ふるぽは、大手旅行会社JTBが運営していて、旅行クーポンの充実しているふるさと納税サイトです。
ふるさと納税で寄付することで、全国の自治体の中からあなたのお気に入りの旅行先も選べて、お得に旅行できるのがうれしいところ。
とはいっても、旅行クーポンも種類があるので何を選んだらいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで、ふるぽの特徴や登録の方法・旅行クーポンの使い方を解説します。

ふるさと納税でお得に旅行をしたい方は、参考にしてください。
ふるぽ最大の特徴は「旅行チケット」
ふるぽは、数あるふるさと納税サイトの中で、旅行関係に特化しているサイトといっても過言ではありません。
2021年12月には、【ふるさと納税寄付経験者が選ぶ】ふるさと納税の返礼品で旅行を選ぶなら利用したいふるさと納税サイト ・旅行好きが利用したい「ふるさと納税サイト」の2部門でNo1を獲得。(日本マーケティングリサーチ機構のインターネット調査)
ここではふるぽの特徴である「旅行チケット」についてご紹介します。
ふるぽ最大の特徴は「旅行チケット」
- JTBが運営で旅行クーポンに還元してくれる
- 旅行先に選べる自治体が多い
- 旅行クーポンの使い方
- トラベルクーポンでふるさと納税サイトと比較
JTBが運営で旅行クーポンに還元してくれる


ふるさと納税で寄付すると返礼品として「旅行クーポン」を受け取れます。
通常の返礼品もあるものの、ふるぽは大手旅行会社JTBで運営されているため、旅行関係の返礼品とりわけJTB独自の旅行クーポンを数多く扱っています。
ふるぽで予約できる旅行チケットは6種類あり、JTB独自の旅行クーポンとその他の宿泊券・旅行券です。
ここでは、旅行チケットごとにそれぞれの特徴をご紹介しますので、違いをおさえましょう。
表でおおまかに特徴を把握したら、気になる旅行チケット名をクリックしてみてください。詳細が見られます。
種類 | 有効期限 | 発行方法 | 申し込み方法 | 受取方法 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
1. JTBふるさと納税旅行クーポン | 2年 | 即時 | 店頭・電話・オンライン | メール | 全国旅行支援制度との併用〇(本人及び2親等まで可) |
JTBふるさと旅行券(紙券) | 2.5年 | 寄付申込みから約1ヶ月後に発送 | 店頭・電話・オンライン | 紙面郵送 | 全国旅行支援制度との併用〇(本人及び2親等まで可) |
3. JTBふるぽWEB旅行クーポン | 2年 | 即時 | インターネット | メール | 全国旅行支援制度との併用〇 |
4.JCBトラベルふるさと納税旅行クーポン | 2年 | 入金確認から3営業日後 | 電話・インターネット | メール | 全国旅行支援制度との併用〇(電話のみ) JCBカード利用者向け |
5.るるぶトラベルに使える、ふるさと納税宿泊クーポン | 1年 | 3~4日後 | インターネット | メール | 全国旅行支援制度との併用× |
その他の宿泊券・旅行券 | 6.ー | ー | ー | ー | 自治体による |
全国旅行支援とは、観光需要を喚起する目的として作られた旅行支援制度で、旅行代金の割引に加え、地域クーポンが付与されます。
2022年10月から対象を全国に拡大され、2023年1月10日から再開しています。詳しい情報は、JTB公式サイトでご確認ください。



ふるぽは旅行好きな人、実家や帰省する際に帰省費用を浮かせたいという方におすすめ。
ふるさと納税の旅行クーポンが大活躍しますよ。
1. JTBふるさと納税旅行クーポン


1つ目はJTBふるさと納税旅行クーポンです。
有効期間が2年間あり、旅行クーポンは寄付後すぐに発行されます。
受け取ったクーポンは、電話・店舗・JTBリモートコンシェルジュ(オンライン相談専門店)で、旅行相談や申し込みができるので、相談しながら旅行計画を立てたい人におすすめ。
寄付した自治体に一泊以上するJTBの国内旅行商品に利用でき、宿泊代金からクーポン代金を引いた金額を現金かカードで支払います。
たとえば北海道に100,000円寄付すると、30,000円分のクーポンを受け取れ、宿泊代金が50,000円だとすると残金20,000円は、現金かカードで支払います。
宿泊費だけでなく交通費も含まれたツアーの申込みにも使える上に、現在実施されている全国旅行支援制度と併用も可能です。



全国旅行支援割引適用後の残金に、旅行クーポンを使うことで、非常にお得に旅行へ行けるのもうれしいポイントです。
また寄付者だけでなく2親等内(親や兄弟)でも使えるので、「旅行」をプレゼントできますね。
2. JTBふるさと旅行券(紙券)


2つ目はJTBふるさと旅行券(紙券)です。
紙券が郵送で自宅に届けられ、ツアー内容の相談・申込みは電話・店舗・JTBリモートコンシェルジュ(オンライン相談専門店)でおこないます。
寄付申込み後1ヶ月〜2ヶ月、旅行クーポンの到着を待つ必要があるものの、有効期限が5年ととても長いのが特徴。
また一泊以上の宿泊に伴う旅行に使用でき、宿泊費だけでなく交通費も含まれたツアーへの申込みに使えます。



額面が300,000円からとなるので、高額の寄付を手間暇かけず一度に済ませたい方にとって利便性が高いでしょう
300,000円寄付した場合、30,000円×3枚セットで90,000円分の旅行券として受け取れます。
支払いに必要な枚数だけ使えるので、旅行代金が100,000円かかるなら3枚使用し、残金10,000円はクレジットか現金で支払うことに。
もし旅行代金が8万円ですむなら2枚使用し、残金20,000円をクレジットか現金で支払うことになります。有効期限が長いので残った1枚は次回の旅行用にとっておけますね。
旅行の申し込みは、寄付者がしないといけませんが、ふるさと納税旅行券も、1つ目のクーポンと同様2親等内なら譲渡可能です。
3. JTBふるぽWEB旅行クーポン


3つ目はJTBふるぽWEB旅行クーポンです。
寄付申込み後すぐに旅行クーポンが発行され、有効期限は2年間です。
JTBホームページから、寄付する自治体の宿泊プランの他、宿泊費+交通費のセットプランにも使えます。
たとえばJRや飛行機付きのセットプランに申し込めば、一泊は宿泊施設に泊まらなくてはならないものの、残りは帰省先等に泊まることも可能。
帰省費用をふるさと納税でまかなえれば家計にもうれしいですね。



寄付から旅行予約まで全てインターネットで完結するので、時間を問わずに旅行申込みが可能です。手軽に申し込みたい方におすすめ。
全国旅行支援制度との併用もできるものの、旅行クーポンを先に適用し、残った旅行代金に対して全国旅行支援制度割引が適用されます。
旅行クーポンを適用した後の旅行代金が、全国旅行支援制度が満額適用される金額を下回っていると、助成割引額が満額まで適用されないので、注意しましょう。
全国旅行支援制度を使う場合、旅行代金の20%が割引されるものの、割引上限額は3,000円(宿泊のみの場合)というしばりがあるのです。
満額適用されない例⇒3万円の旅行代金で、2万円の旅行クーポンを使う
30,000円 – 20,000円 = 10,000円で、10,000円の20%となり2,000円の割引
満額適用される例⇒3万円の旅行代金で、1万5千円の旅行クーポンを使う
30,000円 – 15,000円 = 15000円で、15,000円の20%となり3,000円の割引



旅行代金からふるぽWEB旅行クーポン金額を引いた差額が、宿泊商品の場合1万5千円より小さいと3,000円の満額適用となりません。
JTBふるぽWEB旅行クーポン対象地域は、JTB公式サイトにて確認できます。
気になるJTBふるぽWEB旅行クーポンの使い方も後述していますので、参考にしてください。
4. JCBトラベルふるさと納税旅行クーポン


4つ目はJCBトラベルふるさと納税旅行クーポンです。
寄付申込み後、入金確認から3営業日後に旅行クーポンが発行され、有効期限は2年間です。
クレジットカード会社JCBが運営する旅行サイト「JCBトラベル」を経由し、申込者本人(=寄付者)がJCBトラベルデスクに電話申し込み、またはJCBトラベル国内宿泊オンライン予約で申し込む必要があります。
JCBトラベルデスクで取り扱いのある旅行会社商品に利用できます。取り扱っている旅行会社は以下のとおりです。
JTB・日本旅行・近畿日本ツーリスト・クラブメッド・JR東海ツアーズ・ビッグホリデー・さんふらわあトラベル・南西楽園ツーリスト・JR四国など
旅行代金から旅行クーポンを差し引いた残額については、JCBカードでしか支払えないので、JCBカード利用者向けのクーポンといっていいでしょう。
たとえば沖縄の宮古島に50,000円を寄付すると15,000円分のクーポンと交換できます。
宿泊代が50,000円だとするとクーポン分をひいた残金35,000円をJCBカードで決済します。
5. るるぶトラベルプランに使える ふるさと納税宿泊クーポン(宿泊のみ)


5つ目はるるぶトラベルプランに使える、ふるさと納税宿泊クーポン(宿泊のみ)です。
寄付申込み後、3日後~4日後に旅行クーポンが発行され、有効期限は1年間。
こちらの旅行クーポンは全国旅行支援制度と併用できないのがデメリットです。
予約方法は、「たびゲーター」HPから「るるぶトラベルプラン」移行して、宿泊予約をし利用します。
※予約する場合にはYahoo!JAPAN ID が必要です。
たとえば富士河口湖町に50,000円寄付すると、15,000円分のクーポンとして還元され、ホテル代が30,000円なら、残金15,000円をクレジット払いすればOK。



「るるぶトラベル」は、国内1万軒以上の施設が予約できるサイト。ぜひあなたのお気に入りの宿泊先を見つけてください。
6. その他の宿泊券・旅行券


6つ目のその他の宿泊券・旅行券は、自治体によって申し込み方法が異なってきます。
有効期限は1年程度のものが多い傾向にありますが、期限・申込方法等は、申込時に確認するようにしましょう。
人気のあるのは熱海市の星野リゾート リゾナーレ熱海 宿泊ギフト券。宿泊代金の不足分は現金やクレジットカード決済可能です。
たとえば、星野リゾートに泊まりたい場合100,000円寄付して30,000円分の宿泊ギフト券に交換されます。
これを使って50,000円の部屋をとった場合、残りの20,000円は現地で現金払いもしくはクレジットカード払いすることになります。



ほかに熱海温泉宿宿泊補助券は、熱海温泉ホテル旅館協同組合・加入施設での 1泊2食(夕・朝食)付きのプランに申し込めて、人気がありますよ!
旅行先に選べる自治体が多い
JTBのふるさと納税旅行クーポンのメリットは選べる自治体が広がり、旅先は750以上から選べること。
JTBふるさと納税クーポンを扱っている自治体は144です。県単位のものもあるので、数的にはさらに多くの自治体から選べることになります。(2023年6月)
たとえば北海道と札幌市では同じ1自治体とカウントされるものの、実は北海道のクーポンなら北海道全域、つまり北海道の179自治体でも使えるのです。
県単位の自治体は以下のとおりです。
石川県、岐阜県、滋賀県、鳥取県、滋賀県、長崎県
また、JTBのふるさと納税の旅行クーポンは当初はふるぽでの取り扱いだったものが、提携によりふるさとチョイスからでも申し込めるようになっています。
扱っているは数はふるぽとふるさとチョイスは同じと考えていいので、サイトの使い勝手で選ぶのもいいでしょう。
楽天ふるさと納税とふるなびの数は、JTBふるさと納税・WEB旅行券・紙券の3種類に加え、寄付金額のバリエーション(自治体によるが3千円・1万円・3万円)も含んだものです。



より広い選択肢の中から選びたいという方にはふるぽをおすすめします!
旅行クーポンの使い方


ここでは、旅行クーポンの使い方をご紹介します。
予約方法を間違ってしまうと、「旅行クーポン」が適用されなくなりますので、違いをおさえておきましょう。
- 「JTBふるさと納税旅行クーポン」と「JTBふるさと納税旅行紙券」の場合:店舗・電話・オンラインで予約できる方専用
- 「JTBふるぽWEB旅行クーポン」の場合:インターネットで予約できる方専用
①「JTBふるさと納税旅行クーポン」と「JTBふるさと納税旅行紙券」の場合
寄付して決済すると、「JTBふるさと納税旅行クーポン」はクーポン番号がメールで、「JTBふるさと納税旅行紙券」は郵送で送られてきます。
JTBリモートコンシェルジュ(オンライン相談専門店)→クーポン番号を入力する
店舗・JTB旅の予約センター(電話受付専用)→スタッフにクーポン番号を伝える。
プランを検討する際にJTBの公式サイトを見るのはいいのですが、うっかりそのままサイトから直接予約してしまうと、旅行クーポンは利用できなくなるので要注意です。
JTBふるさと納税旅行クーポンの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
JTBふるさと納税旅行クーポン(紙券)の詳しい情報は、こちらをご覧ください。
②「JTBふるぽWEB旅行クーポン」の場合


- クーポン取得のご案内予約対象プラン(宿泊施設一覧)のURL
- クーポンコード
- パスワード
- クーポン有効期限
- 利用注意情報
※予約の際には、JTBトラベルメンバー会員登録(無料)が必要となります。
JTBふるぽWEB旅行クーポンの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
手順さえわかれば、思っていたより簡単!
あなたの気になる旅行先があるか探してみたらいかががでしょうか。
参考までに、ふるぽで人気の旅行クーポン&旅行先をご紹介します。


「箱根町に泊まれる」JTBふるさと納税旅行クーポンは、寄付金額100,000円で30,000円分のクーポンがもらえ、箱根町にある旅館やホテルに泊まれるというものです。
箱根町は名湯の多い一大リゾート地。老舗旅館や世界の著名人が泊まった名門ホテルや大人の隠れ家のような一軒宿など、旅行クーポンが使える宿やホテルは100件超あります。
すべての客室に温泉露天風呂のある「箱根小涌園 天悠」や、豊富な湯量と料亭料理で海外からも高い評価を得ている「強羅花壇」などでちょっとリッチな温泉旅を楽しんではいかがでしょうか。
【舞浜・新浦安へ行こう!】JTBふるさと納税旅行クーポンを申し込めば、舞浜・新浦安地区のホテルを予約が可能です。



ディズニーのオフィシャルホテルも予約OK!家族旅行をふるさと納税でお得にできれば家計も助かります!
トラベルクーポンでふるさと納税サイトと比較
実際のところ、他のサイトではどのぐらい旅行に関するクーポンを扱っているのでしょうか。
ここでは旅行に関するクーポンを扱っているサイトのトラベルクーポンの返礼品数を比較してみました。(2023年6月現在)
サイト名 | 全返礼品数 | トラベルクーポンの返礼品数 |
---|---|---|
ふるぽ | 107,457点 | 3,197点 |
ふるさとチョイス | 517,683点 | 9,873点 |
楽天ふるさと納税 | 472,954点 | 2,922点 |
ANAふるさと納税 | 315,816点 | 14,379点 |
ふるぽは、全返礼品数約10万点の内、トラベルクーポンは3,000点以上あることを考えるとトラベルクーポンの返礼品の割合は高いといえます。
また、高額な旅行クーポンの場合は、寄付金額もそれに対応し高額になってしまいがちです。
ふるぽなら、後述する積み立てできるポイント制があるので、高額になりがちな旅行クーポンの選択肢の幅を広げられます。
ふるぽのメリット・デメリット
ふるぽのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、メリット・デメリット合わせて解説します。
ふるぽのメリット・デメリットのまとめ
- ポイント制で返礼品を急がず選べる
- ポイントは翌年まで繰り越せる
- 限度額確認のシミュレーションできる
- ポイント制に対応してない自治体がある
- 1円=1ptじゃない自治体がある
ポイント制で返礼品を急がず選べる


ふるぽはポイント制を採用しているので、返礼品を好きな時に交換できます。
ポイント制とは寄付した金額分ポイントに変換される、ふるぽ特有の制度です。寄付した後にポイントを使って返礼品と交換できます。
そのため返礼品の受取り時期をコントロールできるので、急がず選べるというのは大きなメリット。
たとえば6月ぐらいに寄付してポイントをためておき、年末わかった時点で細かい端数を寄付してポイントが集まってから交換も可能です。
また旅行券にかぎらず食品や日用品等の返礼品も扱っているので、必要になった時に交換すれば、トイレットペーパーやお米などかさばるものや場所をとるものなどの時にも助かります。
自治体にもよりますが、寄付する金額も最低金額2,000円から1,000円単位で寄付を受け付けているものもあります。



中途半端に余ってしまった端数なども使えるので、
その年度の控除額を目いっぱい寄付できますよ!
ポイントは翌年まで繰り越せる
寄付することで獲得できるポイントは、翌年に繰り越して積み立てて、利用できます。
12月の年末間際になって控除額が余っている場合に、自治体に寄付してポイントに交換しておけば、その年度の寄付として扱われるのです。
ポイントが翌年度へと積み立てられるので、本来の控除上限額では手が届かなかった高額の返礼品をもらえるというメリットにもなります。
たとえば寄付金額100,000円分の沖縄恩納村の旅行クーポンがほしい場合。Aさんは控除限度額が50,000円です。
1年目に50,000円を寄付してポイント交換しておき、2年目にさらに50,000円寄付することで、寄付金額100,000円分の旅行クーポンと交換できます。
寄付金額100,000円でもらえる旅行クーポンは、還元率30%のため30,000円に相当。



旅行代金すべてを充当するわけにはいきませんが、ワンランクアップの旅行ができるでしょう。
また毎年返礼品をもらいつつも、旅行分を積み立てていきたいといと考えるなら、次のようなプランもできます。(例|控除限度額50,000円のAさん)
年目 | 寄付例 | 旅行用の積立分 |
---|---|---|
1年目 |
| 3万円 |
2年目 |
| 3万円 |
3年目 |
| 4万円 |
合計 |
| 10万円 |
これで3年間積み立てすることにより、沖縄で使える寄付金額100,000円分の旅行クーポンがもらえつつも、1年目には肉・2年目には果物・3年目には肉と毎年返礼品をもらって楽しめます。
金額が大きくなりがちな旅行券も、ポイントを積み立てることで返礼品として受け取れるため、ポイント制のメリットが最大限受けられます。
ポイントの有効期限については、各自治体によって違いますが、おおむね1年から2年。
ただポイントを寄付した年に使いきる必要もなく、新たに寄付することでポイントの有効期間延長もできるのもうれしいポイントです。
限度額確認のシミュレーションできる


ふるぽのトップページ下部の「控除額かんたんシミュレーション」で、寄付する人の年収や家族構成を入力するだけで、大まかな寄付上限額がすぐに計算されます。
ふるさと納税で大切なのは、自分の寄付できる金額を把握することです。
控除額以上の金額を寄付してしまうと、自分の持ち出し分となってしまいお得にはなりません。



控除上限額の早見表もあるので、シミュレーターに入力するのが手間に感じ、制度も理解されている方は早見表をチェックするだけでもよいかもしれませんね。
ポイント制に対応してない自治体がある
ポイント制は積み立てられるメリットがあるものの、残念ながらポイント制に対応してない自治体があります。
旅行先として人気のある自治体例の中から、いくつか抜粋してみました。
北海道、新潟県、浦安市、恩納村、神戸市、松山市等
たとえば旅行先を北海道にした場合、北海道の返礼品は北海道全域で使えるため人気の寄付先ですが、ポイント制でないため積み立てができません。



ただし同じ北海道の中でも、ポイント制を導入している市(帯広市や網走市など)に寄付すれば、ポイントを積み立てられます。同じ道内で探してみるのも一つの手です。
あなたの気になる旅行先がポイント制に対応しているかどうか、自治体サイト一覧で見られるので、確認してみてはいかがでしょうか。
1円=1ptじゃない自治体がある
寄付することで付与されるポイントは、自治体ごとで異なり、必ずしも1円=1ptではないので、自治体ごとのページで把握する必要があります。
旅行先で人気の京都市と沖縄県恩納村を例にみてみると、京都市のクーポンは、寄付額100,000円で30,000ptのクーポンなので、1円=0.3ptです。
それに対して沖縄のリゾート地恩納村のクーポンでは、100,000円で100,000ptとなるので、1円=1ptです。
ただ、京都市と恩納村のどちらのクーポンも100,000円の寄付でポイントの交換率は違うものの、クーポン額面は30,000円分なので還元率は同じなのです。
返礼品は寄付金の30%以下という2019年の地方税法改正のもと、JTBの旅行券はポイント交換率こそちがうものの30%の還元率と設定されているようです。
ふるぽとふるさとチョイスの違い


ふるさとチョイスは、ふるぽの公式パートナーとなっています。
JTBの得意とする旅行ジャンルの返礼品を取り揃えているふるぽに加えて、返礼品の掲載数No1のふるさとチョイス。両者の強みを生かした提携といえます。
また、ふるぽのサイトは旅行会社の運営だけあって、ふるさとチョイスにない「旅」に関する記事や特集が充実しているのも特徴。
たとえば、その土地で暮らす人のとっておきの情報が見られる「ふるさとLOVERS」や、「大切な人に教えたい・100年先まで残したい」というコンセプトの旅写真コンテストがあります。返礼品選びと一緒に、のぞいてみるのも楽しいでしょう。



旅をする前のワクワク感から旅行後の余韻まで楽しめるので、旅好きの人にとってはうれしいですね。
なお2018年3月のリニューアル後は、ふるぽのポイントはチョイス公式ポイントに統合されました。
ポイントの発行や管理、お礼の品との交換もふるさとチョイスから申し込むことになっています。
【2023年6月】ふるぽのキャンペーン
ふるぽの2023年6月のキャンペーンは残念ながらありませんでした。



今後ふるぽのキャンペーンが開催されれば、この記事で最新情報をご紹介します。
ふるぽの登録方法
ふるぽで寄付してポイントを貯めるには、ふるさとチョイスで会員登録する必要があります。
ふるぽで寄付申し込みすると、ふるさとチョイスに画面が移り、ふるさとチョイス側で決済する仕組みとなっているためです。
ここでは、「ふるぽで寄付し、ふるさとチョイスの会員登録する方法」を紹介します。
- 寄付後、決済のためふるさとチョイスへ移動する。
- ふるさとチョイス会員登録ボタンをクリックする。
- 会員登録情報を入力する。
1. 寄付申し込み後、決済のためふるさとチョイスへ移動


2. ふるさとチョイス会員登録ボタンをクリック


3. 会員登録情報を入力
会員登録情報を入力します。
- 氏名
- メールアドレス
- ログインID (メールアドレスが自動的に入力されますが、変更可能です。)
- パスワード
- 出身地
- 生まれた年
- 性別
- メールマガジンを受け取るか否か
- キャンペーンコードの入力
- 会員登録のきっかけを選択
ふるさとチョイスに会員登録・ログインした後は、寄付に必要な情報等を入力します。決済を完了させれば、寄付が完了です。



キャンペーンコードは、ふるさとチョイス公式ページに掲載されている場合があるので、登録するまえに見てみるとよいでしょう。
ふるさとチョイスのキャンペーンや特徴については「ふるさとチョイス」をご覧ください。
ふるぽでよくある質問
まとめ
今回は旅行に特化している、ふるさと納税サイト「ふるぽ」と旅行クーポンについて解説しました。
返礼品で旅行クーポンを選ぶよさはなんといっても「旅行する」ことで「思い出」が残ること。
旅先で見た風景、食べたもの、感動した経験はプライスレス。



決して値段のつけることのできない、かけがえのない「思い出」になります!
1人で楽しむご褒美旅も、家族や大切な人と楽しむ旅も、とっておきの時間となることでしょう。
ふるさと納税を使えば、家計にもやさしくお得に旅行できます。
旅行をお考えの方は、ぜひこの機会に「ふるぽ」で旅行クーポンを探してみてはいかがでしょうか。
2022年12月3日 17:16