こんにちは!オクトピライターのギャラクシーです(上の写真でいうと右端です)。
みなさんが子供の頃、教室で流行った文房具ってありませんでした? 今回は、40代・30代・20代、という三世代の人間をかき集め、自分たちの世代で流行っていた文房具を自慢し合ってみたいと思います。
みなさんの世代に流行していた文房具も、絶対あるハズ!
ジャンケンの結果、発表する順番は↓下記のように決定!
一番:シモダテツヤ(35歳)
1981年、京都出身。株式会社バーグハンバーグバーグ代表取締役社長。
ニ番:ギャラクシー(42歳)
1974年、兵庫出身。株式会社バーグハンバーグバーグの社員。
三番:トワックン(20歳)
1996年、沖縄出身。株式会社バーグハンバーグバーグのインターン。
ではまず一番手、シモダテツヤに発表してもらいましょう。
1981年生まれ35歳:シモダテツヤの世代に流行っていた文房具
●ドラクエのカンペンケース
- シモダテツヤ(35)
- まずはこちら、アニメ『ドラゴンクエスト』のカンペンケース。
- ギャラクシー(42)
- うっわ、懐かしい~! 勇者アベルのやつだ。
※アニメ『ドラゴンクエスト』
当時ブームだったファミコンゲーム『ドラゴンクエスト』をベースにしたオリジナルストーリーのアニメ。主人公・勇者アベルが仲間とともに大魔王バラモスを倒しに行くというストーリー。1989年~1991年まで放映。
- トワックン(20)
- 僕、生まれてないですね。
- シモダテツヤ(35)
- 小学校低学年の頃って、母親が買ってきた“筆箱”を使ってるじゃないですか。機関車とかF1とかそういうのがプリントされてるやつ。でも3年生か4年生になると、みんなカンペンケースを使い出すんですよ。
- ギャラクシー(42)
- “筆箱”を急に子供っぽく感じる瞬間、確かにありましたね。
- シモダテツヤ(35)
- で僕もカンペンがほしくなりまして、選んだのがアニメのドラゴンクエストだったんです。
- トワックン(20)
- 選んだ理由は何だったんですか?
- シモダテツヤ(35)
- まずゲームのドラクエが、ブームの絶頂期だったんです(“3”と“4”の間くらいに放映された)。攻略情報とかを交換してクラス中が盛り上がってたんですけど、僕は親が厳しくてファミコンを買ってもらえなくて。唯一触れることのできた“ドラクエ”が、アニメ版だけだったんですよね……。
- ギャラクシー(42)
- なんか悲しくなってきたわ……
下に敷いてるスポンジが穴だらけになるのは、カンペンあるある。
●ラナバウツのペン
- シモダテツヤ(35)
- 続いてはこちら。『ラナバウツ』がプリントされたペンです。
※ラナバウツ(正式にはザ・ラナバウツ)
サンリオのキャラクター。1984年に登場
- ギャラクシー(42)
- ラナバウツ? なんだこれ……まったくわからない。
- トワックン(20)
- “見たことはある”という感じで、馴染みはないですね。
- シモダテツヤ(35)
- 当時サンリオがすごく流行ってて、友達はみんな『たあ坊』とか『ハンギョドン』とかの文房具を持ってたんですね。
たあ坊(正式には『みんなのたあ坊』)と、ハンギョドン。どちらもサンリオのキャラクター
- ギャラクシー(42)
- でもラナバウツが好きだったんでしょ?
- シモダテツヤ(35)
- 逆です。僕は全然好きじゃなかったんです。なのに母親がこのキャラクターのものばかり買ってきたんですよ。『またこれ!?』っていう忘れられない記憶として脳裏に焼き付いてます。
- トワックン(20)
- 『男の子だから乗り物が良いだろう』という母親の優しさなんでしょうね。
- シモダテツヤ(35)
- でも顔も何もない乗り物ですよ? 顔が描いてないだけでこんなにも感情移入できなくなるのか、と思いました。全然腑に落ちなかった。
その後、ラナバウツはリニューアルされ、顔がついているデザインになりました。シモダのように、顔がないと感情移入できないという子が多かったから?
→ ラナバウツ ペンのオークション情報を見る
●かみつきばあちゃん
- シモダテツヤ(35)
- これは懐かしいって人が多いんじゃないでしょうか。知ってます?
- ギャラクシー(42)
- 知ってる~! でも周りで持ってる人はいなかったですね。
- トワックン(20)
- ガリガリくんのフィギュアですか?
- シモダテツヤ(35)
- 違う! これ『かみつきばあちゃん』っていう消しゴムなんです。
※かみつきばあちゃん
1987年、三菱鉛筆株式会社のシャーペンの替芯を買った人がスピードくじをひいて、当たるともらえた景品。それ以外は類似品(ガチャガチャなど)……なのだが、ほとんどの人はガチャガチャで手に入れていたのでは。
「ほら、こうやってえんぴつを噛ませることができるっていう。ね?」
- トワックン(20)
- ??????
- シモダテツヤ(35)
- 入れ歯も取り外せるよ。
- トワックン(20)
- …………………何がおもしろいんですかコレ。
- シモダテツヤ(35)
- そうなのよ。おもしろくないのよコレ。
→ かみつきばあちゃんのオークション情報を見る
●エスパークスのノート
- シモダテツヤ(35)
- 続いてはこちら。『エスパークス』のノート。個人的には、これが一番懐かしいですね。
※エスパークス
ノートの体裁をとった漫画作品。1989年の第一弾から、1995年の第九弾まで発売された。
- ギャラクシー(42)
- まったくわからない。原作はゲーム? アニメ?
- トワックン(20)
- 初めて見ました。ドラクエ関連の商品じゃないんですか?
- シモダテツヤ(35)
- 他の世代には、こんなにも知られてないんだ。『エスパークス』はTVゲームでもアニメでもありません。文房具として開発されたオリジナル商品です。中を開けると……
- ギャラクシー(42)
- あっ! すごろくとか漫画とかがギッシリ描かれてる!
- シモダテツヤ(35)
- そう、遊べるノートなんですよ。ノートとして書き込める部分なんてほんの数ページなんですけど、それでも先生に、「これはおもちゃじゃなくてノートです」って言えるわけです。
- ギャラクシー(42)
- “先生や親に言い訳できる”って、子供にとってめちゃめちゃ大事ですよね。これなら授業中でも遊べる。
- シモダテツヤ(35)
- 僕は特にこのキャラクターがすごく好きでしたね。
- ギャラクシー(42)
- へぇ~。どんなキャラクターなんですか? 名前は?
- シモダテツヤ(35)
- 知らないけど。
→ エスパークス ノートのオークション情報を見る
●香りつき消しゴム
- シモダテツヤ(35)
- 僕の懐かし文房具の中でも、特に思い出深いのが『香りつき消しゴム』!
※香りつき消しゴム
香料入りの消しゴム。フルーツ系や、コーラ、カレーやフライドポテトなど各社が販売していたが、今回購入した「かおりちゃん」は1979年に開発。
- ギャラクシー(42)
- これは女の子が使ってましたね~! なんとなく甘酸っぱい記憶がある。
- シモダテツヤ(35)
- 小学三年生の時に、めちゃくちゃかわいい女の子が転校してきたんです。人生ではじめて一目惚れを経験して、でも話しかけるきっかけもなくて。
- ギャラクシー(42)
- 甘酸っぱいですね~!
- シモダテツヤ(35)
- 遠くから見つめるだけだったんですけど、三学期の席替えで、奇跡的にその子の隣になったんですよ。もう嬉しくて嬉しくて。色々話して多少仲良くなった頃に、その子がこの『香りつき消しゴム』をくれたんです。で、僕はもらった消しゴムを家に持って帰って……
- トワックン(20)
- うんうん。
「食った」
- ギャラクシー(42)
- なんでだよ!!!
- シモダテツヤ(35)
- 子供だったから『好き』を表現する方法がわからなかったんです。いい匂いだったんでいけるかなって思って。いけました。
- トワックン(20)
- さわやか恋愛話かと思ったらただのド変態エピソードでしたね。
→ 香りつき消しゴムのオークション情報を見る
●ケロケロケロッピのねり消し
サンリオのキャラクター・ケロケロケロッピの『ねり消し』。練って引っ張ると、柔らかい綿菓子のように「ふぁぁ~さぁぁ~」となるのが好きだったとのこと。香りつき消しゴムといい、この人、消しゴムを食べ物として見ていたとしか思えない。
1974年生まれ42歳:ギャラクシーの世代に流行っていた文房具
●『サントリーのペンギン』のノート
- ギャラクシー(42)
- 僕の世代に流行ってた文房具、一発目はこちら! 『サントリーのペンギン』のノートです。
※サントリーのペンギン
正式な名前はパピプペンギンズ。1983年から「サントリーCANビール」のイメージキャラクターに起用され人気を博した。
- シモダテツヤ(35)
- ふっる~! でもこれ憶えてますよ。かなり上の世代のお兄さんお姉さんが持ってました。
- トワックン(20)
- なんですかコレ? なんか、ダサい……。
- ギャラクシー(42)
- 昔はこのパステルな色使いが流行ってたの! 女の子の服もこういう色のトレーナーとかが流行ってたし。で基本的に南国がオシャレとされてた。だから当時は映画も音楽も海にまつわるものばっかりだったな。
- シモダテツヤ(35)
- これって結局、アニメかなんかのキャラクターなんですか?
- ギャラクシー(42)
- このペンギンはサントリーの缶ビールのCMキャラクターだったんです。めちゃめちゃ人気が出て、映画にもなったんですよ。松田聖子の「SWEET MEMORIES」がBGMでね~。知ってるでしょ?
- シモダテツヤ(35)
- 知らんし! いや松田聖子は知ってるけども。
- トワックン(20)
- 僕は松田聖子自体をよく知らないです。神田沙也加のお母さんなんですよね?
- ギャラクシー(42)
- 今や神田沙也加の方が有名なのかよ……。
●チェッカーズのカンペンケース
- ギャラクシー(42)
- 続いては『チェッカーズのカンペンケース』! 僕、チェッカーズの大ファンなんです! この衣装は「哀しくてジェラシー」の衣装ですね。
- シモダテツヤ(35)
- チェッカーズは知ってるけど、藤井フミヤしか名前を知らないですね。
- トワックン(20)
- 僕は藤井フミヤってソロの歌手だと思ってました。昔はチェッカーズっていうグループに入ってたんですね。
- ギャラクシー(42)
- まあ、そんなもんだろうと思ってたよ……。とにかく子供ころの僕はチェッカーズが好きでグッズが欲しかったんですが、近所の文房具屋には「EASY BOYS」っていう、“チェッカーズ似のイラスト”が描かれたパチモンのカンペンケースしかなくて。仕方ないからそれをずっと使ってました。
- シモダテツヤ(35)
- !? ちょっと待ってください。昔使ってたものを紹介するっていう企画じゃなかったんですか? それなら昔と同じ「EASY BOYS」を買ってくださいよ! 経費で勝手に本物を買わないでくださいよ。
- ギャラクシー(42)
- 仕方ないでしょォォォォォォォォ!!!!!ずっと欲しかったんだからァァァァァァァ!!! 本物を持ってるクラスメイトにどれほど嫉妬したことかァァァァァァ!
- トワックン(20)
- 小学生の頃から欲しかったものが手に入ったんですから、さぞや嬉しかったでしょうね。
- ギャラクシー(42)
- すっげぇ嬉しかった! ちなみに、気になって「EASY BOYS」の方も検索してみたんだけど、むしろレアものとして高値がついてました。
●ロケットえんぴつ
- ギャラクシー(42)
- これはさすがに知ってるでしょ? 『ロケットえんぴつ』
- シモダテツヤ(35)
- あったな~。これって今も売ってるんですか?
- トワックン(20)
- 確か100均で売ってますよ。女の子がよく使ってました。
- ギャラクシー(42)
- 僕らの時代は校門の前にたたき売りのオッサンみたいのがよく来てたんですよ。ロケットえんぴつもそのオッサンが売ってました。「このえんぴつ、無限に芯が出てくるんやで」とかいって。僕は弟といっしょに家に走って帰って、母親に500円札をもらって……
- シモダテツヤ(35)
- ん? ちょっと待ってください。500円“札”?
- トワックン(20)
- へぇぇぇ~! 500円に紙幣があったんですか! すごいなー昭和! で、お母さんに500円札をもらって、どうしたんですか?
- ギャラクシー(42)
- いや、なんか急に恥ずかしくなってきたから、もういいわ……
※五百円紙幣
1969年に発行され、1985年に発行が停止された。なお、500円が硬貨になったのは1982年。現在のデザインになったのは2000年から。
- ギャラクシー(42)
- ちなみに5百円札は90年代半ばまでは一応流通してたんよ。とはいえほとんど見かけることはなくなってて、高校の頃に駄菓子屋で5百円札を出したら、おばちゃんが5千円札と間違えておつりを4千円もくれたことあったわ。
- トワックン(20)
- ハハハ……もちろん返したんですよね?
- ギャラクシー(42)
- ……………………
- トワックン(20)
- おい。
→ ロケットえんぴつのオークション情報を見る
●ハードクリアファイル
- ギャラクシー(42)
- これはクリアファイルの硬いバージョンで、今も普通に売ってる『ハードクリアファイル』もしくは『ハードクリアケース』といいます。当時はこれに好きなアイドルの写真や雑誌の切り抜きを挟んで、下敷きとして使用するっていう文化があったんです。
- トワックン(20)
- 僕らの世代にはなかったですねー、この文化。
- シモダテツヤ(35)
- 水着とか髪型とか時代を感じるな~。
- ギャラクシー(42)
- 今でこそ通販とかAmazonとかあるけど、昔は“グッズを買う”っていうのがすごく難しかったんですよ。例えば、ここに僕が好きだった漫画「きまぐれオレンジ☆ロード」の鮎川まどかがいるじゃないですか。
- トワックン(20)
- (誰だよ……)
- ギャラクシー(42)
- アニメイトの1号店が池袋にできたのが1983年だから、僕が小学4年か5年のころですね。全国に浸透するのはもっと後でした。アニメに限らず、あらゆるグッズを手に入れるのが難しかったから、自分でスクラップして作るしかなかったわけです。
- シモダテツヤ(35)
- ギャラクシーさんは中森明菜と、杉浦……幸?っていう人が好きだったんですね。
- ギャラクシー(42)
- そう、それなんですよ! みんなが自分好みの下敷きを作ってたから、下敷きさえ見れば知らない子でもすぐにコミュニケーションが取れたんです。「おっ? おまえも明菜が好きなんけ?」とかいって。ダサかったけど、良い時代でしたよ。
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●レタリングシート
- ギャラクシー(42)
- 続いてはこちら、『レタリングシート』
- シモダテツヤ(35)
- あぁ~! あった! カセットレーベルに文字を転写できるやつだ! ていうか20代の人はカセットテープ自体を知ってるの?
- トワックン(20)
- 知ってるけど、触るのは初めてかもしれません。確か磁気で記録するんですよね? カセットレーベルっていうのは何なんですか?
- ギャラクシー(42)
- カセットレーベルは、テープの中身が何なのか書いておくための、この紙ね。大体こういう、ニューヨークの夜景とか、コンクリ打ちっぱなしの部屋に観葉植物が置いてある、みたいなシティハンターっぽい写真が印刷されてた。
- ギャラクシー(42)
- で、この側面にボールペンとかでアルバム名を書くんだけど、おしゃれな子はレタリングシートでキレイな文字を転写してたわけ。
こうやってこすると裏側に文字が転写される。
- シモダテツヤ(35)
- 今も普通に売ってたってことが驚きですよ。
- ギャラクシー(42)
- いや、色々探しまわったんですけど、やっと見つけたこのメーカーのもすでに生産中止らしくて。在庫がなくなったらもう終わりだそうです。これをお読みの皆さん、レタリングシートを買いたかったら急いだ方がいいですよ。
→ レタリングシートのオークション情報を見る
●キン肉マン消しゴム
言わずと知れた少年ジャンプの名作マンガ「キン肉マン」の消しゴム。無理やりキン肉バスターを再現しようとして、マコトくんのカレクックの足を折ってしまい、殴り合いのケンカになったことは良い思い出。なお、“消しゴム”といっても、実際に消そうとすれば線がにじむだけだった。
紙も汚れるしキン肉マンも汚れるという最悪の結果に。
→ キン肉マン消しゴムのオークション情報を見る
●スピログラフ
この記事を読むまで、「スピログラフ」という名称を知らない人もいたのでは(僕も今回のために調べるまでは“グルグルのやつ”と呼んでました)。歯車のようなパーツをはめこんで回転させることで複雑な図形を描くことができる。今やってみると何ひとつおもしろくないけど、当時の女子の間では爆発的に流行した。
→ スピログラフのオークション情報を見る
1996年生まれ20歳:トワックンの世代に流行っていた文房具
●ムシキングの下敷き
- トワックン(20)
- 僕の一発目はムシキングの下敷きです。
※ムシキング
正式名称『甲虫王者ムシキング』。2003年にゲームセンターで稼働開始。セガ・インタラクティブによるトレーディングカードアーケードゲーム。2010年に稼働終了した。
- ギャラクシー(42)
- ムシキングってさぁ、何なの? 見かけたことはあるけど、どういうものかはまったくわからない。虫じゃん。キモくね?
- トワックン(20)
- いやこれが、かっこいいんですって! ムシキングがどういうものかというと、カードで戦うアーケードゲームです。戦闘の基本が単純なジャンケン勝負なんで、子供でもすぐルールがわかるようになってます。だからめちゃめちゃ流行ったんですよ。
- シモダテツヤ(35)
- 推しメンみたいな感じで、推し虫とかはあるの?
- トワックン(20)
- もちろんありますよ! 一番人気はカブトムシだったんですけど、僕はセミが好きでした。沖縄に住んでたんで、セミが一番親近感あったんですよね。ほら、かっこ良くないですか?
- ギャラクシー(42)
- 虫じゃん。
→ ムシキング 下敷きのオークション情報を見る
●ケシカスくん
- トワックン(20)
- 続いてはこちら、『ケシカスくん』です。知ってます? 消しゴムが主人公の漫画なんですけど。
※ケシカスくん
2004年から現在まで「コロコロコミック」および「別冊コロコロコミック」にて連載中の漫画。
- ギャラクシー(42)
- えーーー! なんかのキャラクターを消しゴムにしたんじゃなくて、消しゴムが主役の漫画なんだ!?
- シモダテツヤ(35)
- グッズで儲ける気まんまんじゃないですか。
- トワックン(20)
- ちなみにこれはキン消しと違って、普通に消しゴムとして使用できます。で、このカバーが服になってて、何種類かある中から着せ替えることができるんです。
- シモダテツヤ(35)
- 文房具として使えるのは良いと思うけど、おもちゃとしては着せ替えができるってだけなの?
- トワックン(20)
- 服を脱がせるとちんこがついてまして、僕はそれをシャーペンで刺したりして遊んでました。
- ギャラクシー(42)
- 闇かかえ過ぎだろ。
今回買ったバージョンではちんこの代わりに別のパーツが入っていました。PTAとかからクレームがあったの……?
→ ケシカスくんのオークション情報を見る
●ポケットモンスター・バトルえんぴつ
- トワックン(20)
- 次はコレ。『バトルえんぴつ』、通称バトエンです。「ドラクエ」とか「ワンピース」とか色々なシリーズがあるんですが、今回持ってきたのはポケットモンスターのバトエですね。
※バトルえんぴつ
鉛筆を転がすことで対戦を行うゲーム文房具。最も有名なドラゴンクエストのバトエンは1993年に発売された。
- シモダテツヤ(35)
- バトエン自体は聞いたことがあるけど、どうやって遊ぶのかまったく知らないですね。
- ギャラクシー(42)
- 未知の文具です。
- トワックン(20)
- まずは簡単にルールを説明しますね。このバトえんを一人1本ずつ持ってください。順番にえんぴつを転がして、上に来た面に書かれているのが対戦相手に与えるダメージなので、その数字を初期HP100から引いていきます。HPが0になったら負けです。
- ギャラクシー(42)
- めちゃめちゃ簡単じゃん。実際にプレイしてみようよ。
ホワイトボードに点数までつけて、想像以上に盛り上がってしまいました。属性の概念などがあってなかなか奥が深い。
- シモダテツヤ(35)
- くっ……! 負けた!
- ギャラクシー(42)
- 僕も負けた~! これおもしろい! 気軽に遊べるし。
- トワックン(20)
- 短時間で遊べるのがいいでしょ? 休み時間にサックリとプレイできるのが流行った理由だと思います。
→ ポケットモンスター バトルえんぴつのオークション情報を見る
●鉛筆キャップ
世代に関係なく、ヘタしたら戦前からありそう。女の子はスチール製じゃなくてクリアカラーのかわいいのを使ってましたよね。笛みたいにして遊びませんでした?
「ポヒュ~♪」
→ 鉛筆キャップのオークション情報を見る
おわりに
いかがだったでしょうか。みなさんが憶えている文房具はありましたか?
思い出あふれる文房具の話をする時、いい年した大人でも大騒ぎしてしまうものですね。僕もすっかりアツくなってしまいました!
よ~し! 今夜はオークションで、好きな超人のキン消しを買いまくるぞー!
ウォーズマンとー、
ブロッケンJrとー、
あとザ・魔雲天とー、
あ! やっべ、ジャンクマン忘れるとこだった!
それから~それから~………
- 1986年のギャラクシー(12)
- えっ……ぼくって30年後も、まだキン消しとか買ってんの……?
- 1986年のギャラクシー(12)
- ………………………………
こわ!
おわり。