今回のテーマは具体的にオークションの開始価格、落札条件の設定方法について考えていきます。
ネットオークションには『こんなときには、こんなふうに設定する』というセオリーがありますので、
まずはその点をご説明させて頂きます。

 

まずは下記の図を見てください。こちらが基本的な指針となります。

 

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ポイントは、自分の中に『これぐらいの金額で売れないようであれば、

手放したくない』という気持ちがあるかどうかです。

1.この金額以下では売りたくないという希望価格がある場合

この金額以下では売らないという目安があるようでしたら、
過去の落札相場をチェックして、相場価格が自分の希望額以上の場合にのみ、出品するようにしましょう。
その場合には、スタート価格を相場より若干低め(相場の80~90%)に設定すると入札されやすくなります。

2.処分出来れば構わないという商品の場合
どんな金額であっても、売れればそれでいいという商品の場合には、まず過去の落札相場をチェックします。
落札相場が低い場合には1円スタートで出品します。落札相場が思いのほか、
高値であった場合には、スタート価格を相場より若干低め(相場の80~90%)に設定して出品します。

3.スタート価格1円のメリットとデメリット
ネットオークションでは入札件数が多ければ多いほど、落札価格が高くなるケースがあります。
仮に同じ商品を扱っていたとしても入札件数が多いオークションのほうが、
入札件数が少ないオークションより高値で落札されるものです。
入札件数が増えると、注目が集まり、それがさらに入札を呼び込むという循環が発生するためです。
また、一度入札した商品は落札したいという心理が働くため、
オークション終了間際に価格がせりあがることも、理由の一つです。
(入札する立場にたつと、このあたりの心理はイメージ出来ると思います。)
不思議なもので、入札件数が増えれば、その商品や出品者に対する信頼感も増すようです。
少しでも多くの人に入札してもらうことを考えると、開始価格を1円にするというのは
『とりあえず入札しておこう』という人を増やせるため、有効な手段となります。

その一方で、思惑通りに入札が集まらない場合には、落札金額が低くなってしまう
というリスクもありますので、案外難しい面もあります。

なので、1円スタートで大量出品はやめましょう。

1円で大量出品しても売れないものは売れませんし、1円で落札されることもあります。
1円で売れてしまうと、明らかに赤字になり、手間も他のオークションと変わらないため、
急にやる気がなくなる可能性があります。過去相場などを参考に、
商品のおおよその落札価格を把握しておくことが重要です。
そのため、『どんなことがあっても、この金額以下では売らない』という最低ラインが
ある場合には、そこをスタート価格にするのが無難です。
ヤフーオークションの場合、万が一売れ残った場合でも、再出品することが出来ます。
再出品は3回まで無料です。
仮に1回のオークション期間を7日で設定したとすると、
合計で28日間出品することが可能です。
出品期間が長ければ長いほど、落札される確率も高くなりますので、
焦らず気長に待つというのも立派な選択肢です。

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