【オークション・フリマアプリ講座_65】やっぱりね。マスク転売

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

フリマアプリとかネットオークションで、マスクが転売されているというニュースがありました。
当然ながら高額です。

テレビ朝日のニュースでは、30枚入りのマスク2個セットが1万6000円ということもあるそうです。

私もメルカリなどを見てみたのですが、「あれ?これってダイソーのマスクだよね」と思うものが、
2個で2000円くらいで出品されていました。

買い手はついていませんでしたが、
問題のポイントはやはり高額転売ということだと思います。


今回はコロナウイルスの影響で、みんながマスクを求めています。
実際にお店でもマスクは1家族で1つだけという個数の制限がかかっていましたし、今は棚からなくなっています。

そのくらいマスクは「特需」になっているわけですが、
それに乗っかってしまうのはちょっと問題かもしれませんね。

もともと「転売」に関しては、あまりいいイメージがありません。
メルカリなどのフリマアプリやヤフオク!がニュースで大きく取り上げられるのは、ほとんど転売が絡んでいるような気がします。

高額転売をして儲けるのは、他の人からすると
「なんでそんなことをするのだろう」という批判の対象になってしまう
わけです。

もちろん転売がビジネスになるのはわかりますし、それで生活をしている人もいます。
転売を大枠で考えれば、コンビニが大手菓子メーカーからお菓子を仕入れて、それを売るのも転売といえば転売です。

なので物を売るのが仕事の場合には、ほとんどの場合が「転売」になってしまいます。
転売自体は法的にも問題ないと言われればそれまでですが、
何を転売するのか?いくらで売るのか?という部分が肝心なのでしょうね。


物を売るときには適正な価格があるので、それを守っていれば誰も文句は言いません。
でも明らかにおかしい価格だと、批判の対象になってしまいます。

特に今回は緊急事態でもあるので、余計に批判されてしまうのでしょう。

一方でそんな高額なマスクを買う方にも問題はあると思います。
買う人がいるから売るのであって…。

もしかしたら、どうしても必要だったのかもしれませんが、売る側と買う側の両方がしっかりとした考えを持っていくことが、
今後のフリマやネットオークション市場には必要ですよね。

とにかくフリマのイメージを悪くしてしまうことは、やめた方がいいのかなと。
こんなことをずっと言い続けているのですが、何かあると必ず転売問題が出てくるので、なかなか難しいのだろうなと感じてしまいます。

この記事のライター
川崎さちえ

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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