カードローンの増額申請の手順や審査通過のための3つのポイントを解説!

「大きなお金が必要」「今借りている金額だけでは足りない」などのとき考えられるのが、カードローンの「増額申請」です。

しかし、金融機関は際限なく融資してくれるわけではありません。利用者は必ず「利用限度額」の範囲内で借入します。

今回は、カードローンの増額について申し込み手順や、審査通過のポイントを詳しく解説します。また、増額審査に落ちた場合の対策もお伝えしているので、ぜひ参考にしてください!

そもそもカードローンの利用限度額とは?

極度額 金利(実質年率)
501万円~800万円 3.0%~4.7%
301万円~500万円 4.7%~7.7%
100万円~300万円 7.7%~15.0%
1万円~99万円 7.7%~18.0%

カードローンには、その人が借入可能な上限金利が必ず設けられています。その金額を「利用限度額」といいます。

ちなみに「最大800万円まで借入可能」と紹介されているカードローンがあったとしても、誰もがこの金額まで借入できるわけではありません。

最大800万円とは、カードローン会社が可能な融資限度額であり、この範囲内でどこまで貸してもよいか個人ごとで判断します。

利用限度額は、利用者の職業や年収、勤続年数および他社からの借入などの状況を審査した上で決定されるものです。なお、一般的に利用限度額が大きくなれば金利は低くなります。

上の表では、消費者金融「アコム」の極度額(契約上の利用上限)を参考に取り上げています。

「1万円~99万円」の金利「7.7%~18.0%」と比し「501万円~800万円」の金利「3.0%~4.7%」の方が低いのがわかるはずです。

カードローンの限度額が決まる3つのポイントについても理解しておこう!

利用限度額は利用者ごとに異なるものですが、その基準となるポイントをお伝えします。上にまとめた内容が代表的な審査基準です。次からそれぞれ解説するので確認してください!

①:総量規制のルールから外れていないか

総量規制

カードローンの限度額を決める上で一番のポイントとなるのは「総量規制」です。総量規制は、消費者や事業者に貸付けを行う貸金業者に定められた法律です。

総量規制では「年収の3分の1」を超える借入はできません。つまり、あなたの年収が300万円なら100万円が利用限度額です。

これは現在他社から借り入れているケースにも当てはまります。つまり、すでに200万円の借入がある場合、100万円までが限度額ということです。

銀行カードローンでは、独自のルールを定めているため総量規制を気にする必要はありません。しかし、その分消費者金融よりも厳しい審査基準が設けられているため難易度は高いです。

②:安定した職業で長期間勤めているか

安定した職業が重要視される理由
  1. 継続して安定した収入を得やすい!
  2. 勤続年数が長いと仕事への責任感も出やすく踏み倒しのリスクが低い!
  3. 新入社員と比較し収入が多い!

カードローンの限度額を決める際「安定」した職業で「長期間」勤めているかも重視されるポイントです。

例えばいくら収入が多くても、自営業や水商売のように収入に波があると審査通過できないケースもあります。

また、安定した職業に就いていたとしても、勤続年数が短い人は審査通過に不利な可能性もあるのです。

上に理由をまとめていますが、安定した職業で、なおかつ勤続年数も長い人だと審査に通りやすいといえます。

③:過去の借入状況に問題はないか

金融事故 CIC
(株式会社シー・アイ・シー)
JICC
(株式会社日本信用情報機構)
JBA
(全国銀行個人信用情報センター)
61日以上延滞 5年 1年 5年
3ヶ月以上連続延滞 5年 5年 5年
強制解約 不明 5年 5年
債務整理 5年 5年 5年
自己破産 7年 5年 10年
代位弁済 不明 5年 5年

過去の借入状況や借入履歴に問題がないかも、利用限度額及び審査通過において重要なポイントです。「過去のことだから関係ない」と思っていても、信用情報機関に履歴は保管されています。

上の表には、信用情報機関ごとの金融事故の保管期間を記載しています。およそ「5~10年」の間、データベースに情報は残ると考えておきましょう。

そのため、過去・現在の借入で遅延や不払いを起こしていると、増額に対して不利になり、審査通過も叶わなくなると理解しておいてください。

信用情報機関からすでに情報が消えている場合は、改めて審査通過も望めます。

カードローンの増額申請をする手順を3ステップで解説!

増額申請の流れ
  1. 増額申請フォームおよび電話にて申し込む
  2. 審査実施後結果を受け取る
  3. 増額手続きをした後借入開始

増額申請の手順を3ステップで解説します。上の例は「アイフル」の申請の流れです。消費者金融は比較的審査が柔軟なので、銀行カードローンよりもおすすめです。

まず、増額の申し込みはWebフォームもしくは電話で行います。24時間申し込みできる点Webフォームの方が便利です。

増額の際は必ず「審査」があります。当然条件をクリアしないといけません。問題なく審査通過できたなら、その結果をメールや電話で受け取ります。

アイフルの場合、審査終了後Webや専用ATM、電話から増額手続きを行い、その後借入が可能です。

カードローンの増額審査を通過するための3つのポイント!

増額を希望する際は必ず「審査」に通過しなくてはいけません。審査を通過してはじめて利用限度額が増えます。ここでは、増額審査を通過するためのポイントを3つ解説するので見てみましょう!

①:返済の遅延や延滞はしない!

カードローン

増額審査に通過するために必要な1つ目のことは「遅延」や「延滞」をしないことです。というのも、増額審査で重視されるポイントの1つが「返済実績」だからです。

毎月きちんと規定の金額を返済していれば、カードローン会社のあなたに対する信用は増します。そうなると、当然審査に通りやすくなるということです。

「何回遅延したらアウト」などの具体的な条件はカードローン会社によるところなので断言できません。

しかし、トラブルなく返済している人の方が、印象・信用共によいのは間違いありません。そのため、今後増額を検討しているなら、正しく返済しましょう!

②:年収を増やす!

年収

「年収」を増やすことも増額申請を可能とする条件の1つです。というのも貸金業法には「総量規制」があります。つまり、年収の3分の1を超える借入はできません。

銀行カードローンには総量規制がなく、独自のルールが設けられていますが、消費者金融以上に難易度の高い審査が存在します。

いずれにしろ、年収が増えれば総量規制の枠も大きくなります。つまり、借入可能な金額も大きくなるということです。

年収が上がるということは、返済能力の面でも信用度が上がると考えてください。そのため、審査に通りやすくなるともいえます。

③:場合によっては収入証明書を提出する!

収入証明書が必要なケース
  1. 既存の借入残高が50万円を越える場合
  2. 既存の借入残高および他貸金業者からの借入残高が合計100万円を越える場合
  3. 前回収入証明書を提出してから3年が経過している場合

増額申請を希望するする際は「収入証明書」の提出が必要なケースがあります。上記3つの条件を確認してください。これらはどれも貸金業法で定められている内容です。

借入の金額が大きくなれば、その分返済能力の確実性を求められます。それが理由で収入証明書の提出が必要なわけです。

収入証明書には、源泉徴収票・給与の支払い明細・確定申告書・所得証明書などが該当します。

なお、銀行カードローンでも収入証明書が必要となるケースもあるため、事前に準備しておくとよいでしょう。

カードローンの増額審査に落ちた場合の3つの対策を解説!

「増額を申し込んだのに審査に通らない」「どうしてもお金が必要」そのようなときもあるはずです。そこで、カードローンの増額審査に落ちたときの3つの対策を解説します。

次から1つずつお伝えするので、ぜひ実践してみてください!

①:6ヶ月後に再び申し込む!

カレンダー

カードローンの融資がスタートして「6ヶ月」を過ぎていないと、増額審査に落ちる場合があります。というのも、信用の面で低く見られる恐れがあるからです。

契約後すぐに増額申請を行い落ちた場合は、融資開始後6ヶ月を過ぎた時点で再度申請しましょう。2度目の増額申請時には返済実績があるため、審査通過の可能性は最初と比べて上がります。

1度落ちたからと諦めずに、再チャレンジするのも1つの手段です。ただし、急ぎで融資を受けたい場合には、この後お伝えする手段を実践してください。

6ヶ月後に再チャレンジする方法は、あくまでもお急ぎでないケースに有効な手段です。

②:他のカードローン会社を利用する!

審査難易度 金利(実質年率) 利用限度額 即日融資 無利息期間
アイフル
アイフル
3.0%~18.0% 最大800万円 30日間
プロミス
プロミス
4.5%~17.8% 最大500万円 30日間
レイクALSA
レイクalsa
4.5%~18.0% 最大500万円 60日間/180日間
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行
1.9%~14.5% 最大800万円
アコム
アコム
3.0%~18.0% 最大800万円 30日間

返済の遅延や延滞がなく、総量規制にも該当せず、それでも増額審査に通らない場合は、カードローン会社の独自に設定された審査基準を満たしていない可能性があります。

この場合、他社のカードローンなら審査に通過できるかもしれません。カードローンは銀行や消費者金融など、様々な金融機関から提供されています。

上の表では、カードローンを利用できる代表的な金融機関をまとめています。利用限度額や即日融資、無利息期間など各社条件は様々です。

お急ぎの場合は、利用限度額が大きく即日融資に対応したサービスを利用しましょう!

③:質屋を利用する!

質屋

「増額申請に通らない」「急ぎのお金が必要!」などの場合「質屋」の利用もおすすめです。質屋では、利用者の持ち物を担保に、その評価額の範囲内で融資を行います。

審査がなく、手続きの手間もかからないため急ぎの場合に有効です。ただし、カードローンの金利が年間15%~20%なのに対し、質屋は最大年利109.8%です。

質屋の利息は月利で表される場合がほとんどですが、3%~8%と高めの設定です。そのため、質屋では金利のデメリットをよく理解した上で、お金を借りましょう。

カードローン増額に関するまとめ

収入証明書が必要なケース
  1. カードローンには利用者ごとの利用限度額がある!
  2. 増額審査を通過するためには返済の遅延や延滞をしない!
  3. どうしても審査通過が難しいときは他社の利用も検討する!

カードローンの増額に関する今回のまとめは上の通りです。カードローンには、利用者ごとの利用限度額があることを覚えておきましょう。

増額審査をパスするための条件は様々ですが、総量規制の範囲内で融資を受けられる点や、返済の遅延があると通過できない恐れがある点を理解しておいてください。

どうしても急ぎで融資を受けたい場合は、他社カードローンの利用を検討するのも1つの手段です。今回お伝えした内容を参考に、確実に希望の金額を借入できるよう努めてください!