こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。
フリマアプリとかネットオークションで、マスクが転売されているというニュースがありました。
当然ながら高額です。
テレビ朝日のニュースでは、30枚入りのマスク2個セットが1万6000円ということもあるそうです。
私もメルカリなどを見てみたのですが、「あれ?これってダイソーのマスクだよね」と思うものが、
2個で2000円くらいで出品されていました。
買い手はついていませんでしたが、
問題のポイントはやはり高額転売ということだと思います。
今回はコロナウイルスの影響で、みんながマスクを求めています。
実際にお店でもマスクは1家族で1つだけという個数の制限がかかっていましたし、今は棚からなくなっています。
そのくらいマスクは「特需」になっているわけですが、
それに乗っかってしまうのはちょっと問題かもしれませんね。
もともと「転売」に関しては、あまりいいイメージがありません。
メルカリなどのフリマアプリやヤフオク!がニュースで大きく取り上げられるのは、ほとんど転売が絡んでいるような気がします。
高額転売をして儲けるのは、他の人からすると
「なんでそんなことをするのだろう」という批判の対象になってしまうわけです。
もちろん転売がビジネスになるのはわかりますし、それで生活をしている人もいます。
転売を大枠で考えれば、コンビニが大手菓子メーカーからお菓子を仕入れて、それを売るのも転売といえば転売です。
なので物を売るのが仕事の場合には、ほとんどの場合が「転売」になってしまいます。
転売自体は法的にも問題ないと言われればそれまでですが、
何を転売するのか?いくらで売るのか?という部分が肝心なのでしょうね。
物を売るときには適正な価格があるので、それを守っていれば誰も文句は言いません。
でも明らかにおかしい価格だと、批判の対象になってしまいます。
特に今回は緊急事態でもあるので、余計に批判されてしまうのでしょう。
一方でそんな高額なマスクを買う方にも問題はあると思います。
買う人がいるから売るのであって…。
もしかしたら、どうしても必要だったのかもしれませんが、売る側と買う側の両方がしっかりとした考えを持っていくことが、
今後のフリマやネットオークション市場には必要ですよね。
とにかくフリマのイメージを悪くしてしまうことは、やめた方がいいのかなと。
こんなことをずっと言い続けているのですが、何かあると必ず転売問題が出てくるので、なかなか難しいのだろうなと感じてしまいます。