【オークション・フリマアプリ講座_69】「デマ」の出品が話題

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

新型コロナウイルスの影響でマスクがお店からなくなっています。
そのためフリマで高額転売されていて、いろいろな意味で話題になりました。

マスクや消毒液などに関しては厚生労働省と経済産業省が
「マスクや消毒液の状況 ~不足を解消するために官民連携して対応中です~」で情報を公開してくれています。

その中でマスクのオークション出品の自粛について書かれていました。

マスク及び消毒剤のオークション出品の自粛
経済産業省では、転売目的での買い占めを防止するとともに、既に転売目的で保有しているマスクを市場に供給するため、従来の高値取引の自粛から更に一段取り組みを進め、一定期間後オークションへの出品自体の自粛を求めます。
具体的には、ネットオークション事業者に協力を求め、令和2年3月14日(土)以降当分の間、マスク及び消毒液の出品の自粛を要請します。

オークション出品というのは、おそらくヤフオク!がメインターゲットだとは思うのですが、
フリマアプリについて触れていないのがちょっと気になります。

フリマアプリもネットオークション事業者に含まれるの?と思うのですが、
まずは価格が上がっていくネットオークションでの出品自粛に踏み切ったということでしょう。

もし14日以降に出品が確認されれば、
事業者側が商品の掲載を削除するなど何かしらの対策が取られると思います。


マスクに関してはこれだけ大きな動きになっているのですが、一方でトイレットペーパーも品切れ報道がありました。
私が住んでいる田舎でも、ホームセンターやドラッグストアからトイレットペーパーやティッシュがなくなりました。

当然ながらこれらもフリマで転売されていて、なんだかため息が出るというか。
そんな中「トイレットペーパーがなくなるのはデマ」という出品がありました。

ネットのニュースを見て知ったのですが、
出品者はトイレットペーパーなどを高額で買うのをやめましょうというメッセージを込めて出品をしていました。
出品していたのはおそらく1日か2日で今は削除されています。

そもそもメルカリの規約に違反して削除されたのか、コメントが多すぎて自分で削除したのかはわかりません。
ただコメントも結構批判的な内容が多くて、これを見たときには「色々な考えの人がいるのだな」と思いましたね。

フリマの闇を見たというか。
良かれと思ったことが、他の人からするとケチをつけたようになることだったりもする。
そんなことを学んだメルカリ出品でした。

この記事のライター

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

体験談
aucfan times(オークファンタイムズ)
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