一冊は数百円でも、毎月何冊も購読すると意外と嵩んでしまう雑誌代。
電子書籍サービスの中には、雑誌読み放題サービスというものがあり、定額料金で雑誌をたくさん読むことができます。
しかも、月額料金は400〜500円からが相場で、紙の雑誌1〜2冊分の料金で楽しめるのもポイントです。
今回は、自分にあった雑誌読み放題サービスの選び方や、おすすめの雑誌読み放題サービス16選をご紹介します。
- 雑誌読み放題サービスの選び方
- 雑誌読み放題サービスの比較表
- 雑誌読み放題でおすすめの電子書籍サービス16選
- 年額プランでかなりお得な楽天マガジン
- 雑誌読み放題の定番dマガジン
- Yahoo!プレミアムで利用できる読み放題プレミアム
- 動画もガッツリ楽しみたいならU-NEXT
- ムック本のラインナップが多いタブホ
- auユーザーや電子書籍を買いたい人ならブックパス
- 漫画も読み放題できるブック放題
- フジテレビの番組が観れてお得なコインも付くFODプレミアム
- アニメ・ゲーム系雑誌も読めるBOOK☆WALKER
- 漫画・BLが充実のひかりTVブック
- 電子書籍全般の読み放題ならKindle Unlimited
- 2プランでニーズに合わせて利用できるシーモア読み放題
- Amazonプライム会員特典のPrime Reading
- バックナンバーが無料で読めるFujisan.co.jpタダ読み
- インターネット回線サービスの雑誌読み放題も
- 雑誌読み放題サービスのメリット
- 雑誌読み放題サービスのデメリット
- 雑誌読み放題サービスに関するよくある質問
- まとめ
雑誌読み放題サービスの選び方
まずは、自分にあった雑誌読み放題サービスを選ぶポイントを7つお伝えします。
読みたい雑誌がラインナップされているか
読みたい雑誌がラインナップされていることは、雑誌読み放題サービスを選ぶ上で最重要ポイントです。
契約前にラインナップを確認できたり、無料で一定期間お試しできるサービスも多いので、そういった機会を利用してチェックしましょう。
漫画や小説・動画も楽しみたいか
雑誌読み放題サービスには、ラインナップが雑誌のみのものと、他の電子書籍や動画も配信しているサービスがあります。
雑誌のみのものより、他のコンテンツもあるサービスの方が月額料金が高いことが多いですが、別々に契約するよりは一つのサービスにまとめた方がコスパが良いです。
また、現在契約しているサービスの中に、実は特典として雑誌読み放題がついていることもあるかもしれません。
新たに雑誌読み放題サービスを契約する前に、確認してみましょう。
予算はどのくらいか
雑誌読み放題サービスの月額料金は、400〜500円くらいが相場です。
他の電子書籍や動画配信などのコンテンツもある場合は、1,000〜2,000円ほどとなることも。
予算は人それぞれなので、自分のお財布事情に合わせて選びましょう。
読みたい雑誌を、紙や買い切りの電子書籍で購入した場合、月額料金の元が取れるかどうかも一つのポイントになります。
複数のデバイスで利用できるか
雑誌読み放題サービスを複数のデバイスで利用できると、自宅ではタブレット、出先ではスマホなど、その場にあったデバイスを使い分けられて便利です。
利用規約によっては家族内でアカウントをシェアすることもでき、個人で契約するより月額料金を抑えられます。
ただし、家族内での共有は問題ないことが多いですが、友人間や会社内でアカウントを共有すると規約違反や法律違反になることもあるので注意しましょう。
トライアル利用ができるか
雑誌読み放題サービスの中には、トライアル利用ができるものがあります。
トライアル期間があると、雑誌のラインナップや、アプリ、ビューワーの使い勝手を実際に確認できて便利です。
「契約してみたものの、意外と使わなかった」という場合も、無料期間内に解約すれば料金がかからないため無駄な出費を抑えられます。
アプリの使いやすさ
アプリの機能や使い勝手は、サービスによって異なります。
特に差が出やすいのは、検索機能や書き込み機能、クリッピング機能など。
雑誌を読んで楽しむだけではなく、仕事や趣味の資料として使いたい方はこういった機能があると便利でしょう。
また、ページめくりの方向も、雑誌の開き方によって違うものもあれば、左右どちらかに統一されているものもあります。
雑誌には右開き、左開きどちらのものもあるので、左右どちらも選択できた方が便利でしょう。
ページを順番に読むのではなく読み飛ばすときには、画像プレビュー機能があると便利です。
オフラインでも利用できるか
オフライン利用ができる雑誌読み放題サービスだと、事前に読みたい雑誌をダウンロードしておけば、ネット環境がない場所でも楽しむことができます。
電波が不安定な移動中などに雑誌を読みたい場合は、この機能があると便利です。
多くの雑誌読み放題サービスはオフライン利用にも対応していますが、ダウンロードできる冊数はまちまちなので、サービスを選ぶ基準の一つにしましょう。
少なめのものだと10冊程度、多いものだと無制限でのダウンロードが可能です。
雑誌読み放題サービスの比較表
主要な雑誌読み放題サービスについて、取り扱い冊数、ジャンル、月額料金、使用可能なデバイス数、トライアル期間を表にまとめました。
サービス名 | 冊数 | 雑誌以外の ジャンル |
月額料金 | デバイス数 | トライアル期間 |
楽天マガジン | 900以上 | なし | 418円 | 5 | 31日間 |
dマガジン | 700以上 | なし | 440円 | 10 | 31日間 |
読み放題プレミアム | 110以上 | なし | 508円 | 5 | 2ヶ月間 |
U-NEXT | 110以上 | あり | 2,189円 | 4 | 31日間 |
タブホ | 1000以上 | なし | 550円 | 3 | 24時間 |
ブックパス | 300以上 | あり | 418円 | 5 | なし |
ブック放題 | 700以上 | あり | 550円 | 5 | 1ヶ月間 |
FODプレミアム | 160以上 | あり | 976円 | 無制限 | 2週間 |
BOOK☆WALKER | 80以上 | あり | 836円 | 7 | 1ヶ月間 |
ひかりTVブック | 800以上 | なし | 495円 | 3 | 24時間 |
Kindle Unlimited | 240以上 | あり | 980円 | 6 | 30日間 |
シーモア読み放題 | 300以上 | あり | 780円/ 1,480円 |
5 | 7日間 |
Prime Reading | 300以上 | あり | 500円 | 6 | 30日間 |
Fujisan.co.jpタダ読み | 5,000以上 | なし | 無料 | 不明 | なし |
J:COMブックス | 1,000以上 | なし | 550円 | 3 | なし |
BBIQ雑誌読み放題 | 1,000以上 | なし | 440円 | 1 | なし |
雑誌読み放題でおすすめの電子書籍サービス16選
ここからは、雑誌読み放題ができるおすすめの電子書籍サービス16選をご紹介していきます。
年額プランでかなりお得な楽天マガジン
楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌読み放題サービスです。
月額は418円(税込)ですが、年額プラン3,690円(税込)を選択することもできます。
年額プランだと1ヶ月あたり約307円となり、今回ご紹介する他の雑誌読み放題サービスと比べてもかなりお得なのがポイント。
楽天ポイントでの支払いが可能なので、楽天市場や楽天モバイルなど、他の楽天系サービスをすでに利用している人には特におすすめです。
ラインナップも900誌以上と充実していて、なかでもムック本の配信が多いことが強みとなっています。
月額料金の安さと、品揃えの多さを両方重視したい人におすすめの雑誌読み放題サービスです。
31日間の無料トライアルがあるため、まずはお試ししてみましょう。
雑誌読み放題の定番dマガジン
dマガジンは、ドコモが運営する雑誌読み放題サービスです。
月額は440円と、雑誌読み放題サービスの中でも手頃な部類となっています。
dポイントを貯める・使うことができ、ドコモ回線やdマガジン、dアニメ、dTVなどドコモ系サービスと合わせて利用するとポイント還元率がアップします。
ドコモ回線ユーザー以外も利用でき、ドコモ払いやドコモ口座払いなど支払い方法が豊富なので、クレジットカードがない人も利用可能です。
ラインナップは700誌以上で、週刊誌、ファッション誌、趣味の雑誌などが幅広く配信されています。
アプリの操作性が良く、詳細なダウンロード設定や記事の保存(クリッピング)など、読むだけではないプラスアルファの機能があるのも魅力です。
Yahoo!プレミアムで利用できる読み放題プレミアム
読み放題プレミアムは、Yahoo!プレミアムの付帯サービスに含まれる雑誌読み放題です。
Yahoo!プレミアムは、月額508円で利用できるサービス。
Yahoo!ショッピングやPayPayモールで買い物した際にPayPayボーナス還元が受けられるなど、お得な会員特典があります。
このYahoo!プレミアム会員に登録すると、追加料金なしで読み放題プレミアムが利用でき、毎月110誌以上の雑誌が読み放題になります。
ラインナップは少なめで、月額料金は最安値より数十円高めですが、その他の特典で大幅に得できる可能性があるのがポイント。
Yahoo!関連のサービスをよく利用する人や、PayPayユーザーにおすすめです。
動画もガッツリ楽しみたいならU-NEXT
U-NEXTは、月額2,189円(税込)で利用できる動画配信サービスです。
メインコンテンツは映画・ドラマ・アニメなど24万本の動画配信ですが、実は電子書籍ストアも付帯しています。
追加料金なしで、電子書籍ストアで配信されている雑誌全て(110誌以上)が読み放題になります。
雑誌以外の小説・漫画・ビジネス書などの電子書籍も、一部コンテンツは読み放題です。
有料コンテンツはサイト内ポイントで購入する仕組みで、毎月1,200ポイントが付与されるため、それを使って購入できます。
雑誌のみの読み放題サービスと比べると月額料金は高いですが、一つのサービスに動画・電子書籍・雑誌読み放題が集約されているのがポイント。
配信動画の幅も他のサービスに比べて幅広いので、動画もしっかり楽しみたい人におすすめです。
ムック本のラインナップが多いタブホ
タブホは、株式会社OPTiMが運営する雑誌読み放題サービスです。
月額550円(税込)で、1,000誌以上の雑誌が読み放題になります。
雑誌専門の電子書籍サービスとしてはトップレベルの品揃えで、特にムックや旅行系の雑誌が充実しているのが強み。
ただし、最新号の配信が遅めで、雑誌によっては1ヶ月遅れになることもあるので、最新情報より品揃えの豊富さを重視したい人におすすめです。
特徴的な機能としては「ペタっとシール機能」があり、「気になる」「好き」「懐かしい」など、気持ちを表したシールを雑誌のページに投稿することができます。
他のユーザーの投稿も見られるので、気軽に自分の感情をシェアしたり、他の人がどんなところに注目して記事を読んでいるのか可視化できるのが楽しいポイントです。
auユーザーや電子書籍を買いたい人ならブックパス
ブックパスは、KDDIが運営しているau公式の電子書籍ストア。
買い切りのほかに「総合コース」と「マガジンコース」2種類の読み放題プランがあるのが特徴です。
総合コースは漫画、小説、実用書、雑誌など幅広いジャンルの約4万冊が対象となり、月額618円(税込)。
マガジンコースは雑誌のみ約300誌が対象で、月額418円(税込)となっています。
雑誌のみの読み放題であれば、他のサービスと比べても最安値の価格帯で利用できます。
総合コースは少し高めですが、小説や実用書の読み放題は珍しいので、電子書籍全般をたくさん読みたい人におすすめです。
また、auユーザーの方は月額548円(税込)の「auスマートパスプレミアム」に加入すると、ブックパスで配信されている雑誌のうち約90誌が読み放題になります。
auスマートパスプレミアムには、他にデータ復旧サポートや修理代金サポートなども付いているので、auユーザーの方はオプション契約しても良いでしょう。
漫画も読み放題できるブック放題
ブック放題は、ソフトバンクが運営する電子書籍サービスです。
月額550円(税込)で、雑誌・コミック・漫画雑誌が読み放題になります。
ラインナップは、雑誌700誌以上、コミック40,000冊以上、漫画雑誌80誌以上。
料金は最安値の価格帯より100円ほど高いですが、雑誌以外のコンテンツも充実しているのがポイントです。
ちなみにアダルトコンテンツもラインナップに含まれるので、大人向けの本を読みたい人にもおすすめ。
具体的な配信タイトルは、未登録でも公式サイトで確認できます。
また、LINE、Twitter、Facebook、Apple IDなどのアカウントと連携することができ、登録時に情報の入力を省略することが可能。
最短1分で登録手続きが完了するので、気軽に試してみることができます。
フジテレビの番組が観れてお得なコインも付くFODプレミアム
FODプレミアムは、フジテレビが運営する動画配信・電子書籍サービスです。
月額は976円(税込)で、ラインナップは動画5万本、電子書籍5万冊となっています。
そのうち雑誌は160誌ほどで、全ての雑誌が追加料金なしで読み放題。
その他の電子書籍や動画には一部有料コンテンツもあり、サイト内で使える動画・電子書籍共通のコインで購入する仕組みです。
月額料金に比べて、見放題・読み放題になるコンテンツ数は少なめですが、フジテレビ制作の映画やドラマのラインナップが充実しているのがポイント。
FODプレミアムだけの独占配信になっている作品も多いので、フジテレビ系の映画やテレビ番組が好きな人におすすめです。
アニメ・ゲーム系雑誌も読めるBOOK☆WALKER
BOOK☆WALKERは、KADOKAWAが運営している電子書籍ストア。
買い切りのほかに、「漫画・雑誌読み放題」と「文庫・ラノベ読み放題」という2種類の読み放題プランがあります。
どちらも、月額料金は836円(税込)です。
漫画・雑誌読み放題の対象は、BOOK☆WALKERの配信作品のうち漫画雑誌80冊以上、単行本2万冊以上。
ファッション誌やビジネス誌、アニメ系以外の趣味の雑誌のラインナップはないので、アニメ・ゲーム系雑誌に絞って読みたい人におすすめです。
ちなみに文庫・ラノベ読み放題のラインナップは、KADOKAWA出版の作品を中心とした文庫・ラノベ1万冊以上となっています。
活字が好きな人には、こちらのプランもおすすめです。
漫画・BLが充実のひかりTVブック
ひかりTVブックは、NTTぷららが運営している電子書籍ストア。
買い切りのほかに雑誌の読み放題プランがあり、情報誌、ファッション誌、スポーツ誌、旅行雑誌、その他の趣味の雑誌など800誌、4,400冊以上が対象となっています。
月額料金は495円(税込)です。
幅広いジャンルの雑誌が揃っていて、漫画雑誌やBL系雑誌もラインナップ。
買い切りのストアでも、ひかりTVがBLの自社レーベル「pirka★2」を持っていることもありBLジャンルが充実していて、BL好きの人におすすめです。
電子書籍全般の読み放題ならKindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、Amazonが運営する電子書籍の読み放題サービスです。
雑誌以外にも幅広い電子書籍を取り揃え、ラインナップは200万冊以上とかなり幅広いのが特徴です。
そのうち、雑誌は10,000冊以上。
ジャンルも、ビジネス誌、ファッション誌、週刊誌、アニメ・ゲームなど趣味の雑誌まで、オールジャンルが揃っています。
月額料金は980円(税込)で、雑誌のみの読み放題サービスよりは高めですが、とにかく品揃えが豊富なので雑誌以外の電子書籍もたくさん読みたい人におすすめ。
他の電子書籍ストアと比べて洋書の品揃えが格段に多いので、特に外国語学習に電子書籍を利用したい人にはぴったりです。
初回30日間の無料体験のほか、2ヶ月299円(税込)というキャンペーンプランもあるため、まずはお試ししてみましょう。
2プランでニーズに合わせて利用できるシーモア読み放題
シーモア読み放題は、コミックシーモアが実施している読み放題プランです。
コースは以下の2種類
- ライト:月額780円(税込)
- フル:月額1,480円(税込)
ライトはBL、TL、大人コミックなどを除いた一部ジャンル、フルは全てのジャンルの漫画、ライトノベル、小説、雑誌などが読み放題です。
コミックシーモアの88万冊以上のラインナップのうち、ライトは約3万9,000冊、フルは約9万6,000冊が対象で、そのうち雑誌は400冊ほど。
雑誌のラインナップは、ライトもフルも同じです。
コミックシーモアは漫画の配信が主体のサイトですが、雑誌は漫画雑誌以外もあり、特に旅行雑誌やグルメ雑誌が充実しています。
ただし、ファッション誌、ビジネス誌、週刊誌などは少ないようです。
雑誌を含めた全ラインナップは未登録でも確認できるため、読みたい雑誌があるかどうかチェックしてみましょう。
Amazonプライム会員特典のPrime Reading
Prime Readingは、Amazonプライム会員特典として利用できる電子書籍の読み放題サービスです。
料金は他のAmazonプライム会員特典と合わせて月額500円(税込)、年払いだと1ヶ月あたり約408円になります。
電子書籍の読み放題以外に、無料の配達特典やPrime Video、Prime Music、Amazon Photosなど多彩なサービスが利用可能で、Amazonをよく使う人におすすめです。
ラインナップは全体で1,300冊ほどで、そのうち雑誌は400冊ほどです。
ジャンルは、ファッション誌、インテリアや家庭雑誌、週刊誌、アニメ誌など幅広く揃っています。
品揃えは少なめですが、他の特典が充実していて月額料金も安いので、コスパを重視したい人にぴったりのサービスです。
バックナンバーが無料で読めるFujisan.co.jpタダ読み
Fujisan.co.jpタダ読みは、無料で利用できる雑誌読み放題サービス。
対象は5,000冊以上で、新しい雑誌が毎日追加されます。
ただし、読み放題なのはバックナンバーが中心で、最新号は一部ページのみ公開ということが多いです。
最新情報を得るより、とにかくコストを抑えて雑誌を読みたい人におすすめ。
最新号を読みたい場合、Fujisan.co.jpで購入できます。
Fujisan.co.jpからは紙の雑誌の通販もでき、割引や送料無料などの特典もあるため、紙の雑誌も購入したい人にぴったりです。
検索機能でキーワード検索ができ、気になる記事がどの雑誌に載っているかわからない時も探せるのが便利なポイントです。
インターネット回線サービスの雑誌読み放題も
最後に、インターネット回線サービスが運営している雑誌読み放題サービスを2選ご紹介します。
J:COMブックス
J:COMブックスは、J:COM加入者向けの電子書籍サービス。
J:COMの利用料金に加え、月額550円(税込)のオプション料金で「雑誌読み放題コース」が利用できます。
ラインナップは、情報誌、ファッション誌、趣味の雑誌、ガジェット雑誌など4,500冊以上です。
ちなみに、月額440円(税込)〜の「NHKテキストコース」というプランも用意されています。
こちらは、ラジオやテレビの英語テキストや、趣味実用誌をお得なパック料金で読めるプランです。
「きょうの料理」「ラジオビジネス英語」など、好みのタイトルを自分で選んで購入するシステムとなっています。
英語、料理、ハンドメイドなど、趣味として何か身につけたい人にはこちらもおすすめです。
BBIQ雑誌読み放題
BBIQ雑誌読み放題は、QTnetが運営するBBIQ加入者向けのサービス。
BBIQの利用料金に加え、440円(税込)で1,000誌以上の雑誌が読み放題になります。
現在4,300冊以上のラインナップがあり、ジャンルはビジネス誌、ファッション誌、旅行雑誌、趣味の雑誌など幅広く、老若男女が楽しめる内容です。
また、写真のプリントサービスが付帯していて、スマホ、タブレット、デジカメなどで撮った写真を毎月15枚まで無料でプリントできます。
ただし、BBIQ自体が九州を中心に展開しているサービスなので、地域によっては加入できないことがあります。
加入可能なエリアは、BBIQの公式サイトから確認できます。
雑誌読み放題サービスのメリット
ここでは、雑誌読み放題サービスを利用するメリットを5つご紹介します。
1~2冊分の料金で読み放題になりかなりお得
雑誌読み放題サービスは、月額400〜500円ほどで利用できるものが多いです。
紙の雑誌や、買い切りの電子書籍で購入すると1冊400円以上するものも多いので、読めば読むほどお得になります。
特に雑誌は短時間で気軽に読めるので、他の電子書籍の読み放題サービスよりもコスパがよくなることが多いでしょう。
また、普段はお金を払ってまで読まない雑誌も、読み放題なら気軽に読むことが可能。
新鮮な情報に触れることで、視野が広がる可能性があります。
雑誌をダウンロードしてオフラインで読める
雑誌読み放題サービスは、オフライン利用できるものが多いです。
事前に気になる雑誌をダウンロードしておけば、インターネット環境のない場所でも楽しむことができます。
Wi-Fiモデルのスマホ・タブレットを使っている人や、地下鉄・飛行機など電波が不安定な移動手段をよく利用する人には便利な機能です。
ダウンロードできる冊数はサービスによってまちまちなので、契約前に条件などをチェックしておきましょう。
持ち運びに困らず置き場所も不要
雑誌読み放題サービスは、スマホやタブレット1台分のスペースで、毎月何百冊もの雑誌を読むことができます。
気軽にカバンに入れて持ち運ぶことができますし、家で保管スペースを取ることもありません。
処分する場合も、紙の雑誌は古紙回収などに出すのが意外と手間ですが、雑誌読み放題サービスなら既刊は自動で削除されたり、ワンタッチで手動削除が可能です。
どこにいても読みたいときに読める
雑誌読み放題サービスに入っていれば、読みたい雑誌をいつでもどこでも読むことができます。
紙の雑誌だと、例えば出先で読みたい場合には、あらかじめ自宅から持参したり、書店などで購入しないと読むことができません。
一方、電子書籍なら移動中や旅行先でも、アプリを開けばすぐに呼び出すことができます。
興味のある雑誌に出会いやすい
雑誌読み放題サービスは、毎月数百誌以上の雑誌を配信しています。
なかには、普段から馴染みのある雑誌のほかに、見たことがない、買ったことがない雑誌もあるでしょう。
雑誌読み放題サービスなら何冊読んでも定額料金なので、いつもは読まない雑誌にも気軽にチャレンジできます。
普段は自分からアクセスしない情報に触れることで、趣味の幅や視野が広がるかもしれません。
雑誌読み放題サービスのデメリット
雑誌読み放題サービスにはたくさんのメリットがある一方、デメリットも存在します。
一部読めない記事もある
電子書籍の雑誌では、紙の雑誌とは一部の誌面の作りが違う場合があります。
著者や出版社の意向でデジタル版の雑誌に乗せられない記事があったり、成人向けグラビアなど一部のコンテンツは規制を受けて掲載されていないことも。
また、表示がグレースケールのみの電子書籍リーダーでは、雑誌のカラーページを見ることができません。
このように、完全に紙の雑誌と同じ誌面を楽しめるわけではないことが雑誌読み放題サービスのデメリットです。
スマホでは画面が小さく読みづらい
紙の雑誌は、A4判やB5判といった大判サイズで作られていることが多いです。
同じ誌面をスマホの画面で読もうとすると、4分の1以上に縮小されることになり、小さな文字などが読みにくい場合があります。
もちろん拡大はできますが、写真やパラグラフごとに拡大して読むのは意外に手間です。
雑誌の閲覧は、タブレットなど大きめの画面の方が向いているかもしれません。
スマホのみで雑誌読み放題サービスの契約を検討している場合、トライアルで使い心地を試してみてから決めた方が良いでしょう。
芸能人は写真が塗りつぶされる場合もある
芸能人のなかには、肖像権上の理由でデジタルコンテンツに写真を載せられない人もいます。
そういった芸能人の写真は塗り潰されて掲載されることになり、誌面が不自然になりがちです。
また、芸能人のファンで、その人の写真目当てに雑誌を読みたいという場合には、満足できないでしょう。
読めるのは配信期間のあいだだけ
雑誌読み放題サービスでは、その雑誌のデータ自体を購入するわけではないので、配信期間が終わると読めなくなってしまいます。
出版社と読み放題サービスの契約の関係で配信終了した雑誌や、古い既刊は削除され、閲覧できなくなります。
「最新号のみ」「バックナンバーは◯号まで」など、既刊の配信基準はサービスによって様々です。
長く読み返したいお気に入りの雑誌は、紙や買い切りの電子書籍で購入した方が良いかもしれません。
付録がつかない
紙の雑誌やムックには、付録がついていることがあります。
しかし、雑誌読み放題サービスで読む場合には、付録はついてきません。
これは、買い切りの電子書籍であっても同様です。
そのぶん経済的な負担を抑えて読むことができますが、欲しい付録がある場合は紙の雑誌を購入しましょう。
雑誌読み放題サービスに関するよくある質問
最後に、雑誌読み放題サービスについてよくある質問について、Q&A形式でお答えします。
なぜ雑誌読み放題サービスは成立している?
雑誌読み放題サービスは、安い月額料金でたくさんの雑誌を読むことができ、利用者にとってとてもお得なサービスです。
しかし、だからこそ「どこで利益を出しているの?」と疑問を抱く人も多いかもしれません。
雑誌読み放題サービスは、利用者が支払った月額料金が、利用されたコンテンツの割合に合わせてその権利者に配分される仕組みです。
読まれた雑誌の出版元には、紙の雑誌が売れた時と同じように利益が生じます。
さらに、書店の店頭には最新号しか置かれませんが、雑誌読み放題サービスならバックナンバーも配信され、そこからも利益が発生します。
また、電子書籍は印刷代や流通コストなどの経費が掛からず、紙の雑誌に比べて利益が出やすいです。
このような理由から、安い月額料金で雑誌読み放題サービスが成立しています。
日割り計算はある?
契約期間の途中で解約した場合、日割り計算での返金があるかどうかは、サービスごとの規定によります。
ほとんどの雑誌読み放題サービスでは、日割り計算はありません。
その代わり、途中で解約手続きを行ったとしても、すでに料金を支払い済みの契約期間が満了するまでは利用できる仕組みになっていることが多いです。
ただし、トライアル期間の途中で解約した場合は、その時点でサービスが利用できなくなることが多いので注意しましょう。
また、これらの規定はサービスによって細かに異なるため、契約時に条件をよく読んでおくのがおすすめです。
まとめ
雑誌読み放題サービスは、紙の雑誌1〜2冊分の料金で数百冊もの雑誌が読み放題になり、とてもお得です。
一部、紙の雑誌とは違う部分もあるものの、コストを節約して毎月雑誌を楽しみたい人におすすめ。
今回ご紹介した雑誌読み放題サービスの選び方やおすすめサービスを、ぜひ参考にしてみてください。