オートチャージとは、Suicaの残高が少なくなると、自動的にチャージされる機能です。

チャージの手間も省けて、残高を気にするストレスもなくなります。

Suicaには、JR東日本グループの発行するビューカード系のクレジットカードでオートチャージができます。

しかしまれにあるのが、オートチャージされるから大丈夫!と思って、改札を通るとひっかかってしまうという事態。

ここでは、そんな時の為にSuicaにオートチャージできない原因と対処法をまとめます。

Suicaのオートチャージを設定したのにできない時の原因と対処法まとめ

原因1:Suica&PASMOのエリア以外で利用している

Suicaにオートチャージできるエリアは限られています。

ひとつはSuicaエリア、そしてもうひとつはPASMOエリアです。

Suicaは、交通系電子マネーの相互利用ができますが、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけんエリアでは、Suicaのオートチャージに対応していません。

そのため、出張や旅行でいつもの調子でSuicaを使ってしまうと、このようなオートチャージミスに陥ってしまいます。

対処法:利用エリアを変更するor手動チャージ

この場合、Suica&PASMOエリア以外ではオートチャージできないので、降車駅を利用エリア内に変更するしかありません。

オートチャージ可能エリアから遠く離れている場合は、残念ですがその場で現金チャージや乗り越し精算をしましょう。

原因2:オートチャージの限度額をオーバ一している

Suicaのオートチャージには

  • 一日のオートチャージ限度額
  • クレジットカードの利用限度額

という、2種類の限度額があります。

どちらかの限度額をオーバーしてしまうと、オートチャージされません。

一日のオートチャージ限度額は20000円までですが、クレジットカードの利用限度額は、人によって違うので、より注意が必要です。

クレジットカード限度額=利用可能額ー現在の利用残高

利用可能額とは、「このクレジットカードで最大〇〇円まで使えます」という金額で、50万円の人もいれば、300万円以上の人もいるでしょう。

現在の利用残高とは、「今このクレジットカードで〇〇円利用しています(借りています)」という金額で、ショッピング分もキャッシング分も含まれます。

利用可能額が300万円でも、Suicaのオートチャージをしたい時に、既に299万円使っていれば、10000円以上のオートチャージには反応しないという事です。

対処法:翌日、もしくは翌月まで待つ

限度額は、解除される方法があります。

1日の利用限度額20000円を超えた場合は、翌日まで待てば問題ありません。

クレジットカードの利用可能額を超えた場合は、利用残高の支払い(返済)をすれば、その分利用可能額が戻るので、増えた分の額はオートチャージに利用できます。

ただし、必ず一日以上は待たなければならないので、すぐにチャージしたい場合は、その場で手動チャージするしかありません。

チャージと言えば現金ですが、Suicaにオートチャージできるビューカード系のクレジットカードなら、駅に設置してある「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)というATMでもチャージできます。

原因3:クレジットカードの期限が切れている

有効期限までが長いので、意外と気にせずに忘れてしまうのがクレジットカードの有効期限です。

Suicaを改札に通しても、オートチャージ元のクレジットカードの利用ができない状態では、オートチャージできません。

有効期限は、上の画像のようにクレジットカードの表面に「月/年」の順で書かれているので、確認してみましょう。

対処法:クレジットカードの更新をする

クレジットカードの有効期限が切れている状態では、どう頑張ってもオートチャージはできません。

その場は、現金チャージ等で乗り切りましょう。

次の利用までにオートチャージを復活させるには、クレジットカードの更新を行う必要があります。

基本的には、カードの有効期限が切れる前に、カード会社から新しいカードが届きます。

しかし、引っ越したり長期不在にしていて、カード登録住所に本人がいなかった場合は、新しいカード自体届かない可能性があります。

Suicaへオートチャージ可能なビューカードの問い合わせ先はこちら

ビューカードセンターお客様相談室
03-6685-7000

【営業時間】
自動音声:6:00~23:00
オペレーター:9:00~17:30

更新のお知らせを気付かなかったり、更新時の審査に通らなかったり、ハプニング的な理由でカードの有効期限切れに気付かないという事もありますので、注意して下さい。

また、クレジットカード更新後、駅に設置してあるATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)でSuicaの更新設定も必要です。

原因4:オートチャージ設定金額を、まだ下回っていない

オートチャージのシステムとして、自動でチャージされる為には、「Suicaの残高が一定金額を下回る」という条件があります。

下回る一定金額とは、1000円単位で、10000円までで設定できます。

自分で設定した金額を下回らないと、オートチャージされません。

対処法:オートチャージ設定金額を変更する

オートチャージの設定金額が、自分が思っている金額と違う場合は、「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で、設定変更しましょう。

モバイルSuicaやApplePayでSuicaを利用している場合は、スマホで設定変更もできます。

※ちなみに、クレジットカードの初期設定では、1000円を下回ると3000円チャージされるようになっています。

原因5:オートチャージ設定が完了していない

オートチャージの設定をしたつもりが、されていなかったという可能性もあります。

ビューカード系のクレジットカードを発行する際、申込み時にオートチャージ利用するかしないかチェックする項目があります。

インターネットでも郵送申し込みでも、どちらでも設定できますが、「利用する」にチェックしたつもりが、「利用しない」を選択していたり。

もしくは、「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で、オートチャージの設定金額変更した時、最後に確認ボタンを押さないと変更されません。

画面操作の際は、最後の完了画面まで確認しましょう。

対処法:現在のオートチャージ設定を確認する

オートチャージ設定がちゃんとされているか、まずは確認してみましょう。

確認は、Suica一体型クレジットカードやカード型Suicaなら、「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で、モバイルSuicaやApplePayなら、スマホで確認できます。

原因6:オートチャージできない機器にタッチ

Suicaは以下のマークがある場所なら全国どこでも使えます。

電車やバスに乗る時だけでなく、電子マネーとしてお買い物も。

しかし、オートチャージができるのはSuicaとPASMOのエリアのみです。

…というのはこの記事の冒頭でお話しましたが、エリア内の改札を通る時だけという所がポイントです。

つまり、Suica&PASMOエリア内でも、コンビニやスーパーでのお買い物には使えません。

更に意外な事に、バスもオートチャージには対応していません。

公式サイトでは、以下の機器ではオートチャージに反応しないという記載があります。

  • バスの運賃支払機
  • Suicaを電子マネーとして使うお買い物
  • 新幹線の自動改札機
  • 私鉄⇔JR連絡用改札機
  • 一部の簡易的なSuicaの改札機

対処法:他の支払い方法で対応

オートチャージできない機器での対処法は、他の方法で支払うしかありません。

通常の現金チャージでSuica支払いをするか、チャージできない場合は現金や他に使える電子マネーか現金を利用しましょう。

原因7:磁気不良

Suicaのオートチャージができない時、カード自体が磁気不良になっている可能性もあります。

磁気不良の場合、オートチャージだけでなく、Suicaでの支払いもできなくなっているかもしれません。

スマホや磁石付きのカバンなど、いつも持ち歩いているものに磁気や電磁波を発するものがあると、電子マネーが正常に反応しなくなる事があるのです。

対処法:Suicaの再発行&電磁波シャットアウト

Suicaが反応しなくなるような状態が磁気不良なので、そのような場合は、Suicaを再発行しましょう。

Suica利用エリアのみどりの窓口であれば、再発行手続きができます。

しかし、その場でひょいっと新しいカードをもらえるわけではありません。

Suicaのデータ移行などが必要なので、発行してもらった整理番号票を、翌日同じ窓口に持っていき、引き換えます。

ちなみに、もしSuica一体型クレジットカードを利用しているのであれば、発行したクレジットカード会社への問い合わせが必要です。

今後も磁気不良などにならないよに、Suicaは磁気や電磁波をシャットアウトするケースに入れておくとよいでしょう。

もしくは、スマホや磁石を使ったものと一緒に持ち歩かない事も大切です。

最後に

Suicaがオートチャージできない7つの原因と対処法をご紹介しました。

  • 乗車&降車駅がSuicaの利用可能エリアかどうか把握しておく
  • 改札以外でのSuica利用ではオートチャージできない事を覚えておく
  • 困った時はSuica対応している窓口かクレジットカード問い合わせセンターへ

この3つを覚えておけば、基本的には対処できるでしょう。

あとは、クレジットカードの有効期限や利用可能額をしっかり把握しておく事です。

オートチャージは便利ですが、エラーが出てしまうと、焦る上に他の支払い方法を探さなければなりません。

手間もかかるので、カード管理はしっかりとしておきたいですね。