ポケモン(ポケットモンスター)のトレーディングカードゲームとして世界的な人気を誇るポケカ(ポケモンカード)。
可愛いイラストやかっこいいデザインからコレクションとして集めている人もいますが、カードゲームとして始めてみたい人も多いと思います。
この記事では、ポケカ初心者がゲームを始めるために必要な知識やおすすめの商品について紹介していきます。
ポケカとは?
ポケカとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンやキャラクターをテーマにしたトレーディングカードゲームです。
カードゲームとしては2人対戦のゲームになっており、原作ゲームにも登場するワザやとくせいを使いながら、相手を倒して勝利を掴んでいくルールになっています。
また、カードにはイラストやゲームに使う情報以外にも、ポケモンの身長や体重、ポケモン図鑑における説明が書かれていて、集めるだけでも楽しいカードになっています。
近年のポケカのCMでは俳優の佐藤健や広瀬すずが出演し、著名人もプレイしている人が多いと話題を集めました。
原作ゲームと合わせて幅広い世代に人気があるカードゲームです。
<2023年1月追記>
【最新パック】2023年1月20日(金)に、拡張パック「スカーレットex」「バイオレットex」が発売!
拡張パック「バイオレットex」
拡張パック「バイオレットex」
カードの種類
ポケカの種類は大きく分けて「ポケモン」、「エネルギー」、「トレーナーズ」の3つに分けられます。
カードの種類:ポケモン
「ポケモン」は名前の通りポケモンのイラストが描かれたカードで、対戦時にはゲームの中心として動かしていくカードです。
カード内には以下の情報が書かれています。
名前 | ・ポケモンの固有の名前を表しています ・同じ名前のポケモンはデッキに4枚まで入れられます |
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HP | ・ワザや特性によるダメージを受けられる体力を表しています ・書かれた数字以上のダメージをワザなどで受けるとポケモンは「きぜつ」します |
進化の段階 | ・「たね」ポケモンは手札からそのままバトル場に出せます ・「1進化」はたね、「2進化」は1進化の上に重ねなければバトル場に出せません ・「1進化」、「2進化」をバトル場に出すために必要なポケモンは進化の下にイラストとポケモンの名前が書かれています |
タイプ | ・そのポケモンが持つタイプを表したアイコンとカード色が書かれています ・現在のタイプは「草」、「炎」、「水」、「雷」、「超」、「闘」、「悪」、「鋼」、「ドラゴン」、「無色」の10種類があります。 |
特性(とくせい) | ・特定のポケモンが持つ特殊な能力ですワザとは別に書かれているタイミングで効果を使えます |
ワザ | ・そのポケモンが使えるワザのダメージと効果、必要なエネルギーの種類と数が書かれています |
弱点/抵抗力 | ・弱点に書かれているアイコンのタイプのポケモンからワザを使われた時、そのポケモンが受けるダメージが2倍になります ・抵抗力に書かれているタイプのポケモンからワザを使われた時、そのポケモンが受けるダメージが書かれている数字分マイナスされます ・何も書かれていなければそのポケモンに弱点・抵抗力はありません |
にげる | ・そのポケモンがバトル場からベンチに移動するために必要なエネルギーの数を表しています ・にげるを使用する時はその枚数分のエネルギーをトラッシュしなければいけません ・何も書かれていなければそのポケモンはエネルギーをトラッシュせずにベンチへ移動できます |
カードの種類:エネルギー
「エネルギー」は、ポケモンのワザやにげるを使う時に必要なカードです。
エネルギーは基本エネルギーと特殊エネルギーの2種類に分けられます。
基本エネルギー | ・無色タイプ以外の9種類のエネルギーです ・ワザやにげるに書かれたアイコン1個分として働きます ・書かれたアイコンが無色タイプならどのエネルギーでも1個分になりますが、特定のタイプのアイコンはそれに合わせた基本エネルギーを付けなければいけません ・基本エネルギーはデッキに何枚でも入れられます |
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特殊エネルギー | ・エネルギーとしての効果と共に特殊な効果を発揮するエネルギーです ・様々な種類と効果があり、同じ特殊エネルギーはデッキに4枚まで入れられます |
カードの種類:トレーナーズ
「トレーナーズ」は、原作ゲームに登場するキャラクターやどうぐ、場所をモチーフにしたカードで、対戦を補助する効果になっています。
トレーナーズは以下の4種類に分けられ、全てデッキに4枚まで入れられます。
グッズ | ・カードの左上に「グッズ」と書かれたトレーナーズです ・自分の番に使用回数の制限がないカードで、使った後はトラッシュに送られます |
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ポケモンのどうぐ(グッズ) | ・グッズの中でも「ポケモンどうぐ」と書かれたカードです ・通常のグッズと同じく自分の番に使用回数の制限なく使えますが、ポケモンにつけて使い、そのポケモンがきぜつするまで場に残ります ・また、ポケモンのどうぐはポケモン1匹につき1枚でしか付けられず、新たに付け替えられません |
サポート | ・カードの左上に「サポート」と書かれたトレーナーズです ・サポートは自分の番に1回しか使えず、使った後はトラッシュに送られます ・また、先攻プレイヤーは最初の番はサポートが使えません |
スタジアム | ・カードの左上に「スタジアム」と書かれたトレーナーズです ・スタジアムは自分の番に1回しか使えず、使った後は場に置いたままにします ・どちらかのプレイヤーが新たにスタジアムを使った場合、前のスタジアムはトラッシュに送られます ・この時、同じ名前のスタジアムは手札から出せません |
初心者向け!デッキの作り方
ポケカの対戦には、カードを60枚集めた「デッキ」が1人1個必要で、それぞれのカードのデッキに入れられる枚数を守っていれば、自由にデッキを作れます。
しかし、好きなカードや強いカードだけ入れるだけだと、デッキが上手く動かせず、対戦で勝つのは難しくなります。
ポケカ初心者がデッキを作る時に意識したいのは以下の3点です。
カードの種類ごとの枚数 | ・60枚デッキでカードの種類ごとの枚数は「ポケモン」と「エネルギー」がそれぞれ15枚ずつ、「トレーナーズ」が30枚のバランスが基本と言われています ・対戦を繰り返すと、自分のプレイスタイルから枚数が前後することもありますが、初心者でデッキを作る時は、この枚数を参考にしてみましょう |
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ポケモンとエネルギーのタイプを合わせる | ・ポケモンはタイプによって必要なエネルギーの種類が変わるので、デッキに複数のタイプを集めるよりも同じタイプで集めた方がワザを出しやすくなります ・対戦やデッキ作りに慣れると、複数タイプを採用しても動かせるようになりますが、初心者のうちはタイプを絞ってみましょう |
トレーナーズカードの中でも山札から手札に加える・山札から引くカードを重視する | ・枚数の中でデッキの半分を締めるトレーナーズですが、その中でも山札から手札に加えたり、山札から引くカードは強力です ・それらのカードがあればポケモンやエネルギーを手札に加えられるので、対戦中にやりたいことがやりやすくなります ・トレーナーズで入れるカードを迷った時は、山札関連のカードを入れてみましょう ・ただし、サポートは自分の番に1回しか使えないので入れ過ぎに注意です |
デッキの作り方としては、以下の流れがおすすめです。
- 好きなポケモン・カードを選ぶ
- 好きなポケモンから進化できるポケモン、進化に必要なたねポケモンなどを入れる
- 好きなポケモンに合わせたエネルギー15枚を入れる(炎タイプなら炎エネルギー等)
- 山札から手札に加えられるカードを中心にトレーナーズを30枚入れる
- 好きなポケモンと同じタイプのポケモンで残りの枚数を埋める
- デッキの枚数が60枚になったか確認して完成
同じタイプポケモンを入れる時は、好きなポケモンよりも、ワザに必要なエネルギーが少ないポケモンやHPが高いポケモンがおすすめです。
好きなポケモンが手札に来るまたは必要なエネルギーが揃うまでの間に、戦えるポケモンの方が、その後に好きなポケモンを活躍させやすくなります。
初心者におすすめの「構築済デッキ」5選
ポケカの商品には、決まったカードが入った60枚の「構築済みデッキ」とランダムなカードが封入されている「パック」があります。
このうち構築済みデッキは、基本的に先ほど紹介したおすすめのデッキの作り方に沿った内容になっています。
デッキ作りが難しい初心者でもすぐに対戦ができるのでおすすめの商品です。
その中でも特におすすめの構築済みデッキ5選を紹介します。
ポケモンカードゲーム ソード&シールド スタートデッキ100
「スタートデッキ100」は100種類のデッキからランダムに1個が収録されている構築済みデッキです。
ランダム封入なので好きなデッキは選べませんが、いずれのデッキも強力な切り札ポケモンと基本的なトレーナーズ・エネルギーが入っているので、すぐに対戦で使えます。
ただし、デッキとダメカン以外は収録されていないので、他の対戦グッズは別で購入しましょう。
希望小売価格 | 790円(税込) |
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収録内容 | 60枚デッキ1個(100種類からランダム封入) ダメカン/マーカー1シート |
ファミリーポケモンカードゲーム
「ファミリーポケモンカードゲーム」は、その名の通り家族で楽しめるように、ポケカの構築済みデッキと様々な対戦グッズが入った商品です。
構築済みデッキは3種類収録されていて、ポケカの基本的な戦い方ができつつ、公式大会等でも使われる強力なカードもいくつか手に入ります。
片付けに使えるケースやボックスなども収録されているので、家族と一緒に初心者として始めたい場合はおすすめのセットです。
希望小売価格 | 2,398円(税込) |
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収録内容 | 60枚デッキ3個(エースバーンVデッキとピカチュウVデッキとバンギラスVデッキ) ポケモンコイン1枚 ダメカン/マーカー1シート おかたづけデッキバンド3個 プレイマット1枚 対戦ガイド2冊 はじめてガイド1枚 対戦表1枚 ダメカンケース1個 おかたづけボックス1個 |
スターターセットVSTAR ダークライ
「スターターセットVSTAR ダークライ」は、「ダークライVSTAR」を中心とする構築済みデッキです。
ポケモンVSTARの基本的な戦い方ができ、「ダークライV/VSTAR」以外のポケモンやトレーナーズは現在のデッキ作りに欠かせないカードが集まっています。
対戦グッズも豪華な仕様になっているので、普段使いしやすい商品です。
希望小売価格 | 1,711円(税込) |
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収録内容 | 60枚デッキ1個 ダメカン/マーカー1シート VSTARマーカー1個 ポケモンコイン1個 プレイマット1個 プレイヤーズガイド1個 |
スターターセットVSTAR ルカリオ
「スターターセットVSTAR ルカリオ」は「ルカリオVSTAR」を中心とした構築済みデッキです。
前述した構築済みデッキの「ダークライ」と同時発売された商品で、デッキ作りの欠かせない一部の強力なカードは同じように収録されています。
そのため、「ダークライ」か「ルカリオ」のどちらを中心にして戦いたいかで選んでみましょう。
希望小売価格 | 1,711円(税込) |
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収録内容 | 60枚デッキ1個 ダメカン/マーカー1シート VSTARマーカー1個 ポケモンコイン1個 プレイマット1個 プレイヤーズガイド1個 |
スペシャルデッキセット ザシアン・ザマゼンタ vs ムゲンダイナ
「スペシャルデッキセット ザシアン・ザマゼンタ vs ムゲンダイナ」は、2つの構築済みデッキと対戦グッズが収録されたセット商品です。
構築済みデッキの中心である「ザシアンV」と「ムゲンダイナVMAX」は公式大会でも結果を残す強力なカードで、トレーナーズも使いやすいカードが集まっています。
1人で買っても良い商品ですが、デッキが2つ入っていることから、家族や友達と始める時にもおすすめです。
希望小売価格 | 5,500円(税込) |
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収録内容 | 60枚デッキ2個(ザシアン・ザマゼンタVデッキとムゲンダイナVMAXデッキ) デッキケース2個 ポケモンコイン 2個ダメカン/マーカー1シート プレイマット1枚 プレイヤーズガイド2枚 ダメカンケース1個 カードボックス1個 |
初心者におすすめの「パック」5選
構築済みデッキや自分で作ったデッキにある程度慣れてきたら、拡張パックを購入して新しいカードを追加して、さらにデッキを強化するのもポケカの楽しみの1つです。
その中でも初心者が購入するのにおすすめのパックを紹介します。
ハイクラスパック「VMAXクライマックス」
ハイクラスパック「VMAXクライマックス」は、通常のパックよりも値段が高くなっていますが、1パックに高いレアリティのカードが確定で収録されています。
その中で過去の対戦で活躍したカードも選りすぐりで収録されているので、デッキを強化するのに最適なパックです。
希望小売価格 | 1パック:550円(税込) |
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収録内容 | 1パック:全285種類からランダムに11枚入り |
拡張パック「スターバース」
「スターバース」は、ポケモンVSTARが初めて収録された拡張パックです。
封入カードの1枚である「アルセウスVSTAR」は、山札からカード2枚まで加えられる強力なVSTARパワーを持っていて、公式大会でも様々なデッキに採用されています。
そんなアルセウスを中心に強力なカードが収録されているおすすめパックです。
希望小売価格 | 1パック:165円(税込) |
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収録内容 | 1パック:全88種類からランダム5枚入り |
拡張パック「スペースジャグラー」
「スペースジャグラー」は、ヒスイ地方のポケモンやキャラなどをテーマにした拡張パックです。
封入カードの1枚である「オリジンパルキアVSTAR」は、公式大会の水タイプデッキで結果を残している強力なカードで、好きなポケモンが水ポケモンなら組み合わせやすい1枚になっています。
その他にも各タイプのデッキで採用できるカードが目白押しです。
希望小売価格 | 1パック:165円(税込) |
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収録内容 | 1パック:全88種類からランダムに5枚入り |
拡張パック「タイムゲイザー」
「タイムゲイザー」は、「スペースジャグラー」と同日販売された拡張パックです。
封入カードの1枚である「オリジンディアルガVSTAR」のVSTARパワーは、大ダメージと共に、自分の番をもう1回始めるという強力な効果があり、鋼デッキの切り札として使えます。
その他にも鋼タイプサポートやヒスイ地方のポケモンでデッキを強化できます。
希望小売価格 | 1パック:165円(税込) |
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収録内容 | 1パック:全88種類からランダムに5枚入り |
強化拡張パック「ダークファンタズマ」
「ダークファンタズマ」は、通常の拡張パックよりも1枚多くカードが収録された強化拡張パックです。
封入カードの1枚である「ヒスイゾロアークVSTAR」は、無色タイプであることから様々なデッキに採用しやすく、山札からカードを引ける強力なVSTARパワーを持っています。
その他にも超タイプポケモンを中心に切り札になったり、サポートに使えるカードが多数収録されています。
希望小売価格 | 1パック:260円(税込) |
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収録内容 | 1パック:全99種類からランダムに6枚入り |
対戦方法
ポケカの対戦方法は基本的に1種類だけなので、1度覚えてしまえばデッキを用意していつでも遊べます。
1.対戦前に準備するもの
ポケカの対戦はデッキさえあればできますが、それに加えて以下のものがあると、対戦状況がわかりやすくなったり、カードを綺麗に使えたりします。
ポケモンコイン | ポケモンのワザやトレーナーズなどでコインを投げる時に使います 専用のコインが無くてもオモテかウラかわかるもので代用できます(お金やアプリのコイントスなど) |
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ダメカン | ポケモンがいくらダメージを受けているかわかりやすくするマーカーです 構築済みデッキなどのセット商品に収録されています持っていない場合はコインなどの代用品や紙などに書きしましょう |
どくマーカー/やけどマーカー | ポケモンのワザやトレーナーズの効果でポケモンが「どく」や「やけど」になっていることをわかりやすくするマーカーです 構築済みデッキなどでダメカンと共に収録されています持っていない場合はコインなどの代用品や紙などに書きましょう |
プレイマット | 対戦中にカードを置く場所がわかるプレイシートです 構築済みデッキなどに紙製のものが収録されています位置さえわかればプレイマットが無くてもプレイできますが、初心者はあった方がわかりやすいでしょう |
カードスリーブ | 入れることでカードを傷や汚れなど守るスリーブです 無くてもプレイできますが、お気に入りのカードを綺麗にしておきたい場合は、購入を検討しましょう |
2.対戦の始め方
対戦前の準備ができたら以下の手順で進めていきます。
- 「よろしくお願いします」のあいさつと握手を行います
(公式大会等に出るなら必須です)
- じゃんけんをして勝った方が先攻か後攻かを決められます
- 自分でデッキのカードを裏向きでよく混ぜます
(公式大会等では自分が混ぜた後、相手にもデッキを混ぜて貰います)
- プレイマットの「山札」の位置に裏向きでデッキを置きます
(無ければ自分から見て右側にデッキを置きましょう)
- 相手に表が見えないように山札からカードを7枚引いて「手札」にします
- 手札から「バトル場」に「たねポケモン」を1枚裏向きで置きます
(必ず1枚置く必要があります)
- 自分の手札に「たねポケモン」がいなければ、相手に手札を全て見せてから、手札を全て山札に戻して混ぜてから7枚を引き直します
(相手プレイヤーも同様です)
- 手札から「ベンチ」に「たねポケモン」を5枚まで裏向きで置けます
(こちらはたねポケモンがいても置くかどうかは自由です)
- お互いにポケモンを置き終わったら山札の上から6枚を見ずに、裏向きのままプレイマットの「サイド」の位置に置きます
(無ければ自分から見て左側にサイドを置きましょう)
- 相手がたねポケモンを出すために相手が引き直していた場合、自分は引き直した回数まで山札からカードを引けます
(引かない選択もできますが、基本的に手札が多い方が強いので引きましょう)
- 追加で引いたカードに「たねポケモン」がいればベンチに出せます
(こちらも出さない選択できます)
- 以上が終わった先攻のプレイヤーからゲームを開始します
項目として書くと長く見えますが、実際は1~2分程度で準備が終わります。
3.自分の番にできること
対戦が始まると、先攻のプレイヤーから交互にプレイを繰り返していきます。
自分の番では以下の行動ができます。
山札からカードを1枚引く | 自分の番の初めに山札からカードを裏向きで1枚だけ引いて手札に加えます カードの効果などで飛ばされない限りは必ず引くことになり、山札からカードを引けない場合は負けてしまいます |
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ベンチにポケモンを出す | 手札からたねポケモンをベンチに出せます 自分の番ならベンチが4枚以下であれば、いつでも出せます |
ポケモンにエネルギーを付ける | 自分の番に1度だけ手札からバトル場かベンチのポケモンにエネルギー1枚だけ付けられます |
トレーナーズを使う | 手札からトレーナーズカードを効果に従って使います |
ポケモンの進化 | 手札から進化ポケモンを進化元になるポケモンの上に重ねて場に出せます 進化はバトル場とベンチのどちらでも出せますただし、出したばかりポケモンやその番で進化したばかりのポケモンは同じ番に進化できません |
特性を使う | 特性を持っているポケモンがいれば、そこに書かれた条件を満たして効果を使えます バトル場やベンチにいる限り効果を発揮するカードもあります |
にげるを使う | 自分の番に1度だけバトル場のポケモンをベンチに戻し、代わりにベンチのポケモン1匹を出します にがすためにはバトル場のポケモンの「にげる」のエネルギーの枚数分を付いているエネルギーをトラッシュする必要があります にげる時のエネルギーはどのタイプを使っても構いません |
バトル場のポケモンのワザを1つ使う | 自分の番の最後にバトル場のポケモンのワザから、エネルギーの個数やタイプを満たしているワザを1つを使えます ただし、先攻の最初の番だとワザは使用できません ワザが使用できなかったり、意図的にワザを使わなかったりした場合は、自分の番が終わり、ポケモンチェックをしてから相手の番が始まります |
4.ポケモンチェックと特殊状態
ポケモンチェックとは、お互いの番が終わった後に発生する処理で、バトル場やベンチのポケモンの状態を確認します。
もしもポケモンがワザなどの効果で特殊状態になっている場合は、このポケモンチェックでダメージを受けたり、状態を回復するためのコイントスが行われたります。
ポケカの特殊状態は以下の5種類です。
どく | ポケモンチェックの度にそのポケモンはダメカン1個(10ダメージ分)を乗せます |
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やけど | ポケモンチェックの度にそのポケモンはダメカン2個(20ダメージ分)を乗せます その後、やけどのポケモンがいるプレイヤーはコインを投げて、オモテならやけどを回復します |
ねむり | 自分の番でワザとにげるが使用できません ポケモンチェックの度にねむりのポケモンがいるプレイヤーはコインを投げて、オモテならねむりを回復します |
マヒ | 次の自分の番でワザとにげるが使用できません マヒになって自分の番を終えた後にポケモンチェックに入ると、マヒは回復します |
こんらん | 自分の番でワザを使う時にコインを投げなければいけません コインがオモテの場合は通常通りにワザが使えますが、ウラの場合はワザは不発になり、そのポケモンにダメカン3個(30ダメージ分)を乗せます |
ポケモンチェックでは、「こんらん」以外の特殊状態を確認することになり、特殊状態が続く限りは毎回ポケモンチェックを行わなければいけません。
特殊状態はポケモンチェックの処理以外だと「ベンチへ戻る」、「進化する」、「カードの効果」のいずれかで回復できます。
5.対戦の勝敗
ポケモンの勝敗は「先にサイドを全て取る」、「バトル場にポケモンが出せない」、「自分の番に山札からカードを引けない」の3つになります。
バトル場のポケモンのHPがワザなどで0になった場合、そのポケモンは「きぜつ」して、エネルギーやポケモンどうぐといった付いているカードと共にトラッシュに送られます。
それから、きぜつさせたプレイヤーはサイドを裏向きのまま1枚取って手札に加え、きぜつしたポケモンを持つプレイヤーはベンチからポケモンをバトル場に出します。
この時、ベンチからバトル場にポケモンが出せなければ、そのプレイヤーは敗北になるので、ベンチの残りポケモンは常に気にしておかなければいけません。
また、6枚のサイドを全部取ったプレイヤーは、サイドが無くなった時点で勝利します。
まとめ
ポケカはカードを集めていくだけでも十分楽しめますが、カードゲームとしての対戦ができるとさらに楽しめるものになっています。
その中でポケカは、構築済みデッキを購入すれば比較的簡単に対戦の準備ができ、デッキの作り方の基本がわかっていればパックを購入してデッキを強化できます。
今回紹介した初心者のためのデッキの作り方やおすすめのポケカ商品を参考にして、対戦デビューしてみましょう。