セブンカード・プラスのメリットデメリットについて

セブン・イレブン、イトーヨーカドー、デニーズといった大手チェーンの小売やレストランを展開するセブン&アイグループ。 それらの店舗で使うとオトクになるクレジットカードがこのセブンカード・プラスです! 身近にある店舗でありながら、そのオトクな使い方に定評があるセブンカード・プラスは人気のカードの一つ。 セブン&アイグループでの店舗利用が多い方は必見です!今回はそのセブン・カードプラスについてまとめてみました。 使い方次第で高還元となるカードなので要チェックです。 [seven]

セブンカード・プラスの特徴スペック一覧表

提携ブランド  VISA、JCB
支払日  毎月15日締め/翌月10日支払
年会費  初年度無料/2年目以降は550円(税込)※ただし前年度に本会員と家族会員のショッピング利用合計額が5万円以上の場合は無料
ポイント名称  nanacoポイント
ポイント還元率  通常利用0.5%(200円=1ポイント)
ポイント有効期限  獲得年度(4月1日から翌年の3月31日)基準→加算されたポイントの有効期限:翌々年の3月31日
ポイント優遇対象サービス セブン&アイグループの対象店
ポイントの提携  ANAマイル、ANA SKYコイン
利用可能最低ポイント数  1ポイント
ボーナスポイント  累計ボーナス、対象商品の購入、nanacoへのチャージなど
電子マネー付帯  nanaco、QUICPay(紐付型のみ)
チャージできる電子マネー  nanaco、モバイルSuica
家族カード  初年度無料/2年目以降は220円(税込)※ただし前年度に本会員と家族会員のショッピング利用合計額が5万円以上の場合は無料
ETCカード  発行手数料・年会費ともに無料
国内・海外旅行保険  無
ショッピング保険  有(ショッピングガード保険・海外)
ApplePay対応かどうか  有(QUICPay)※JCBブランドのみ
マイルの還元率  0.5%(500ポイント→ANA250マイル)
即日発行 不可

セブンカード・プラスのメリット

セブン&アイグループでとにかくオトク!

セブン&アイグループの対象店舗でセブンカード・プラスで使うと、通常よりオトクに貯まります!店舗によって、nanacoポイントの獲得が2~3倍還元率がアップします。
  • セブン・イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、デニーズ200円(税込)=3ポイント
  • セブンネットショッピング、西武そごう、Ario200円(税込)=2ポイント
  • イトーヨーカドー、ヨークマートではカード提示&現金払いのケースでも、100円(税込)=1ポイント付与
  • セブン・イレブンのサービス「セブンミール」:セブンカード・プラスのクレジット払いは200円(税込)=2ポイント、セブン・イレブン店頭受取り(クレジット払い)は200円(税込)=3ポイント
セブン&アイグループの店舗であっても、いくつか注意点があります。
  • イトーヨーカドーのネットスーパー:200円(税込)=1ポイント
  • 西武・そごうの食料品・飲食・専門店等には、一部対象外となる売場あり
  • 店舗・売場によって通常還元率となるところもあり
セブンカード・プラス×セブン&アイグループの相性は言わずもがな、グループ利用縛りで最も相性がいいですね!

nanacoへのチャージでたまる!

セブンカード・プラスでは、同じくセブン系の電子マネーである「nanaco」にクレジットチャージが可能。しかもチャージについても200円ごとに1ポイント付与対象となります! ※1回のチャージ:5,000円以上1,000円単位で29,000円まで/nanacoチャージ上限額は50,000円
  • チャージで200円=1ポイント
  • nanaco利用で100円(税込)=1ポイント 
つまり、ポイントの二重取りが可能となるわけです。

イトーヨーカドーの「ハッピーデー」!

毎月8が付く日(8日、18日、28日)はイトーヨーカドーでの買い物がオトクです!食料品・衣料品・日用品などがカードの利用でなんと5%OFF!イオン系列でいうお客様感謝デーにあたりますね。 さらに… セブンカード・プラスの支払いでは、イトーヨーカドー:200円(税込)=3ポイントとなるので更にオトクです。買い物するならその日を狙っていくのも良いでしょう!

ランニングコストがおさえられます!(家族カード&ETCカードも)

セブンカード・プラスは年会費永年無料とは言えませんが、初年度は年会費無料。本会員+家族会員の利用合計額が5万円以上となれば、次年度の年会費:550円(税込)が無料となります。その場合、家族カードの220円(税込)の年会費も併せて無料に。 5万円/年という金額は、そこまでハードルが高いものではありません。イトーヨーカドーでの買い物やセブンイレブンに立ち寄りなどを積み重ねるとすぐに達成できるのではないでしょうか。 ETCカードは発行手数料・年会費ともに一切無料なので、ランニングコストについて気にせず持てるのは嬉しいですね。

ショッピングガードが付帯

セブンカード・プラスには、ショッピングガード保険(海外のみ)が付帯しており、海外でセブンカード・プラスで購入したものが購入日から90日補償。もしもの事故による破損や盗難といったトラブルで被った損害を最高:100万円/自己負担額(1事故あたり):1万円補償してくれます。一部例外となる商品や品物がある・配送中の事故は補償の対象外となるといった条件はありますが、海外で買い物する際も安心ですね。

ポイントが使いやすい

セブンカード・プラスを使うと貯まるnanacoポイントは、
  • 1nanacoポイント→1電子マネー(nanaco)
  • 1nanacoポイントをオムニ7での買い物利用
  • 500ポイント→ANA250マイル
  • 500ポイント→ANA SKYコイン500ポイント
主にこのような使い方となりますが、交換単位の小ささや使いやすさがポイントです。有効期限は獲得年度(4月1日から翌年の3月31日)基準→加算されたポイントの有効期限:翌々年の3月31日ですが、普段使いでコツコツ消費していくことも可能です。 ポイントは貯めるだけでなく、使いやすさも大事なポイントなのでその点ではかなり利便性の高いものでしょう。

nanaco一体型かnanaco紐付型が選べる

セブンカード・プラスは、国際ブランドだけでなく「nanaco一体型」あるいは「nanaco紐付型」が選べます!
  • nanaco一体型:クレジットカード&電子マネー(nanaco)が1枚に。 →カードはすっきり1枚に収めたい人はこちら。
  • nanaco紐付型:クレジットカード×既に手持ちのnanacoカードやモバイルnanacoと紐付ける →既にnanacoカードやモバイルnanacoを持っている人、ポイントの引継ぎを行いたい人
それぞれ使い方次第によりどちらがいいのかは分かれますが、それぞれメリット・デメリットを比較して合うほうを選びましょう!
  • 財布はかさばらないがカード更新時などにnanacoポイントが引き継がれない一体型
  • QUICPay(nanaco)が利用できる・ポイントの引継ぎをスムーズに行えるがカードが2枚になる紐付型
[seven]

セブンカード・プラスのイマイチなところ

通常の還元率はイマイチ

ポイント倍付となる対象以外の店舗、つまり通常時の利用では200円=1ポイント(0.5%)となります。還元率が1%以上となる年会費無料のクレジットカードなどもあるので、セブン&アイグループの店舗以外でもメインカードとして利用となるとお得感が薄れるでしょう。

旅行傷害保険の付帯がない

ショッピング保険はありますが、旅行傷害保険の付帯が国内・海外ともにありませんので、海外での利用も考えている人には物足りないでしょう。他のクレジットカードの付帯サービスで補完する必要があります。

中途半端な使い方では年会費が発生

本会員+家族会員併せて、利用累計額が年度で5万円に満たない場合には翌年度に年会費が発生してしまいます。5万というハードルはそこまで大きくありませんが、約4,200円/月程度の決済をコンスタントに行うか大きな買い物決済をしましょう。 こまめに利用明細を見て条件達成状況は常に確認するようにしましょう。

セブンカード・プラスはこんな人にオススメ!

セブンカード・プラスは、ざっくりと下記に当てはまる人に是非オススメです!

1. セブン&アイグループの店舗をよく利用する人

やはり、セブン&アイグループの店舗で還元率がアップするので身近な生活圏にある方はもっていて損はないでしょう!住まいの周りにはないけど、オフィスの近くにセブン・イレブンがある…といった方でも十分メリットを享受できるでしょう。

2. nanacoを使いたい人(無料で持てる)

もし一体型を選んだ場合には、nanacoがクレジットカードに併せて機能が付帯されるので便利! 実は、nanacoカード単体の発行では手数料330円(税込)がかかります。キャンペーン時や時期によって手数料無料の場合もありますが、セブンカード・プラス(一体型)を選択すると手数料をかけずにnanacoをゲットできます。
私はnanacoを通常の店舗で入手しましたが、申し込んだ際に300nanacoポイントがもらえますというキャンペーンだったので実質0円といった感じでした。

3. 家族カード&ETCのコストを抑えたい

ポイント獲得を加速させたいという人や家族の力を借りて年会費無料条件を達成したりポイントを合算して使いたいという人は、家族カードやETCカードは大きな力になります。 セブンカード・プラスでは本会員が条件を達成したら家族会員も年会費無料になりますし、ETCはノーコストで持つことが出来ます。 イトーヨーカドーによく行くお母さん(本会員)・お父さん(家族会員)・お子さん(高校生除く18歳以上)で協力して家計を助ける!という方法もアリですね。

4. ANAマイラーのサブとして

セブンカード・プラスで貯めたnanacoポイントをANAマイルの補てんに使うのもありかもしれません。もしあと少しで特典航空券に届く!といった場合に、ANAマイルに換えられるというオプションがあるのは、電子マネーに普段移行して使っていたとしても安心があります。 nanacoポイント:ANA SKYコイン=1:1のレートで交換できるので、ANA航空券を購入する際の代金充当にも使えます! [seven]

セブンカード・プラスはどういう使い方が最もおトク?

セブン&アイグループの対象店での決済を中心に。

セブン・カードプラスの基本は、まずセブン&アイグループの対象店で使い倒すということに尽きると思います。ポイントアップの対象外となる店舗では還元率0.5%とあまりよろしくないですが、セブン&アイグループ店舗での決済集中ではポイント獲得率はなかなかのもの。 基本中の基本の使い方として、こちらは常に意識しておくとよいでしょう。

nanacoチャージ&nanaco利用で支払うと◎

セブンカード・プラスの決済がメインとなると、nanacoの立場はどうなる?と疑問に持つ方もいるかと思いますが、nanacoのお得な使い方は「セブンカード・プラスでチャージ&nanacoで利用」を「各種税・公共料金などの収入代行サービス」の支払い時に使うというやり方。 他のコンビニでは、基本的に収入代行サービス利用や払込票の持ち込み時には「現金のみ」が決済手段となることが多いですが、セブン・イレブンでは現状nanacoで決済することが可能です! 実際に決済金額でのnanacoポイント(100円(税込)=1ポイント)は付与対象外ですが、セブンカード・プラス→nanacoへのクレジットカードの部分で200円=1ポイントの付与があるので、還元率としては実質0.5%が可能というわけです。 税金類はかなり高額となりますが、ポイント獲得はあきらめてしまうものですが、nanacoの利用の仕方ではポイントを取りこぼすことなくオトクを実感できます!

nanacoボーナスポイント

通常のセブンカード・プラスカードでの決済だけでなく、セブン・イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマートなどで対象商品によってはnanacoポイントのボーナス獲得もあります! nanaco支払いでは、上記の3店舗に加えてヨークベニマル、デニーズでもnanaco支払いでポイント獲得できたりと、コツコツ積み重ねるチャンスがあります。足を運んだ際に是非チェックしてみましょう!

累計ボーナスポイント

イトーヨーカドー・ヨークマートでの4月~翌年3月末までのカード利用(クレジット・カード提示)での累計ポイント対象金額(税抜)で、累計ボーナスとしてnanacoポイントが付与されます! 累計ポイント対象金額(税抜)が…
  • 100万円→3,000 nanacoポイント!
  • 150万円→10,000 nanacoポイント! →150万円達成後、100万円ごとに→10,000 nanacoポイント!
ポイント加算の対象店(イトーヨーカドー、ヨークマート)の利用金額、しかも税抜ですのでかなり使い込む必要がありますが、食料品・生活用品はこの2店舗しか使わないという方は見逃せないですね。累計ポイントの状況はレシートに記載されているので、年間ポイントプログラム感覚で楽しめるかもしれません。 この累計ポイントは、イトーヨーカドーのネットスーパーは対象外・累計ボーナスポイントは本会員と家族会員の集計は別!という条件縛りはありますことを覚えておきましょう。年会費無料条件とは違うんですね。

毎月の8のつく日(8日、18日、28日)はイトーヨーカドーで5%OFF!

nanacoポイント獲得面でも、イトーヨーカドーでの利用はオトクですが、毎月8の付く日の3回/月については5%OFFとなるのでここは外せないですね。セブンカード・プラスのオトクが最大限に生かされる対象日・使い方はこの毎月8のつく日です! セブン&アイグループではその他不定期でキャンペーンなどを行うこともあるので、機会を見逃さないようにしておきたいところです。 [seven]

セブンカード・プラスのゴールドカードについて

セブンカード・プラスには、上位カードとして「セブンカード・プラス(ゴールド)」があります!主な特徴は下記の通り。

年会費はなんと無料!

ゴールドカードの券面なのに、年会費永年無料で持てるゴールドカードという貴重なものです。セブンカード・プラスの普通カードは条件未達で年会費が発生することになるので、ゴールドのほうが全然オトクになります。

国内の買い物でもショッピングガード保険が付帯

特筆すべきポイントとして、セブンカード・プラス(ゴールド)では、海外だけでなく国内のショッピングガード保険が付帯。普通カードは海外のショッピングガード保険付帯なので、ゴールドならではの特典内容と言えるでしょう。

申込はインビテーションのみ

実は、セブンカード・プラスは一般申込は受け付けておらず「インビテーション(完全招待制)」となっています。つまり「セブン&アイグループでセブンカード・プラスをたくさん利用していえる優良顧客のみに案内しますよ」ということだと思います。 ハッキリとした招待基準などは明かされておりませんが、やはりカードをたくさん使うことが一番だと思います。インビテーションが来た人はラッキーかもしれません!

カード機能は普通カードとほぼ同じ

ゴールドでありながら、基本的なカードスペックはほぼ普通カードと同じです。ショッピング保険(国内)の付帯や券面がゴールドな以外、空港のカードラウンジが使えるといった付帯サービスが充実しているわけではないので他のゴールドカードに比べてスペック面では劣りますが、セブン&アイグループヘビーユーザーだけが持てる貴重な一枚ですね! もしインビテーションが来た場合、切り替えない理由・デメリットはありませんので是非ありがたくゲットするほうが良いでしょう。

セブンカード・プラスは使い方を絞るサブカード候補として有力!

セブンカード・プラスの特徴から「セブン&アイグループでの集中決済用のサブカード」としての使い方が最もオトクでコストパフォーマンスが高いといえます。 通常還元率0.5%をカバーするのは還元率:1%以上を超える他のカードで、セブン・イレブンやイトーヨーカドーではセブンカード・プラスを使う…といった使い分けでメリットを上手に受けるようにするとよいでしょう。 8の付く日の5%OFFやポイント優遇などはセブンカード・プラスユーザーだけが受けられる特典ですしね。サブカードとして非常に優秀かと思います、身近に対象店舗がある方は是非入会を検討してみることをオススメします。 [seven]

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