コーヒーは好きだけど、全自動のコーヒーメーカーを持っていないという方は多いのではないでしょうか。
そもそも存在すら知らなかったという方も安心してください。
この記事では、全自動コーヒーメーカーに関する以下の内容を詳しく紹介しています。
- 全自動コーヒーメーカーとは
- 全自動コーヒーメーカーのメリットとデメリット
- 全自動コーヒーメーカーの選び方
- 全自動コーヒーメーカーおすすめ10選
この記事を読めば、あなたにぴったりの全自動コーヒーメーカーが見つかります。
全自動コーヒーメーカーとは?
全自動コーヒーメーカーとは、コーヒーを淹れるすべての作業をボタン操作だけで終わらせてしまう便利な機械のことです。
コーヒードリップの知識がなくても、店舗で味わえるようなクオリティの挽きたて淹れたてのコーヒーを楽しめます。
自宅やオフィスで本格的なコーヒーが手軽に楽しめるので、一般的な家庭から大企業まで様々なシーンで活躍します。
コーヒーを淹れる一般的な方法としてハンドドリップという方法がありますが、知識や技術が必要となるため初心者にとっては少し難しいです。
ハンドドリップというのは、ペーパーフィルターにコーヒー粉を入れて、上からお湯を注ぎ濾す方法です。
ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるには、基本的なコーヒードリップの知識を得た上で淹れる必要があるため、初心者の方には少しハードルが高くなります。
自分の好みのコーヒーを探究したくなったらハンドドリップに挑戦してみましょう。
この記事を読んでコーヒーメーカーの基本的な選び方が理解できたら、記事の最後で紹介するおすすめ10選から選んでみましょう。
メリット・デメリットは?
全自動コーヒーメーカーのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
メリット
コーヒーメーカーには、以下の2点のメリットがあります。
- 毎回同じコーヒーが飲める
- 手軽にコーヒーが飲める
毎回同じコーヒーが飲める
ハンドドリップとは異なり自由度は低くなってしまいますが、初心者であっても本格的なコーヒーを淹れられるのが長所です。
コーヒーを淹れたことがない人であっても、毎回必ず美味しいコーヒーが淹れられます。
手軽にコーヒーが飲める
作業の工程も少ないため手軽に挽きたて淹れたてのコーヒーが飲めます。
毎日コーヒーを淹れることになっても、手軽に行えるため苦になりにくいです。
デメリット
コーヒーメーカーには以下の3点のデメリットがあります。
- 毎回同じコーヒーになる
- 邪魔になる
- 掃除が面倒
毎回同じコーヒーになる
ハンドドリップと比較するとコーヒードリップの自由度が低くなってしまいます。
あらかじめメーカーが決めたコーヒーのみ使用可能なので、毎回同じコーヒーに満足できなくなってくる可能性があります。
試行錯誤しながら自分にピッタリのコーヒーを探したいという方にとっては物足りなく感じてしまうことでしょう。
邪魔になる
コーヒーメーカーは、自宅やオフィスの一部を占領します。
コーヒーへのこだわりが強くなったり、使用する人数が増えてコーヒーメーカーの数を増やす必要があることになれば、ますます場所の確保が困難になります。
既に置き場所がない方は、小めのコーヒーメーカーを購入するなどの対策が必要です。
掃除が面倒
ミルの種類によっては丸洗いができないものがあり、専用のブラシなどを使用して掃除をする必要があります。
ミルのメンテナンスを楽にしたい方は、プロペラ式のミルを選びましょう。
全自動コーヒーメーカーの選び方
コーヒーメーカーを選ぶ場合に注意するべきポイントとして以下の9つを紹介します。
- 抽出方法
- ミルの種類
- フィルターの種類
- 容量
- メンテナンスのしやすさ
- 作り置きのしやすいタイプで選ぶ
- タイマー機能の有無で選ぶ
- カスタマイズ機能で選ぶ
- その他便利な機能で選ぶ
抽出方法
コーヒーの抽出方法には以下の3種類があります。
- ドリップ式
- エスプレッソ式
- カプセル式(ポッド式)
ドリップ式
ドリップ式は、コーヒー豆を挽いてできるコーヒー粉にお湯を注いで抽出する一般的な方式です。
ドリップ式には、「全自動」「ミル付き」「ミルなし」の3種類があり、豆から淹れたいのであればミル付きにしましょう。
エスプレッソ式
エスプレッソ式には、豆挽きから抽出まで行う全自動と加圧までは自ら行う半自動があります。
いずれも挽いた豆に一気に圧力をかけて瞬時に抽出する方式です。
素早く少量を抽出するためエグ味や雑味が少ない仕上がりになる点や機種によって本格的なコーヒーを楽しめる点が特徴です。
カプセル式(ポッド式)
カプセル式は、コーヒー粉が入ったカプセルから抽出する方式です。
1杯から手軽に淹れられる点やカプセルと水のセットだけで淹れられる点が魅力的です。
ミルの種類
ミルには以下の2つの種類があり、それぞれに特徴があるので紹介していきます。
- プロペラ式
- コーン式/臼式
プロペラ式
プロペラ式のミルは、取り外しが可能であり丸洗いができるので掃除などが簡単です。
しかし、摩擦熱が生じやすいためコーヒーの風味を感じにくくなるという難点があります。
コーン式/臼式
コーン式/臼式のミルは、プロペラ式とは異なり摩擦熱が生じにくく、存分にコーヒーの風味を楽しめます。
しかし、取り外しができないため掃除などに手間がかかるという難点があります。
フィルターの種類
セットできるフィルターの種類を確認しておく必要があります。
コーヒーフィルターには、ペーパーフィルターとメッシュフィルターの2種類があるのでそれぞれの特徴を理解しておきましょう。
ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、使い捨てである点やすっきりとした味わいのコーヒーが淹れられる点に特徴があります。
使い捨てであるため使用に応じてコストがかかるという難点があります。
メッシュフィルター
メッシュフィルターは、再利用可能である点と油分や風味を直接的に抽出できる点に特徴があります。
容量
1回あたりの使用可能量を確認しておく必要もあります。
1日の使用人数や使用頻度を考慮して適切な量のコーヒーメーカーを選びましょう。
説明書などに記載されている杯数は、コーヒーカップ1杯分の120CCで計算されているのが一般的であるということに注意をしておきましょう。
メンテナンスのしやすさ
メンテナンスのしやすさを重視するなら、ミルの種類を確認する必要があります。
ミルの種類は、上記で紹介したようにプロペラ式とコーン式/臼式がありますが、メンテナンスのしやすさで選ぶならプロペラ式がおすすめです。
コーン式/臼式は、取り外しが困難であるため専用ブラシや自動洗浄によって掃除などのメンテナンスをする必要があるためです。
作り置きのしやすいタイプで選ぶ
作り置きのしやすいタイプが欲しい場合には、コーヒーサーバーの種類を確認する必要があります。
コーヒーサーバーの種類には、以下の2種類があるので特徴を紹介しておきます。
- ステンレスタイプ
- ガラスタイプ
ステンレスタイプ
作り置きのしやすさを重視するのであれば、保温力の高いステンレスタイプのコーヒーサーバーがおすすめです。
ステンレスのサーバーを使用することによって、温度の減少を1時間に9℃以内に抑えられます。
ガラスタイプ
作り置きのしやすさを重視するのであればガラスタイプを選択する必要はありませんが、ガラスタイプにも良さがあります。
抽出される様子が目に見えるので、抽出過程を楽しむことができます。
見た目もおしゃれなサーバーが多いのでステンレスタイプよりもガラスタイプのほうが人気が高いです。
タイマー機能の有無で選ぶ
コーヒーメーカーすべてにタイマー機能がついている訳ではないため、必要な方はタイマー機能が付いているかを必ず確認しましょう。
定刻にコーヒーを飲んでいる方やコーヒーの香りで起床したいという方にはタイマー機能は必須です。
カスタマイズ機能で選ぶ
ハンドドリップには抵抗があるけれど、自分好みの淹れ方のコーヒーを探したいという方はカスタマイズ機能が充実した全自動コーヒーメーカーを選びましょう。
カスタマイズ機能の充実に応じて価格も上がってしまいますが、高温抽出機能や均一に蒸らす機能などの様々な機能を搭載することによって、幅広いカスタマイズができるコーヒーメーカーも販売されています。
その他便利な機能で選ぶ
標準的な機能や種類については上記で紹介しましたが、紹介した機能以外の便利機能のついたコーヒーメーカーもたくさん販売されています。
例えば、メンテナンスが面倒な方向けに、自動洗浄がついているコーヒーメーカーがあります。
商品の差別化をはかるために、インターネットに接続されておりスマホで遠隔操作ができるといったようなかゆいところに手が届く機能が備え付けられている商品もあります。
上記で紹介した機能以外にもあなたの生活に合った便利な機能があれば、商品選択の判断材料としてみてはどうでしょうか?
全自動コーヒーメーカーおすすめ10選!
全自動コーヒーメーカーおすすめ10選は以下のとおりです。あなたにぴったりの全自動コーヒーメーカーを見つけましょう。
- パナソニック コーヒーメーカー NC-A57
- THANKO 豆から作れるお一人様全自動コーヒーメーカー 「俺のバリスタ」 SFACMWTB
- シロカ コーヒーメーカー「カフェばこ」SC-A351
- デロンギ マグニフィカS 全自動コーヒーマシン ECAM23120
- 東芝 コーヒーメーカー HCD-L50M
- 象印 マホービン(ZOJIRUSHI) 珈琲通 EC-CB40
- UCC上島珈琲 ドリップポッド DP3
- サーモス コーヒーメーカー「真空断熱ポット」ECK-1000
- ツインバード 全自動コーヒーメーカー 3杯用CM-D457B
- ハリオ V60オートプアオーバーSmart7BT
パナソニック コーヒーメーカー NC-A57
概要 | メーカー:パナソニック 容量:670ml ミルの種類:コーン式 自動洗浄の有無:有 寸法:幅220mm×奥行245mm×高さ345mm |
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特徴 | 粗挽きと中細挽きの2種類の挽き方ができるフィルターとリッチとマイルドの2種類の淹れ分けができるため、1台で4種類のコーヒーを楽しめる。 |
価格 | 19,464円 |
おすすめの理由 | 1台で4種類のコーヒーを楽しむことができ、商品の質も担保されている間違いない商品 |
こんな人におすすめ | とりあえず人気の商品を購入したい人におすすめ |
THANKO 豆から作れるお一人様全自動コーヒーメーカー 「俺のバリスタ」 SFACMWTB
概要 | メーカー:THANKO 容量:420ml ミルの種類:プロペラ式 自動洗浄の有無:無 寸法:幅154mm×奥行200mm×高さ320mm |
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特徴 | タンブラー付きコンパクト全自動コーヒーメーカーであり、付属のタンブラーをコーヒーサーバーとして使用するのでお手入れが簡単 |
価格 | 7,709円 |
おすすめの理由 | コンパクトサイズであり場所をとらず、かつ、手入れも簡単で手軽に本格コーヒーを楽しめる |
こんな人におすすめ | 1人暮らしの方や1人でコーヒーを飲む人におすすめ |
シロカ コーヒーメーカー「カフェばこ」SC-A351
概要 | メーカー:シロカ 容量:550ml ミルの種類:プロペラ式 自動洗浄の有無:無 寸法:幅162mm×奥行280mm×高さ264mm |
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特徴 | 非常にコンパクトな設計であり机の上やオフィスデスクの上に置いても邪魔にならない。 タイマー機能もついているため便利さも追求している。 |
価格 | 17,860円 |
おすすめの理由 | コンパクトで置き場所に困らない点とシンプルでスタイリッシュなデザイン |
こんな人におすすめ | 目覚めと同時に淹れたてのコーヒーを楽しみたい人におすすめ |
デロンギ マグニフィカS 全自動コーヒーマシン ECAM23120
概要 | メーカー:デロンギ 容量:1800ml ミルの種類:コーン式 自動洗浄の有無:有 寸法:幅238mm×奥行430mm×高さ350mm |
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特徴 | 「豆量」「抽出量」「湯温度」のカスタマイズがコントロールパネルの簡単操作で変更可能。 2杯同時淹れができる点や抽出後の手入れの簡単さも魅力的。 |
価格 | 69,800円 |
おすすめの理由 | 自分の好みにあった「豆量」「抽出量」「湯温度」を探すことができる点やコーン式グラインダーを採用して香りを逃さず豆を挽くことができる点 |
こんな人におすすめ | 「豆量」「抽出量」「湯温度」のカスタマイズができるコーヒーメーカーを探している人におすすめ |
東芝 コーヒーメーカー HCD-L50M
概要 | メーカー:東芝 容量:700ml ミルの種類:プロペラ式 自動洗浄の有無:無 寸法:幅222×奥行211×高さ268mm |
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特徴 | 「可変蒸らしドリッパー」で2つの味が楽しめます。 ホットコーヒーだけでなく、アイスコーヒーでも挽きたてのコーヒーを味わえます。 |
価格 | 6,190円 |
おすすめの理由 | お手頃価格で全自動コーヒーメーカーを購入できる |
こんな人におすすめ | できるだけ価格を抑えたい人におすすめ |
象印 マホービン(ZOJIRUSHI) 珈琲通 EC-CB40
概要 | メーカー:象印 容量:540ml ミルの種類:プロペラ式 自動洗浄の有無:無 寸法:幅305mm×奥行150mm×高さ245mm |
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特徴 | カルキ初期除去率98%の「洗浄」で、コーヒー豆本来のおいしさを引き出せます。 |
価格 | 5,870円 |
おすすめの理由 | お手頃価格で全自動コーヒーメーカーを購入できる |
こんな人におすすめ | できるだけ価格を抑えたい人におすすめ |
UCC上島珈琲 ドリップポッド DP3
概要 | メーカー:UCC上島珈琲 容量:700ml ミルの種類:無 自動洗浄の有無:無 寸法:幅133mm×奥行290mm×高さ224mm |
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特徴 | コーヒー、紅茶、緑茶専用メニューがあり、最適な「湯温」「蒸らし」「注湯スピード」を自動で設定。 好みに合わせて標準・濃いめの抽出選択が可能 |
価格 | 8,018円 |
おすすめの理由 | 好きなカプセルを探す楽しみもあり、カプセルにはコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶もある |
こんな人におすすめ | コーヒーだけでなく紅茶やお茶も楽しみたい人におすすめ |
サーモス コーヒーメーカー「真空断熱ポット」ECK-1000
概要 | メーカー:サーモス 容量:1000ml ミルの種類:無 自動洗浄の有無:無 寸法:幅235mm×奥行245mm×高さ380mm |
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特徴 | 初心者にはハードルの高いハンドドリップでのコーヒーを味わえる「スパイラルドリップ方式」を採用したミルなしのコーヒーメーカー |
価格 | 9,418円 |
おすすめの理由 | スパイラルドリップ方式を採用している点や真空断熱ポットによって長時間美味しいコーヒーが味わえる点 |
こんな人におすすめ | ハンドドリップのようなコーヒーを味わいたい人におすすめ |
ツインバード 全自動コーヒーメーカー 3杯用CM-D457B
概要 | メーカー:ツインバード 容量:450ml ミルの種類:臼式 自動洗浄の有無:有 寸法:幅160mm×奥行335mm×高さ360mm |
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特徴 | コーヒー界のレジェンドの田口護氏監修している全自動コーヒーメーカー挽き方は3段階(粗/中/細)に設定可能であり、抽出温度も83℃/90℃の2段階に設定可能 |
価格 | 33,000円 |
おすすめの理由 | 日本テレビ「ヒルナンデス!」などのテレビや雑誌での紹介の実績あり。 |
こんな人におすすめ | ハンドドリップに限りなく近いドリップを再現したい人におすすめ |
ハリオ V60オートプアオーバーSmart7BT
概要 | メーカー:ハリオ 容量:700ml ミルの種類:無 自動洗浄の有無:無 寸法:幅245mm×奥行120mm×高さ290mm |
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特徴 | スマートフォンアプリでオリジナルレシピの作成や有名バリスタのレシピをダウンロードして利用できるBluetoothにも対応しているコーヒーメーカー |
価格 | 77,000円 |
おすすめの理由 | 「湯温・湯量・スピード」を自由に設定できるので、様々な味わいのハンドドリップコーヒーを探すことができる |
こんな人におすすめ | オリジナルレシピや有名バリスタのレシピを繰り返し再現したい人におすすめ |
まとめ
全自動コーヒーメーカーを使用した場合には、何度でも同じ美味しいコーヒーが飲めたり、手軽に挽きたて淹れたてのコーヒーが飲めるというメリットがあります。
しかし、ハンドドリップなどと比べるとコーヒードリップの自由度が低かったり、置く場所に困る、ミルの手入れが面倒などのデメリットもあります。
メリットとデメリットをきちんと理解して、全自動コーヒーメーカーの購入を検討しましょう。
全自動コーヒーメーカーを購入する際には、以下の項目を確認しておきましょう。
- 抽出方法
- ミルの種類
- フィルターの種類
- 容量
- メンテナンスのしやすさ
- 作り置きのしやすいタイプで選ぶ
- タイマー機能の有無で選ぶ
- カスタマイズ機能で選ぶ
- その他便利な機能で選ぶ
自分では探しきれないという方は、以下のおすすめの中から選んでみてはどうでしょうか?
あなたにぴったりの全自動コーヒーメーカーが見つかることを願っています。