理学療法士おすすめ転職サイトランキング9選!利用のコツや体験談も

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知名度の高い転職サイトで求人を探したけど、理学療法士の求人が少なかった…」「理学療法士におすすめの転職サイトが知りたい!

この記事では、理学療法士の求人を探すのにおすすめの転職サイトを元キャリアアドバイザーの私が厳選して紹介します。

良い担当者の見極め方や、医療施設の採用担当者による転職活動アドバイスも掲載しています。ぜひ最後までお読みください。

理学療法士の転職サイト選びで大切な3つのポイント

理学療法士の転職では、以下の3つのポイントを重視して転職サイトを選びましょう。

  • 担当者の転職サポートがある
  • 転職サイト自体の運営歴が長い
  • 求人情報の検索機能が充実している

これらを備えた転職サイトを選ぶと、転職成功にぐっと近づきます。なぜなら、孤独になりがちな転職活動において、強力なバックアップを得られるからです。

では、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

ポイント1:担当者の転職サポートがある

理学療法士には、エージェント型の転職サイトがおすすめです。求人紹介や面接日程の調整代行といった手厚いサポートを受けられるからです。

エージェント型の転職サイトでは、求人の詳細も担当者から教えてもらえます。たとえば、セラピストの人数や、施設内の人間関係といった内部事情まで聞ける場合もあるのです。

ちなみに、「リハビリ業務以外の仕事もするか」「通所リハビリの送迎業務があるか」などは、事業所には直接聞きにくいもの。このような質問であっても、担当者であれば気兼ねなく質問できるでしょう。

そして担当者は、面接対策にも力を貸してくれます。退職理由をポジティブに言い換える方法など、選考通過率を上げる具体的なアドバイスももらえますよ。

担当者がつくと、「年収交渉がしやすい」というメリットもあります。エージェント型の転職サイトは、転職者の年収の30~35%を成功報酬として事業所から受け取っています。そのため担当者は、求職者の希望通りの年収になるように事業所にかけあってくれる場合が多いのです。

ポイント2:転職サイト自体の運営歴が長い

理学療法士向けの転職サイトは多くありますが、なかでも運営歴の長い転職サイトだと、手厚いサポートや充実したサービスが期待できます。

特に、転職ノウハウをもとにした的確なアドバイスを受けられるのは大きなメリットのひとつ。運営歴を重ねるほど会員数が増え、支援実績も増えていくため、転職ノウハウが蓄積されやすいのです。

運営歴が長いほど、盤石な教育体制が敷かれている傾向もあります。そのため、どの担当者にあたっても一定レベル以上のサポートが期待できるでしょう。

一方で運営歴の短い転職サイトは、まだまだ教育体制が十分に整っていない可能性もあり、経験の浅い担当者にあたってしまうかもしれません。

運営歴が長い転職サイトには、「求人が集まりやすい」という強みもあります。知名度が上がるにつれ、医療施設や企業との関係構築が進むためです。

求職者としては、求人が多いため、さまざまな選択肢を比較しつつ転職先を選べるというメリットも。自分に合った企業に出会える確率も高められるでしょう。

ポイント3:求人情報の検索機能が充実している

検索機能が充実した転職サイトを選ぶと、自分に合った求人を見つけやすくなります。

たとえば以下の項目で検索条件を絞れると、目当ての求人に出会いやすいでしょう。

  • 施設形態(病院、クリニック、訪問リハビリ、介護施設など)
  • 診療科目(整形外科、精神科、脳神経外科など)

また、「託児所あり」「残業少なめ」といった条件を設定できる転職サイトもおすすめです。理想の働き方に近い求人に出会いやすくなるからですね。

ちなみに、本格的に転職活動を始める前に「まずはどんな求人があるか見てみたい」と思っている方もいるかもしれません。この点、検索機能が充実している転職サイトであれば、転職活動の下調べもサクサク進められるでしょう。

理学療法士におすすめの転職サイトランキング9選

理学療法士が転職サイトを選ぶ際に重視したい3つのポイントを基準に、1~9位のランキングを作成しました。

ランキングは、担当者のサポートがあるエージェント型転職サイトに限定しています。

それぞれの特徴をランキングに沿って解説するので、参考にしてみてくださいね。

1位:PT/OT 人材バンク

PTOT人材バンクのキャプチャー画像

「PT/OT 人材バンク」は、理学療法士、作業療法士に特化した転職サイトです。医療介護の人材サービスで知られる、株式会社エス・エム・エスキャリアが運営しています。

全国の理学療法士の求人がそろっていて、求人数も豊富。都内だけで1,654件もの求人があり、特に医療機関・介護施設の求人の多さが際立ちます(2020年8月時点)。

PT/OT 人材バンクでは、理学療法士専門の担当者に相談も可能です。面接対策や、求人票だけでは分からない詳細な情報も教えてくれるなど、細やかなサポートが多くの転職者から支持を集めています。

サイト内には「リハビリ職の履歴書の書き方」など、お役立ちコンテンツも充実しているので、転職活動の参考にしてみてくださいね。

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2位:PTOTST WORKER

PTOTSTワーカーのキャプチャー画像

「PT・OT・ST WORKER」は、その名の通り、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、そして言語聴覚士(ST)の転職に特化した転職サイトです。医療関連職の転職を長年サポートしている「医療WORKERグループ」が運営しています。

特徴は、求人の多さ。理学療法士の求人だけでも全国1万5,798件、都内1,837件、さらに非公開求人が1万1,059件と、数ある理学療法士向けの転職サイトのなかでも頭ひとつ抜け出ています(2020年8月時点)。

口コミの豊富さも、PT・OT・ST WORKERの魅力のひとつです。登録すると求人企業で実際に働く人の口コミが見られるので、入社後のイメージも鮮明に描けるでしょう。

さらに、理学療法士専門のアドバイザーが専属の担当者としてついてくれるので、心強いサポートも期待できますね。

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3位:ジョブメドレー

ジョブメドレーのキャプチャー画像

「ジョブメドレー」は、医療介護系の職種をほぼすべて網羅する転職サイトです。

理学療法士の求人は、パート含め全国4,533件(2020年8月時点)。そのうち都内は742件となっています。

ジョブメドレーは、サイト内の検索機能が特に充実している転職サイトです。40項目以上あるこだわり条件には、「復職支援」「駅近(5分以内)」、さらに「ネイルOK」といったものまで。

施設形態も細かく指定できるだけでなく、「運動器リハビリ」「小児リハビリ」など仕事内容も絞れるので、理想の求人にすぐに出会えるでしょう。

忙しくて求人を探せない場合には、プロフィールを登録するだけで企業から声がかかる「スカウト機能」を利用するのもおすすめです。

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4位:マイナビコメディカル

マイナビコメディカルのキャプチャー画像

「マイナビコメディカル」は、医療従事者専門の転職サイトです。就職情報サイト「マイナビ」や、転職情報サイト「マイナビ転職」などを運営する株式会社マイナビが運営しています。

マイナビコメディカルは理学療法士の求人を多くそろえています。その数、全国9,224件(2020年8月時点)。都内だけでも1,568件にのぼります。

事業所と太いパイプでつながっているため、担当者がリハビリ施設などに多く出入りできる点も強みのひとつ。

求人企業の内情に詳しいので、サイト内の検索機能でも「こだわり条件(管理職求人/駅徒歩5分以内など)」を細かく設定できるようになっています。

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5位:メドフィット

メドフィットのキャプチャー画像

「メドフィット」は、医療事務、介護事務を中心に、医療・介護系の求人を幅広く扱う転職サイトです。

理学療法士で絞ると、求人数は全国で1,138件(2020年8月時点)。うち都内は331件で、登録後に見られる非公開求人もあります。

「セラピストの人数を知りたい」といった質問にもスピーディーに答えてくれるなど、担当者の手厚いサポートがメドフィットの強み。病院の求人は、急性期、回復期、療養型で絞れるようにもなっています。

このようにメリットも多い転職サイトですが、ほかの転職サイトと比べると理学療法士の求人はあまり多くありません。そのため、別の転職サイトで希望の求人が見つからなければ併用する、といった使い方を検討してみましょう。

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6位:ジョブデポ

ジョブデポのキャプチャー画像

「ジョブデポ」は、医療・介護・保育の求人を扱う転職サイトです。

理学療法士の求人は、全国で1,087件(2020年8月時点)。都内は80件と少なめですが、非公開求人も合わせると100件以上の求人を確認できます。

サイトはシンプルなつくりで、「情報が多すぎると疲れてしまう」といった方にはぴったりの転職サイトといえるかもしれません。

ただし、検索機能があまり充実しておらず、こだわり条件も10項目と少ないため、「目当ての求人をはやく探したい」といった方には不向きでしょう。

一方で、担当者にLINEで相談できるのはジョブデポを利用するメリットです。転職の悩みや不安をすぐに解決できるので、安心感にもつながるでしょう。

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7位:リハビリのお仕事

リハビリのお仕事のキャプチャー画像

「リハビリのお仕事」は、理学療法士、作業療法士専門の転職サイトです。

理学療法士の求人は、公開求人で全国1,020件(2020年8月時点)。そのうち、都内が240件を占めます。

リハビリのお仕事は、今回紹介する9社のなかで最も後発の転職サイトです。そのため、求人数はそこまで多くありません。ただし非公開求人も含めると、上記より多くの求人を確認できます。

また、求人検索で絞れる条件は「施設形態」と「雇用形態」のみ。そのため、詳しく条件を絞って検索したい方は物足りなさを感じるかもしれません。

担当者の手厚いサポートで着実に実績を上げている転職サイトですが、求人数と検索機能の充実はこれからといったところ。他社で希望の求人が見つからない場合の「補助」としての使い方が、今のところはおすすめです。

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8位:クリックジョブ介護

クリックジョブ介護のキャプチャー画像

「クリックジョブ介護」は、介護業界専門の転職サイトです。

理学療法士の求人数は、全国で827件(2020年8月時点)。うち都内は121件で、非公開求人もあります。

介護福祉士、社会福祉士の求人が中心のため、ほかの転職サイトほど理学療法士の求人は多くありません。ただし、介護業界に精通したプロの担当者がついてくれるので、介護に絞って転職活動を行っている方にはおすすめです。

検索機能も比較的充実していて、特別養護老人ホームや訪問介護など、介護施設を細かく選択して検索できます。

登録すると、各求人の口コミが見られるのもクリックジョブ介護の特徴のひとつ。働く人のリアルな声や実態を踏まえて転職先を決めたい方には、ぴったりの転職サイトともいえるでしょう。

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9位:リクルートエージェント

「リクルートエージェント」は、国内最大級の転職サイトです。

求人数の多さはトップクラスで、非公開求人だけでも20万件以上に及びます。ただし、理学療法士の求人は少なめ。「理学療法士」を含む公開求人は、142件に留まります(2020年8月時点)。

一方、理学療法士関連の求人を見ると「治験コーディネーター」「専門学校の理学療法科の教員」、さらに「医療業界向けキャリアアドバイザー」などバラエティ豊富です。資格を活かしつつ、新たな分野に挑戦したい方は目当ての求人に出会えるかもしれませんね。

サイト上のマイページでは、非公開求人の一部を検索できます。自分でもどんどん転職活動を進めていきたい方にも、ぴったりの転職サイトといえるでしょう。

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併せてチェックしたい転職サイト2選

ここでは、求人に直接応募して選考を受けるタイプの理学療法士向け転職サイトを2つ紹介します。

どちらも担当者のサポートはつきませんが、求人検索機能が充実しています。

エージェント型転職サイトの補助的に求人探しに役立てられる他、マイペースに転職活動をしたい人にもおすすめです。

GUPPY(グッピー)

グッピーのキャプチャー画像

「GUPPY」は、医療・介護に特化した転職サイトです。

理学療法士の求人数は、全国で3,348件(2020年8月時点)。都内は311件です。

GUPPYでは、「駅ナカ・駅チカ」「副業OK」など検索条件をかなり細かく絞れます。さらに、路線からも求人検索が可能です。

適性診断が無料で利用でき、自己分析に役立てられるのも嬉しいポイントですね。

採用担当者から直接スカウトを受けられる機能もあるなど、自分で事業所と直接やりとりしたい人、また自分で交渉できる人向けの転職サイトといえるでしょう。

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コメディカルドットコム

コメディカルドットコムのキャプチャー画像

「コメディカルドットコム」は、医療・介護・福祉業界専門の転職サイトです。

53,000件以上の求人が掲載されていますが、そのうち理学療法士の求人は全国で1,118件、都内で287件を占めます(2020年8月時点)。

22項目のこだわり条件と、12種の施設形態から求人を探せる点もコメディカルドットコムの特徴です。

さらに「マッチングチャート」と呼ばれる、求人企業との相性がわかる機能も無料で使えるので、より自分に合った場所に転職したい方はぜひ利用してみましょう。

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理学療法士におすすめの担当者を見極めるコツ

担当者のイメージ

サポートがつく転職サイトでは、担当者の人柄やスキルによってもサポートの質が変わります。

ここでは相談しながら転職活動をしようと考えている理学療法士に向け、良い担当者を見極めるコツを紹介します。

特にサポート内容を比較すると見極めやすいため、納得感のある意思決定をするためにも、複数登録してみるのがおすすめです。

レスポンスが早い

質問に素早く答えてくれる担当者は、手厚いサポートをしてくれる可能性が高いです。求職者を第一に考えて行動してくれるからですね。

一方、なかには自分の利益ばかり重視し、雑な対応をする担当者もいます。また、メールへの返信は24時間以内がマナーといわれますが、返信に1日以上かかるようであれば良い担当者とはいえません。

担当者の質を見極めるためには、「A社に応募したいのですが、○○(労働条件など)について確認していただけますか?」と質問するのがおすすめです。役立つ回答が素早く返ってくれば、信頼のおける担当者といえるでしょう。

ちなみに転職サイトによっては、求職者をサポートする担当者が事業所と直接つながっている場合もあります。この場合、良い担当者であれば求人に関する質問の回答はかなり早いはずです。

職務経歴書の添削が丁寧

職務経歴書の添削を丁寧にしてくれる担当者も、サポートの質が高い傾向にあります。

元キャリアアドバイザーとしての経験上、はじめから職務経歴書を完璧に仕上げられる人はいません。どんな人でも、改善できる余地は必ずあるのです。

しかし、なかには職務経歴書の添削をしない担当者もいます。こうした担当者は、確認を求められても「良いと思います」の一点張り。一方で、応募してほしい求人の説明は詳しく行う傾向もあります。

職務経歴書の質は、選考通過を左右する大切なものです。そこで、「私の職務経歴書に直したほうがいい点はありますか?」と担当者に聞いてみてください。しっかりとアドバイスをくれれば、良い担当者といえるでしょう。

職務経歴書にアドバイスをくれる担当者は、面接アドバイスや年収交渉など、その後のサポートも手厚い可能性があります。そのため、初回のキャリア面談時に職務経歴書を持参し、添削をお願いしてみても良いですね。

面接対策のアドバイスが手厚い

サポートの質が高い担当者は、面接対策も手厚く行ってくれます。

面接対策として、多くの担当者が重視するのが模擬面接です。なぜなら、練習すればするだけ面接の通過率が上がると、経験から知っているからですね。

そのため求職者を第一に考えている担当者であれば、面接の練習にとことん付き合ってくれます。

ちなみに、求職者のなかには模擬面接を面倒くさがってしまう方も少なくありません。しかし、声に出して練習できるせっかくの機会です。まずは、模擬面接を積極的にお願いしてみましょう。

また担当者によっては、過去の面接情報をもとに詳細なアドバイスをしてくれます。「面接官は誰か(直属の上司、人事など)」「よくある不採用理由」など、ひとりで転職活動をしていては手に入りづらい情報も聞ける可能性があるのです。

担当者の質を見分ける際は、「はじめての面接で不安なので、模擬面接していただくことは可能でしょうか?」と聞いてみてください。OKが出れば、良い担当者といえるでしょう。

理学療法士の採用担当が答える転職活動Q&A

病院採用担当者のイメージ

この章では、病院で長年選考に携わっている採用担当者が、理学療法士からのよくある質問に回答します。

採用担当者の視点から内定を得るポイントを解説しているので、きっと転職活動のヒントになるでしょう。

職務経歴書は提出した方がいい?

職務経歴書は提出したほうが良いと思います。応募先の採用担当者に良い印象を与えられるからです。

現在、理学療法士不足に悩まされている事業所は少なくありません。つまり、売り手(理学療法士)が優位な状況です。「職務経歴書は出さなくてもいい」という業界の慣習もあり、実際のところ履歴書だけで選考が成り立つのも事実です。

「面談に職務経歴書を持ってきてほしい」と伝えたら、求職者側からキャンセルの連絡が入った、と話す採用担当者もいるほどです。

ただ、職務経歴書を持ってきてくれると、真面目で責任感のある印象を受けますね。私の実感としては面接通過率は25%ほどアップすると思います。

特に病院ではドクターと情報共有する際にカルテを出すことが重要になります。職務経歴書はあなた自身のカルテとも言えますね。

職務経歴書の書き方のコツは?

資格をはじめ、リーダーシップをアピールできる職務経歴書の作成が望ましいです。

資格でいうと、「脳卒中専門理学療法士」や「小児理学療法士」などの認定を受けていると病院系では評価されます。これらは、理学療法士の約80%が加入している理学療法士協会認定の資格です。

病院以外のところ、たとえば介護系だとリーダーシップが強く求められる傾向にあります。デイサービスやデイケア、訪問看護ステーションの多くは20名規模で業務を回しています。そのため、こうした施設では「いかに周りをまとめていけるか」が特に大切なポイントとされるのです。

ちなみに、理学療法士であっても営業を任されるケースもあります。なのでリハビリだけにこだわらず、「色々挑戦したいです」という意思が感じられると、ぜひ採用したいと思いますね。

面接で注意すべきポイントは?

理学療法士の面接でもっとも注意すべきは「具体的なエピソードを用意する」ことです。

難しい質問は聞かれず、「どんなことを頑張ってきましたか?」といった基本的な質問がほとんどです。

ただし、表面的な回答にならないように気を付けてください。たとえば「患者様のために一生懸命リハビリしてきました」と答えてしまう方は多いですが、誠意をもって働くのは理学療法士としては当たり前です。

面接官が知りたいのは、「どのような壁があって、それをどう乗り越えたか」といったエピソードです。これらは深掘りして質問される可能性もあるので、「どう改善したか」「そこから学んだこと」などは質問されると想定し、回答を準備しておきましょう。

(回答例)患者さんの顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズの解決に取り組みました。1年前に股関節の手術をした患者さんから「肢をもっとよくしたい」と相談された際、慢性心不全も抱えている方だったので「長生きのためには肢よりも心臓をよくした方がいいので自転車をこぎましょう」とアドバイスしました。このように、患者さんの健康状態を考えて最適なアドバイスを心がけています。」

エピソードには「思いやり」と「専門性」の要素が含まれていると好印象です!

ちなみに、面接はスーツが基本です。多くの理学療法士はスーツで行きませんが、服装がしっかりしているとそれだけで良い印象を与えられますよ。

理学療法士のよくある転職理由は?

「キャリアアップ」を転職の目的とされる方は多いですね。その次に「給料アップ」を目指す方が続きます。

キャリアアップを考える場合、はじめは総合病院に勤務し、そのあとは回復期に、そして最終的に老人ホームや在宅で支援する、といった流れが一般的です。

ちなみに訪問リハビリは、点数が高く、一人ですべてを行えるため人気を集めています。

また、給料アップを転職の目的とされる方は、技術をひたすら磨く「ゴッドハンド」になるか、マネージャーになるかのふたつで迷う傾向にあります。

ただ、最近では独立開業を目指す人もいますし、医療系のベンチャー企業に入って高い収入を得ている方も少なくありません。なかには、スポーツメーカーに入社し、リハビリの視点からモノ作りに貢献する理学療法士も増えています。

もちろん、こうした企業への入社は簡単ではありません。しかし、自分のやりたいことをできるだけでなく、給料アップを見込める可能性も高いため、挑戦してみる価値はあるといえるでしょう。

理学療法士におすすめの求人を見極めるコツは?

法人としての理念やコンセプトを大切にしているか否かは、求人を見極めるうえで大切なポイントです。

具体的には、応募先のホームページを見て、経営理念やコンセプトなど、経営に関係するところを見ておくと良いと思います。

なかには、理事長や病院長のメッセージを載せているところがありますが、こうした組織の多くはいわゆる「縦型」組織。特に病院には「縦型」が多いですが、組織が硬直していて、キャリアアップをうまく図れないケースも目立ちます。

一方、法人としてのメッセージを書いているところは、「フラット型」の組織である可能性が高いです。こうした組織は多くありませんが、キャリアアップや、風通しの良い職場環境を求めるのであれば探してみましょう。

複数の事業所に同時に応募してもいいの?

複数の事業所に、同時に応募しても大丈夫です。むしろ、個人的には複数応募をおすすめします。なぜなら「この人は転職についてしっかり考えている」というプラスの評価につながる可能性が高いからです。

実際のところ併願している方は多くはありませんが、中途採用の場合、面接のなかで「複数社受けている」と伝えれば大きな問題にはなりません。

ただし、新卒の場合は「暗黙の了解」で併願はタブーとされています。そのため併願が明らかになると、学校に事業所からクレームがいくこともあるようです。

ちなみに中途採用でも、新卒者を多く採用している病院だと併願を好まない場合も稀にあります。

転職サイトに登録!求人応募までの流れは?

「PT/OT 人材バンク」を例に、転職サイトに登録した後の流れを紹介します。

登録方法から、求人に応募する方法まで丁寧にお伝えしますので、特にはじめて転職サイトを使う方は参考にしてみてください。

転職サイトへの無料登録とログイン

PTOT人材バンクのキャプチャー画像

公式ページで無料登録する

登録にあたり履歴書は不要のため、最短30秒で登録できます。

なお、転職意欲や転職時期についての質問が3回でてきますが、転職意欲が高い方ほど手厚くサポートしてもらえる可能性が高まります。(画像はスマートフォン版公式ページより)

PTOT人材バンクの登録画面1

特にこだわりがなければ「近いうちに転職したい」を選びましょう。

PTOT人材バンクの登録画面2

ここは「1~3か月内」または「よい求人があればいつでも」を選びましょう。

PTOT人材バンクの登録画面3

すぐ退職できるか分からない場合も「良い転職先なら検討する」を選択しましょう。

担当者へのキャリア相談

登録が完了すると、担当者に転職の希望条件などを伝えるステップに移ります。

具体的には、登録後に担当者から電話やメールで連絡が来ます。そこで、転職の希望スケジュールや希望エリア、転職理由、希望する事業所の形態などを伝えましょう。

この際、退職理由がネガティブなものであっても構いません。むしろ、素直な気持ちを担当者に伝えてみてください。包み隠さずに伝えると、事情を踏まえた求人を探し出してくれます。

また、これまでの職歴について質問される場合もあります。この質問も、経験をしっかり活かせる求人を担当者が見つけ出すうえで大切なものです。そのため、職歴はできる限り詳しく伝えるようにしましょう。

履歴書、職務経歴書の作成

求人に応募する前に、履歴書と職務経歴書を用意しておきましょう。

PT/OT 人材バンクには、履歴書や職務経歴書の書き方を詳しく解説した記事があります。こうしたガイドを参考に、作成に取り掛かってみてください。

PT/OT 人材バンクでは、多くの理学療法士の転職を支援した経験をもとに書類の添削をしてもらえます。うまく書けない場合には、担当者にアドバイスを求めてみましょう。

求人への応募

PT/OT人材バンクの求人画面

「求人に応募する」を押すと…

PT/OT人材バンクの求人画面2

後日キャリアパートナーより電話があります。

求人の紹介をはじめ、応募手続きや面接日の調整などもすべて担当者が行ってくれます。そのため、求職者は煩雑な手間に追われる心配がありません。

PT/OT人材バンクでは、希望条件に近い求人が出た場合にメールで知らせてくれます。求人をみて、応募したいと思ったら担当者に応募の意思を伝えましょう。

あらかじめ面接日程の希望を伝えておけば、その希望を踏まえ、担当者が事業所と面接日時のやり取りも行ってくれます。

ちなみに転職サイトによっては、担当者が「推薦状」を書いてくれます(PT/OT人材バンクでは「キャリアシート」)。

推薦状は、担当者からみた求職者の評価(アピールポイント)が書かれた書類です。履歴書や職務経歴書と一緒に事業所に提出されるため、推薦状があると、書類通過率アップも期待できますよ。

転職サイトを利用して転職した理学療法士の体験談

理学療法士のイメージ

では実際、理学療法士はどのような転職活動をしているのでしょうか。

HOP!ナビ編集部は、転職サイトを利用して転職した1人の理学療法士にインタビューを行いました。

体験談として紹介しますので、ご自身の状況と比較して転職活動の参考にしてみてくださいね。

―理学療法士を志したきっかけを教えてください。

高校のときに祖母が入院し、リハビリを受ける姿を見たのが理学療法士を志したきっかけです。

理学療法士になってからは、介護施設やデイサービス、訪問など、一貫して介護業界で働いてきました。

病院の回復系にも興味はありましたが、患者さんが退院されてしまうとその先の関係が続きません。

一方、在宅や維持期だと患者さんと長い期間お付き合いができます。

そのため、結局は介護業界を離れることはありませんでしたね。

―前の職場から転職を決意した理由は?

職場環境が劣悪だったため、ワークライフバランスを取れる環境を目指し転職を決意しました。

前職は老人保健施設で働いていましたが、言葉の暴力などのパワハラが横行する場所でした。

中途入社者への風当たりも強く、職員が集まって会議する場では私の意見は相手にもされません。

後から知った話ですが、私が入社する前にすでに5~6人が短期間で辞めていったようです。

結果として、私も入社5か月という短い期間でしたが、次の場所に移る決心を固めました。

―理学療法士向けの転職サイトを利用したのはなぜですか?

半年未満で辞める人は根気がないのでは?」と面接官から思われないか気掛かりだったためです。そこで、主に面接での回答の仕方についてプロの手を借りようと思いました。

使っていたのは、もともと登録していたPT/OT人材バンクだけです。すぐに理想の求人に出会えたので、ほかの転職サイトには登録しませんでした。

―理学療法士向け転職サイトを利用して良かった点は?

退職理由について、具体的なアドバイスをもらえたのは嬉しかったですね。

在籍期間が短い理由は相手も察してくれます。むしろ入社後の貢献など、ポジティブな面をアピールしましょう」という言葉をいただけて、心の荷がスッとおりました。

また、応募先の職場環境を詳しく教えてくれたのも助かりましたね。

「急性期の病院はセラピストへの当たりが厳しい場合がある」など、シビアな面も教えてくれたので、より自分に合った環境を選び出せました。

―実際に転職していかがでしたか?

入社前にイメージしていた通りの環境でした。

周りのスタッフも温かい方が多く、関係も良好です。

私と経験年数が一緒の方もいたため、新しい環境でしたがすぐに打ち解けられました。

前職から環境を大きく変えられ、理想に近い働き方も実現できたので、今回の転職には満足しています。

この記事のまとめ

人手不足のなか、理学療法士を求める声は日増しに高まっています。

そして、より良い環境を目指し、転職を決意する理学療法士も少なくありません。しかしいざ転職を始めると、「どの転職サイトを使えば良いのか」と悩んでしまうときもあるでしょう。

転職サイトを選びきれないときは、以下の3つのポイントを押さえたサイトを利用してみてください。

  • 担当者の転職サポートがある
  • 転職サイト自体の運営歴が長い
  • 求人情報の検索機能が充実している

また転職成功には、転職サイトの担当者の力も欠かせません。

記事内でお伝えした「担当者を見極めるコツ」をもとに、良い担当者に出会い、理学療法士としての新たな一歩を踏み出しましょう。

★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧

最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。

転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。

転職がはじめての人

マイナビエージェント
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