メルカリで商品を購入しようとしていると、「プロフィールを必ず読んでください」「プロフ必読」といったコメントがある商品情報や出品者名を見たことはありませんか?
そしてそのプロフィール欄には、出品者の事情で「○○はしないでください」「○○の場合には△△してください」のような注意書きがあります。
これがいわゆる「独自ルール」です。
例えば、「いきなり購入禁止」と聞けばピンとくる方もいるのではないでしょうか。すぐ必要なのにコメントでいちいち確認していたら間に合わない!と思ったり、どうして即購入してはいけないの?と疑問に思ったことのある方もいると思います。
独自ルールは正式に規定されているわけではない、ユーザー達のいわば暗黙の了解ですが、これを守らなかった場合はトラブルになりかねません。
そこでトラブルをなるべく回避するために、ここでは代表的な3つのメルカリ独自ルールについてご説明します。
購入時に注意したいメルカリ独自ルール3選
ここからは、フリマアプリでの取引経験者だったら一度は見たことがある3つの独自ルールについてご紹介します。
この3つを設定している出品者はとても多いので、初心者の方はよく覚えておきましょう。
よくある3つの独自ルール
いきなり購入禁止
事前にコメント等で「買って大丈夫かどうか」を確認しなければならない、というルールです。
メルカリ以外のフリマアプリ等でも、同じ商品を出品している人にありがちで、即購入されてしまうと、別のアプリやサイトでも同時に売れてしまったときに商品がなく売れないという事態になってしまうので、それを避けるために設けているようです。
横取り禁止
コメント欄で他の人と値下げ交渉等のやりとりをしている最中に即購入はしないで、という意味です。
きちんと購入の際にコメント欄を確認していれば避けられるトラブルなので、確認必須ですね。
ノークレームノーリターン(NCNR)
同意の上で購入するのだからクレーム等は受けませんよ、というかなり強気なメッセージです。
傷や汚れのある商品に多いので、きちんとどのような傷・汚れかを確認してから購入するように心がけましょう。
傷が見づらいなと思ったら、傷のアップの写真を追加してもらうと良いでしょう。
それぞれの頭文字をとって、「NCNR」と記載されていることもあります。
独自ルールには従わなくても大丈夫?
え!?と思った方もいるかもしれませんが、上記のようなルールを出品者が設定していたとしても、メルカリではそういったルールを設定していないため、即購入しても規約上は問題はありません。
しかし、独自ルールの設定自体も規約で禁止されているわけではありません。
メルカリ内の「よくある質問」にはこのように記載されています。
このようにメルカリの運営事務局も独自ルールの設定自体は推奨していないというのが現状です。
なんらかの理由で、在庫がない状態であるにも関わらず、購入されてしまったということも起こるかもしれませんが、その場合には購入者に断りを入れた上で、所定の方法にて取引をキャンセルしましょう。
また、商品に不備があったり、説明文と明らかに異なる等のトラブルがあった場合は、たとえ「ノークレームノーリターン」と謳っている場合でも、購入者が返品をできないという決まりはありません。
「ノークレーム・ノーリターン」に関しては、これを記載することで購入を躊躇してしまう人もいます。出品する際のために覚えておくと良いでしょう。
まとめ
それではポイントをまとめておきます。
メルカリ事務局で定めた正式なルールではなくあくまでも「ユーザー独自のルール」ですが、守らなかったとしてもメルカリの規約違反にはなりません。
独自ルールでのトラブルを避けるためにも、覚えておいた方がいいかもしれませんね。
もちろんメルカリの規約にも禁止行為として書かれているものであれば守りましょう!