットカードの申し込み方法

クレジットカードの申し込み方法は、下の3通りです。

  • インターネット申し込み
  • 郵送申し込み
  • 店頭申し込み

インターネット申し込みは、もっとも簡単な方法です。オンラインで必要事項を入力し、必要書類は画像ファイルで送信します。

郵送申し込みは、申込書に手書きで必要事項を記入し、添付書類とともに郵送します。申込書は公式サイトでダウンロードできるカード会社とできないカード会社があります。

店頭申し込みは、店頭で申込書に記入する方法です。その場では仮カードが発行され、後日正式なカードが自宅に郵送されるというパターンが多くなっています。特に家電量販店のカードなど「その日の買い物から使える」というカードで、よく見られる申し込みの方法です。

その他の方法として、電話申し込みもあります。しかしこの方法でカード発行を受け付けている会社は、現在ではあまり見られません。

主要な3つの申し込み方法の中で、一番利用しやすいものは「インターネット申し込み」です。そのため、次の段落ではインターネットから申し込む際に必要なものを説明します。

クレジットカードの申し込みに必要なもの

クレジットカードの申し込みをネットで行う場合、必要な書類などは下記になります。

  • 本人確認書類
  • 銀行口座の情報、届出印
  • 申込書(郵送申し込みのみ)
  • 保護者の同意書(未成年のみ)

本人確認書類は、おもに下の書類を提出します。顔写真があるものは1種類で可、ないものは2種類必要というルールが多く見られます。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 各種健康保険証
  • 住民票

銀行口座については、引き落としに使う口座の情報と届出印を用意します。その他、カード会社が「住所確認が必要である」と判断したときには、公共料金の領収書が必要になることもあります。この場合は、電気代・ガス代などの領収書を提出します。

クレジットカードの審査

クレジットカードを作るには審査に通過する必要があります。この審査基準は公表されていませんが、おもに下の5つが重要になるとされています。

  • 収入
  • 年齢
  • 職業、勤務先
  • 配偶者の有無
  • 信用情報

収入については、どのクレジットカードでも「安定収入」が必要になることが多いとされます。カードの種類やグレードによっては、一定の金額が条件となっていることもあります。

年齢は、それぞれのクレジットカードで申し込み可能な年齢が決められています。例えば、ダイナースクラブカードは「27歳以上」が入会の目安となっています。JCB CARD Wは「18歳以上39歳以下」という条件です。

職業や勤務先については、安定性の高い職業や、信頼性の高い勤務先ほど高く評価されます。特に公務員や大企業の正社員などは有利になるといわれています。

配偶者の有無は、特に専業主婦(主夫)やパートの場合に重要となります。配偶者の有無とその収入によって、審査の合否が分かれます。

信用情報とは、その人の過去の借り入れと返済を記録した情報です。過去だけでなく、現時点での借入残高などのデータも記録されています。この中に過去の滞納や債務整理などの記録がある、現時点の借入残高が多いなどのデータがある場合、審査で不利になります。

限度額はいくらが相場?なるべく上げる方法はある?

クレジットカードの限度額には、カードを使った買いものがいくらまでできるのかというショッピング枠と現金を借りるキャッシング枠があります。申し込みのときに、これらの限度額の希望額を記入しますが、そのとおりになるとはかぎりません。

限度額がいくらになるのかは、本人の年齢、勤務先や収入などの属性と信用情報を審査されて決まります。そのため、個人によって変わり、ショッピング枠の限度額は10~50万円、キャッシング枠の限度額は50~300万円くらいが相場です。

初めてクレジットカードを作る場合、限度額は低めに設定されます。使用実績がないとクレジットカードの支払いができる人なのかどうかきちんと判断ができないからです。きちんと毎月支払いをしてクレジットヒストリーを貯めてから、限度額の増額を申請しましょう。クレジットカードの支払いを問題なくしていれば、申請しなくても限度額が上がることもあります。

初めてカード持つならこれ!おすすめカード7種類を比較

初めてクレジットカードを作るなら、年会費などのコストがかからないものがおすすめです。なぜなら、自分の生活にもっとも適したカードがわからないうちは、コストのかからないカードでそれを模索するのがベストだからです。

ポイントが貯まりやすいカードを選べば、家計を改善できるかもしれません。ここではそのような「年会費無料で、ポイントが貯まりやすいカード」をご紹介します。

30代にオススメ!JCB CARD W

30代で初めてクレジットカードを作る人には、JCB CARD Wをおすすめします。

JCBカードWは、39歳以下限定で入会できるクレジットカードです。学生でも申し込みできるため、初めてのクレジットカードとして特におすすめできます。

年会費無料&ポイント2倍貯まる新カード登場!スタバ&Amazon利用におすすめ!!

年会費無料 還元率
1%~2.5%
海外旅行保険
利用付帯
JCB スタバ利用なら
還元率5.5%
nanacoチャージ利用で
還元率2.4%
QUIC PAY利用で
還元率2.5%
39歳以下限定 WEB申込限定

年会費無料ながらポイント還元率が高めで、通常の還元率が1.0%となっています。平均的なクレジットカードの還元率は0.5%であるため、平均の2倍の還元率ということです。これに加えて、特定の店舗では下の表のように還元率がさらに高くなります。

店舗 ポイント還元率
スターバックス 5.5%
Amazon 2.0%
セブン‐イレブン 2.0%
ガソリン代(出光昭和シェル) 1.5%

上記の店舗をよく使う人にとっては、特にメリットの大きいカードといえるでしょう。こうして貯めたポイントは、JCBギフトカードへの交換や、Amazonの支払いなどに利用できます。

大学生にオススメ!三井住友カード デビュープラス

クレジットカードは18歳になると作ることができるものが多くあります。

三井住友カードは、国内のVISAカードの定番というべきカードの一つです。三井住友カードには多くの種類がありますが、大学生になって初めてのカードとしておすすめなのが、三井住友カード デビュープラス。初年度の年会費が無料であることに加えてカード利用枠を低く設定できるため、使いすぎを防止できます。

通常の三井住友カードと比較して、ポイント還元率がいつでも2倍(1.0%)となるため、ポイントを貯めやすいのも特徴です。年齢が満25歳までという条件がありますが、該当する人はぜひチェックしてみるといいでしょう。

楽天カード

楽天カードは年会費が無料で、パソコンやスマホで簡単に申し込みできます。このような作りやすさから、初めてのクレジットカードとしておすすめできる1枚です。

全てのカードの中でも特にポイント還元率が高めで、通常の還元率が1%となっています。楽天市場での買い物はポイントが3倍となるため、還元率3%です。

また、楽天グループのカードということもあり、ネットでの買い物を安全にできるのも特徴。「ネット不正あんしん制度」というサービスによって、ネット上でのカード不正利用の被害が全額補償されます。また「商品未着あんしん制度」のサービスでは、楽天市場で店舗からの商品が届かず店舗との連絡も取れなくなった場合に、やはり全額補償してもらえます。このようなサービスがあるため、特に楽天市場やネットでの買い物をよくする人におすすめのカードといえるでしょう。

エポスカード

エポスカードは全国のマルイや、マルイ系のショッピングモール(モディなど)で申し込みできます。申込書の記入やカードの受け取りなど、全ての手続きを店頭でできるため、直接相談しながら申し込みしたい人におすすめです。

貯まったポイントは、マルイ・モディの全店やマルイのネット通販で使えます。ギフトカードや商品券にも交換できるため、買いたいものがない場合でも幅広い使い道があります。年に4回開催される「マルコとマルオの7日間」で10%オフになるなどの特典もあるため、特にマルイでよく買い物する人におすすめのカードです。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、イオンショッピングモールの店頭でも申し込みが可能です。カウンターで相談や質問をしながら手続きできるため、初めてクレジットカードを作る人でも安心できるでしょう。カードの特典としては、イオングループでの買い物やサービスの利用で割引や優待を受けられるのが特徴。具体的には下のような内容です。

  • 対象店舗でときめきポイントがいつでも2倍(還元率1.0%)
  • 毎月の「お客さま感謝デー」は買い物代金が5%オフ

特にイオン銀行のキャッシュカードと一体型になった「イオンカードセレクト」の場合、ATMの入出金手数料だけでなく、全ての銀行宛の振込手数料が0円になるなどのメリットもあります。特にイオングループの店舗やイオン銀行を使う人に、おすすめのクレジットカードです。

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、18歳以上なら学生や専業主婦でも申し込みできます(高校生は除く)。年会費が無料でポイントの有効期限もないため、ふだんあまりクレジットカードを使わない人でも、ポイントをゆっくり貯められるのが特徴です。

西友・LIVINなどの店舗内にあるセゾンカウンターで、最短即日発行できるのもメリット。クレジットカードを持っていない状態で、急ぎで発行する必要が生じたときにおすすめのカードです。
※来店でのお受け取りの場合は、ICチップ機能のないカードの発行になります。

女性にオススメ!三井住友カード アミティエ

女性で初めてクレジットカードを作る人には、女性にとってうれしい特典がたくさんある三井住友カード アミティエをおすすめします。年会費は1250円かかりますが、旅行傷害保険やショッピン補償が充実しているという点が特徴です。

アミティエカードには、海外だけでなく国内の旅行傷害保険に最高2000万円、通販で買ったものの破損や盗難などには年間100万円までという補償があります。旅行やショッピングが好きな女性にぴったりなクレジットカードです。

社会人にはステータスカードもおすすめ!

クレジットカードの中には、ステータス性が高いとされるものもあります。ここでは「ステータスカードを一枚は持っていたい」と考える人におすすめのクレジットカードを紹介していきます。

MUFGカード ゴールド

ゴールドカードでありながら初年度の年会費が無料という、コストパフォーマンスのよいステータスカードです。

空港ラウンジサービスが特に充実しており、下の7つの空港のラウンジを無料で利用できます。

  • 新千歳空港
  • 成田国際空港(第1・第2ターミナル両方)
  • 羽田空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港
  • 福岡空港
  • ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)

その他、国内・海外の旅行傷害保険も付帯しています。補償金額は最高2000万円で、携行品損害についても1回の旅行につき20万円まで補償されます。このように旅行に関する特典が充実しているため、旅行好きの人におすすめのカードです。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレス・カードは、ステータス性の高いクレジットカードとして人気があります。もっとも年会費が安い種類のグリーンカードでも、年間1万2000円の年会費がかかりますが、その分各種の優待サービスが充実しています。

例えば空港ラウンジは、国内の28ヵ所と海外の1ヵ所(ダニエル・K・イノウエ国際空港)を無料で利用できます。国内の空港は、成田・羽田などの主要空港はもちろんすべて含まれています。

ANA・デルタ航空・エールフランスなど、提携する航空会社が多いのも特徴。ホテルでもヒルトン・マリオットなどのグループと提携しており、旅行や出張をリッチに楽しみたい人におすすめのカードです。

初めてでも簡単!クレジットカードの使い方

クレジットカードを初めて使う場合、お店でもネット通販でも「どのように使うのかわからない」ということがあるかもしれません。ここでは、そのような人に向けてお店やネット通販でのクレジットカードの使い方を説明します。

お店で使う

実店舗で使うには、まずカードの裏面にサインをする必要があります。クレジットカードが届いたら最初にサインをし、それから店舗で使うようにしましょう。

店舗では、使えるカードの国際ブランドのステッカーが入り口やレジ周辺に貼られていることが多いものです。これで自身の国際ブランドが支払いに使えるか確認しましょう。わからない場合は、店員さんに直接確認します。

カードを使えることがわかったら買い物をし、レジでの支払い時にカードを提示します。支払い方法を聞かれるため、下のいずれかを答えましょう(カードの契約によってはできないものもあります)。

  • 1回払い
  • 2回払い
  • 分割払い
  • リボ払い

1回払いと2回払いでは、基本的に支払い手数料(利息)がかかりません。3回以上の分割払いやリボ払いでは、支払い手数料がかかることがほとんどです。

支払い方法を選択した後は、不正利用を防止するための認証を行います。ICチップのあるカードでは、暗証番号の入力が必要です。ICチップがないカードでは、サインを要求されます。暗証番号はカード申し込み時に自分で設定したもの、サインは裏面に書いたものを書きます。暗証番号とサインについては、コンビニやスーパーでは求められないこともあります。

使用後は領収書を保管し、後日Webや紙の明細書と照らし合わせて内容を確認しましょう。その後、毎月決まった日に翌月の請求金額が確定します。引き落とし日に間に合うよう、その金額を口座に入金しておきましょう。

ネット通販で使う

ネット通販では、下のような手順で使います。

  1. いつもどおり決済ページに進む
  2. カード番号を入力する(表面記載の16桁の番号)
  3. カード名義人を入力する(ローマ字入力が多い)
  4. カード有効期限を入力する(表面に記載されている)
  5. セキュリティコードを入力する(一般的に裏面の3桁の番号)

最後のセキュリティコードは、入力しなくていい場合もあります。また、AMEXなど一部のカードは表面に書かれています。

すべての入力が終わり「確定」などのボタンを押すと、通販サイトがクレジット会社に照合をします。無事に承認されれば「決済完了」という旨のメッセージが表示されます。その後に確認メールが届くため、内容を確認して保管しておきます。後日明細が発行されたら再度比較し、明細の方も正しいことを確認しましょう。

その後は、実店舗での支払いと合わせて翌月分の請求金額が確定します。引き落としの期日までに、その金額を口座に入金しましょう。

まとめ

  • クレジットカードがあると、ネット通販や海外での買い物に便利
  • 年会費・国際ブランド・発行会社・ポイントサービスなどを比較する
  • 審査はネットや郵送などで申し込める
  • 収入・職業・信用情報などで審査される

クレジットカードは使い方も簡単で、盗難などの被害も補償されます。現金派の人が心配する不正使用などのリスクも、極めて小さいものです。ポイントを効率的に貯めることで金銭的にも得することもあります。この記事で紹介してきた初心者の方におすすめのカードを、ぜひ一度チェックしてみてください。