安く商品を仕入れてメルカリで転売する方法は、副業の1つとして注目を集めています。しかし、初めてメルカリで転売を行うという方は分からないことも多いかと思います。
この記事では、商品の選び方だけでなく注意点についても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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メルカリで転売するための仕入れ方法

転売をするためには、まず商品を仕入れなければいけません。
ここでは、転売する商品の仕入れ方法についていくつか紹介していきますので、仕入れ方法について迷っているという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- リアルオークションに参加する
- 仕入れサイトを利用する
- 国内のECサイトを利用する
- 海外・中国サイトを利用する
- 国内の実店舗を利用する
- フリーマーケットを利用する
- 卸問屋で仕入れを行う
リアルオークションに参加する
通常、質屋さんやリサイクルショップは、古物市場という実際の「競り」(リアルオークション)で商品を仕入れています。
サービスにはよりますが、リアルオークションに参加するには、古物商許可の申請が必要だったり、個人事業主などの条件を満たす必要があったりするため、参加のハードルは高い方です。
ただ、仕入れのコストがやすい・ブランド物など高額のものの出品が多いため、利益率が高くなりやすいのがメリットです。
転売市場
転売市場は、オークファンとPRICING DATAが共同運営する、リアルオークションです。
物販ユーザーや、オークションで稼ぎたいユーザー向けに取り入れることで、利益の出やすい価格で商品を提供することができるようにしたのが特徴です。

転売市場は、「競り」のなんだか難しそうで、高額買取のイメージから脱皮し、初心者でもオークションに参加出来るようにしたサービスです。見学も可能で、会場では担当のスタッフが手厚くサポートすることも安心できるポイントです。
取り扱い商品(一部)
- ブランド品(グッチ、ルイヴィトン、プラダなど)
- バッグ
- アパレル
- 家電製品
- 食器
- カメラ
- 楽器
- レコード
また、転売市場で取り扱う商品は、ブランド品から、バッグやアパレル、電子機器、食器など売りやすいものがほとんどです。
仕入れサイトを利用する
仕入れサイトとは、商品をネット上で仕入れるオンラインショップのことを指します。
ネット上には、様々な仕入れサイトが存在していますが、安心・安全なサイトもある一方で、悪質なサイトや高いリスクを伴ってしまうサイトもあるのが現状です。
また、個人としての仕入れではなく、企業の方でないと利用できない、仕入れできないこともあります。
以下で紹介するサイトは、個人の方でも利用可能であり、実績もあるサイトのため安心です。
NETSEA(ネッシー)
NETSEA(ネッシー)は、数ある仕入れ先サイトの中でも特に人気であり、知名度も高い仕入れサイトです。
幅広いジャンルの商品を取り扱っており、アパレルや雑貨、インテリア用品ホビーや家電製品など様々な商品が揃っています。
商品の価格は会員のみに公開されています。そのため、仕入れを行うには会員登録が必要となりますが、月会費や入会金といった費用はかからず無料で登録できます。

卸売業者やメーカーと提携しており、仕入れ価格の競争力がある点もNETSEA(ネッシー)の特徴ともいえます。
また、定期的に大量仕入れを対象とした割引やセールなども開催されています。
NETSEA(ネッシー)は、以下のような人におすすめです。
homula(ホムラ)
homula(ホムラ)は、主にファッションアイテムを中心に取り扱っている国内の仕入れサイトです。
メンズ・レディースのファッションアイテムだけでなく、キッズやベビー、アウトドア用品など様々なジャンルの商品も取り扱っています。
また、国内では手に入りにくい海外ブランド用品も取り扱っているのも特徴です。
トレンドアイテムやセレクトショップの商品など個性的なアイテムも豊富です。

転売を行う方のなかには、「予算的にあまり大量に商品を仕入れることができない」といった方もいるかと思います。
homula(ホムラ)では、少量の仕入れも可能なので予算が限られている方でも気軽に利用できるのも嬉しいポイントです。
homula(ホムラ)は、以下のような人におすすめです。
グッズステーション
グッズステーションでは、Amazonや楽天などで人気となっている商品を独自でリサーチし、販売を行っています。
主に日用雑貨を中心にインテリア用品やペット用品、カー用品など幅広いジャンルの商品を取り扱っています。

Amazonに特化した卸サイトとなっていますが、仕入れを行った商品はメルカリで転売することも可能です。
また、購入した商品の画像をネットショップなどで使用できるように、写真撮影などを行ってもらえるサービスもあります。
グッズステーションは、以下のような人におすすめです。
国内のECサイトを利用する
「仕入れ先としてオンラインショップを利用したいけど、海外のサイトは少し不安・・」という方も、中にはいるかと思います。
転売を初めて行うという方は、様々なことに不安を感じてしまいますよね。
そういった方は、国内のECサイトも利用してみましょう。
代表的なものは以下になります。
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
楽天市場
楽天市場は、国内最大級のオンラインショッピングモールであり、商品数は2億5000万以上にも及びます。
その豊富な商品数もあって、転売を行う多くの方が、楽天市場を利用しています。
楽天市場が支持される1つの理由として挙げられるのが、セールやキャンペーンといったお得なイベントの多さにあります。
特に楽天スーパーセールは、多数の商品が値下げの対象となったり、タイムセールも開催されます。

また、ポイント還元率もアップするため、楽天会員の方であればさらにお得に商品を仕入れることが可能です。割引された価格から、貯めたポイントを利用するなど上手く活用すると利益もさらに上がります。
キャンペーンを利用するにはエントリーが必要となることが多いので、イベントが開催される時は必ずエントリーを済ませているか確認しておきましょう。
Amazon
世界最大のECサイトでもあるAmazonは、多くの国や地域で利用されていますが、日本国内でも幅広い商品が提供されています。
Amazonでは、店頭販売されている通常価格より割引されていることも多く、さらにプライム会員の方であれば、即日発送や送料無料といったサービスを受けることができるのも大きな特徴です。
日替わりのタイムセールや新生活、ゴールデンウィークなどAmazonでも楽天市場のようにお得なイベントが開催されています。

年間通して低価格の商品が目白押しとなるのもAmazonの特徴ですが、最大のセールとして人気なのが「Amazonプライムデー」です。プライム会員のみ限定のセールとなるものの、48時間限定でAmazonで販売されている商品が通常よりもさらにお得に購入できます。
普段のお買い物からAmazonを利用しているという方は、仕入れ先として利用してみるのもいいでしょう。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、PayPayユーザーの方に特におすすめの仕入れ先サイトとなっています。
Yahoo!JAPAN IDでログインし、PayPayと連携しておくことで商品購入の際にPayPayポイントが付与されます。
通常のセールだけでなく、PayPayポイントの還元率がアップするイベントなども開催されています。そのため、PayPayポイントが貯まりやすくなっています。
貯めたポイントはもちろんショッピングで利用できるので、お得に仕入れを行い利益を上げることも可能です。

海外・中国サイトを利用する
上記では主に国内サイトを紹介しましたが、転売を行うための商品の仕入れ方法としておすすめするのが、海外や中国サイトを利用することです。
仕入れ先として中国サイトを利用する方は多くいますが、一番のメリットは圧倒的に低価格の商品が豊富に揃っているということが挙げられます。
商品を低価格で仕入れることは、転売を行う上で欠かせません。
また、国内では流通していないような商品を取り扱っていることも多いので、他の方と価格競争になりにくいという特徴もあります。
ただし、商品によっては不良品が混在していたり、ブランド品であれば偽物が含まれている可能性もあるので、注意点もしっかり確認しておきましょう。
同時に、中国サイトで仕入れを行う前には徹底したリサーチを行っておくことも重要です。
今回、この記事でおすすめする海外・中国サイトは以下になります。
- アリババ
- タオバオ
- SHEIN(シーイン)
- Ali Express(アリエクスプレス)
アリババ
アリババ(Alibaba.com)は、中国の巨大なECサイトとなっており、その利用者は世界で13億人以上とされるほど人気の企業となっています。
最大の特徴は、低価格商品が豊富に揃っているということです。
商品の仕入れには、ある程度の資金も必要となってきますが、アリババであれば予算に限りがあるという方でも気軽に始められます。

すぐに利益が出るということは少ないかもしれませんが、地道に継続していくことで大きな利益を得ることも可能です。
商品のリサーチを行うには、まず無料の会員登録を済ませておきましょう。検索は写真を利用した画像検索がスムーズでおすすめです。
また、企業間での取引サービスとなっているため、転売する商品の仕入れを行うには「輸入代行業者」を利用して仕入れる必要があります。
アリババでは、同一商品が複数の企業や卸店から販売されているので、仕入れ先によっては金額や品質もさまざまです。そのため、できるだけ仕入れ値が安いものや、高品質なもの、評価が高いお店から仕入れることをおすすめします。
タオバオ(淘宝網)
タオバオ(淘宝網)は、個人や企業が双方で取引を行うことを意味する「C to C」から始まったプラットフォームです。
商品の販売や購入が可能であり、取引手数料は無料となっています。
商品によっては価格交渉もできるため、中国版のメルカリともいわれています。

アリババでは、仕入れを行うために「輸入代行業者」が必要ですが、タオバオでは個人間での取引も可能なので必要ありません。商品価格は、アリババに比べるとやや高めとなっていますが、それでも国内に比べると低価格となっています。
また、多種多彩な商品を取り扱っているのも特徴です。
商品の検索方法は画像検索のほか、中国語での検索となるためGoogle翻訳を使用して検索を行います。
SHEIN(シーイン)
SHEIN(シーイン)は、ファッションアイテムが豊富に揃っている話題の激安ブランドとなっています。
ユニクロやZARAのように、ファストファッションブランドに分類されますが、大きく違う部分は実店舗を持たずオンラインショップのみという点です。
豊富な商品数だけでなく、他社に比べて圧倒的な低価格で販売されているのもあって、主に20代~40代の女性から特に人気を集めています。
もちろん購入だけでなく、商品の仕入れ先としても利用される方が多いです。

SHEIN(シーイン)では、日替わりで最新のアイテムがラインナップされることも特徴であり、常に最新のものを仕入れることも可能です。
また、お得なクーポンの配布やセールなども頻繁に開催されるため、元値が低価格なところから更に割引が適用されます。
2,000円以上の購入で送料も無料となるので、SHEIN(シーイン)を利用して気軽に仕入れを行えますが、人気の激安ブランドであるが故に販売価格を誤ってしまわないように注意しましょう。
AliExpress(アリエクスプレス)
タオバオの姉妹サイトでもあるのが、AliExpress(アリエクスプレス)です。
サイトの仕様もタオバオと似ていますが、タオバオでは中国語のみとなっていますが、AliExpress(アリエクスプレス)では日本語で検索・決済ができます。
出品者に商品について質問がある場合は、翻訳機能を利用すれば問題ありません。

また、すべての商品ではありませんが送料無料となっているものもあり、少数から購入できるのも嬉しいポイントです。
注意点として、購入したものと別の商品が届いたり、不良品が届いてしまう可能性もあるので、信頼のおける出品者か評価をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
📣 よりAliExpress(アリエクスプレス)について知りたい方は?
国内の実店舗を利用する
オンラインではなく、自分の目で実際に商品を見て仕入れたいという方には、国内の実店舗を利用するのがおすすめです。
- 家電ショップ
- リサイクルショップ
- ディスカウントショップ
家電ショップ

主に家電の仕入れ先を探しているという方は、以下のお店を利用してみましょう。
また、家電だけでなくゲーム機やゲームソフト、ホビーなども販売されています。
価格も正規より割引されて販売されていることが多いので、お得に仕入れることもできます。
家電ショップでは、新製品の発売時期や決算時期になるセールが開催されます。
決算時期は中間決算であれば9月、総決算は3月となっており通常よりお得に仕入れることも可能です。
さらに、商品によっては販売員の方に値下げ交渉することもできます。
値下げ交渉を行う前には、他店と価格を比較して変わりがないかなどを確認しておきましょう。
各ショップの会員であるという方は、ポイント利用することでさらに安く仕入れることもできます。
リサイクルショップ

リサイクルショップでおすすめするものは以下になります。
リサイクルショップでは、中古品を多く取り扱っていますが、なかには新品・未使用といった商品もあります。
リサイクルショップで販売されているものと、同一のものがメルカリで販売されていることもあり、店舗によっては出品されている価格よりも安く仕入れることも可能です。
ただし、中古品を利益を得るための目的で購入し出品する際には、古物商許可証が必要となるので注意しましょう。
中古品を自分が使用するために購入し、使わなくなったから出品するという場合は古物商許可証の必要はありません。
ディスカウントショップ

以下のようなディスカウントショップでは、新品商品を低価格で仕入れることができるのでおすすめです。
- コストコ
- ドン・キホーテ
特にコストコでは、大容量のものも多く販売されているので、近くに店舗があるという方はぜひ利用してみてくださいね。
フリーマーケットを利用する
フリーマーケットでは、掘り出し物が見つかることもあります。
市場にはすでに出回っていないような商品が見つかることもあるので、開催されていれば足を運んでみるのもいいですよ。
ただし上記でも少し触れたように、フリーマーケットの商品を販売目的で購入する際にも、古物商許可証が必要となります。

転売商品の仕入れ先の選び方
商品の仕入れを行うには、さまざまな方法があることを上記で解説しましたが、ここでは仕入れ先の選び方について解説していきます。
仕入れ先を選ぶ際には、以下のようなことを参考にしてみてください。
- 取り扱うジャンルの商品が仕入れ先にあるか
- できるだけ豊富な商品を揃えている仕入れ先を選ぶ
- 配達日や支払い方法など仕入れ先について理解しておく
1.取り扱うジャンルの商品が仕入れ先にあるか
自分が取り扱う商品のジャンルを決定したら、仕入れ先にも商品が揃っているか確認しておきましょう。
仕入れ先として利用できるサイトや実店舗は、国内にも多数あります。
商品のジャンルにもよりますが、なかにはレアなものや限定品もあります。
希少価値があるほど高い利益を上げることもできますが、なかなか手に入らないといったことも起こります。
そのため仕入れ先として選ぶ際には、なるべく扱う商品のジャンルに強いかどうか調べておきましょう。
また、決めたジャンルだけに絞るのではなく、他の商品も調べてみると選択肢も広がりますよ。
2.できるだけ豊富な商品を揃えている仕入れ先を選ぶ
まだ商品のジャンルに悩んでいる方や、出品されている数が少ない商品を選びたいという方は、豊富な商品を揃えている仕入れ先を選ぶようにしましょう。
商品の仕入れを初めて行う方にとっても、商品数が多い仕入れ先を選ぶことが大事になります。
特に海外サイトは商品の品揃えが豊富なものが多いので、様々な仕入れ先を調べながら自分に適したサイトを見つけてみてくださいね。
3.配達日や支払い方法など仕入れ先について理解しておく
仕入れ先によって、配達日や支払い方法などは異なります。
商品の価格が安いという理由だけで仕入れ先を選ぶとリスクが伴います。
特に、海外サイトで販売されている商品は、低価格であっても不良品が届くということもあります。
また海外輸入の場合、輸送の関係もありすぐに商品が届かないということも少なくありません。
支払い方法についても、料金を先に支払わなければならないサイトもあるので、その場合はある程度の資金も必要となります。
そういった出来事に備えて、各サイトの特徴を前もってしっかりと理解しておきましょう。
どんな商品を仕入れたらいい?
仕入れを行う商品は、何でも選べばいいというわけではありません。
ただ自分が仕入れたいからという理由だけで商品を選んでも、利益を上げることは難しくなってしまうからです。
失敗しないためにも、以下のポイントを特に抑えておきましょう。
- リサーチを怠らない
- 利用者の年齢層などを意識する
リサーチを怠らない

転売を行う際に、一番のキーポイントとなるのが「リサーチ力」です。
どのような商品が人気なのか、テレビや雑誌などで話題となっているものなど、情報はこまめに入手しておくことも重要となります。
利用者の年齢層などを意識する
転売するサイトでは、どのような年齢層の方が多く利用しているのかも調べておきましょう。
今回、転売先として紹介しているメルカリは、累計の利用者が4,800万人を突破するなど人気のフリマアプリとなっています。
利用している方の年齢層は幅広く、男性の利用者も増えてきていますが、最も多いとされるのは10~30代の女性です。
上記のポイントを踏まえて、メルカリで利益を上げやすい商品のジャンルは以下になります。
- ファッションアイテム
- スマホ関連グッズ
- アクセサリー
ファッションアイテム

ファッションアイテムは、レディースのみならずメンズも多く取引されています。
アウターやボトムス、バッグやスニーカーなど、どのジャンルに至っても売れやすい傾向にあります。
その中でも所持する枚数が多いトップスや、レディースであればワンピースなどが人気です。
ブランドで挙げると、ファストファッションブランドのZARAやH&M、ユニクロなどが人気となっています。
スマホ関連グッズ

スマホは、多くの人にとってなくてはならない必需品ともいえます。
そのためスマホ関連のグッズも多く取引されています。
機種であればやはり人気なのはiPhoneです。
iPhone関連のスマホカバーや充電ケーブル、簡易充電池なども購入される方が多い傾向にあります。
他にも、スマホスタンドやショルダーストラップなども人気です。
アクセサリー

シーズン問わず身につけることができ、さらに女性であれば様々なシチュエーションで使い分けることが多いアクセサリーは、転売を初めて行う方にとっても扱いやすくハードルが低いジャンルといえます。
アクセサリーは豊富に取り扱っている仕入れ先も多いため、仕入れる際は見た目はおしゃれや豪華でありながら、低価格なものを選ぶことがおすすめです。
商品は複数の種類を仕入れを行い、セット商品として販売するのもいいでしょう。
絶対NG!選んではいけない仕入れ先とは?

メルカリで収益を上げるためには、『どこから商品を仕入れるのか』は非常に大事なポイントとなります。
仕入れ先の選択を誤ると、収益を上げられなくなるだけではなく、トラブルに巻き込まれてしまうリスクもあります。

メルカリで転売を進めていく上で、選んではいけない仕入れ先があるので注意しましょう。
そこで、以下のような点に着目しましょう。
- 品質に問題のある商品を販売している仕入れ先
- トラブルが多く、連絡や発送に時間がかかる仕入れ先
- 高値で販売されていて、こちらの利益率が下がってしまう仕入れ先
品質に問題のある商品を販売している
選んではいけない仕入れ先の1つ目として、品質に問題のある商品を販売している仕入れ先です。仕入れた商品が粗悪品だと、
- 購入した商品が販売できず、収益につなげられずに赤字となる
- 販売後にクレームにつながる
- 返品手続きが増える
- あなたの店のショップ評価が悪くなる恐れがある
といったトラブルや問題が発生します。
品質に問題のある商品を販売している仕入れ先かどうかは、以下のポイントを参考にして信頼性を確認しましょう。
- 仕入れ価格が極端に安い
- 商品説明が十分ではない
- 商品の状態を確認できるような写真が少ない
- レビューが少ない
- 低評価のレビューが目立つ
トラブルが多く、連絡や発送に時間がかかる
選んではいけない仕入れ先の2つ目は、連絡や発送に時間がかかるなどのトラブルが多い仕入れ先です。
「今が売れ時!」そんな商品がいつまでも届かないとなると、その流行が過ぎ去ってしまいます。
仕入れにおいて、重要なのはスピード入荷することです。
売りたいタイミングですぐに売れだせるようにするためには、仕入れ先がスピーディでないといけません。
さらに、トラブルが発生すると、対応に長い時間を要します。
ビジネスにおいて、トラブル対応は迅速に解決できる状況にしておく必要があります。
今後の信頼関係を構築していくためにも、コミュニケーションがスムーズにとれるかどうかは仕入れ先を選ぶ上で大事なポイントです。
商品を仕入れる前には、
- やりとりに関するレスポンスの速さ
- 仕事の丁寧さ
- 発送までどのくらいの時間を要するか
などをあらかじめ確認しておきましょう。安心してビジネスを行うためにも、できる限りトラブルが起きない仕入れ先を選ぶことが重要です。
高値で販売されていて利益率が下がってしまう
選んではいけない仕入れ先の三つ目は、商品が高値で販売されているため仕入れても利益率が下がってしまうような仕入れ先です。
同じ商品でも、仕入れ先によっては安価で仕入れることが可能な商品もあります。
仕入れ先をすぐに決めるのではなく、他の仕入れ先の価格も確認した上でどの仕入れ先を選ぶか判断しましょう。
特に、人気商品やブランド品は、仕入れ価格が高くなっている可能性があるので注意が必要です。
仕入れで気になることQ&A
※「4.返品や交換には誠心誠意対応する」の後ろ~「まとめ」の前に挿入します

メルカリの仕入れ先を選ぶにあたって、気になることをさらに深堀してまとめています。
多くの方が気になっていることなので、ぜひ参考にしてください。
仕入れ先は1箇所にしぼるべき?
仕入れ先を1箇所にしぼることで、メリットとデメリットがあります。
仕入れ先を1箇所にしぼることで
- 仕入れの所要時間と労力を減らせる
- 仕入れ数を増やせる
- 商品単価を下げられる可能性があがる
といった点から、コスト削減につながるでしょう。
ただし、仕入れ先を1箇所にしぼると、突然その仕入れ先から商品が仕入れられなくなる可能性もあります。
このような場合は、再度一から仕入れ先を探すことになるため、供給が不安定になります。
そのため、商品が仕入れられなくなるリスクを考えると、複数の仕入れ先(最低でも2箇所)を有していたほうが、安心してビジネスを進められるでしょう。
仕入れ先について聞かれることがあるって本当?
メルカリでは、仕入れ先について聞かれることがあります。
初心者の場合、仕入れ先を聞かれたとしても、回答しない方が無難でしょう。
場合によっては、同業者の可能性があり、素直に回答してしまうと相手に自分のビジネス手法などをバラしてしまうことにもなり得ます。
一方で、中には「質問に対して何も回答しないのは大人気ない」と考える方もいるでしょう。
そこで、質問者に応じて回答を以下のように変えることをおすすめします。
対処方法 | 回答例 | |
---|---|---|
価格比較したいユーザーからの質問 | 他との価格比較の結果、値切り交渉される可能性があるため、仕入れ先を伝えてはいけない | 「ごく一般的な仕入れ先ですが、複数の仕入れ先から入手しているためお伝えできません」 |
商品の品質を確認したいユーザーからの質問 | 高額商品の場合は仕入れ先や品質を確認したいユーザーが多いため、画像など具体的に提示するとよい | 「この商品は◯◯(ブランド名)の正規取扱店から入手したものです」 |
同業者からの質問 | 探りを入れにきている可能性が高いため、仕入れ先を伝えてはいけない | 「仕入れ先を知りたい理由をお聞かせください」 |
どのような場合でも、無礼な態度で聞かれた場合は、あえて質問に回答する必要もありません。

仕入れ先を伝えることにデメリットはあっても、メリットになるようなことはほぼないため、無難な回答に努めればよいでしょう。
100円均一で購入したものを転売してもよい?
100円均一で購入したものを転売することは可能です。
例えば、100円で購入したものを100円以上の価格で販売しても、違法ではありません。
ただし、営利目的で転売を繰り返す場合は「古物商許可証」という資格を取得する必要があります。
古物商許可証を取得するための試験はなく、書類手続きのみで取得可能です。
100円均一の商品を転売する場合は、以下のような工夫があると売れやすくなるでしょう。
- トレンドの商品を仕入れる
- パッケージを変える
- 商品説明を詳しく丁寧に記載する
- 写真撮りを工夫し、よい印象を与える
仕入れをする際の注意点
仕入れを行う際は、以下のことを特に注意しておきましょう。
- 偽物商品に注意する
- 商品を多く仕入れすぎない
- 古物商許可証が必要な場合もある
1.偽物商品に注意する
海外や中国の仕入れサイトでは、本物とよく似た偽物商品が販売されていることも多々あります。
特に多いのはブランド品です。
偽物とわかっているのに販売する行為はもちろん違法となりますが、偽物と知らずに販売を行った場合でも違法となってしまいます。
また、キャラクターグッズの場合でもコピー商品であれば、肖像権に引っかかってしまうため充分に気をつけておく必要があります。
偽物か本物かの判断は極めて難しいため、なるべく海外のサイトからブランド品を購入することは避けた方がいいでしょう。
2.商品を多く仕入れすぎない

安いからといって大量に仕入れることはやめておきましょう。
また、利益を上げたいからといって、高額商品ばかりを仕入れることもおすすめできません。
「安いから大量に仕入れても大丈夫」という安易な考えは禁物です。
転売は、安く仕入れて高く売ることが理想ですが、仕入れた商品はちゃんと売り切らなければいけません。
在庫が多くなってしまうと、利益よりも損失の方が大きくなってしまいます。
また、早く利益を上げたいからといって高額商品ばかりに目をつけるのも、大きな損失に繋がりかねないので注意が必要です。
トレンドとなっているものは何か、売れ行きが高いものは何かなど、市場の流れをしっかりと把握しておきましょう。
3.古物商許可証が必要な場合もある
転売を行う際は、古物商許可証が必要となる場合があります。
不用品や「使用目的で購入したけど自分は使わなくなったから転売する」といった目的であれば基本的に古物商許可証は必要ありませんが、転売目的で仕入れた中古品の販売は、古物商許可証がなければできません。
無許可で営業行為を行ったと判断されれば、警察から事情聴取を受けることになってしまいます。
そうなってしまうと、過去の取引も遡ってチェックが入り、転売目的であったかという判断は警察が下すことになります。
そのような事態とならないように、古物商許可証はなるべく取得しておくといいでしょう。
メルカリで転売する際の注意点
仕入れを行う際は、様々なことに注意が必要です。
しかし、メルカリで転売する際にも気をつけておくポイントがあります。
- 禁止されている出品物を確認する
- 他サイトからの画像を転載しない
- 在庫がない状態で販売を行わない
- 返品や交換には誠心誠意対応する
1.禁止されている出品物を確認する
誰でも簡単に販売ができるメルカリですが、出品そのものが禁止されているものもあります。
一例を挙げると、以下のようなものは販売が禁止されています。
- 偽ブランドや正規品と確証がないもの
- 海外から輸入したり小分けにしたコスメ類
- 電子チケットや電子クーポンなど
- 現金・金券・カードなど
この他にも禁止されている出品物がありますので、販売する商品が該当していないか出品前に確認しておきましょう。
2.他サイトからの画像を転載しない
商品を販売する際は、商品画像を掲載する必要があります。
画像は、商品の中身や状態がしっかり確認できるものを用意しましょう。
他サイトから画像を借りて貼り付けるだけの行為も禁止です。
また、実際の商品と画像の商品が明らかに違うようなものも、場合によっては掲載禁止となるので気をつけてください。
3.在庫がない状態で販売を行わない
メルカリでは、商品が手元にないためにすぐに配送できなかったり、商品についての質問に答えられないといったトラブルを事前に防ぐために、在庫がない商品の出品を禁止しています。
また、ECサイトなどから直接配送を行うことや、配送代行サービスも禁止です。
禁止行為と運営側から判断された場合は、出品商品の削除やアカウントそのものが使えなくなるといったペナルティが科されることもあるので注意しましょう。
4.返品や交換には誠心誠意対応する
画像とは違う商品を配送したり、不良品を配送して購入者側から返品・交換があった場合はきちんと対応しましょう。
商品の状態が悪いことを認知していたにも関わらず配送したり、しっかりと梱包していなかったことで不良品となってしまうと、送料など費用を負担しなければならないこともあります。
お互いが気持ちの良い取引となるように心掛けましょう。
まとめ
- 品の仕入れには様々な方法がある
- 仕入れを行う際は注意点をあらかじめ確認しておく
- 転売はリスクも伴うことを理解しておく
誰もが気軽に始めれる転売ですが、リスクを伴うということも忘れてはいけません。
特に初心者の方は、損失ばかりになってしまわないように、あらかじめ準備と転売の流れをしっかりと確認した上で始めるようにしましょう。
📢 メルカリで転売するために価格相場を調べたい!そういう方にはオークファンのサービスがおすすめ!
