ダイオウグソクムシを知っていますか?
どうも、ベッドの下にダイオウグソクムシのぬいぐるみが潜んでいる、わたすけです。
ダイオウグソクムシ、ご存知ですか? メキシコ湾などの海底に生息する最大の等脚類(ダンゴムシやフナムシの仲間)で、最大50センチメートル近くにもなり、体重は1kgを上回る深海生物です。
鎧のような殻をまとった見た目が具足(甲冑)に似ていて、大きいので大王具足虫です。
その生態はほとんど謎に包まれていて、最近では5年に及ぶ絶食生活を送って飼育員だけではなく日本中を困惑させた鳥羽水族館のダイオウグソクムシ「No.1」が、その謎っぷりと、同じ星の生物とは思えぬ顔の怖可愛さから一躍有名になりました。
怖キモカワイイ!? グッズも番組も大人気!
このダイオウグソクムシをかたどったiPhoneケースやリアルぬいぐるみなど、正気とは思えぬグッズが飛ぶように売れました。ニコニコ生放送では3日連続で鳥羽水族館のダイオウグソクムシ水槽を固定カメラで映し、エサを食べるか見るだけの番組に32万人以上が集まり「1号たん」とかわいがりました。
そんなダイオウグソクムシ熱が最高潮に達した2014年2月14日、突然No.1逝去のニュースが報じられました。日本中の誰もが涙を流しました……。
1号たんは滅びぬ!何度でも蘇るさ!
1号たんの逝去とともにダイオウグソクムシの人気は下火に向かうのか…と思われた頃、4/26・4/27に開催されたネットとリアルを結ぶイベント、ニコニコ超会議3でダイオウグソクムシブースが設営され、au×鳥羽水族館×超会議3コラボ商品の「超リアル1号たんiPhoneケース」が発売されたのです。
これまでのダイオウグソクムシグッズの中でも随一の出来を見せるこのiPhoneケースは当然人気殺到!
そして、ネットオークションにもその余波がやってきています!
原価 7,380円のところ3,000円の超赤字にて販売された「超リアル1号たんiPhoneケース」、ヤフオク!での出品を見てみると……
オークファンで直近30件の平均落札価格を調べると、10,821円という超高値!なんと元値の3倍強!(4/30 17時時点)
オークファンプロで落札数の推移を見ると、4/26・4/27のニコニコ超会議3のあとに取引がグッと増えていることが一目でわかりますね!
それだけ魅力的な商品だったということでしょう!
おわりに
諸般の事情でイベントに足を運ぶことができなかったけれども、超リアル1号たんiPhoneケースが欲しい!という方は、オークションで手に入れることを検討してはいかがでしょうか?
ちなみに本物の「No.1」の遺体は、鳥羽水族館で解剖された後、だいじに冷凍保存されています。
いつか、また姿を見られる日が来るかもしれませんね。
わたすけ