こんにちは、無職のうさぎたんです。
7年ほど前、ブックオフのせどりで毎月10万円くらい利益を出していました。
ブックオフで仕入れたものをアマゾンマーケットプレイスで売るという方法です。
当時はまだアマゾンマーケットプレイスには参入者が少なく、かなり儲けやすい環境でした。
私はブックオフで仕入れる方法も儲かっていたのですが、他に儲かりやすい仕入れ方法を見つけたのでブックオフのせどりはやめました。
さて、それでは今現在はたしてブックオフでのせどりは儲かるのでしょうか。
実際に都内のブックオフに行って検証してきました。
ブックオフは店舗によって特徴がある!
ブックオフは場所によってジャンルの豊富さが大きく違ってきます。
私がせどりをしていた当時は、大学が密集しているせいかブックオフ高田馬場店にお宝商品が多く眠っていました。
また、機会があれば別のブックオフも調査したいです。
最近のブックオフは家電も取り扱っているようで、カメラやスマホがおいてありました。
家電製品は、ブックオフ側でもヤフオクの相場を調べていると思われるので転売できるものを見つけるのはかなり難しいと思います。
今回検証したのは新宿東口店と新宿西口店の2店舗です。
西口店も東口店も商業用ビルの中にあり、どちらも割と新しくできた店舗のようで綺麗でした。
西口店はなぜかオタク色が強い店舗で、秋葉原のようにアニメグッズを販売しているコーナーもありました。
私自身はアニメグッズにあまり詳しくないのでスルーしましたが、こんなアニメグッズが充実しているブックオフを初めて見ました。
アニメオタクな人にはいい店舗かもしれません。
ブックオフでせどりをする方法
ブックオフでせどりをする方法を紹介します。
基本的には、商品を見つけてAmazon等で
たまに、Amazonで在庫がなくて相場がわからなかったりすることがあります。
その他にも、Amazonでプレミアム価格になっているが本当にプレミア商品なのかわからないこともあります。
すごく珍しいものでプレミアムがついているお宝商品は、なかなか出品されず、どのくらいの価値があるかわかりにくいです。
そういうときは、オークファンでヤフオクの落札価格を調べることをおすすめします。
オークファンの有料会員になれば、過去10年分まで遡って落札価格をまとめて調べることができます。
ヤフオクの落札価格は、その価格であっても欲しいと思う人がいたということなのでかなり信頼できます。
また、オークファンは、プレミアになっている商品を逆引きで検索することもできます。
例えば、「バンドスコア」と検索して落札価格が高い順でソートすると、バンドスコアでどのようなものがプレミアムになっているのか調べられます。
こういう調べ方をすると、昔のアイドルのバンドスコアは、高く売れるものが多いとか、そういう傾向もわかったりするので、オークファンで予め研究しておくといいです。
もしくは、価格を調べるスマホアプリを使います。
今回は、せどろいどというアプリを使って、書籍のバーコードらへんにあるISBN番号を手入力していきます。
入力すると、Amazonでどのくらいの値段で販売されているのか表示されます。
Amazonマーケットプレイスでは、手数料がかかってしまうので手数料を考えて仕入れなければいけません。
小口出品の場合、一つ売れるごとに100円+15%の手数料がかかります。
大口出品の場合は、月々4900円(税別)支払うことで100円の手数料が免除されます。
月々50点以上売れる場合は、大口出品の契約をした方がいいでしょう。
送料も計算して仕入れます。
一番最安なのは、クリックポストです。
164円で発送できます。
ただし、辞書や参考書など分厚すぎてクリックポストでも発送できないものもあります。
厚さが3cm以上のものはクリックポストで発送できません。
クリックポストは、大きさもA4サイズよりも少し大きい位のものしか発送できません。
それより大きいものは、レターパックライト(360円)かレターパックプラス(510円)で発送します。
どんな本を調べればいいのか?
どんな本を調べればいいのか説明します。
すべての本を調べていては日が暮れてしまうので、ある程度当たりをつけて調べていく必要があります。
儲けやすいジャンルを主に調べていきます。
おすすめのジャンルは、バンドスコア(楽譜)、アニメ(設定資料集)、医学書です。
マニアックなものほど利益が出る可能性が高いと考えるといいかもしれません。
マニアックなものかどうかは本の表紙を見て当たりをつけて調べます。
本の表紙を見て判断するのは、経験値がものを言うのでわからない場合は、なんとなくでいいので手当たり次第調べてみてください。
逆にあまりおすすめできないのは、PC関連やアイドル写真集などの流行り廃りがあるものです。
ブームのときしか売れないものは、利益があまり出ないと考えてみましょう。
あとは、ISBNは978から始まるものを調べていったほうが効率的です。
2007年1月1日からISBN番号は978から始まる13桁になりました。
つまり、4から始まる10桁の番号はかなり古い書籍になります。
古い書籍は、殆どが値段が低く、儲からないものです。
すごくプレミアムがついてる例外な商品も中にはありますが、あまり期待はできません。
ブックオフでなにかを仕入れるときは、ヤフオクでその商品が出品されているかも調べておいたほうがいいです。
ブックオフよりもヤフオクのほうが安く買えるなんてことも結構あるからです。
その場合は、仕入れずにヤフオクで落札した方がいいでしょう。
せどりは儲かるのか?
結論から言うと、かなり厳しいと感じました。
私がせどりをしていた頃は、1,000〜2,000円儲かるような書籍が簡単に見つかりました。
しかし、今回はそのような本を見つけることはできませんでした。
新宿についてからせどりに使えそうな本を探して4時間、唯一売り上げが高そうな本でも800円程度でした。
200円〜300円儲かりそうな本は結構ありましたが、200〜300円程度だと相場が下がってしまって、損をする可能性が高いため本当に儲かるかどうか結構怪しいです。
そうなってくると、普通にアルバイトをした方がいいレベルの稼ぎです。
あまり知識がなく仕入れてしまうと最悪損をしてしまいます。
今回はたまたま運が悪かっただけで、他のブックオフを回ったらいい商品が見つかるかもしれないため一概には言い切れませんが….あまり期待はできないかもしれません。
今回調べた書籍は、売れ筋ランキングにもよりますが売れるまでの期間が結構長めで、3ヶ月待って売れれば御の字くらいの覚悟が必要です。
書籍のせどりの薄利多売は、在庫を管理するのが難しいです。
書籍は、本棚で管理するのがベストですが、わざわざ本棚を買うとお金がかかってしまいます。
私はダンボールを使って管理していましたが、たまにどこにどの本があるのかわからなくなって大変でした。
Amazonが在庫を管理してくれるFBAというシステムを使うのもありますが、ただでさえ利益がでないのに更にFBAを使うとほとんど儲からないと言えるでしょう。
今後、ブックオフのせどりは更に儲からなくなってくる可能性が。
私は、せどりをやることはおすすめしません。
研究すればある程度儲かるかもしれませんがあまり将来性はないです。
その理由は、いくつかあります。
まず、ブックオフは、赤字続きで店舗は縮小傾向にあります。
ブックオフ自体も、ネットで売買されている相場をかなり丁寧に調べている可能性があります。
そうなってくると、ブックオフの商品を仕入れてネットで売ることが難しいです。
CDも昔はせどりをしていたのですが今はかなり難しいです。
ブックオフも高額なCDは、ヤフオクで出品しています。
そのため、ブックオフもネットでどのような相場になっているのか調べている可能性があります。
なのでプレミアになっている商品を、格安で入手するのは難しいと思います。
その他、販売先のネットオークション、フリマアプリの手数料の高額になりつつあることや、いろんな業者がAmazonマーケットプレイスなどに参入しているのも難しくなっている要因です。
もしも、せどりが気になる方は、ブックオフによったときに、試しに調べてみるといいです。
ライター紹介
30歳で派遣社員を首になり生きる道を模索しています。
大学生の頃から、ブックオフでせどりをやっていました。
今は治験とアルバイトとブログの収入で生活しています。
ブログ:30歳からの敗者復活戦
Twitter:@tusagitan