今日は相場について考えてみます。
やはり、相場についての理解が少ないと、
全く儲からない商品を仕入れてしまったり、
儲かる商品だとしても、狙った価格で売ることができなかったりします。
当然、仕入れた値段よりも、安く売れてしまうということは、ありえますが、
相場を理解することで、そのリスクを最小限まで引き下げることができます。
まずは下の図を見てください。
縦軸に売れた数、横軸を価格としています。
つまり、一番多く売れている価格というのがその商品の平均価格(相場)といえます。
当然相場よりも安く売れる場合もあるし、高く売れる場合もあります。
しかし、それは全体的に見て、平均価格よりも低い割合だということ。
低価格、高価格、そのすべてで、相場が形成されているということです。
なので、仮に平均価格で売れると思って低価格から出品したら、
そのまま低価格で落札されてしまった。
そういうことは起こりうるのです。
もうその商品の相場は下がった・・・。もう稼げない・・・。
と、思うかもしれません。
短期的に見ればそういう風に思えるのですが、実際そうではなく、
長期的に見れば、やはり平均価格で売れることが多くなるのです。
なので、低価格で落札されたくなければ、平均価格付近の値段で、
即決で出品しておいて、数カ月や半年置いておけばその値段で売れるということです。
ですが、その場合は長期間、資金が回収できないというリスクがあります。
大体、図の平均価格の右側、高価格で売れている場合というのは、
即決販売で売れていることが多くなります。
そして、平均価格というのは、同時に入札件数が多いということです。
それは、大体その平均価格ぐらいで、買いたいと思っている人が多いからです。
ですので、リサーチするときは、入札件数の多いデータを参考にします。
その価格が平均価格である可能性が高いからです。
ここで、もう一度、図を見てもらうと、上の海外の相場と、
下の日本の相場では、平均価格にズレがあります。
儲かるためには、そういったズレのある商品を見つける必要があります。
しかし、その中でも当然、値段の高いもの安いものそれぞれにあります。
理想としては、海外の相場より安い金額で仕入れて、
日本の相場より高い金額で売ることです。
それができれば、かなりの利益が出ます。
逆によくないのが、海外の相場より高値で仕入れてしまい、
日本の相場より安い価格で売れてしまう。
これが赤字の原因です。
そうならないために、海外、日本、それぞれで
相場をリサーチする必要があるわけです。
それぞれの平均価格はいくらなのか、
それより安く仕入れられるかどうかを調べる必要があります。
以上のことを理解することが、仕入れ時の一つの指針になります。
がんばってリサーチしてみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。