車を選ぶ時には、車に乗る目的や予算から選ぶのが大事。
また、人気の車種は売却時に高く売れやすいので、結果的にお得に乗ることができます。
そこで今回は、「オークファン」で調査した国産車の人気車種ランキングをご紹介。
それぞれの車種の特徴や、新車・中古車価格の相場を解説します。
賢い車の選び方は?迷った時の3つのポイント
まずは、車を賢く選ぶために知っておきたいポイントを3つご紹介します。
車の利用目的を明確にする
まずは、その車をどんな目的で購入するのか、どんなシチュエーションで乗るのかを考えてみましょう。
走る距離や乗る頻度、自宅から目的地までの道幅、乗車人数などを総合して検討します。
大まかに、車のタイプ別の特徴や長所は以下のようになっています。
- 軽自動車:気軽に乗れる・コストが安い
- コンパクトカー:細い道でも走りやすい・駐車しやすい
- ミニバン:大人数で乗れる・荷物も積める
- ステーションワゴン:ミニバンより荷室が大容量
- SUV:走行性が良い・アウトドア向き
- セダン:高級感がある・静音性が高い
購入予算を考える
予算も、車を選ぶ上で重要なポイントです。
車の適切な予算は年収の半分以下、ローンの場合は返済額が手取りの1/3以下になるようにするのが目安と言われています。
コスト重視なら、軽自動車もしくはコンパクトカーがおすすめ。
車両価格が安いだけではなく、ガソリン代や税金などの維持費も抑えることができます。
最安値を狙えば、中古の軽自動車なら最低20万円程度で買うことができますよ!
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売る時のことを想定する
車を買うときには、購入時や使用時だけではなく売るときのことも考えるのがおすすめ。
何年か乗っても値段が下がりにくい車は、購入時の価格が高かったとしても結果的にお得になります。
売却時に高く売れる車の基準は、以下の3点。
- 海外でも人気のあるメーカー
- ロングセラーの車種
- 希少価値が高い車種
売却時の価格は、中古車市場での需要の多さと直結しています。
値下がりしにくい車種の代表としては、トヨタの「アルファード」「ランドクルーザー」、スズキの「ジムニー」、日産「エクストレイル」などが挙げられます。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
【2023年最新】国産車の人気車種ランキングTOP10を発表!
ここからは、乗りやすくて値下がりしにくい、国産車の人気車種ランキングをご紹介します。
様々なアイテムの取引相場がわかる「オークファン」で調査しました。
1位:タント(ダイハツ)
(落札情報:29年 タントカスタム RS トップエディションSA3)
・新車価格:122〜204万円
・中古価格:80〜228万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ タント(ダイハツ)の価格相場を見る
ダイハツのタントは、軽自動車なのに普通車並みに広い室内が魅力。
イタリア語で「いっぱい」という意味の「タント」というネーミング通り、荷物をたくさん乗せられます。
室内長は220cm、室内幅は136.5cmあり、成人4人で乗っても狭く感じることはないでしょう。
また、ボンネットが短いので初心者でも運転しやすく、燃費も24.6〜28.0km/Lと良いので維持費を抑えられます。
2位:セレナ(日産)
(落札情報:セレナ 2.0 X HV プロパイロット)
・新車価格:231.7〜419.2万円
・中古価格:80~431万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ セレナ(日産)の価格相場を見る
日産のセレナは、安全性能の高さが特徴の車種。
車体のフロントカメラで前方の歩行者や車などを検知し、自動でブレーキをかける「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」が搭載されています。
また、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」も。
運転に慣れていない初心者や、操作間違いが不安になってきた高齢者の方、子供の安全を守りたいファミリーなどにおすすめです。
3位:プリウス(トヨタ)
(落札情報:平成28年 プリウス 希少4WD)
・新車価格:242.9〜404.4万円
・中古価格:83~372万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ プリウス(トヨタ)の価格相場を見る
トヨタのプリウスは、ハイブリッドカーのパイオニア。
燃費が良く、排気ガスも少ないのでお財布と環境に優しいのが魅力です。
また、静音性が高いので乗り心地が良く、住宅街を走る時なども走行音が気になりません。
車両価格はやや高めですが、「E」「S」「A」「Aプレミアム」の4グレードがあるので、ある程度目的や予算に合わせて選ぶことができます。
4位:ヴォクシー(トヨタ)
(落札情報:平成26年 ZRR80W ヴォクシー ZS)
・新車価格:309〜396万円
・中古価格:305~480万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ ヴォクシー(トヨタ)の価格相場を見る
トヨタのヴォクシーは、ファミリー層に人気のミニバン。
車高が低いので、子供や高齢者の方でも楽に乗り降りすることができます。
また、室内が広々としていて車内にテレビ取り付けもできるなど、自宅でくつろいでいるような感覚で移動することが可能。
ハイブリッド車、ガソリン車の2タイプがあり、ガソリン車は2WDと4WDから選べて、選択肢が豊富なのもポイントです。
5位:アルファード(トヨタ)
(落札情報:トヨタ H28 アルファード X 4WD ETC)
・新車価格:319.8〜1607.2万円
・中古価格:195~2199万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ アルファード(トヨタ)の価格相場を見る
トヨタのアルファードは、高級ミニバンの代表的な存在。
本革のシートや木目調・メッキ加飾のインテリアなど、他にはないラグジュアリーな室内となっています。
グレードの展開が幅広いため、高級といっても手が届きやすい価格帯のモデルも。
また、ネームバリューがあるため売却時に価格が下がりにくいのも人気のポイントです。
6位:ノート(日産)
(落札情報:H26年 ノート X Vセレクション Safety)
・新車価格:203〜298.7万円
・中古価格:169~309万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ ノート(日産)の価格相場を見る
日産のノートは、初心者も乗りやすいコンパクトカー。
ガソリンエンジンを発電機として使用し、モーターの力だけで動ける「e-POWER」が特徴です。
最新モデルは29.5km/Lの低燃費で、ガソリン代を抑えられるのがポイント。
また、コンパクトカーでありながら、SUVのようなスタイリッシュな外装であることも魅力となっています。
7位:ジムニー(スズキ)
(落札情報:スズキ JA22W ジムニー リフトアップ)
・新車価格:145.8〜190.3万円
・中古価格:163~370万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ ジムニー(スズキ)の価格相場を見る
スズキのジムニーは、ややレトロでカジュアルなルックスが魅力の軽SUV。
1970年代の登場以来、50年以上にわたって愛される人気の車種です。
軽自動車でありながら本格的な4WDで、パワフルな走りを実現しています。
また、足回りの良さも特徴で、アウトドア好きの人や悪路を走ることが多い人におすすめ。
購入しやすい価格や、カスタムの豊富さもポイントです。
8位:アクア(トヨタ)
(落札情報:平成28年 アクアG G’s 後期モデル)
・新車価格:198〜259.8万円
・中古価格:160~290万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ アクア(トヨタ)の価格相場を見る
トヨタのアクアは、燃費の良さが特徴のハイブリッドカー。
もちろん走り方にもよりますが、カタログ燃費は33.6~35.8㎞/Lを実現しています。
5ナンバーサイズのコンパクトカーですが低重心なフォルムなので走行時の安定性が高く、乗り心地が良いのもポイント。
アクセルペダルの操作だけで自在に加速できる「快感ペダル」によって、スムーズな走りを楽しめます。
9位:ハスラー(スズキ)
(落札情報:スズキハスラーXターボ)
・新車価格:128〜182.4万円
・中古価格:97~289万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ ハスラー(スズキ)の価格相場を見る
スズキのハスラーは、軽トールワゴンとSUVを融合させた「クロスオーバーSUV軽乗用車」。
街乗りからアウトドアまで、さまざまなシーンに対応できるのが特徴です。
バックモニターやレーダーブレーキサポートを搭載し、運転に自信がない初心者が安心して乗れるのもポイント。
カラーの選択肢やカスタムの幅が広く、自分だけのデザインを作って楽しめるのも魅力となっています。
10位:N-BOX(ホンダ)
(落札情報:H30年 NBOX カスタム G.Lホンダセンシング)
・新車価格:131.5〜227.4万円
・中古価格:68~265万円
(※ 記載の価格は記事執筆当時の参考価格であり、場合によっては変動する可能性もございます。)
→ N-BOX(ホンダ)の価格相場を見る
ホンダのN-BOXは、シンプルで乗りやすい軽自動車。
軽自動車でありながら高級感のある内外装が特徴で、万人受けするボディカラーやインテリアになっています。
室内は広々としていて室内高が140cmもあり、子供なら立って着替えたりすることも可能。
燃費と走りのバランスもよく、誰でも乗りやすい人気の車種です。
まとめ
車選びは、車に乗る目的や予算から選びましょう。
また、売却するときに高く売れることも、車選びのポイントの一つです。
人気の車種ほど高く売れやすいので、需要の高い車種やその理由を知っておくのがおすすめ。
今回ご紹介した情報を、ぜひ車選びに役立ててみてください。