Suicaと言われてパッと思い出すのはカードタイプのSuicaだと思いますが、スマホで使えるモバイルSuicaもあります。
Suicaは一般的なカードタイプ。モバイルSuicaはアプリで使えるタイプで、カードを持っていなくてもスマホをかざすだけでSuicaを利用できます。
ここ最近はモバイルSuicaを利用して、スマホをかざして改札口を通る人がものすごく増えてきました。私もスマホをかざしてSuicaを利用していますが、ものすごい便利です。一度使うともうカードタイプに戻れません。癖になります。
スマホ1台あれば電車やバスの移動もできて、コンビニで買い物もできて、めっちゃ便利です。まだ使ってない人はぜひモバイルSuica使ってみてください。ほんとおすすめです。
Suicaを作る前にぜひ読んで欲しい記事
- SuicaとモバイルSuicaの違いとは?併用できるか移行するのか?
- iPhoneを使ってSuicaにチャージする3つの方法まとめ
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- SuicaチャージとSuica利用でポイントをできるだけ多く貯める方法
- Suicaの利用履歴と残高を確認する方法と履歴を削除する方法について
SuicaとモバイルSuicaの違いについて
SuicaとモバイルSuicaの大きな違いは形です。
Suicaはカード型。
モバイルSuicaはケータイ・スマホ型。
タッチして支払うという基本的な使い方は同じですが、入手方法や管理の仕方が違います。
SuicaとモバイルSuicaの違いを簡単な表にしてみました。
SuicaとモバイルSuicaの違い
Suicaカード | モバイルSuica | |
入手方法 | 券売機 みどりの窓口 |
アプリダウンロード |
費用 | デポジット:500円 チャージ:500円~ |
基本無料 |
必要書類 | 身分証明書 年齢の分かる公的証明書 ※Suicaの種類による。無記名Suicaは不要 |
クレジットカード ※EASYモバイルSuicaはクレジットカード不要 |
再発行 | 可能 ※無記名Suicaは不可 |
利用停止という形で可能 |
オートチャージ | 可能 | 可能 |
Suicaを利用する条件
SuicaもモバイルSuicaも、誰でも発行できます。
ただし、Suicaには、無記名Suica、記名Suica、小児用Suicaなど、利用スタイルや年齢によって種類が分かれています。
大人が小児用Suicaを発行できないように、必要書類がないと入手できないSuicaもあるので、購入前は注意が必要です。
無記名Suicaは、誰でも発行でき、誰が利用しても問題ありません。当たり前ですが、モバイルSuicaは対応スマホを持っていないと利用出来ません。
スマホをタッチして改札を通る為には、おサイフケータイ機能の備わったガラケーかスマホ、iPhoneならiPhone7以降の機種でないと、タッチしても反応しません。
最近のスマホやiPhoneであれば、ほとんど対応していることが多いので問題ないですが、格安スマホや古い機種を中古で利用している方は、モバイルSuicaが使えない可能性があるのでご注意ください。
SuicaとモバイルSuicaは併用できる?
SuicaとモバイルSuicaを併用する事は可能です。
例えば、普段はSuicaを利用して、忘れた時用にモバイルSuicaを登録しておいたり、仕事はSuicaを使い、プライベートはモバイルSuicaで決済…というように使い分けることが可能です。
しかし、この場合、同じSuicaID番号で利用する事はできません。つまり、Suicaカードにチャージした分をモバイルSuicaで使うことはできません。
SuicaカードとモバイルSuicaを同じアカウントでは使えないってことですね。
現在利用しているSuicaカードをモバイルSuicaに切り替えたい場合、今使ってるSuicaカードは使えなくなってしまいます。
とは言え、Suica自体は個人で発行枚数制限はありません。
一人で複数のSuicaを作ることは可能なので、使い分けは問題なくOKです。
同じアカウントやSuicaID番号という点は関係なく、家族用・個人用・仕事用など、目的を分けて新たにカードを発行し、数枚持っていても利用はできます。
しかも、Suica利用で貯まるJREポイントは、20枚までのSuicaが登録可能です。
モバイルSuicaは1アカウントしか登録できませんが、カード型Suicaなら複数枚利用しながら、一緒にポイントをまとめて貯められるので、ポイントを貯めるという点ではSuicaの併用は効率よく可能です。
今使ってるSuicaをモバイルSuicaにまとめたい場合、残高の移行はできるのか?
SuicaとモバイルSuicaは別物と考えるので、基本的に残高をカードとスマホの間で行ったり来たりさせる事はできません。
ただし、モバイルSuicaに今まで使っていたSuica定期券を登録する際は例外です。
Suicaを利用している人の中には、通勤や通学の為に、Suica定期券を活用している人もいるでしょう。
Suica定期券には、普通のSuicaと同じように、チャージができます。
定期券区間以外の乗車やお買い物にSuicaを使うのも便利です。
このチャージ分は、モバイルSuicaへの初回登録の際に、残高の移行操作ができます。
- Suica定期券をモバイルSuicaに登録した翌日5:00以降に手続きする
- アプリにログインして「SFの移行操作」を行う
- 残高が残っていなくても、操作を行う必要がある
- 移行操作を行うと、カードを駅で返却した際、デポジットが返金される
おすすめクレジットカード
ビックカメラSuicaカード

最後に
- SuicaとモバイルSuicaは、条件によって併用・移行できる
- 誰でも発行できるSuicaに対し、モバイルSuicaの方がクレジットカード等が必要
- Suica利用で貯まるJREポイントは、複数のSuicaを登録できる
SuicaとモバイルSuicaは、利用スタイルによっては併用もできます。
しかしおすすめは、やはりスマホひとつあれば支払いできる、モバイルSuicaです。
モバイルSuicaと聞くと、Androidスマホやおサイフケータイが思い浮かびますが、iPhoneでもApplePayを利用れば、iPhone7以降ならスマホひとつで利用できます。
また、登録すれば貯める事ができるJREポイントも、複数枚のSuicaと1つのモバイルスマホアカウントで利用できます。
使い分けを極めるなら、JREポイントもしっかりチェックしておきましょう。
モバイルSuicaのアプリのダウンロードはこちら