基本料0円の格安料金プランのpovo2.0(ポヴォ)をもっと詳しく、わかりやすく解説します。

ヒヨコ
povo2.0が合っている人ってどんな人なの?
頭が良い人!自分が使うデータ容量を把握できている人なら、便利に安く使いこなせます。

シムセン

povoのざっくりした説明から、使い方、デメリットとメリット、料金プラン、速度と使い勝手、契約に必要なことを、できるだけ詳しく解説します。
povo 2.0は基本料金0円で使える格安SIMですが、基本料金のままだと最大128kbpsの低速です。トッピングでデータを購入すると高速データで快適に使えるようになります。
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目次
povo2.0の基本的なこと
povo2.0って何?auの普通のプランと何が違うの?

ヒヨコ
povo 2.0は今までのauのプランと何が違うの?
全然違うよ!povo 2.0は自分でデータをチャージして使います。
店舗や電話でのサポートが無い代わりに、料金を大幅に安くしているプランだよ。

シムセン
povo2.0は、auショップでのサポートや電話での問い合わせをなくして、申込みもオンライン限定にすることで、スマホ料金をスゴく安くしています。
例えばauの通常プランは4GBを超えると月7,128円かかりますが、povo2.0なら25GB使っても月2,163円です。
注意点は少しありますが、auユーザやデータを結構使う格安SIMユーザならpovo2.0がスゴくおすすめです。
povo1.0とpovo2.0の違い
povo1.0は月2728円で20GBが使えるプランでしたが、2021年9月29日に新規受付を終了しました。その代わりに始まったのがpovo2.0です。
どうやって使うの?

ヒヨコ
スマホ契約をpovo 2.0にしたい場合、実際何をすればいいの?
公式サイトでpovo 2.0を契約すると下記のSIMカードが送られてくるよ。

このSIMカードを今のスマホに入れると、快適に安くスマホが使えるんだよ。

シムセン
povo 2.0の公式サイトで新規契約や乗り換えて続きをします。SIMカードが届いたら今のスマホにそのSIMを入れ替えるだけでpovo2.0の料金でスマホが使えます。
デメリットとメリット
- 他にない料金体系なので戸惑うかも
- オンラインでのみ受け付けている
- 店舗や電話でのサポートはない
- 端末販売がない
- LINEのID検索が使えない
- auの家族割と家族割は非対応
- 使い勝手がauと同じ
- 速度が遅くならない (ただし、基本料金のままだと最大128kbps)
- 3GBが月990円は安い
- 150GBをチャージすれば、月換算で25GBが月2,163円で使える
- 5分かけ放題がオプション
- 330円で1日データ使い放題
- 5GやeSIMに対応
- 13歳以上なら契約できる
- 2年縛りや違約金がない
- KDDIなので安心
料金プランの詳細
povo 2.0 | 料金 | 有効期限 | 月換算 |
---|---|---|---|
基本料金 | 0円 | ||
1GB | 390円 | 7日間 | |
3GB | 990円 | 30日間 | 3GBが月990円 |
20GB | 2,700円 | 30日間 | 20GBが月2,700円 |
60GB | 6,490円 | 90日間 | 20GBが月2,163円 |
150GB | 12,980円 | 180日間 | 25GBが月2,163円 |
データ使い放題 | 330円 | 24時間 | |
DAZN使い放題 | 925円 | 7日間 | |
smash使い放題 | 220円 | 24時間 | |
海外利用0.3〜5GB | 640円〜7080円 | 1日〜30日間 |
povoの基本料金は0円です。基本料金のままだと最大128kbpsの低速になります。
1GB〜150GBのデータをチャージすることで、高速データ通信で快適にネットが使えるようになります。家族割やauスマートバリュー等の割引はありません。
データ容量を使い切る、または有効期限をすぎると、通信速度は最大128kbpsになります。
その他の費用
- 事務手数料:0円 (1年間に累計5回線以上申し込むと3,850円)
- SIMカードの再発行と変更手数料:3,850円
- eSIMの再発行と変更手数料:400円
- 解約手数料:0円 (2年縛りや自動更新はありません)
通話料金(国内)
- 通話オプソションなし:30秒22円
- 5分かけ放題:月550円、5分超過は30秒22円
- 24時間かけ放題:月1650円
速度と使い勝手

ヒヨコ
安くなっても使い勝手が悪くなるとかないのかな?
povo 2.0ならいつでも速い速度で使えるので、使い勝手は悪くならないです!

シムセン
データトッピング後の速度は通常のauプランとほとんど同じ
一般的の格安SIMだと平日昼に速度が極端に遅くなったり、平日夕方から夜にかけてもサイトの読み込みが遅くなる場合があります。
povo 2.0ならデータトッピングをすれば、いつでも快適に使えます。povoはauの格安プランですが、使い勝手は同じです。
通信品質を悪くして安くしているのではなく、手続きをオンラインに一本化して、auショップや電話でのサポートはしていないので、そのぶんを大幅に安くしています。
povoなら月37円で回線を維持できる
povo 2.0は基本料金が0円ですが、180日以上有料トッピングを購入しないと、順次利用停止になって、利用停止から30日後に契約解除になってしまいます。
有料トッピングの最安値はsmash使い放題の220円です。180日に一度220円のトッピングを購入すれば、月当たり37円で回線を維持できます。
自宅にWiFiがある人で外ではスマホをほとんど使わない人、または海外に長期滞在する場合に、月37円で維持できるpovo 2.0はかなりおすすめです。
基本料金0円のままだと超遅い!最大128kbpsの実用性
povoは基本料0円のままだと、速度は最大128kbpsの超低速です。実際に速度計測をしてみると60kbps〜90kbps程度しか出ません。
スマホを自宅でしか使わない場合、自宅にWiFiがあれば低速でも問題ないですが、WiFiがない場合や外でも使う場合は、アプリでデータをチャージして使うのが現実的です。
990円で3GBをチャージできて、有効期限は30日間です。
20GBプランはahamoやLINEMOよりも安い
ahamoの20GBプランは月2970円(5分かけ放題付き)、LINEMOの20GBプランは月2728円です。
povo 2.0は150GBを購入すれば、月換算で25GBが月2163円で使えます。月550円の5分かけ放題を加算しても、ahamoよりも安く使えます。
ahamoやLINEMOは余ったデータを翌月に繰り越すことができませんが、povo 2.0の150GBは有効期限が6ヶ月間なので、ahamoやLINEMOよりも無駄なくデータを使えます。
330円で1日だけ24時間データ使い放題
povo 2.0なら330円で1日だけ24時間データ使い放題にできます。
例えば、330円払えば1日だけ動画が見放題です。週1回動画をたくさん見る日を決めておけば、動画をたくさん見る場合でも、安く快適に楽しめます。
※ 実際にはチャージした翌日の夜12時までが有効期限なので、最大2日間使い放題になります。
DAZNとsmash使い放題について
DAZN使い放題やsmash使い放題のデータトッピングを購入すると、有効期限内でDAZNまたはsmashをデータ消費なしに使い放題になります。
有効期限内ならDAZNやsmashの会員費も無料です。
povoで使えるスマホの詳細
iPhone 6s以降なら使える
iPhone 6s以降のiPhoneなら、povo2.0で使えます。
auのiPhoneならSIMロック解除なしで使えますが、ドコモとソフトバンクのiPhoneの場合はSIMロック解除が必要です。
ほとんどのAndroidスマホは使える
2015年3月以降に発売されたAndroidスマホなら、ほとんどの場合でpovo2.0で使えます(95%以上)。auのAndroidスマホならSIMロック解除も不要です。
ドコモとソフトバンクのAndroidスマホはSIMロックを解除するとほとんどの場合で使えるようになりますが、郊外で電波が悪くなる可能性があります。
povo2.0で今のスマホが使えるかは、公式サイトをご確認ください。
povoのキャンペーン情報
povoは普段よりもお得にデータを追加できる期間限定トッピングと、他社からの乗り換えならキャッシュバックがもらえるキャンペーンを不定期に行なっています。
期間限定トッピングは既存ユーザも購入できます。
契約するのに必要なもの
povo 2.0を申し込むのに必要なもの
- 本人確認書類 (運転免許証またはマイナンバーカード)
- クレジットカード (家族名義でもOK)
- 乗り換えの場合はMNP予約番号 (MNPワンストップ対応なのでほとんどの場合で不要)
オンラインで申し込んで2〜3日程度でSIMカードが届きます。SIMカードをスマホに入れて、届いた用紙を見ながら少し設定すれば完了です。
MNPで乗り換えの場合は、povo 2.0に乗り換えが完了すると、以前のスマホ会社またはプランは自動的に解約になります。