こんにちは。売る・買うの情報が満載!aucfan times編集部です。
近年、個人で物販を行う方や副業で行う方が増えてきた中で、プライバシー保護やストーカー対策、悪質クレーマー対策などに役立つレンタル住所の導入が注目されています。
ここでは、
- 住所レンタルサービスとは何か
- 住所レンタルサービスのメリット
- 住所レンタルサービスのデメリット
- 利用の条件
- 利用上の注意点
- おすすめサービス
について見ていきます。
住所レンタルサービスとは?

「住所や電話などの個人情報を不特定多数に公開したくない」という方へ向けて、住所を貸し出しているサービスです。
バーチャルオフィス・貸し住所・などと呼ばれることもありますが、企業を設立する際に必要な、住所・電話・FAX番号などを一定期間借りることができます。
住所レンタルサービスはいつ始まった?
住所レンタルサービスはインターネットの普及と共に登場し、日本で住所レンタルサービスが知られるようになったのは、2000年代始めからになります。
起業のための場所や資金がない方のために、オフィスを貸し出す「レンタルオフィス」が1990年代に広まりましたが、その後、インターネットの需要が高まり、オフィスを構えず住所や電話サービスのみを必要とする人が増加し、住所レンタルサービスが生まれました。
近年では起業に限らず副業や個人事業主でのビジネスも増加し、自宅住所をビジネス利用する危険性がでてきた背景から、プライバシー保護やクレーマー対策として住所レンタルサービスが活用されています。
住所レンタルサービスのメリット
住所レンタルサービスはいつ始まった?の項目で述べたように、そもそもは起業の際の利用目的で始まったサービスですが、インターネットで電話やFAXの情報等を取り扱うことができ、なおかつ荷物を転送してくれるサービスもあるため、自身がどこにいても仕事ができるのは、住所レンタルサービスのメリットです。
- 起業準備費用を抑えられる
- 会社住所を移転する時に便利
- 郵便物の転送や破棄、電話問い合わせの転送等ができるなど
また、近年問題になっているネット物販を通じた個人情報の流出、転用、悪用による犯罪被害の防止があります。
- 空き巣、窃盗被害
- ストーカー被害
- 性犯罪被害
- 強盗被害
- クレーマーの突然の来訪
- クレーマーによる嫌がらせ
- 悪意のある個人情報の流出、SNS等への書き込み
- 名簿販売事業者などへの情報転売
- 営業目的のアポなし来訪(訪問販売やDM送付)
など、実際にネットショップに住所記載をすることでプライバシーが侵害され犯罪被害が起きています。こういった危険性を回避できること、それが最大のメリットと言えます。
住所レンタルサービスのデメリット
住所レンタルサービスのほとんどは月額払い或いは年払いとなりますので、固定費がかかるのはデメリットでしょう。ただし費用やサービス内容は会社によって様々ですので、ぜひ比較してみてください。
また、
- 法人銀行口座の開設に時間がかかる
- 融資を受けられなかった
- 住所が重複する為、ネット上に別の会社のHPが出てきてしまう
など、開業の際に不利になる可能性もありますので、この辺は注意して検討された方がよいでしょう。
利用の条件

会社ごとの規定はありますが、住所のレンタルサービスに利用条件は基本的にありませんので、フリーランス、個人事業主、会社員、主婦の方など、属性に関わらずあらゆる方から利用されています。
特に副業を始めたばかりという方にはピッタリのサービスといえます。
利用上の注意点
住所レンタルサービスを利用する上での注意点として、業者によって価格やサービス提供内容が異なる点が挙げられます。
「住所のレンタル」と聞くと一見どこも同じに思われますが、実は電話番号のレンタルが含まれているか否か、レンタルした住所に届いた荷物・問い合わせを転送してくれるか否か、といった、付帯サービスが会社ごとに違います。
もちろんサービス内容だけでなく、料金も会社によって異なりますので、ご自身にあったサービスを選択するのが大事です。
おすすめサービス

今回ご紹介するのは、一般社団法人和文化推進協会が運営する「京都朱雀スタジオ」の住所レンタルサービスです。作家、アーティスト、クリエイター等を支援してきた和文化推進協会が2021年に開始したサービスで、京都の住所・電話番号を業界最安値で提供しています。
さらに2022年からお得な割引制度で、初年度・実質0円で利用可能になりました。
京都朱雀スタジオとは
和文化推進協会が運営する「京都朱雀スタジオ」。
誰もが自由に副業、起業できるプラットフォームとして、京都の盛り上げとサポートを様々な形で行っています。
- 京都から首都圏や海外のチームと協働した事業運営
- 京都の街・人・自然からインスピレーションを得た新しい事業ビジョン策定
- 京都移住者の地域コミュニティとの交流
作家さんの安心のために
和文化推進協会には、これまで「作品販売する際のネットショップ表記に自宅住所を載せるのが怖い」「作品を送付する際に送り主欄に自宅住所を記載するのが怖い」等の相談や意見が多数寄せられてきました。
特に女性作家の方から多く寄せられてきたことから、こういった方々の不安を少しでも解消し、安心した創作活動につなげて頂くことを目的に、協会へ会員登録して頂いた方に無料で提供する形式をとっています。
業界最安値を実現
そのため、必要になるのは協会登録費の月額500円のみで、住所のレンタルが可能です。
この料金の中に下記サービスすべてが含まれており、
- 住所レンタル
- 電話番号貸出
- 受電&音声データ転送
- 郵便・宅配便の受取
さらに今なら指定の条件を満たせば割引適用されるため、初年度会費・実質0円で全てのサービスをご利用いただくことができるという驚きの価格を実現しています。
もちろん通常の物販をやられている方も参加条件に適合すればご登録いただけますので、ぜひお試し下さい。
まとめ
今回はレンタル住所サービスのメリット・デメリット、利用上の注意点といった基本を解説しつつ、おすすめのサービスを紹介しました。ご自身で実際にレンタル住所サービスを活用するイメージが持てたのではないでしょうか?
物販を始めたけれど、自宅の住所を使うのはちょっと、という方はぜひ試してみてください。