説明文作成のポイント
入札者に安心感を持ってもらえれば、購入に結びつきますし、
購入後、『想像していたものと違った』というようなトラブルも避けられます。
自分が落札者の気持ちに立ってみれば、安心感が持てる説明文というのも自然に見えてくると思います。
これから知識として具体的に必要な要素を学んでいきますが、『相手のために』と
いう視点は常に意識するようにしてください。
この視点を忘れない限り、それほど大きな失敗はしないでしょう。
説明文に記載する項目
基本情報(商品名、メーカー名、機能、サイズ、素材、重さ、色)
出品する商品の名前やメーカー名、機能等について記載します。家電製品やパソコン等であればモデル名も記載するようにしましょう。ここで注意すべき点は色です。商品の色は写真の撮り方によって、実物と差が出る
こともあるので、その場合には、『○○に近い色です』、『写真より、もうちょっと黄ばんでいます』といった説明を追記するようにしましょう。
また、洋服に関してはサイズの記載に要注意です。同じサイズ(たとえばSサイズ)でも、
商品によって大きさに差があるので、『肩幅』、『身幅』、『袖丈』等、具体的な数字を記載しておくと親切です。
今現在、新品が売られている商品であれば、販売元のサイトやショッピングサイト
で検索すればサイズを調べることも可能です。
誤差が心配なときには『多少の誤差があるかもしれませんが、ご了承ください』と
言った一言を添えておきましょう。
送料の目安、送付手段
入札者は送料に敏感なので、しっかり記載しておきましょう。もし正確に分からな
い場合には、『目安』ということを明記しておけば大丈夫です。
また、送付方法として考えている手段(はこBOON、宅急便、ゆうパック等)を明
記しておきましょう。
決済手段
落札額の決済方法として対応可能なものを明記しておきましょう。
発送対象となる地域(国内、海外)
ネットオークションには世界中から参加者が集まってきます。海外発送にも対応す
るのか、また国内でも離島への発送はどうするのか?といったことを明記しておきましょう。
商品の状態(使用頻度、使用期間)
商品を使用した期間や頻度について記載します。
使用回数が1~2回で、汚れ等が全くない場合には、新品同様といった言い方もでき
ます。『新品同様』というのは注目されやすい文言なので、書ける場合には記載し
ておいたほうがいいです。
商品の欠点(汚れ、傷、機能の不具合)
商品に関するマイナスの情報は必ず記載してください。汚れや傷、動作に問題があ
る箇所(家電製品等の場合)などが該当するものとなります。
マイナス情報をキチンと掲載しておけば、購入後のトラブルを防ぐことができます。
逆にマイナス情報を隠した状態で出品したとしても、落札された後に問題になるだ
けです。正直にいきましょう。
少しでも気になる点は記載しておくというぐらいの気持ちでいたほうがいいです。
付属品の有無(欠品の有無)
商品に付属品がつく場合には、その旨を記載しておいてください。逆に入札者から
みて、当然ついているだろうと捉えられるような付属品(説明書など)が無い場合
には、その点も記載しておくようにしましょう。
メーカー保証の有無
家電製品のようなメーカー保証がつく商品の場合、保証の有無について記載するようにしてください。
入手経路(特にブランド品の場合)
基本的には仕入先の情報を公開する必要はありません。しかし、ブランド品に関し
ては、偽物ではないということを証明するために、入手経路の記載が必須です。
セールスポイント
限定品やレアもの、非売品といったアピール効果が強い要素があったら、それも記
載するようにしておきましょう。『○○のサイン入り』、『製造終了品』といったものもセールスポイントになります。
出品理由
出品理由がセールスポイントになるケースもあります。『引っ越しすることになり、
なくなく処分します』、『サイズを間違って買ってしまったので、出品します』といった文言などが一例です。