もっとも高く売れた硬貨ランキング!過去5年間のデータから調べた硬貨の価格相場・価値まとめ!

過去5年間のデータから調べた高額硬貨ランキング

本来の価値より高く売れる硬貨・紙幣があるとのこと、ご存知でしたか?

「生産量が少ない」あるいは「コレクターが保有している」などの理由で、額面以上の価値がついている硬貨は通称「プレミア硬貨」と呼ばれています。

今回は、過去10年間の落札データが活用できる「オークファンプロPlus」を使用し、2018年1月から2022年12月まで過去5年間もっとも高く売れた硬貨を調査しました。

また、1枚あたりの平均価格や5年間の平均出品数もまとめて記載しております。こちらの情報を参考に、今年の2023年の相場を予想してみるのも良いと思います。

皆さんの財布、もしくはお家の貯金箱のなかにも、眠っていたお宝が発見できるかもしれません!

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硬貨が高く売れる理由は?

硬貨が高く売れる理由は、大きく2つの理由があります。

  • 生産量が少いため、流通量の減少により希少度が上がる
  • 印刷ミス、穴が無し・穴ズレ、ギザ無しなどエラーにより価値が上がる

硬貨は造幣局で製造されており、その生産量は年代ごとに異なります。そのため、生産量が少ない年代の硬貨には額面以上の価値(プレミア)つく場合もあります。

例えば、2019年と1989年のように年号が変わったときや新たな硬貨が発行されたとき(新500円など)には、従来使っていたのものの生産が中断となるため、価値が上がる場合もあります。

そのような「プレミア硬貨」は、コレクターにより収集されており、流通量の減少により希少価値が高まっています。

また、「エラーコイン」の場合は、硬貨表面の模様が間違っている、穴が開いていない・ずれているなどでレアコインと扱われます。

そもそも製造ミスによるもののため、希少度が高くなり高額に落札される場合が多いです。

額面の27,220倍?!エラーコインの落札価格に驚き!

2018年上半期~2022年下半期、過去5年間で一番高く売れたエラーコインはなんでしょうか。

正解は「昭和53年 50円」!

こちらは、当然あるべき穴が開いていない「穴なしエラーコイン」です。

落札価格はなんと1,361,022円これは、額面の27,220倍という現実感のない数値。

この硬貨が手に入るようになった経緯は知りませんが、財布か貯金箱でこのエラーコインを発見した主の気持ちが気になりますね。

過去5年間高額で落札された硬貨ランキング

過去10年の価格相場がわかり、いま何が売れているのかトレンドが把握できる「オークファンプロPlus」を使用し、過去5年間もっとも高く落札された硬貨を調査しました。

順位硬貨落札最高額
1令和3年 新500円¥522,000
2昭和40年 50円¥300,000
3昭和30年 50円¥150,001
4昭和58年 500円¥148,010
5昭和39年 100円¥81,000
6平成31年 100円¥31,500
7令和元年 10円¥18,500
8昭和50年 100円¥10,000
9昭和57年 500円¥8,900
10平成31年 500円¥6,751
硬貨をクリックすると、詳細まで移動します。

【1位】令和3年 新500円

硬貨令和3年(2021)新500円
落札最高額522,000円
※エラーコイン
落札日付2022-02-13
1枚平均価格830円~760円
発行枚数約1億7千万枚
出典:【エラーコイン】令和3年 新500円硬貨(オークファンプロPlus)

1位は、522,000円で落札された「令和3年 新500円」のエラーコインです。

財務省のサイトによると、令和3年度(2021年)には2億枚を発行し、令和4年度(2022年)には3.65億枚を発行する予定であるようです。今後、流通量は徐々に増加していく見込みです。

2021年下半期には1枚あたりの平均価格が「約830円」で額面の1.67倍の価値があったものが、流通量の増加により相場・出品数が下がっている様子が見えています。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2021年6月以前
2021年7月~12月(下半期)¥8301.67倍200件
2022年1月~6月(上半期)¥8101.62倍250件
2022年7月~12月(下半期)¥7601.52倍60件
※平均価格・出品数は四捨五入

【2位】昭和40年 50円

硬貨昭和40年(1965)50円
落札最高額300,000円
※エラーコイン
落札日付2022-03-03
1枚平均価格550円~380円
発行枚数約1憶9千万枚
出典:【エラーコイン】穴ズレ 昭和40年 50円硬貨(オークファンプロPlus)

2位は、300,000円で落札された「昭和40年 50円」のエラーコインです。

こちらは「穴ズレ」と呼ばれる、エラーコインで高い価値で落札されました。

エラーコインではない昭和40年 50円の1枚あたりの平均価格は「約550円~380円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥4809.6倍50件
2018年7月~12月(下半期)¥4709.4倍40件
2019年1月~6月(上半期)¥3807.6倍50件
2019年7月~12月(下半期)¥4308.6倍50件
2020年1月~6月(上半期)¥55011倍50件
2020年7月~12月(下半期)¥4208.4倍40件
2021年1月~6月(上半期)¥3807.6倍60件
2021年7月~12月(下半期)¥3807.6倍60件
2022年1月~6月(上半期)¥53010.6倍60件
2022年7月~12月(下半期)¥3807.6倍40件
※平均価格・出品数は四捨五入

【3位】昭和30年 50円(穴無し50円)

硬貨昭和30年(1955)50円
落札最高額150,001円
※エラーコイン
落札日付2018-02-05
1枚平均価格270円~210円
発行枚数約6.4千万枚
出典:【エラーコイン】傾打 約175度 昭和30年 菊穴ナシ50円 ニッケル貨(オークファンプロPlus)

3位は、150,001円で落札された「昭和30年 500円」のエラーコインです。

昭和30年(1955年)50円の特徴は、「穴無し」「ニッケル貨」「ギザあり」とのことです。穴がないニッケル貨の50円硬貨は、昭和33年(1958年)まで生産されました。
(参考:日本銀行 昭和30年発行開始 50円貨

穴無し50円は発行期間が4年間と短く、穴がないとの特徴から価値が上がっています。昭和30年 50円の1枚あたりの平均価格は「約270円~210円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥2705.4倍60件
2018年7月~12月(下半期)¥2204.4倍50件
2019年1月~6月(上半期)¥2304.6倍100件
2019年7月~12月(下半期)¥2605.2倍80件
2020年1月~6月(上半期)¥2204.4倍100件
2020年7月~12月(下半期)¥3206.4倍100件
2021年1月~6月(上半期)¥2705.4倍90件
2021年7月~12月(下半期)¥2104.2倍50件
2022年1月~6月(上半期)¥2404.8倍70件
2022年7月~12月(下半期)¥2204.4倍60件
※平均価格・出品数は四捨五入

【4位】昭和58年 500円

硬貨昭和58年(1983)500円
落札最高額148,010円
※エラーコイン
落札日付2020-11-24
1枚平均価格980円~810円
発行枚数約2憶4千万枚
出典:【エラーコイン】昭和58年 500円白銅貨 逆打 傾打180°(オークファンプロPlus)

4位は、148,010で落札された「昭和58年 500円」のエラーコインです。

こちらは表面と裏面の傾打が逆になっている「逆打」のエラーコインで高い価値で落札されました。

エラーコインではない昭和58年 500円の1枚あたりの平均価格は「約980円~810円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥8101.62倍20件
2018年7月~12月(下半期)¥8501.7倍20件
2019年1月~6月(上半期)¥9101.82倍40件
2019年7月~12月(下半期)¥9601.92倍60件
2020年1月~6月(上半期)¥9801.96倍70件
2020年7月~12月(下半期)¥9501.9倍50件
2021年1月~6月(上半期)¥9101.82倍50件
2021年7月~12月(下半期)¥9401.88倍60件
2022年1月~6月(上半期)¥9001.8倍70件
2022年7月~12月(下半期)¥9201.84倍80件
※平均価格・出品数は四捨五入

【5位】昭和39年 100円

硬貨昭和39年(1964)100円
落札最高額81,000円
落札日付2022-01-19
1枚平均価格690円~540円
発行枚数約1千万枚
出典:稲 昭和39年 100円銀貨 PCGS MS66(オークファンプロPlus)

5位は、81,000円で落札された稲の「昭和39年 100円」です。

昭和39年(1964年)の100円は、約1千万枚しか発行できていないため価値が上がっています。前年(1963年 約4.5千万枚)と翌年(1965年 約6.2千万枚)に比べても発行枚数が少ないため、1枚あたりの平均価格・額面倍率も高くなっています。

昭和39年 100円の1枚あたりの平均価格は「約690円~540円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥5405.4倍180件
2018年7月~12月(下半期)¥6106.1倍150件
2019年1月~6月(上半期)¥6406.4倍170件
2019年7月~12月(下半期)¥5705.7倍200件
2020年1月~6月(上半期)¥5605.6倍210件
2020年7月~12月(下半期)¥5905.9倍200件
2021年1月~6月(上半期)¥6506.5倍230件
2021年7月~12月(下半期)¥6006倍200件
2022年1月~6月(上半期)¥6906.9倍180件
2022年7月~12月(下半期)¥6806.8倍150件
※平均価格・出品数は四捨五入

平成31年 100円

硬貨平成31年(2019)100円
落札最高額31,500円
※エラーコイン
落札日付2022-03-24
1枚平均価格380円~150円
発行枚数約3憶枚
出典:【エラーコイン】平成31年 100円硬貨(オークファンプロPlus)

平成31年(2019年)の100円は、約3憶枚発行されました。2019年は平成31年から令和元年に年号が変わった年のため、平成31年の硬貨は生産が中断となりました。

前年(2018年 約5.6憶枚)に比べて発行量は少なかったとの理由もあって2021年上半期までは額面の2倍以上の価値がありましたが、平均価格や出品数が徐々に下がっている様子が見えています。

エラーコインではない平成31年 100円の1枚あたりの平均価格は「約380円~150円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年12月以前
2019年1月~6月(上半期)¥3803.8倍140件
2019年7月~12月(下半期)¥2302.3倍80件
2020年1月~6月(上半期)¥2902.9倍70件
2020年7月~12月(下半期)¥2502.5倍60件
2021年1月~6月(上半期)¥2302.3倍20件
2021年7月~12月(下半期)¥1501.5倍20件
2022年1月~6月(上半期)¥1901.9倍10件
2022年7月~12月(下半期)¥1601.6倍10件
※平均価格・出品数は四捨五入

令和元年 10円

硬貨令和元年(2019)10円
落札最高額18,500円
落札日付2022-01-30
1枚平均価格270円~90円
発行枚数約1憶3千万枚
出典:完全未使用 令和元年 10円青銅貨 PCGS MS67RD(オークファンプロPlus)

令和元年(2019年)の10円は、約1憶3千万枚発行されました。2019年は平成31年から令和元年に年号が変わった年のため、令和元年の硬貨は途中から生産が始まったものとなります。

同年の平成31年硬貨(2019年 約1.9憶枚)より少ない生産量だったのと、年号が変わったこともあり価値が上がりました。ただ、2022年に入ってからは平均価格・出品数が下がっています。

エラーコインではない令和元年 10円の1枚あたりの平均価格は「約270円~90円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2019年6月以前
2019年7月~12月(下半期)¥27027倍40件
2020年1月~6月(上半期)¥10010倍120件
2020年7月~12月(下半期)¥12012倍60件
2021年1月~6月(上半期)¥11011倍40件
2021年7月~12月(下半期)¥10010倍30件
2022年1月~6月(上半期)¥707倍30件
2022年7月~12月(下半期)¥909倍10件
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和50年 100円

硬貨昭和50年(1975)100円
落札最高額10,000円
※エラーコイン
落札日付2018-05-20
1枚平均価格300円~130円
発行枚数約4憶3千万枚
出典:【エラーコイン】昭和50年 桜100円白銅貨(オークファンプロPlus)

エラーコインではない昭和50年 100円の1枚あたりの平均価格は「約300円~130円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥2502.5倍70件
2018年7月~12月(下半期)¥1301.3倍10件未満
2019年1月~6月(上半期)¥2502.5倍10件未満
2019年7月~12月(下半期)¥2602.6倍10件
2020年1月~6月(上半期)¥2702.7倍10件
2020年7月~12月(下半期)¥3003倍10件未満
2021年1月~6月(上半期)¥2902.9倍10件未満
2021年7月~12月(下半期)¥2902.9倍10件未満
2022年1月~6月(上半期)¥3403.4倍10件
2022年7月~12月(下半期)¥2502.5倍10件未満
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和57年 500円

硬貨昭和57年(1982)500円
落札最高額8,900円
落札日付2018-02-24
1枚平均価格1,000円~770円
発行枚数約3憶枚
出典:PCGS 昭和57年 500円白銅貨 MS66(オークファンプロPlus)

初代五百円白銅貨は、昭和57年(1957)4月1日に五百円紙幣(岩倉具視の肖像のC五百円券)に替わり登場しました。

日本初の500円硬貨とのことでプレミアがつき、価値が上がりました。

エラーコインではない昭和57年 500円の1枚あたりの平均価格は「約1,000円~770円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥9001.8倍40件
2018年7月~12月(下半期)¥7701.54倍30件
2019年1月~6月(上半期)¥9401.88倍70件
2019年7月~12月(下半期)¥9901.98倍100件
2020年1月~6月(上半期)¥1,0002倍110件
2020年7月~12月(下半期)¥9801.96倍90件
2021年1月~6月(上半期)¥9901.98倍100件
2021年7月~12月(下半期)¥9501.9倍100件
2022年1月~6月(上半期)¥9601.92倍110件
2022年7月~12月(下半期)¥9201.84倍60件
※平均価格・出品数は四捨五入

関連商品としては、「五百円紙幣」もコレクターの注目を集めています。

平成31年 500円

硬貨平成31年(2019)500円
落札最高額6,751円
落札日付2022-01-08
1枚平均価格1,000円~690円
発行枚数約1憶2千万枚
出典:未使用 平成31年 500円 プルーフ貨(オークファンプロPlus)

平成31年(2019年)の500円は、約1.2憶枚発行されました。2019年は平成31年から令和元年に年号が変わった年のため、平成31年の硬貨は生産が中断となりました。

前年(2018年 約2.8憶枚)に比べて発行量は少なかったとの理由もあって2021年上半期までは額面の2倍近くまで価値が上がりましたが、2021年から平均価格や出品数が徐々に下がっている様子が見えています。

エラーコインではない平成31年 500円の1枚あたりの平均価格は「約1,000円~690円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年12月以前
2019年1月~6月(上半期)¥1,0002倍400件
2019年7月~12月(下半期)¥8801.76倍250件
2020年1月~6月(上半期)¥6901.38倍180件
2020年7月~12月(下半期)¥8101.62倍110件
2021年1月~6月(上半期)¥7301.46倍50件
2021年7月~12月(下半期)¥7801.56倍50件
2022年1月~6月(上半期)¥7901.58倍70件
2022年7月~12月(下半期)¥8001.6倍50件
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和63年 500円

硬貨昭和63年 500円
落札最高額4,001円
落札日付2022-08-06
1枚平均価格1,040円~820円
発行枚数約1憶5千万枚
出典:未使用 昭和63年(1988) 500円 PCGS PR69(オークファンプロPlus)

昭和63年(1988年)500円は、約1.5憶枚生産された硬貨です。

前年(1987年 約270万枚)の発行量に比べたら圧倒的に多い生産量ではありますが、前年度の生産量が少なかった反動なのか、綺麗な状態で保管・出品されている硬貨が多いです。

エラーコインではない昭和63年 500円の1枚あたりの平均価格は「約1,040円~820円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥9201.84倍100件
2018年7月~12月(下半期)¥8201.64倍100件
2019年1月~6月(上半期)¥9101.82倍120件
2019年7月~12月(下半期)¥9901.98倍170件
2020年1月~6月(上半期)¥9001.8倍190件
2020年7月~12月(下半期)¥1,0402.08倍120件
2021年1月~6月(上半期)¥9701.94倍180件
2021年7月~12月(下半期)¥9901.98倍180件
2022年1月~6月(上半期)¥9401.88倍80件
2022年7月~12月(下半期)¥8301.66倍100件
※平均価格・出品数は四捨五入

また、1988年には3月に開業した「青函トンネル」開通記念銅貨も注目されています。

令和4年 500円

硬貨令和4年(2022)500円
落札最高額5,500円
落札日付2022-11-08
1枚平均価格890円~780円
発行枚数未確定
出典:令和4年 500円硬貨 K22(オークファンプロPlus)

令和4年(2022年)500円は、まだ生産中の硬貨です。

綺麗な状態で保管・出品されている未使用の硬貨については、額面の約1.6~1.8倍のプレミアがついています。

エラーコインではない令和4年 500円の1枚あたりの平均価格は「約890円~780円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2021年12月以前
2022年1月~6月(上半期)¥8901.78倍70件
2022年7月~12月(下半期)¥7901.58倍60件
※平均価格・出品数は四捨五入

令和3年 旧500円

硬貨昭和40年 50円
落札最高額5,100円
落札日付2022-08-12
1枚平均価格860円~770円
発行枚数約1憶8千万枚
出典:完全未使用 令和3年 旧500円(オークファンプロPlus)

令和3年(2021年)には、改鋳により新たな500円の発行が始まりました。

従来のデザインの500円硬貨の生産が中断となりました。そのため、未使用の令和3年 旧500円の価値が上がりました。

エラーコインではない令和3年 旧500円の1枚あたりの平均価格は「約860円~770円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2021年6月以前
2021年7月~12月(下半期)¥8601.72倍20件
2022年1月~6月(上半期)¥8001.6倍50件
2022年7月~12月(下半期)¥7701.54倍10件
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和41年 100円

硬貨昭和41年(1966)100円
落札最高額4,700円
落札日付2022-05-15
1枚平均価格340円~270円
発行枚数約1憶枚
出典:稲 昭和41年 100円銀貨 PL未(オークファンプロPlus)

昭和41年(1966年)は、稲の銀貨が最後に発行された年度です。「稲銀貨」の100円は、昭和34年(1959年)から昭和41年(1966年)まで、8年間生産されました。※昭和37年は未発行

そのため、生産最後の年度の昭和41年 100円の価値が高くなっています。

ちなみに、翌年の昭和42年(1967年)からは、今のような「白銅貨」に変わりました。

エラーコインではない昭和41年 100円の1枚あたりの平均価格は「約340円~270円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥3403.4倍50件
2018年7月~12月(下半期)¥3203.2倍60件
2019年1月~6月(上半期)¥3003倍70件
2019年7月~12月(下半期)¥3103.1倍70件
2020年1月~6月(上半期)¥3003倍40件
2020年7月~12月(下半期)¥2902.9倍40件
2021年1月~6月(上半期)¥3003倍70件
2021年7月~12月(下半期)¥2902.9倍40件
2022年1月~6月(上半期)¥2902.9倍40件
2022年7月~12月(下半期)¥2702.7倍50件
※平均価格・出品数は四捨五入

平成30年 1円

硬貨平成30年(2018)1円
落札最高額4,000円
落札日付2021-01-22
1枚平均価格3,600円~800円
発行枚数44万枚
出典:平成30年 1円硬貨 プルーフ貨幣(オークファンプロPlus)

平成30年(2018年)1円は、歴代(昭和24年〜令和4年)現行硬貨のなかでもっとも発行量が少ない硬貨と知られています。その発行枚数はたった440,000枚前後とのこと。

そのため、1円の額面にもかかわらず2,000~3,000円代の価格で落札されています。出品数も極少のため、今後さらに価値が上がる可能性もあります。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥800800倍10件未満
2018年7月~12月(下半期)¥1,0801080倍20件
2019年1月~6月(上半期)¥2,5502550倍10件未満
2019年7月~12月(下半期)¥3,6003600倍10件未満
2020年1月~6月(上半期)¥3,0003000倍10件未満
2020年7月~12月(下半期)¥3,6003600倍10件未満
2021年1月~6月(上半期)¥3,0203020倍10件未満
2021年7月~12月(下半期)¥2,6002600倍10件未満
2022年1月~6月(上半期)¥2,2002200倍10件
2022年7月~12月(下半期)¥2,3302330倍10件未満
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和45年 100円

硬貨昭和45年(1970)100円
落札最高額3,700円
落札日付2022-01-03
1枚平均価格420円~190円
発行枚数約2憶3千万枚
出典:【エラーコイン】穴ズレ 昭和40年 50円硬貨(オークファンプロPlus)

昭和45年(1970年)100円の発行量は、約2.3憶枚です。

前年(1969年 3.2憶枚)と翌年(1971年 4.8憶枚)に比べ、生産量が減っていた年度です。そのため、少し価値が上がっています。

ただ、2022年下半期には額面の倍率が2倍を下回っています。

エラーコインではない昭和45年 100円の1枚あたりの平均価格は「約420円~190円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥4204.2倍50件
2018年7月~12月(下半期)¥3303.3倍50件
2019年1月~6月(上半期)¥3003倍60件
2019年7月~12月(下半期)¥3003倍50件
2020年1月~6月(上半期)¥3303.3倍50件
2020年7月~12月(下半期)¥2802.8倍50件
2021年1月~6月(上半期)¥3203.2倍50件
2021年7月~12月(下半期)¥2102.1倍50件
2022年1月~6月(上半期)¥2502.5倍50件
2022年7月~12月(下半期)¥1901.9倍30件
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和51年 100円

硬貨昭和51年(1976)100円
落札最高額2,500円
※エラーコイン
落札日付2022-01-03
1枚平均価格250円~180円
発行枚数約3憶2千万枚
出典:【エラーコイン】ギザなし 縁盛り上がり 昭和51年 100円(オークファンプロPlus)

エラーコインではない昭和51年 100円の1枚あたりの平均価格は「約250円~180円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥2102.1倍10件未満
2018年7月~12月(下半期)¥2302.3倍10件未満
2019年1月~6月(上半期)¥2002倍10件未満
2019年7月~12月(下半期)¥2302.3倍10件未満
2020年1月~6月(上半期)¥2502.5倍10件未満
2020年7月~12月(下半期)¥1801.8倍10件未満
2021年1月~6月(上半期)¥2202.2倍10件未満
2021年7月~12月(下半期)¥2002倍20件
2022年1月~6月(上半期)¥1801.8倍50件
2022年7月~12月(下半期)¥1801.8倍10件
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和59年 500円

硬貨昭和59年(1984)500円
落札最高額2,310円
落札日付2019-11-22
1枚平均価格800円~700円
発行枚数約3憶4千万枚
出典:昭和59年 500円白銅貨(オークファンプロPlus)

エラーコインではない昭和59年 500円の1枚あたりの平均価格は「約800円~700円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥7801.56倍20件
2018年7月~12月(下半期)¥7001.4倍20件
2019年1月~6月(上半期)¥7501.5倍40件
2019年7月~12月(下半期)¥7601.52倍40件
2020年1月~6月(上半期)¥7801.56倍80件
2020年7月~12月(下半期)¥7801.56倍50件
2021年1月~6月(上半期)¥7101.42倍60件
2021年7月~12月(下半期)¥7501.5倍60件
2022年1月~6月(上半期)¥8001.6倍60件
2022年7月~12月(下半期)¥7601.52倍40件
※平均価格・出品数は四捨五入

平成31年 10円

硬貨平成31年(2019)10円
落札最高額1,900円
落札日付2022-03-09
1枚平均価格250円~70円
発行枚数約2億枚
出典:未使用 平成31年 10円 プルーフ貨(オークファンプロPlus)

エラーコインではない平成31年 10円の1枚あたりの平均価格は「約250円~70円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年12月以前
2019年1月~6月(上半期)¥25025倍160件
2019年7月~12月(下半期)¥10010倍90件
2020年1月~6月(上半期)¥11011倍70件
2020年7月~12月(下半期)¥10010倍50件
2021年1月~6月(上半期)¥10010倍20件
2021年7月~12月(下半期)¥10010倍30件
2022年1月~6月(上半期)¥14014倍20件
2022年7月~12月(下半期)¥707倍20件
※平均価格・出品数は四捨五入

昭和60年 500円

硬貨昭和60年(1985)500円
落札最高額2,100円
落札日付2020-02-23
1枚平均価格800円~750円
発行枚数約1憶枚
出典:完未 昭和60年 500円硬貨(オークファンプロPlus)

昭和60年(1985年)500円硬貨は、約1憶枚発行されました。前年度(1984年 3.4憶枚)に比べたら生産量が減ったため、価値が上がっています。

エラーコインではない昭和60年 500円の1枚あたりの平均価格は「約800円~750円」です。

期間1枚平均価格額面倍率出品数
2018年1月~6月(上半期)¥7901.58倍110件
2018年7月~12月(下半期)¥7701.54倍110件
2019年1月~6月(上半期)¥7901.58倍200件
2019年7月~12月(下半期)¥7501.5倍200件
2020年1月~6月(上半期)¥8001.6倍210件
2020年7月~12月(下半期)¥7901.58倍180件
2021年1月~6月(上半期)¥8001.6倍210件
2021年7月~12月(下半期)¥8001.6倍300件
2022年1月~6月(上半期)¥7501.5倍200件
2022年7月~12月(下半期)¥8001.6倍130件
※平均価格・出品数は四捨五入

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今回の記事では、2018年上半期から2022年の下半期まで、過去5年間高く売れた硬貨のランキングを紹介しました。

生産量の少ない硬貨やエラーコインにはプレミアがつき、額面を何倍~何十倍も上回る価値になるとのことがわかりました。

今年の2023年に迎え、貯金箱を開けたり、家族や親戚とともに財布を探してみるのはいかがですか?眠っていた宝物が見つかるかもしれません!

今回の記事は全て「オークファンプロPlus」を使用し調査、執筆しました。

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