
はじめに
祝!HUNTER×HUNTER再開!さっそく昼休みに会社で今週のジャンプを読みました。わたすけです。
まさかビヨンドが…といったネタバレは置いておきつつ、今回は、
「2012年3月以来 約2年ぶりのHUNTER×HUNTER再開」=「冨樫が働く」
というマンガ界の一大ニュースが、オークション界にどのような影響を及ぼしたのか分析してみたいと思います!
あわせて色々な休載マンガの取引の動きを分析してみたら、面白い結論を導けましたよ! どうぞ最後までお読みください!
変化がないのは人気の証!?
『HUNTER×HUNTER』の再開を祝した出品がちらほら見つかりますが、
『HUNTER×HUNTER』の再開が、長期的に見てどうオークションに影響したか、オークファンプロのデータ分析機能をつかって調べてみました。
以下が直近90日間(2014/3/4~2014/6/1)のヤフオク!取引の動きをグラフにしたものです。

4/22が再開発表された日。6/2が実際に連載再開した日です。
見ていただくとわかると思いますが、取引数に特に顕著な動きがありません!
「再開発表のニュースは特にオークションに影響を与えなかった」と言っていいでしょう。(再開後の6/2以降に大きな動きが出る可能性はありますが)
でもちょっと待って下さい。
オークション取引件数が毎日約16件(90日間で1433件)って、実はとても多いんじゃないですか・・・?
だって、2年間休載が続いているんですよ!? なのに「電動ドライバー」と同じくらい取引されてるんですよ!?(電動ドライバーの2014/3/4~2014/6/1の取引数は1319件)
いつ連載が再開するかもわからないマンガがこれだけ取引され続けるのはすごいです!(断言)
「ハンターハンター」というキーワードで取引されているのはほとんどが全巻セット。
毎週更新という刺激がなくとも、HUNTER×HUNTERは、純粋にその面白さから読まれ続け、人気を保ち続け、取引され続けました。
連載開始と聞いて初めてHUNTER×HUNTERを読もうと思った人は少なかったかもしれませんが、HUNTER×HUNTERの人気の高さが逆に証明されたということです。
つまり、HUNTER×HUNTERファンはよく鍛えられている!
グラフの動きは地味かもしれませんが、これってけっこう凄いことだと思います。
休載が目立つ他のマンガはどう取引されているのか?
休載が目立つというのは、逆に言えば、休載しても再開が許されるほどに人気があるということ。
では、HUNTER×HUNTERのように、休載が目立つ他のマンガはオークションでどのように取引されているのかを見てみましょう。
※グラフが小刻みにジグザグしているのは、オークションは週末になると取引が増える(7日周期でジグザグする)からなので、そこにはあまり注目する必要はありません。


少年ジャンプ誌上に不定期連載という礎を作った、「元祖休載マンガ家」萩原一至の代表作。冨樫義博が同じように不定期連載するようになったのも彼の影響かもしれません。
特に取引に大きな波は見られません。


こちらも休載で有名な作品ですが、パロ絵をよく見るせいか、あるいはグッズやコラボの動きが活発だったりするせいか、個人的にはあまり休載のイメージはありません。
最近では「ガラスの仮面舞台化」が話題になりましたね。
美内すずえ先生のご年齢(63)だけが、僭越ながら少し心配です・・・。
取引数はおよそ一定に推移しています。


別にサボってるわけじゃないんでしょうが、いかんせん描き込み具合がヤバすぎて、必然的にそりゃ休載せざるを得ないわな・・・という事態に陥っているのが三浦健太郎の『ベルセルク』。ガッツが復讐を果たせる日は来るんでしょうか。
これもコンスタントに取引されていますね。グッズが多い分、取引数も多めです。


実はまだ読んだことがない『ファイブスター物語』。だって、休載中の作品を読み始めてハマっちゃったら、続きを待つのが辛いじゃないですか・・・。
3月18日の大きな動きは、一人のユーザーが大量にフィギュアを一斉に手放したことが関係しているようですが、それを除けば平板な動きですね。


個人的に大好きだけど、掲載を待つのが辛い、冬目景。代表作は『羊のうた』『イエスタデイをうたって』。
作品名ではなく作者名をあげたのは、休載中の作品がありつつも次々新連載をたちあげる、やる気があるのかないのかわからないその作家性からです。
余談ですが、わたすけは『イエスタデイをうたって』のハルみたいな元気で奔放な娘が大好きです。
取引数は多くないですが、途切れず売れ続けていますね。


遅筆ながら、あがってくる作品のクオリティは確かなのが岩明均。代表作は『寄生獣』『ヒストリエ』。
『ヘウレーカ』も『雪の峠・剣の舞』も面白い、とハズレがありません。落札率の高さがその人気を表しています。
最近は『寄生獣』の映画化が発表され、あわせてキュートなミギ-ぬいぐるみも発売予定で要チェックです。


休載というよりは、自分のペースで描いている職業人というイメージなのが井上雄彦。代表作は『SLAM DUNK』『バガボンド』。
先日発売された『リアル』13巻、悪役プロレスラー白鳥の物語には震えました。
画集などのグッズも多いのが落札数の多さにつながっています。


わたすけの座右の銘でもある「かわいいは正義」という珠玉の格言を生み出したのがばらスィーの『苺ましまろ』。
「休載中に小学生でも追いかけてんじゃないのか?」という不名誉な噂も流れますが、「かわいくて面白い」というマンガ体験はほかに代えがたいため、待つほかありません。
ちょこちょこ取引され続けているところを見ると、同士は確かにいるようです。
面白さ=オークション人気!?
ここまで休載が多い代表的な作品の取引データを見てきましたが、このデータを分析することで何がわかるでしょうか。
まず、「休載が多いのに打ち切られず連載が続いているマンガはオークションで絶えず取引されている」ということ。
真の人気とは、一時のブームなどではなく、長期間一定した需要がつづくことを指します。今決めたのですが。
そして、人気が高いのは、その作品が面白いからに他ならないでしょう。
つまり、「面白さとはオークションで取引され続けること」と定義できるかもしれません!
「面白い→書店で売れる・人気投票で強い→休載しても打ち切られにくい→休載中でもオークションで取引され続ける」というロジックですね。
けっして「休載したらマンガが面白くなる」というわけではないというのがミソですね!
おわりに
ちなみに、正式名称の『HUNTER×HUNTER』の90日間の取引数は81件。つまり、俗称の『ハンターハンター』(1433件)のほうが約18倍浸透しているということになります。
たしかに綴りがHANTERなのかHUNTARなのか迷ったり、ローマ字を打つの面倒だったりしますもんね。
マンガのタイトルを考えるときに参考になるかも・・・?
それでは、冨樫先生ががんばってマンガを描いている間に面白いゲームが発売されないことを祈って、さようなら!

