【2枚持ちにすべき?】SuicaとPASMOの違いとは?子供の場合は?

SuicaとPASUMOの違い

「SuicaとPASMOの違いってなに?」
「SuicaとPASMOはどちらがお得?」
「子供にはどちらが使いやすいのかしら?」

先日も「Suicaアプリ」に関する発表もあり、交通系ICカードが再注目されつつあります。

SuicaとPASMOは、ともに日常生活で利用することが多い交通系ICカードですが、どちらを選ぶべきか悩んだことはありませんか?

また、子供の通学や習い事のために利用させたいとき、どちらが適しているのか悩む親御さんもいるかと思います。

この記事では、SuicaとPASMOの違いについて詳しく解説するだけでなく、子供の利用においてどちらが適しているかについても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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SuicaとPASUMOの違いとは

出典:PASMO
出典:Suica

まず、SuicaとPASMOで大きく異なる部分は発行元の違いです。

国内の交通系ICカードとして、SuicaとPASMOはとても似ている上に、相互利用も可能なため、使いやすさそのものに関しては、あまり大差はありません。

Suicaの発行元は東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京モノレール・東京臨海高速鉄道です。

一方、PASMOの発行元は、株式会社PASMOとなっており、関東地方や山梨県、静岡県東部の鉄道27事業者とバス78事業者で販売されています。

SuicaとPASMOの概要

カード名SuicaPASMO
発行元・東日本旅客鉄道(JR東日本)
・東京モノレール
・東京臨海高速鉄道
株式会社PASMO
ICカードの種類交通系ICカード交通系ICカード
カードの種類・Suica定期券
・Suicaカード
・My Suica(記名式)
・PASMO定期券
・記名PASMO
・無記名PASMO
・一体型PASMO
・障がい者用PASMO(本人・介護者で1組)
利用可能場所・首都圏のほか「全国相互シンボルマーク」が記載されている全国の鉄道及びバス
・Suicaマークの表示がある全国のコンビニ、自動販売機
・首都圏のほか「全国相互シンボルマーク」が記載されている全国の鉄道及びバス
・PASMOマークの表示があるコンビニ、自動販売機、タクシー、コインロッカーなど
リライト機能
電子マネー機能
再発行の可否
払い戻し手数料残高220円以上の場合:220円
残高1円~220円以下の場合:残高全額が手数料となる
残高0円の場合:手数料なし
残高1円以上の場合:220円
残高なしの場合:手数料無料

Suicaは、JR東日本が発行する交通系ICカードで、首都圏を中心に全国でも利用されています。

JR東日本のエリア内では、ほぼどこでも使えるため、普段からJRを利用している方は特に便利です。

一方、PASMOは、私鉄各社と提携して発行されている交通系ICカードです。

Suicaと同様に首都圏を中心に全国の私鉄の駅やバスで利用可能です。

PASMOにも電子マネー機能があり、交通機関だけでなくお買い物や駅のコインロッカー、駐輪場などでも利用できます。

モバイル版SuicaとPASMOの違い

モバイルSuicaモバイルPASMO
利用可能路線・JR東日本の路線
・JR東日本の路線利用を伴う区間や経路
首都圏や全国の私鉄やバス
会費などの費用なしなし
オートチャージ機能ありあり※一部の自動券売機などによる現金での入金(チャージ)は不可
カードからの移行可能可能
定期券の購入可能可能

SuicaとPASMOはモバイル版にも対応しており、Android端末とiPhoneそれぞれで利用可能となっています。

どちらもスマートフォンを利用したモバイル決済のサービスで、基本的な機能は似ているものの、利用可能なエリアに違いがありますので、確認していきましょう。

対応エリア

モバイルSuicaはJR東日本の線路及び路線利用を伴う区間や経路(新幹線なども可)で利用できます。

一方、モバイルPASMOは以下の注意点があります。

  • PASMO対応エリア外では新幹線などでの利用が限定されている
  • 一部の自動券売機等で現金の入金ができない
  • Suicaグリーン券売機でのグリーン券の購入はできない
  • EX予約専用ICカードと重ねて新幹線の乗り換え改札機通過はできない

EX予約専用ICカードを利用して新幹線に乗車したい場合は、あらかじめエクスプレス予約にSuicaID番号またはPASMOID番号を登録しておくことで、スマートフォン端末1台で在来線及び新幹線の利用が可能となります。

Suicaグリーン券を利用したい場合や、東海道・山陽新幹線に乗車するためにエクスプレス予約をしたい場合は、モバイルSuicaがおすすめです。

SuicaとPASMOのどちらがいい?

それぞれ異なる特徴もありますが、SuicaとPASMOは相互利用も可能となったため、どちらも便利な交通系ICカードと言えます。

そのため、各自の生活スタイルや利用状況によって選択するとよいでしょう。

例えば、

  • 普段からJR路線を利用する→Suica
  • 私鉄を利用する頻度が多い→PASMO

など、より多く利用している路線によってカードを選択するのもおすすめですよ。

SuicaとPASMOを比較

SuicaPASMO
メリット・JR東日本のエリア内、または全国のJR路線で利用できる
・知名度が高いためもしトラブルが発生しても安心
・JREポイントが貯まる
・首都圏を中心に全国の私鉄や路線で利用できる
・払い戻し手数料が無料
デメリット・1度入金すると払い戻し手数料が必要・Suicaに比べると知名度が低い
・関東以外のコンビニなどで利用できないこともある
こんな人におすすめ・通勤や通学などでJRを頻繁に利用する人
・貯めたポイントでお得にお買い物を楽しみたい人
・通勤や通学などで私鉄やバスを利用する人
・ポイントでお得に乗車券を購入したい人

Suicaの大きなメリットの1つは、JR東日本の利用エリア内であればほぼどこでも利用できることです。

また、Suicaの利用で、Suica加盟店舗であればポイントを利用できるJREポイントも貯まり、お得にお買い物も楽しめます。

PASMOは、私鉄及びバス会社と提携しており、首都圏を中心に利用できることが大きなメリットです。

また、PASMOは払い戻し手数料がかからないため、無駄なコストがかからない点も魅力です。

さらに、SuicaとPASMOを2枚持ちすることでより利便性を高められる場合もあります。

例えば、JR東日本のエリア内と私鉄のエリアを頻繁に利用する人であれば、2枚持ちがおすすめです。

それぞれのカードを使い分けることで、より効率的に交通機関を利用できます。

Suicaがおすすめな人

出典:Suica

Suicaは次のような人に特におすすめです。

  • JR路線の利用頻度が多い人
  • クレジットカードとの連携を重視したい人
  • 交通系ICカードでポイントサービスを利用したい人

JR路線の利用頻度が多い人

SuicaはJR東日本が発行するカードで、JR線の利用が多い人にとって便利です。

新幹線の普通車グリーン車を利用する際もSuicaを利用した「グリーン車Suicaシステム」が利用可能です。

クレジットカードとの連携を重視したい人

Suicaはクレジットカードとの連携がスムーズで、クレジットカードでSuicaをチャージできます。

また、Suica一体型のクレジットカードも提供されています。

交通系ICカードでポイントサービスを利用したい人

Suicaには「JREポイント」というポイントサービスがあり、交通機関を利用するたびポイントが貯まります。

貯めたポイントは、交通費やお買い物に使えます。

PASMOがおすすめな人

出典:PASMO

一方PASMOは次のような人におすすめです。

  • 防犯などのメールサービスを利用したい人
  • 貯めたポイントでお得に乗車券を購入したい人
  • 東京都内周辺の私鉄やバスを普段から利用している人

防犯などのメールサービスを利用したい人

東急電鉄や小田急電鉄など一部の私鉄では、PASMOを利用して防犯メールサービスを受けられます。

お子様の利用を管理する場合など、安心して通勤・通学したい人にとって、このサービスは魅力的です。

貯めたポイントでお得に乗車券を購入したい人

SuicaではJREポイントが貯まりますが、PASMOではメトロポイントクラブに登録することで「メトポ」が貯まります

登録の際に入会費や年会費などといった費用は必要ありません。

「メトポ」に登録したPASMOで東京メトロ線に乗車するとポイントが貯まり、10ポイント=10円単位でPASMOにチャージできます。

東京都内周辺の私鉄やバスを普段から利用している人

PASMOは東京都内及び周辺の私鉄やバスを中心に全国でも対応しています。

主に私鉄やバスを利用する人にとって、PASMOは便利な交通系ICカードとなります。

2枚持ちがおすすめな人

また、SuicaとPASMOの2枚持ちは次のような人におすすめです。

  • JRと私鉄やバスの両方を利用する人
  • ポイントサービスを最大限に活用したい人

JRと私鉄やバスの両方を利用する人

SuicaはJR東日本を中心に全国のJR路線で利用でき、PASMOは主に私鉄やバスで利用できます。

そして、双方のエリアを頻繁に利用する方は、それぞれのカードを持って2枚使いすることで、利便性がさらに向上します。

また、乗り換えの支払いもスムーズに行えるのもメリットと言えるでしょう。

ポイントサービスを最大限に活用したい人

SuicaとPASMOはそれぞれ独自のポイントサービスを提供しています。

2枚持つことで、両方のポイントを最大限に貯めて、交通費やお買い物に活用できます。

子供が利用する場合はどちらがいい?

子供が利用する場合もSuicaとPASMOに大きな違いはありません。

通学や習い事などでJR路線を利用するのであればSuica、私鉄やバスを利用するのであればPASMOといったように、大人の方と同様に利用路線によって選ぶといいでしょう。

ただし、子供がSuicaやPASMOを利用する場合は以下の点を確認しておくことが重要です。

  • 防犯サービスの利用
  • 無駄遣いをしていないかチェック

防犯サービスの利用

SuicaやPASMOでは、有料とはなりますがまもレールエキッズといった防犯サービスがあります。

子供が1人で移動する場合、親にとってはやはり子供の安全・防犯面は心配になりますよね。

「まもレール」「エキッズ」ともに入会金は必要なく、月額550円で利用可能です。

例えば「まもレール」であれば、駅の改札を通過すると通知が届くので無事に到着したという確認もできます。

帰宅時に改札通過の通知があれば、お迎えのタイミングや自宅への到着時間の目安もわかります。

お子様が遠方の学校や習い事に通う際にも親子ともに安心かつ便利なサービスといえるので、利用の検討もしてみましょう。

無駄遣いをしていないかチェック

子供用のSuicaやPASMOには、どちらも電子マネーの機能が付いています。

切符を購入する手間などは省けますが、勝手に電子マネーを利用してしまうといったケースもありえます。

子供にSuicaやPASMOを持たせる場合は、定期的に各駅の券売機もしくはアプリなどを利用して残高の確認をしておきましょう。

また、オートチャージ機能の利用も停止できます。

残高がなくなった際にチャージする方が安全です。

カードの作り方

SuicaやPASMOのカードを作成する際、以下のステップに従って手続きを行います。

※ただし、Suica及びPASMOは世界的な半導体不足の影響によって、2023年6月8日以降現在も発行が一時中止となっています。

カードを紛失した場合、再発行の手続きは可能ですが、公式ウェブサイトや駅窓口で提供される最新情報を確認しましょう。

Suicaの作り方

出典:Suica

Suicaには

  • My Suica
  • Suicaカード
  • Suica定期券
  • Suica連絡定期券

の4種類があります。

各種カードの作成方法については以下になります。

My Suica(記名式)・Suicaカード

大人用と子供用でカードの購入場所が異なりますので、ご注意ください。

大人用カードの購入場所・Suicaエリア内のJR東日本の駅の多機能券売機
・みどりの窓口
・JR東日本の新幹線停車駅のみどりの窓口
子供用カードの購入場所・みどりの窓口(記名式のみの発売)
各種カードの発売価格500円の預かり金を含めた
・1,000円
・2,000円
・3,000円
・4,000円
・5,000円
・10,000円
その他・記名式のMy Suicaについては、記名されている方以外の使用不可

Suica定期券

Suica定期券は、通勤定期券・新幹線定期券(FREX)と通学定期券(中・高・大学生)・新幹線定期券(FREXパル)で購入場所が異なりますので、ご注意ください。

通勤定期券・新幹線定期券(FREX)の購入場所・Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の指定席券売機・多機能券売機・みどりの窓口
通学定期券(中・高・大学生)・新幹線定期券(FREXパル)の購入場所・みどりの窓口
各種定期券の価格・500円の預かり金を含めた希望区間または経路の運賃
その他・「通学定期券」を購入・受け取りの際は各学校が発行している「通学証明書」または「通学定期券購入兼証明書」が必要

Suica連絡定期券

Suica連絡定期券の購入場所・JR東日本の駅の指定席券売機
・多機能券売機
・みどりの窓口
カードの発売価格・利用するJR東日本線及び私鉄など他の鉄道会社線が混在している区間内の運賃
その他・すでにJRの定期券を持っている方や、JRの定期券と他の鉄道会社の定期券をそれぞれ所持している方は、連絡定期券として1つにまとめることも可能(変更する場合の購入場所はみどりの窓口)

PASMOの作り方

出典:PASMO

PASMOには、無記名または記名式の大人用PASMO、障がい者用のPASMO、子供用PASMO、PASMO鉄道定期券、PASMOバス定期券があります。

それぞれの作成方法について、以下で解説していきます。

大人用PASMO(無記名・記名式)

カード購入可能場所PASMOを取り扱っている各駅の券売機、駅の窓口
購入の流れ1.「PASMO」を選択する
2.「PASMO新規購入」を選択する
3.「無記名PASMOを購入する」または「記名PASMOを購入する」を選択する(記名PASMO選択の際は、氏名など個人情報の登録が必須)
4.券売機の案内通りに進むと購入完了
その他・窓口購入の場合は、申込書に必要事項などを記入して提出のみで購入可能

子供用PASMO

子供用PASMOは記名式のみの販売となっております。

カード購入可能場所・PASMOを取り扱っている駅及びバス窓口など
購入の流れ・「PASMO購入申込書」に必要事項を記入し窓口に持参することで購入可能
有効期限・12歳となる年度の3月31日まで
その他・カードを利用する子供の年齢が確認できる公的証明書も同時に必要

障がい者用PASMO

障がい者用PASMOは、第1種身体障がい者または第1種知的障がい者本人とその介護者が利用できる定期券が1組となっている定期券です。

カード購入可能場所・PASMOを取り扱う鉄道事業者の駅
購入の流れ・「障がい者用PASMO購入申込書」を記入し、提出することで購入可能
その他・身体障がい者手帳または療育手帳が必須

PASMO鉄道定期券

カード購入可能場所・PASMOを取り扱う各駅の券売機(定期券発売機能付き)・駅の定期券発売窓口
購入の流れ・券売機で購入する場合は、大人用PASMOと同様の手順で購入可能
・駅の定期券発売窓口で購入する際は「PASMO定期券購入申込書」に氏名など必要事項を記入し提出することで購入可能
その他・PASMOをすでに所有している場合はお持ちのPASMOや磁気の定期券
・通学定期券を購入の場合は通学証明書
・子供用PASMO定期券を新規で購入する場合は公的証明書(健康保険証など)が必要

PASMOバス定期券

カード購入可能場所・一部のバス事業者の窓口のみ
購入の流れ・バス事業者の営業窓口で申込書を提出することで購入可能
その他・各事業所によって必要書類が異なるため、購入の際はバス事業所へ問い合わせを行っておく

それぞれのカードの移行は可能?

2023年9月時点では、SuicaとPASMOをそれぞれのカードに移行することはできません。

モバイルの場合も定期券の情報やSF(電子マネー)の情報を移行いただくことはできません。

定期券からモバイル媒体へ移行する際は、利用している定期券を用意して、窓口にて払い戻しを行ってから移行手続きを行いましょう。

まとめ

それでは、SuicaとPASMOはどちらがおすすめなのか、最後にまとめてみていきましょう!

【Suicaがおすすめな人】

  • JR路線の利用頻度が多い
  • クレジットカードとの連携を重視したい
  • 交通系ICカードでポイントサービスを利用したい

【PASMOがおすすめな人】

  • 防犯などのメールサービスを利用したい
  • 貯めたポイントでお得に乗車券を購入したい
  • 東京都内周辺の私鉄やバスを普段から利用している

【2枚持ちがおすすめな人】

  • JRと私鉄やバスの両方を利用する
  • ポイントサービスを最大限に活用したい

SuicaとPASMO、どちらを選ぶかは利用地域や乗車する交通機関、ポイントの活用方法によります。

JR東日本エリアを主に利用するのであればSuicaが便利で、首都圏内での移動が多い場合にはPASMOが適しています。

また、ポイント活用やスマートフォンアプリの利用も考慮に入れましょう。

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