ネットオークションでは法に触れない限り、何でも自由に出品できますが、
まだ経験が浅い時期では扱わないほうが賢明というものもあります。
代表的なものは生鮮食料品、サプリメント、本物であることを立証しにくいブランド品です。
生鮮食料品
鮮度を落とさないための管理等が大変ですし、
万が一、食当たりなどが発生した場合の対応も大変です。
食品衛生法との兼ね合いも出てきますので、避けておいたほうが賢明です。
ちなみに食品を加工したもの(漬物やお弁当、お菓子等)を出品するには食品衛生責任者の資格が必要です。
資格は各都道府県の衛生局や保健所で養成講習を受けることで取得できます。
6時間ほどの講習で取得できますので、オークションに慣れてきたら、
資格を取得して手作り食品の出品にチャンレジしてみるのもいいかもしれないですね。
サプリメント
サプリメントを出品するときには薬事法を守らなければいけませんが、
この薬事法というのは複雑で非常にやっかいです。また、
頻繁に変更されるため、専門業者でさえ苦戦しています。
もしサプリメントの出品を考えているのであれば、
商売として実行するぐらいの気持ちで本格的に薬事法を学ぶことが必要でしょう。
個人が扱うのはあまりおススメ出来ません。
最後に個人が最も犯しがちなトラブルは海外のサプリメントを出品することです。
海外ではサプリメントと認定されているものでも、日本では医薬品に分別されるものもあります。
個人が医薬品を扱うことはできませんから、法律違反ということになります。
いずれにしてもサプリメントは扱わないというのは最も賢い判断です。
本物であることを立証しにくいブランド品
ブランド品に関しては、まず偽物(レプリカ)を売り買いすることは
禁止されているということを覚えておきましょう。
立派な犯罪になります。
この事実を踏まえたうえで、一般人がはまりやすい過ちは偽物と知らずに出品してしまうことです。
オークションにブランド品を出品するときには、100%本物と証明できるものだけにしましょう。
友達がもらったとか、フリーマーケットで購入した等、
ギャランティーカード無しで手に入れたものに関しては注意が必要です。