カードローンの一括返済とは?メリットやデメリット、返済時の流れについてわかりやすく解説!

借りたお金をまとめて返済できる、カードローンの一括返済。

一括返済でお金を返済すれば、利息を極力抑えつつ返済がおこなえるようになるので、一括返済の利用を検討しているという方も多いのではないでしょうか?」

ただ、実際に一括返済でお金を返済するとなると、

「本当に一括返済で返済した方がお得なのかな…」

「どうやって返済すればいいんだろう…」

と、いろいろと疑問点や不安な点が出てきてしまうものです。

そこでこの記事では、カードローンの一括返済について詳しく解説していきます。

カードローンの一括返済の仕組みについてはもちろん、一括返済でカードローンを返済するメリット・デメリット、一括返済のやり方などについてわかりやすく紹介していくので、一括での返済を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

カードローンの一括返済とは?

返済方法 概要
約定返済 毎月指定された日に指定された金額を返済する返済方法
臨時返済 一括返済 借り入れしているお金を全額一括で返済する返済方法
繰上返済 任意の金額を追加で返済できる返済方法

カードローンの一括返済は、カードローンの返済で利用できる返済方法の一つです。

カードローンでお金を融資してもらった場合、当然ですが融資してもらったお金を返済していかなくてはいけません。

その場合、利用できる返済方法には「約定返済」と「臨時返済」という2つの返済方法があります。

約定返済は、毎月指定日に決められた金額のみを返済する返済方法です。

一方、臨時返済は、約定返済で決められた金額以外に追加で返済をおこなう返済方法です。

一括返済はそんな臨時返済の種類の一つで、融資してもらったお金を一括でまとめて返済し、返済そのものを完了させる返済方法となっています。

臨時返済には繰上返済という返済方法もありますが、これは任意の金額の返済を追加でおこなえる返済方法です。

繰上返済で返済したお金は元金に充当されるので、より効率的にカードローンの返済がおこなえるようになります。

カードローンを一括返済する2つのデメリット

カードローンを一括返済する2つのデメリット
  1. 手続きに手間がかかるト
  2. 手元のお金が一気に減ってしまう

カードローンの返済をおこなうときに利用できる返済方法の一つである一括返済はメリットの大きい返済方法ですが、デメリットのない返済方法というわけではありません。

一括返済での返済を検討しているのであれば、後で「そんなの聞いてなかった…」となってしまわないよう、デメリットについてもしっかりと把握した上で一括返済をおこなうかどうかを決めることをおすすめします。

カードローンを一括返済する場合のデメリットは2つあります。

1. 手続きに手間がかかる

カードローンを返済するときの手順
  1. 完済金額を確認する
  2. 返済方法を選択する
  3. 一括返済を実施する
  4. 完済証明書を発行する(必要であれば)

カードローンの一括返済を利用する場合、所定の手続きが必要になります。

手続きの内容については業者によって異なりますが、一括返済を利用したいことを伝えたり、所定の口座への振り込みや店舗への訪問が必要になってくる場合もあります。

一括返済は一度の返済で借りたお金を完済する返済方法ですのでこの手続きを何度も繰り返すわけではありませんが、それでも利用するのに別途で手続きが必要になるという点は、一括返済におけるデメリットの一つだと言えるでしょう。

2. 手元のお金が一気に減ってしまう

手元のお金が一気に減ってしまう

一括返済には、手元のお金が一気に減ってしまうというデメリットもあります。

これは借りた金額にもよるので、返済する金額が少額の場合はそこまで心配する必要はありませんが、10万円以上などまとまった金額になる場合は注意が必要です。

「手元のお金をすべて一括返済にあててしまって貯金がゼロ」という状態になってしまうと急な出費が発生した場合、またカードローンを利用しなくてはいけなくなってしまう可能性があります。

それでh一括返済を実施した意味がありませんよね?

一括返済を実施する場合は、一括返済してもある程度お金が手元に残るようにするなど、通常の返済よりも計画的におこなう必要があります。

カードローンを一括返済する5つのメリット

  • 返済する際の手続きに手間がかかる
  • 手元のお金が一気に減ってしまう

といったデメリットのあるカードローンの一括返済ですが、デメリットだけでなくメリットもたくさんあります。

これから紹介していく5つのメリットにデメリット以上の魅力を感じるのであれば、一括返済でのカードローンの返済を真剣に検討するべきです。

カードローンで借りたお金を一括返済する5つのメリットについてみていきましょう。

1. 利息が減るため総返済額を抑えることができる

100万円を金利15.0%で借りた場合
1年で完済した場合の利息 150,000円
半年で一括返済して完済した場合の利息 74,794円
※1年で完済する場合より利息を75,206円抑えられる

カードローンで借りているお金を一括返済で全額返済した場合、返済期間が短くなるため、利息が減り、総返済額を安く抑えられるようになります。

このメリットに魅力を感じ、一括返済を検討しているという方がほとんどではないでしょうか?

カードローンで融資を受ける場合、利息が発生し、「融資してもらった金額+利息分」を毎月返済しなくてはいけません。

利息は日割りで計算されるため、お金を借りている期間が長くなれば長くなるほど利息の金額も高くなっていきます。

しかし、一括返済で借りていたお金を全額返済した場合、その後利息が発生することはありませんし、支払いの義務が生じることもありません。

そのため、総返済額を当初の予定よりも抑えることができるようになります。

2. 借入枠が空いてカードローンが利用しやすくなる

借入枠が空いてカードローンが利用しやすくなる

カードローンを一括返済した場合、借入枠が空くため、カードローンが利用しやすくなります。

カードローンには限度額が設けられていて、限度額の範囲内であれば追加で融資を受けることが可能です。

例えば、限度額が100万円に設定されているとしましょう。

すでに30万円の借り入れをおこなっている場合、最大あと70万円まで融資してもらうことが可能です。

カードローンは解約しない限りこの限度額の範囲内で融資が受けられるのですが、当然、お金を借りれば借りるほど残りの融資枠も少なくなってしまいます。

しかし、今現在借りているお金を一括返済で全額返済してしまえば、借入枠が最大限開放されるようになるので、カードローンが利用しやすくなります。

また、銀行系のカードローンは対象外ですが、その他のカードローンは総量規制という法律の対象になります。

総量規制は、「年収の3分の1を超える貸し付けをおこなってはならない」という法律です。

一括返済で借りていたお金を全額返済した場合、この総量規制の枠も空くことになるので、その点でもカードローンが利用しやすくなると言えます。

3. 効率よく返済できる

効率よく返済できる

先ほどカードローンのデメリットの項目で「手続きに手間がかかる」と紹介したため矛盾しているように感じるかもしれませんが、長い目で見た場合、一括返済は効率的に返済できる返済方法です。

例えば、指定された口座への振り込みで返済している場合や業者の店舗に来店して返済している場合、毎月振り込む手間や来店する手間がかかってしまうことになります。

しかし、一括返済で返済を完了させてしまえば、その後はお金を返済する必要がなくなるため、それらの手間からも解放されます。

そのため、実際におこなう場合は手続きに手間がかかってしまいはするものの、長い目で見ると効率よく返済できる返済方法だと言えるわけです。

4. 返済の履歴が残るため別の借り入れがおこないやすくなる

返済の履歴が残るため別の借り入れがおこないやすくなる

カードローンの一括返済した場合、その履歴が返済履歴として残るため、別の借り入れがおこないやすくなります。

カードローンなどの金融サービスを利用して融資を受ける場合、審査を受けなくてはいけませんが、その際これまでの返済履歴についても細かくチェックされることになります。

具体的には、

  • 毎月きちんと返済しているか
  • 延滞したことがないか
  • 滞納したことがないか

などについてチェックされますが、一括返済で返済を完了させたという返済履歴が残っていると、「このひとはきちんと返済をおこなえる信用のおける人」と判断してもらいやすくなります。

そのため、再度同じ業者のカードローンを利用する場合はもちろん、他の金融サービスで融資を受ける場合の審査にも通りやすくなるわけです。

5. 返済のことを考えなくてよくなる

返済のことを考えなくてよくなる

カードローンを一括返済する際の代表的なメリットとしては「利息が減るため総返済額を抑えることができる」という点があげられますが、人によってはこの「返済のことを考えなくてよくなる」というメリットの方が大きなメリットに感じるかもしれません。

実際カードローンでお金を借りたことがある、あるいは借りている人なら共感してもらえるはずですが、「毎月返済のことを考えなくてはいけない」というのはかなりのストレスになります。

毎月の返済に追われてギリギリの生活を強いられてしまっているのであればなおさらです。

しかし、一括返済で返済を完了させてしまえば、その後は返済のことを考えなくてよくなり、あらゆるストレスから解放されます。

「毎月の返済のことを考えると頭が痛くなる…」というように、返済にストレスを感じている方にとっては非常に大きなメリットだと言えるのではないでしょうか?

カードローンの一括返済のやり方

カードローンを一括返済したいと考えているのであれば、一括返済の具体的なやり方についても確認しておきましょう。

カードローンの一括返済のやり方は業者によって異なる部分もありますが、基本的な流れは一緒です。

それぞれの工程について詳しくみていきましょう。

手順1. 完済金額を確認する

まず始めに、一括返済で返済する金額を確認しなくてはいけません。

確認方法は業者によって異なりますが、大手消費者金融のカードローンであれば、サイトのマイページやアプリなどで完済金額の確認がおこなえるはずです。

マイページやアプリなどが用意されていない場合は業者に問い合わせて完済金額を確認しましょう。

カードローンの利息は日割りで設定されるため、完済金額を確認してから返済を実施するまでに日をまたいでしまうと完済金額も変わってしまうので注意してください。

手順2. 返済方法を選択する

完済金額が確認できたら、どの方法で一括返済するかを選んでいきましょう。

利用できる返済方法は業者によって異なりますが、大手消費者金融の場合だと、

  • 銀行振込での返済
  • 自社ATMでの返済
  • 提携ATMでの返済
  • 店舗での返済
  • コンビニでの返済

といった返済方法が利用できるようになっています。

返済方法によって手数料や入金限度額、手続きの方法が異なるので、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

手順3. 一括返済を実施する

完済金額を確認し、どの方法で返済するかを決めたら、その日のうちに一括返済を実施しましょう。

この段階で日をまたいでしまうと、再度完済金額の確認からやり直しになってしまうので注意が必要です。

業者に問い合わせて確認するタイプのカードローンだと結構な手間がかかってしまうことになるので、完済金額の確認から一括返済の実施まではその日のうちでおこなうようにしましょう。

手順4. 完済証明書を発行する(必要であれば)

住宅ローンなどの大きなローンを組む場合、カードローンの完済証明書を求められることがあります。

その場合は、業者に問い合わせて完済証明書を発行してもらうようにしましょう。

その際、手数料がかかる場合があるので注意してください。

カードローンの一括返済に関する2つのQ&A!

最後に、カードローンの一括返済に関するよくある質問をQ&A形式でいくつか紹介していきます。

カードローンの一括返済するのに手数料は発生するのでしょうか?

一括返済時に利用する返済方法によっては手数料が発生する場合があります。
店舗での返済であれば基本的に手数料は発生しませんが、銀行振込の場合は振込手数料を負担する必要がありますし、ATMの場合はATMの利用手数料を負担する必要があります。
また、カードローンの返済が完了したことを証明する完済証明書の発行にも手数料がかかる場合があります。
具体的な手数料は業者によって異なりますので、事前に確認しておくようにしましょう。

カードローンの一括返済はリボ払いでも利用できますか?

一括返済は、カードローンをリボ払いで返済している場合であっても利用可能です。
この場合の返済手順についても、先ほど紹介した手順と変わりません。

カードローンの一括返済についてのまとめ

今回の記事のまとめ
  • 一括返済は融資してもらったお金を全額まとめて返済する返済方法
  • 一括返済は手続きに手間がかかる
  • 一括返済すると手元のお金が一気に減ってしまう
  • 一括返済すると返済総額が安くなる
  • 一括返済すると借入枠が空くのでカードローンが利用しやすくなる
  • 一括返済は効率のいい返済方法
  • 一括返済すると次の借り入れがおこないやすくなる
  • 一括返済で完済すると借金や返済のストレスから開放される
  • 返済方法によっては手数料が発生してしまうことがある
  • 一括返済はリボ払いでも利用可能

カードローンで借りたお金を一括返済すると、返済総額を安く抑えることができるようになりますし、借金のストレスや返済のストレスからも開放されます。

そのため、可能なのであれば一括返済するべきです。

ただし、まとまったお金を用意しなくてはならないので返済の負担も大きなものになります。

特に借り入れしている金額が大きい場合は返済の負担も比例して大きくなってしまいますので、

  • 一括返済をおこなうと貯蓄がゼロになってしまう
  • 一括返済するためには家計を切り詰めるなど多少無理をしなければならない

といった場合は、無理に一括返済をおこなわないようにしましょう。