2022年1月からサービス開始され、「遊戯王」のデジタルカードゲームとして人気を博している「遊戯王マスターデュエル」。
オフィシャルカードゲームのカードも順調に追加されており、新パックの情報が出るたびに注目を集めています。
そんな「遊戯王マスターデュエル」の新パック「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」について、追加カードやおすすめカードをまとめました。
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「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」が登場
ここでは、「遊戯王マスターデュエル」の「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」について、実装カードやパックを引くべきかについて紹介します。
概要
「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」は、2023年6月8日に発売されたセレクションパックです。
オフィシャルカードゲームの「DARKWING BLAST」や「PHOTON HYPERNOVA」に収録されたカードを中心に、新規カードが追加されました。
実装されるカード
「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」で実装される追加カードは、以下の通りです。
カード名 | レアリティ |
---|---|
スプライト・スプリンド | UR |
鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ” | UR |
魔界劇団-スーパー・プロデューサー | UR |
ギガンティック“チャンピオン”サルガス | UR |
Wake Up Your E・HERO | UR |
共鳴の翼 ガルーラ | UR |
赫焉竜グランギニョル | UR |
撃鉄竜リンドブルム | UR |
凶導の白き天底 | UR |
深淵の獣マグナムート | UR |
深淵の獣ルベリオン | UR |
赫の聖女カルテシア | UR |
メレオロジック・アグリゲーター | SR |
死祖の隷竜ウォロー | SR |
アームド・ネオス | SR |
深淵の獣サロニール | SR |
深淵の獣ドルイドヴルム | SR |
深淵の獣アルバ・ロス | SR |
深淵の獣バルドレイク | SR |
森の聖獣 キティテール | SR |
復烙印 | SR |
タリホー!スプリガンズ! | SR |
凶導の聖告 | SR |
魔界劇団のゲネプロ | SR |
導かれし烙印 | SR |
ウィッシュ・ドラゴン | R |
道化鳥ラフィンパフィン | R |
水月のアデュラリア | R |
猛虎モンフー | R |
決戦のゴルゴンダ | R |
鉄獣の死線 | R |
烙印の光 | R |
魔界台本「ドラマチック・ストーリー」 | R |
烙印の獣 | R |
スプライト・ダブルクロス | R |
エレメントの加護 | R |
沈黙狼-カルーポ | N |
震天のマンティコア | N |
魔界劇団-リバティ・ドラマチスト | N |
ギガンティック・サンダークロス | N |
「アルバスの落胤」や「烙印」カードに関係する新規カードが追加されており、新テーマとして「深淵の獣(ビーステッド)」が登場しました。
注目&おすすめのカード
「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」には既存のテーマを強化するカードが多数収録されました。
その中でも、注目&おすすめカードを紹介します。
スプライト
「スプライト」カードとしては、以下の2枚が新たに追加されました。
スプライト・スプリンド

リンク2・炎属性・雷族・リンクレベル2・ランク2・リンク2のモンスターを含むモンスター2体1はリンク召喚に成功した場合、デッキからレベル2モンスターを墓地へ送る2はこのカードがフィールド上にいる状態で、他のモンスターが特殊召喚された場合、自分フィールド上のX素材を取り除いてフィールド上のモンスター1体を対象に手札へ戻す。
スプライト・ダブルクロス

通常罠1は自分または相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象に、以下の効果を1つ選択して発動する自分フィールド上のランク2モンスター1体を選び、対象とモンスターをX素材とする自分フィールド上のリンク2モンスターのリンク先となる自分フィールドに、対象の相手フィールドモンスターをコントロールを得る自分フィールドのリンク2モンスターのリンク先となる自分フィールドに、対象の墓地のモンスターを特殊召喚する。
新パックと同時に「スプライト」デッキの中心カードである「スプライト・ブルー」が準制限となりましたが、新規カードの追加で新しい展開や妨害手段を手に入れました。
「スプライト・スプリンド」の墓地送り効果は「鉄獣戦線」や「素早い」カードとも相性がよく、「スプライト」を組み込んだテーマが強化されています。
魔界劇団
「魔界劇団」カードとしては、以下の4枚が新たに追加されました。
魔界劇団-スーパー・プロデューサー

リンク2・闇属性・悪魔族・リンク悪魔族モンスターを含むモンスター2体1自分・相手のメインフェイズに自分フィールドの表側表示のカードを対象に破壊する。その後、以下の効果から1つを適用できるデッキから「魔界劇場「ファンタスティックシアター」」1枚を自分のフィールドゾーンに置くデッキから魔界劇団Pモンスターを選んで自分Pゾーンに置く。
魔界劇団のゲネプロ

通常魔法1は自分メインフェイズ1に発動し、デッキから魔界劇団カード1枚と魔界台本カード1枚を手札に加える発動後、ターン終了時に自分は魔界劇団モンスターしかP召喚できない。
魔界台本「ドラマチック・ストーリー」

通常魔法1自分フィールドの魔界劇団Pモンスター1体を対象として、そのモンスターとカード名を異なる魔界劇団モンスター1体を特殊召喚する。その後、対象のモンスターを自分のPゾーンに置くか破壊する2自分のEXデッキに表側表示の魔界劇団Pモンスターが損刺し、セットされたこのカードが破壊された場合、フィールド上のカードを2枚まで選んで手札に戻す。
魔界劇団-リバティ・ドラマチスト

レベル4・闇属性・悪魔族・ペンデュラムペンデュラム効果は自分または相手モンスターの攻撃宣言時、手札を1枚捨てて、このカードを相手フィールド上に特殊召喚する1はPモンスターから特殊召喚した場合、このカードの元々の持ち主はデッキから魔界台本魔法カード3枚を相手に見せて、相手はランダムに1枚を選んで自身のフィールドにセットするセットされたカードはエンドフェイズに破壊される2このカードが破壊された場合、自分の墓地の魔界対本魔法カード1枚をデッキに戻す。
中でも、2種類の効果を選択できる「魔界劇団-スーパー・プロデューサー」と、1ターン制限なしかつ1枚で2枚のカードをサーチできる「魔界劇団のゲネプロ」が強力です。
ギガンティック“チャンピオン”サルガス/タリホー!スプリガンズ!
「スプリガンズ」関連カードとしては、以下の2枚が新たに追加されました。
ギガンティック“チャンピオン”サルガス

ランク8・炎属性・機械族・エクシーズレベル8モンスター2体以上1ターンに1度、自分フィールドの「スプリガンズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚できる1はX素材を持っている場合、デッキからスプリガンズまたはセリオンズカードを手札に加える2はフィールドのX素材を取り除かれた場合、フィールド上のカードを対象に、破壊するか手札に戻す。
タリホー!スプリガンズ!

速攻魔法12の効果は1ターンにいずれか1つしか使用できない自分フィールド上のX素材を3つまで取り除いて発動することもできる1デッキからスプリガンズモンスター1体を手札に加え、X素材を取り除いた数だけ自分の手札・墓地からスプリガンズモンスターを特殊召喚する2フィールドのXモンスターを対象に、X素材1つ取り除いて、墓地のこのカードを手札に加える。
「ギガンティック“チャンピオン”サルガス」は、「スプリガンズ」カードではないものの、「スプリガンズ」Xモンスターに重ねてX召喚できます。
「スプリガンズ」Xモンスターは、フィールド魔法「大砂海ゴールドゴルゴンダラ」があれば、手札の「スプリガンズ」カード1枚から出せるため、安定してX召喚に繋げられます。
さらに1の効果で「タリホー!スプリガンズ!」をサーチして、発動すれば最大3体の「スプリガンズ」を展開できるので、新規の2枚は非常に相性がよいカードです。
Wake Up Your E・HERO
「HERO」カードとしては、以下の1枚が新たに追加されました。
Wake Up Your E・HERO

レベル10・光属性・戦士族・融合「E・HERO」融合モンスター+戦士族モンスター1体以上1は融合素材としたモンスター数×300の攻撃力がアップし、融合モンスター数だけモンスターに攻撃できる2はモンスターと先頭を行ったダメージ計算後、そのモンスターを破壊し、元々の攻撃分のダメージを相手に与える3は融合召喚したこのカードが破壊された場合、手札・デッキから戦士族モンスターを特殊召喚する。
3種類の効果を持っており、1と2は戦闘において強力な効果ですが、注目されているのは3の特殊召喚効果です。
「HERO」デッキでは「D-HERO デストロイ・フェニックスガイ」で自分から破壊して、「E・HERO シャドーミスト」を特殊召喚するなど、様々なコンボに使用されます。
ドラグマ
「ドラグマ」カードとしては、以下の2枚が新たに追加されました。
凶導の白き天底

レベル12・光属性・魔法使い族・儀式「凶導の福音」により降臨1は自分フィールドのドラグマモンスターは融合・S・X・リンクモンスターの効果を受けない2は自分のメインフェイズに、相手は以下の効果から1つ選ぶ自身のEXデッキのカード2枚につき1枚、自身のフィールド・EXデッキからカードを選んで墓地へ送る自身のフィールドの融合・S・X・リンクモンスターを全て持ち主のEXデッキに戻す。
凶導の聖告

永続魔法1は発動時に、デッキからドラグマ儀式モンスター1体か儀式魔法1枚を手札に加える相手フィールド上にモンスターがいる場合、追加でデッキからドラグマカードをサーチできる2自分フィールドにドラグマ儀式モンスターが存在する場合、自分か相手のEXデッキを確認してモンスター1体を墓地へ送る。
攻撃力・守備力4000を誇る「凶導の白き天底」と、状況次第で2枚のカードをサーチできる「凶導の聖告」は、「ドラグマ」デッキを大幅に強化します。
赫焉竜グランギニョル/赫の聖女カルテシア
「アルバス落胤」や「ドラグマ」、「デスピア」カードに関連する追加カードとして、以下の2枚があります。
赫焉竜グランギニョル

レベル8・光属性・魔法使い族・融合「赫の聖女カルテシア」+光・闇属性モンスター1は融合召喚成功時に、デッキ・EXデッキからレベル6以上の光・闇モンスター1体を墓地に送る2相手が発動したモンスターの効果でモンスターを特殊召喚した場合、フィールド・墓地のこのカードを除外して、デッキのドラグマモンスター、またはEXデッキのデスピアモンスターを特殊召喚する。
赫の聖女カルテシア

1は自分フィールドか墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合、手札から特殊召喚する2はお互いのメインフェイズに自分の手札・フィールドから融合素材を墓地へ送って、レベル8以上の融合モンスターを特殊召喚する3は融合モンスターが墓地へ送られた場合、エンドフェイズにこのカードを手札に加える。
「赫の聖女カルテシア」の効果は、「赫焉竜グランギニョル」以外の融合にも使用できるため、「シャドール」や「ウィッチクラフト」とも相性が良い1枚です。
深淵の獣(ビーステッド)
4種類のレベル6・闇属性の「ビーステッド」は、自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として除外し、特殊召喚できる共通効果があります。
深淵の獣マグナムート

1は共通効果2は特殊召喚されたターンのエンドフェイズ時、にデッキ・墓地から自身以外のドラゴン族1対を手札に加える。
深淵の獣サロニール

1は共通効果2は墓地へ送られた場合に、自身以外のビーステッド1体または「烙印」永続魔法・永続罠1枚をデッキから簿へ送る。
深淵の獣ドルイドヴルム

1は共通効果2はフィールドから墓地送りで、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを対象にとって墓地へ送る。
深淵の獣バルドレイク

1は共通効果2は相手が儀式・融合・S・X・リンクモンスターを特殊召喚した場合に、自身以外の光・闇属性をリリースし、特殊召喚したモンスターを対象にとって除外する。
1の効果は、相手フィールド上にモンスターが存在する場合、相手ターン中も発動可能です。
光・闇属性デッキと組み合わせられるカードであるのと同時に、光・闇属性を中心とするデッキに対するメタカードとしても強力なカード群となっています。
一方、レベル8・光属性の「深淵の獣ルベリオン」は、上記の闇属性の「ビーステッド」を始めとしたモンスターをリリースして特殊召喚できます。
深淵の獣ルベリオン

自分フィールドのレベル6以上・闇属性・ドラゴン族をリリースすると手札・墓地から特殊召喚1の効果で手札から墓地へ送ると、自身以外の深淵の獣サーチ2の効果で自分メインフェイズ時にデッキから「烙印」永続魔法・永続罠を表側で置ける。
2の効果で同じく新規追加された「復烙印」や「烙印の獣」をデッキから置けて、2種類とも「ビーステッド」と相性の良いカードとなっています。
今回の新パックは引くべき?
「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」には上記で紹介したような強力なカードが多く、特に「ビーステッド」はメタカードとしても機能するため、様々なデッキに採用できます。
そのため、パックの内容としては引いても損しないのでおすすめです。
ただし、「烙印」や「スプライト」など他のURが多数必要なテーマが多いので、テーマカードが少ない人は様子見しても良いでしょう。
6月8日に新レギュレーションが適用されるので注意!
「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」の発売と同時に、「遊戯王マスターデュエル」では予告されていた新レギュレーションが適用されました。
ここでは、新レギュレーションの内容や変更で強化されたデッキを紹介します。
カードの制限や規制で環境変化あり
2023年6月に更新された新レギュレーションにおける変更は、以下の通りです。
カード名 | 禁止・制限変更 |
デビル・フランケン | 制限→禁止 |
盗人の煙玉 | 無制限→禁止 |
テラ・フォーミング | 制限→禁止 |
宿神像ケルドウ | 準制限→制限 |
剣神官ムドラ | 無制限→制限 |
古衛兵アギド | 準制限→制限 |
深淵の獣マグナムート | 制限(新規実装) |
深淵の獣ドルイドヴルム | 制限(新規実装) |
スプライト・ブルー | 無制限→準制限 |
宵星の騎士ギルス | 制限→準制限 |
天底の使徒 | 制限→準制限 |
メタバース | 制限→準制限 |
サイバー・エンジェル-弁天- | 制限→準制限 |
追加カードのうち、強力な効果を持つ「ビーステッド」2種類は、事前に制限カードとして実装されると知らされていました。
「イシズティアラメンツ」で採用されたカードの一部が規制された他、「パワーツール・ブレイバー」の登場で強化されたハンデスカードの「盗人の煙玉」が禁止となりました。
特にフィールド魔法をサーチできる「テラ・フォーミング」の規制の影響は大きく、フィールド魔法が軸となるデッキには痛手となっています。
新規・または強化されるもの
準制限となったカードの多くは制限からの緩和であり、追加カードと共にデッキが強化された可能性があります。
オルフェゴール/ジャックナイツ
「宵星の騎士ギルス」は、「オルフェゴール」と「ジャックナイツ」の2つの名称を持つカードで、2種類の効果はそれぞれのデッキで強力な効果となっています。
特に「オルフェゴール」は、闇属性かつ墓地送りが得意なテーマであるため、「ビーステッド」とも相性が良く、「宵星の騎士ギルス」が2枚になって強化されました。
しかし、相手の「ビーステッド」に利用される可能性があるため、プレイングに気を付ける必要があります。
ドライトロン/リブロマンサー
「サイバー・エンジェル-弁天-」は、リリースされた場合にデッキから光属性・天使族をサーチできる儀式モンスターで、ゲームの開始当初は無制限カードでした。
そこから「ドライトロン」の活躍から制限になっていましたが、今回の改訂で2枚使えるようになりました。
「ドライトロン」以外には、同じく複数回儀式を行う「リブロマンサー」デッキでも使用できます。
最新情報は公式予告をチェック!
「遊戯王マスターデュエル」の最新情報は、ゲーム・アプリ内のお知らせや公式Twitterの「@YuGiOh_MD_INFO」で更新されています。
メンテナンスやレギュレーションが更新される場合もお知らせなどで事前に告知されるため、お知らせの確認や公式Twitterをフォローしておきましょう。
まとめ
「遊戯王マスターデュエル」の新パック「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」では、新テーマ「ビーステッド」や既存のテーマが多数収録されたパックです。
ランクマッチで強力なカードであるのはもちろんのこと、種族や属性が合えば採用できるカードも多いため、引いても損はしません。
「クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン」は、8月10日の12時59分まで購入できるので、ジェムを貯めたり購入を検討したりしてみましょう。