画像参照元:The INDEPENDENT
ノーベル賞メダルは5.7億で落札!
先日、ノーベル賞のメダルがニューヨークで競売にかけられ、約5億7000万円で落札されたことが大きなニュースとなりました。
結局、メダルは落札者により受賞者本人に返還される(返金は求めず)意向が発表され、何だか丸くおさまったような話になっています(参照:日本経済新聞)。
また、今年のノーベル物理学賞の受賞者である中村修二教授が報道陣に受賞メダルの感触について質問され、「ただの金属ですから」と回答する(参照:J-CAST ニュース)など、ノーベル賞そのものもさることながら、例年以上に受賞メダルについての注目が高まっています。
そこで今回は、何か興味深い商品がないかと、「メダル」にまつわる過去10年間のオークション落札結果を調べてみました。
なんとびっくりオリンピックメダル
いきなり、とんでもないメダルが見つかりました。あの「オリンピック」のメダルが実は過去ヤフオク!に出品されていたのです。
メダルから真っ先に連想される「オリンピックメダル」。メダルの中のメダル。こちらお値段169万円。
いろいろとオリンピックにまつわるグッズがおまけでついていますが、ほぼメダルの価値と考えて良さそうです。
1964年東京オリンピック水泳競技で授与された銀メダルです。
もし金メダルだったら、どれほどの価格となっていたのでしょうか。
アジア大会での銀メダルも出品されていました。
2003年に青森県で開催されたアジア冬季競技大会での銀メダルです。競技などの詳細は不明ですが、40万円という高額で落札されています。
こちらは過去10年間で最も高価で落札された「メダル」です。
残念ながら、こちらのメダルの由来等はわかりませんでしたが、約700グラムの22金(金の純度:91.7%)…ということで単純な資産価値も凄そうです。
「Roots×ルパン三世 消えたRoots金貨を追え!」 キャンペーンで25名限定にプレゼントされたこちらの商品。
190.92gの純金メダルは単純に本日(2014年12月19日)の地金税込買取価格(参照:田中貴金属工業)から計算すると…
190.92g x 4,904円 = 936,271円なり!
実際に売却するとなると、この金額そのままという訳にはいかないでしょうが、一見超高額なこちらの商品も実は割安な落札となっています。
2005年の阪神タイガース優勝記念メダルです。こちらは…
250.3g x 4,904円 = 1,227,471円なり!
落札されたのは2010年なので、金価格は約1.4倍程度上昇しています。
タイガースファンは一石二鳥で嬉しい取引になりました。
こちらは中央競馬の優勝商品として賞金とは別に授与される貴重なメダルです。
115g x 4,904円 = 593,960円なり!ちょっとお得です。
1993年発足時の10チーム公式キャラクターメダル(+Jリーグメダル)です。
5g x 11枚 x 4,904円 = 269,720円なり!
ちょっと割高な落札ですが、まあファングッズですもんね。
今年最も話題になった「メダル」といえば、もちろん妖怪ウォッチですよね。
セミコンプでこのお値段、重量を考えれば純金にも匹敵する価値ということでしょうか。
おわりに
いかがだったでしょうか、今回の「メダル」特集。
多様なジャンルで関係しているので、個人的にも調査していても大変興味深かったです。
純金のメダルは最近の金価格高騰のため、以前購入し現在も保有している方にとってはオトクな取引となっています。
今回の商品の中では、なんといってもオリンピックメダルが出品されていたのは驚きました。
ちょっと調べると、海外のオークションでは金メダルが400万円で落札されていたようです(参照:NAVERまとめ)。
実は金メダルの原料のほとんどが銀(金メッキ加工)のため、純粋な名誉だったり、貴重性が価格に反映されています。
そう考えると、やはりオリンピックメダルというのは偉大ですね。
それではお腹がすいたのでこのへんで。今日はここのカレーを食べてきます。
東京らっきょブラザーズ