なかなかハンターハンターの連載が再開されず困っていませんか?
続きが気になるのに余命が2秒しかない、既刊を繰り返し読みすぎて暗記してしまった…連載が再開されないことに対する不満はあちこちで耳にします。
しかし、私たちは不満を漏らす以外に連載再開のために何かをしたでしょうか?
ハンターハンターの連載再開を妨げているのは、何もしようとしない私たち自身ではないでしょうか?
今回は、ハンターハンターの連載再開に向けて少しでも状況をよくするために、読者ができる10のことをご紹介します。
【速報】
少年ジャンプ編集部のオフィシャルツイートによると、「週刊少年ジャンプ」2022年47号(10/24日発売)にて『HUNTER×HUNTER』の連載再開が決定!(※2022年10月追記)

※本記事は、2016年3月に執筆した記事です。
その1.
最初に気をつけるべきことはこれです。果報は寝て待てというように、ものごとを切実に望んでいる時ほどそれがやってこないのは無視できない事実です。
もし、自分がハンターハンターの作者だとして、こういったふうにあからさまに待っている感じを出されてしまうと逆にキモくて描きたくなくなりませんか?
心のなかでは待望しつつも、態度にはそれを出さないで待つのが望ましいといえます。
その2.
ネガティブ思考はときに起こることも起こらなくしてしまいます。
こういう話をご存知でしょうか? 子どもに水のたっぷり入ったコップを運ばせるとき、「上手に運んでね」と言うとこぼさずに運びますが、「こぼさないでね」と言うと多くの場合こぼしてしまうのです。
自分の望むことに対し、ネガティブな言葉やイメージを使うとそれが具現化してしまうということがあるのです。いわゆる「言霊」は負の方向に作用することにも留意しましょう。
その3.
「褒めるならいないところで」は実践できているでしょうか?
本人のいない所で発された褒め言葉ほど、巡り巡ってプラスの結果をもたらすものです。
逆に言えば、「なかなか描いてくれない」などと匿名で書き込むのは言語道断です。
その4.
どんな分野においても、成功した人に話を聞けば「成功した自分をイメージする力」を強く持っていることがわかります。
人間の脳は複雑で、ただ漫然と望んでいるだけの希望は希望として処理されていない場合があるのです。
自分の希望に対する具体的かつポジティブなイメージを持ち、それを強く意識し続けることが成功への第一歩なのです。
その5.
4の方法をさらに強力にバックアップするのがこちら行動です。自分の望んでいるハンターハンターの再開という希望を、口に出して言ってみましょう。それも強く強く、何度も。
鏡に向かって言ってみるのもいいでしょう。やり終えた後、首の後ろから後頭部にかけてポッと熱くなるようなイメージが浮かんできませんか?
それは、あなたの肉体からあなたを呪う「負のバイヴス」が取り払われ、人間の本来持っている、あなたを成功へと導く「正のバイヴス」が共鳴しあっている証拠なのです。
その6.
みなさんは、「アンダーマイニング効果」というものをご存知でしょうか?
それは、誰かが好きでやっていることに対して物質的な報酬を出すことで、かえってその人のモチベーションを下げてしまうという意味の言葉です。
こういう例え話をご存知でしょうか。
ある老人が家の隣の空き地で野球をする少年たちの騒音に手を焼いていました。
老人は一計を案じて、少年たちのもとへ出向き、「ワシは野球を見るのが大好きなんじゃ。君たちが野球をしてくれるたびに50円をあげるから、これからも野球を続けてくれ」そう言って一人ひとりに小遣いを渡します。少年たちはもちろんよろこんで野球を続けます。
しかし、老人はその報酬の額を徐々に下げていきます。
「すまんな、金がなくなってしまって…悪いが今日は40でやってくれ」
「今日は30円しかないんじゃ」「今日は…」
そしてついに老人は「もうお金がなくなってしまった。お金を渡すことはできないが、これからも野球を続けてくれるかね?」
少年たちはタダで野球をするのがバカバカしくなり、空き地にやって来なくなってしまった。
こうして老人は、少しのはした金で騒音を聞かなくてもよくなったのです。
立ち返って、私たち読者が身勝手にハンターハンターを読み漁り、出版社が無節操に印税を払ったことで、作者に漫画を書く本来の楽しみを忘れさせてしまったということは考えられないでしょうか?
もしあなたがハンターハンターの作者に印税を払っているのなら、それを止めてみるのもひとつの手かもしれません。
その7.
「こんなに努力しているのになぜ報われないのか?」
「こんなに好きなのにどうして愛して貰えないのか?」
こういったように、努力したり強く願っても結果が伴わずに悪循環に陥ってしまうのは、あなたがその対象に執着してしまっているからです。
「ずっと待っているのに」「強く望んでいるのに」そういった執着を捨て、ありのままの作者を受け入れることで、自然と待つことが苦しくなくなり、結果として思ったよりはやく再開されることも望めるかもしれません。
その8.
一人の願いは無力です。そう、それは一本の蝋燭の炎のように。
しかし、それを数本束ねれば炎は強く燃え上がり、大きな力となります。
人の願いは一つひとつは無力ですが、集まれば不可能を可能に変えてしまうほどの力を持っているものなのです。信じられないと諦めますか、それとも騙されたと思ってやってみますか?
ハンターハンターの再開を望むコミュニティを見つけ、彼らとともに再開された”世界”を開拓しましょう。
そこでは、実際に連載が再開されていなくとも、されているかのような多幸感があなたを包んでくれるはずです。
その9.
これらの方法の全てを試して…それでもダメだった場合、連載が再開されなかった場合…あなたは絶望してしまうかもしれません。しかし、希望を捨ててはいけません。
もしかしたら、連載を止めているのはあなたが描かないからかもしれません。そう、あなたがハンターハンターの作者なのです。
机に向かい、埃をかぶった原稿用紙を取り出してみましょう。
ここまでのメソッドを実行したあなたには無限のインスピレーションが湧いてくるはずです。
その10.
あなたはハンターハンターの作者ではなかった?
それでは、残る手段はたったひとつです。
ハンターハンターの連載が再開されない理由、それは互いを憎み、殺し合い、奪い合い、愛を忘れた人類に対する天からの罰であるにほかなりません。
戦争をやめましょう。差別をするのをやめましょう。欲しがるのをやめましょう。あなたが愛する人をいたわるように地球をいたわり、子どもたちの未来に資源を残しましょう。難しいことだと思いますか? いいえ、これはとってもカンタンなことなのです。
なぜなら、あなたが心から平和を望んだとき、あなたは既に平和な世界に住んでいるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【お詫び】
この記事は、HUNTER×HUNTERの連載再開を祈って執筆しましたが、公開する前に少年ジャンプサイト上でHUNTER×HUNTER再開が発表されてしまいました。本当にありがとうございました。
※本記事は、2016年3月に執筆した記事です。
【速報】
少年ジャンプ編集部のオフィシャルツイートによると、「週刊少年ジャンプ」2022年47号(10/24日発売)にて『HUNTER×HUNTER』の連載再開が決定!(※2022年10月追記)