米自動車ブランド「クライスラー」の人気者である「Jeep」。
“オフロード車の代名詞”とも言われていますが、なんと今年で誕生から75年なのだそうです!
Jeepの魅力といえば、何と言ってもそのフォルム。
オフロード車としての機能を備えつつも、乗っているだけで画になりますよね。
今回はそんなJeepの歴史を、車種と一緒に振り返りたいと思います。
もともとは軍事用だった?Jeepの始まりとは
Jeepはもともと米国陸軍用に開発された車だったのはご存知でしょうか?
時は第二次世界大戦中、「犬のように忠実で、ラバのように強く、ヤギのようにすばしこかった」と絶賛されるほどに、陸軍兵の「最良の友」として大活躍していたそうです。
具体的には…
その使い道は幅広く、砂漠の長距離パトロール、除雪、電話線敷設、製材用車両、消防ポンプ車、戦場救急車、トラクターなどなど。しかしそればかりでなく、ホイールを付け替えれば線路を走ることもできたのです。
引用元:Jeep 75th | Jeep®
とのこと。万能すぎますね。
もともとの要求スペックが非常に高かったこともあるようですが、「近代戦に対する米国最大の貢献」と絶賛される理由もわかります。
そんな初代モデルはこちら
いかにも軍事用って感じですが、今のJeepと似ているところもありますね。
特にルーフとフロントの段差の幅は、現代にも通じているように思えます。
ちなみに現在は入手困難らしく、部品をかき集めて製作する方が多いようです。
- JA11V改 WILLYS MB JEEP ウィリス ジープ ワンオフ製作 MV
プラモデルであれば、すぐに手に入りそうですね。
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Jeepはこうして進化していく
軍事用として大活躍したJeepは、その有用性から作業車両や民間車としても人気を集めていきます。
1950年代から80年代のモデル
初代と比べると少し丸みを帯びていて、大衆向けになったように感じます。
パワー、快適性、多目的性、オフロード性能など、あらゆる面で改良されました。エンジン、アクスル、トランスミッション、シートの快適性を改善したCJ-5は、オフロード車に関心のある一般ユーザーにぴったりの一台となりました。
引用元:Jeep 75th | Jeep®
とのことで、当時から人気の高まったアウトドアにも良さそうですね。
また当モデルを再現した京商の商品は、20,000円の値がつく人気ぶりでした。
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1960年代から80年代に登場したSUVモデル
旧世代までの特徴的なフォルムから一変し、天井は低く、仕事やプライベートといったシーンでも利用できる気品のあるフォルムとなりました。
このモデルの登場により、ファンの数や層が広がったのでしょうね。
- 1/43 JEEP WAGONEER ジープ ワゴニア
- 1970’s Tonka JEEP Wagoneer ステーションワゴン USA
おもちゃになっても画になります。おしゃれです。
1980年代から2000年代のSUVモデル
年が経つごとに進化を遂げたSVUは、1980年代から2000年代でよりコンパクトになり、約450Kgもの軽量化が施されました。
- 【美車】Jeep Cherokee xj ジープ チェロキー 2000年 5万キロ 黒
そして現代もJeepの進化は止まらない
現代では私達のニーズに合わせ、武骨なものから高級感のあるものと、様々なモデルのJeepが町を走っています。
見た目はもちろん、乗り心地などの機能面も年々進化しているので、あなたのお気に入りのJeepを見つけてみてくださいね。
ちなみに相場感はこんな感じです。
- J38 NOXPM法適合 1ナンバー登録 2オーナー 現役Jeepです!!
- ★平成15年式/クライスラー/Jeepチェロキー/売切り/予備検査付♪
- 【祝!Jeep生誕75年!】 男の逸品、ジープ J55
新旧モデル問わず、中古価格は30万~50万円といったところでしょうか。
財布に余裕のある方は、ぜひ一度購入を検討してみてはいかがでしょう?