先のコラムは、すでにヨーロッパ仕入れ~ヤフオク販売を行っている
出品者のデータを検証し商品選定する際の3つ項目を解説しました。
このコラムでは、実際に出品者から得た情報をヒントにして商品リサーチした結果をご紹介します。
例:その③の「過去に落札された商品」からリサーチした結果。
(参考コラム:ヨーロッパ商品出品者のデータを検証する方法その2)
出品者IDをクリックして、「高額落札順」に並び変えをし、上から順に落札された商品を見て行きます。
高額で落札されていたり、入札数が多かったり、頻繁に落札されているなどの、
気になった商品は、詳細をチェックします。
2件落札されていた「フィネル」のポットを、オークファン落札品検索で再検索します。
「フィネル」のキーワードで、再検索すると、最近30日間に13件落札されていました。
その結果を、高額落札順に並び変えをします。
高額落札順に並び替えをすると、ポットが複数個落札されているようなので、人気や需要がある商品だということが分かります。
この「フィネル」のポットが、海外で取り扱いがあるか、グローバルオークファンで「FINEL」を検索してみることにします。
ebayアメリカ、ebayイギリスで取り扱いがありました。
落札されているものと同じポットが無いか、スクロールして見て行きます。
ヤフオク落札結果で見つけたポットと同じものが、イギリスebay内に日本直送可能で出品されていました。
ヤフオク落札額23,500円
イギリスebay出品価格
即決価格95ポンド(13,300円)+送料24ポンド(3,360円)=約16,660円
(為替の変動により価格は前後します。)
日本と海外で差益がとれそうな場合は、落札購入します。
その際、以下の内容を再度確認し手続きを行うようにしましょう。
出品商品の詳細をしかり読んで、ヤフオクで取引されていたものと同じかどうかという点を必ず確認するようにします。
確認する事項
商品名・メーカー/ブランド名・色・サイズ・重量・素材・使用状態・購入時期など。
海外商品の支払い方法や配送方法、配送時期、保険の有無など、落札後の取引に関する事など。
商品の詳細や、国際発送のルール、取引方法全般について不明点がある場合は、
入札前に質問欄から出品者に必ず問い合わせをし、回答をもらった上で取引するように心がけましょう。
輸入の際は一般的に、保険料や関税、速達料金など、商品と通常送料以外にも費用がかかります。
(この費用は商品や取引内容に応じてかからない場合もあります。)
最終的に、商品代+輸入コストを計算し、それをふまえた上で、
国内で販売した際に利益が取れそうだと判断した場合のみ、仕入れを行うようにしましょう
このコラムでは、その③の「過去に落札された商品」からリサーチした結果をご紹介しましたが、
その他の項目も同じ要領で商品情報を収集し、リサーチしていきます。
トップセラーの動向をリサーチすることで、「高収益につながる販売活動」を実践していきましょう!