「メルカリで子供服はどうやったら売れる?」
「子供服に適した梱包や配送方法は?」
この記事では、メルカリで子供服を売り出す際のポイントをまとめました。
子供服が不要になった人は、売り出し先の参考にしてください。
メルカリで子供服を売りたい!
メルカリの出品はさまざまな商品に対応しており、子供服も頻繁に取引されています。
メルカリにおける子供服の取り扱い状況や、中古ショップとの比較を見ていきましょう。
メルカリで子供服は売れるの?
メルカリは「ベビー・キッズ」のカテゴリーの中で、「ベビー服」や「キッズ服」が個別に用意されています。
- ベビー・キッズ>ベビー服(~95cm)>トップス、ボトムズなど
- ベビー・キッズ>キッズ服(100cm~)>トップス、ボトムズ・スパッツなど
メルカリのカテゴリーに個別の項目がある商品は、検索される回数が多い需要がある商品です。
検索数の多さに加えて、メルカリでは以下の理由から、子供服が売れやすくなっています。
- ママの利用者が多い
- 子供服が人気
- 利用者の多さから売れる
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
メルカリユーザーにママは多い!
メルカリユーザーの男女比や年齢層は、以下のとおりです。
- 男性よりも女性のユーザーが多い
- ユーザーの年齢層は10~20代、次いで30代が多い
女性かつ20〜30代のユーザーの中には、子どもを持つ母親も多くいます。
子供服がほしくなるユーザーが多いため、子供服も売れやすくなります。
子供服のカテゴリーは人気!
メルカリでは子供服の販売と購入に関して、以下の需要を満たしています。
- 販売:使用期間の短い子供服を売り出せる
- 購入:成長に合わせた子供服を安く購入できる
子どもは成長が早いため、購入した子供服の使える期間が短くなります。
成長するたびに新しい子供服を購入すると、家計を圧迫しかねません。
そのため、不要な子供服を売り出しつつ、必要な子供服を安く購入できるメルカリが人気です。
ライバルも多いけれど、利用者が多いから売れる!
メルカリは出品数に対して利用者も多いため、商品が売れる確率が高くなります。
2022年1月から12月末日におけるメルカリの利用者や出品数は、以下のとおりです。
- 月間利用者数:2,200万人
- 累計出品数:30億品
- 1秒間に売れた個数:7.9個
ユーザー数の多さから、ライバルも多くなります。
子供服のカテゴリー内でも、別の出品者が同じような商品を出品しているケースがあります。
しかし、そもそも買い手になるユーザーが多いことから、需要がある商品は売れ残りにくいため、販売者にはとてもうれしい環境です。
メルカリと中古ショップのどちらがよい?
子供服の売り出し先としては、古着屋などの中古ショップも候補になります。
メルカリと中古ショップを比較した場合、
- 販売価格の高さ
- 売り出せる範囲の広さ
などを考えると、メルカリの方がおすすめです。
中古ショップだと手元に残る儲けが少なくなる
中古ショップの買取価格は、メルカリの出品価格と比較すると、最終的に受け取れる儲けが少し低くなります。
その理由として、店舗を運営するためには買取価格を少し安くし、販売価格で維持費や人件費を回収する必要があります。
一方、メルカリは個人販売になるため、維持費や人件費は必要ありません。
販売手数料や送料はかかりますが、洋服は送料も安く済むため、儲けが高くなる可能性があります。
個人でも中古ショップの販売価格に近い値段で売り出せることから、店舗の買取に出すよりもメルカリの方が売上が高くなる傾向にあります。
中古ショップで買取できない服も、メルカリなら売れることも!
メルカリでは、中古ショップで買取できない子供服も売れるケースがあります。
汚れなどの商品状態が悪い場合、店舗では売れ残る可能性が高くなります。
このような売上につながらない商品は、中古ショップとしての買取が難しい商品です。
一方、メルカリでは商品状態が多少悪くても、値段が安ければほしいといった人が一定数いるため、売れる可能性が上がります。
メルカリで子供服を売る方法
メルカリはアプリ内にガイドやテンプレートが用意されているため、子供服を簡単に出品できます。
しかし、多くのユーザーの中から、イチ早く商品を売るためには、多少の工夫が必要です。
メルカリで子供服を上手に売るためのコツや、配送方法について見ていきましょう。
メルカリの出品の流れ
メルカリの出品は、以下の流れで行います。
- メルカリアプリから「出品」を選択する
- 「出品へのショートカット」から任意の項目を選択して、出品したい商品の写真を撮る
- 商品名や商品の説明など「商品の情報」を入力する
- 配送の方法や発送前の日数など、配送の設定を行う
- 販売価格を300円以上で設定する
- 「出品する」を選択して完了(上書き保存を選択すれば下書きとして保存される)
「出品へのショートカット」には、以下の項目が用意されています。
- 写真を撮る:スマホのカメラ機能で撮影する
- アルバム:スマホに保存されている画像から選択
- バーコード:本・コスメ・家電などの特定の商品のバーコードを読み取って、商品情報を自動で入力できる
- 下書き一覧:一旦保存した商品情報から再開できる(最大:30件まで)
アルバムから写真を選択できますが、上手に売り出すためには、新規で写真撮影するのがおすすめです。
詳しい写真の撮り方は、後の項目で紹介します。
メルカリで子供服を売るときの注意点
メルカリで子ども服を売るときは、以下の点に注意しましょう。
- サイズの表記
- 不具合のある個所の提示
- 出品前に洗濯やアイロンがけする
- 出品するシーズンを見極める
間違った記載や出品をしてしまうと、本来売れたはずの商品でも売れ残ってしまう可能性があります。
きちんとサイズを表記する
子供服は成長に合わせた商品が必要になります。
そのため、サイズの表記が正確でないと、購入しづらくなります。
服のサイズはタグに書いてあるため、出品前に確認できます。
ただし、メーカーによってサイズが異なったり、縮んでいることもあります。
中にはタグの写真や、メジャーを置いて写真を撮影する人もいます。
洗濯などの影響からタグの文字が消えている場合は、商品サイトを調べましょう。
汚れた箇所などの不具合のある個所は必ず写真で載せる
汚れや糸のほつれなどの不具合がある商品を出品する際は、該当個所がわかるような写真を必ず載せましょう。
不具合を隠して出品すると、購入後のトラブルに発展する可能性があります。
多少の不具合を承知して購入する人もいるため、不具合を正確に示している方が信用度は高くなります。
落とせる汚れやしわは洗濯とアイロンで改善する
多少の不具合があっても、需要が高いことから、多くの子供服は売れます。
しかし、改善できる不具合の場合は、なるべく改善することで高値で販売できます。
例えば、洗濯すれば落とせる汚れや、アイロンがけで伸ばせるしわは、写真を撮る前に改善するのがおすすめです。
写真を撮った後は、しわができないようにキレイにたたみ、売れるまで汚れないような場所や、ジップロックなどに保管しておきましょう。
需要のある時期に適した子供服を出品する
メルカリで出品するタイミングは自由です。
しかし、最も商品が売れるタイミングとして、シーズンの少し前である服の需要に合わせた時期に出品するのも重要です。
例えば、冬服を夏場に売っても購入者的にはすぐには必要ないため、『売れない商品』となってしまいます。
一方で、冬服を秋のうちに売り出した時は、『今すぐに必要な商品』として購入してもらえる確率が高くなります。
上手に子供服を売る5つのコツ
メルカリで上手に子供服を売りたい人は、以下の5つのコツを意識しましょう。
- キレイに写真を撮って目を引く
- 詳しい説明文で信用度アップ
- まとめ買い対応で購入者の需要に応える
- トラブルを避けるためにしっかりと梱包する
- 適切な送付方法で送料を抑える
初めは項目が多いように思いますが、慣れていけば出品から発送までスムーズに行えますよ!
1.写真の撮り方を工夫しよう!
メルカリで商品の写真を撮る際は、以下の点を工夫してみましょう。
- 明るい場所で撮る
- 商品を置く場所をキレイにしておく
- 細部までわかるように撮る
購入者が出品を吟味するとき、最初に目に入る部分は写真です。
そのため、キレイで見やすい写真の方が目を引きます。
明るい場所で撮る
商品を撮影する際は、以下の時間帯や場所で撮るのがおすすめです。
- 明るい時間帯
- 灯が付けられる部屋
暗い場所で撮影すると、不具合がある個所を拡大していても、写真では見づらくなる可能性があります。
メルカリの出品画面ではライトの有無が選択できるため、明るさを調整しながら撮影できます。
商品を置く場所をキレイにしておく
撮影時の商品の置き場所は、以下の点を意識しましょう。
- 置き場所の周りをキレイにする:周りが散らかっていると商品まで汚く見えるため
- 服の色に合わせて置き場所の色味も考える:白地の服を白い床に置くと見づらい
中古品とはいえ、自分の子どもに着せる服になるため、出品者の衛生環境は注目されます。
細部までわかるように撮る
不具合がある場合は該当個所を個別に撮影した方がよいですが、それ以外の細部も撮影すると、商品全体がわかりやすくなります。
写真の情報量を増やしたいときは、服全体に加えて、以下の項目も撮影しましょう。
- 服の裏地、パーカーなどの中身:表面では見えない不具合がないか確認できる
- 服のタグ:サイズや素材、洗濯方法などが記載されている
- ブランドのロゴの拡大写真:正規品であると証明するため
出品画像は最大20枚まで掲載できるため、上記をすべて撮影しても枠は十分に足りますよ!
2.説明文は詳しく記載する
メルカリで説明文を書く際は、以下の点を工夫してみましょう。
- 着用回数
- ブランド名
- メーカーごとのサイズ表記
- 服の素材
写真のみではわからない部分を詳しく記載すると、購入者が参考にしやすくなります。
着用回数などを詳しく説明する
商品説明に掲載する基本情報は、以下のとおりです。
- サイズ
- 着用回数
- 素材
- 色
- 汚れなどの不具合の個所と説明
- 定価
- ポケット・フードの有無
- 着用時期:夏用、冬用など
着用回数などが正確にわからない場合は、おおよその回数や使用していた期間でもかまいませんので、書いておくと親切です。
ブランドの場合はブランド名を表記する
子供服がブランド品である場合は、説明文にブランド名も表記しておきましょう。
特定のブランド品をほしい人が検索する際、検索候補に引っかかります。
ブランド品としての価値を示す項目にもなるため、ブランドがわかる写真とともに掲載するのがおすすめです。
サイズはメーカーによって異なる可能性があるので注意
子供服が海外メーカーの場合、サイズの表記について日本と比較すると、以下のような違いがあります。
ベビー服 | キッズ服 | |
---|---|---|
日本 | cm表記 | cm表記 |
アメリカ | M:Month(月齢)表記 2Mで生後2ヶ月 | T:Toddler(年齢)表記 3Tで3歳 |
ヨーロッパ | M:Month(月齢)もしくはcm表記 ただし、cmは日本の2/3の尺度 (日本の1cmは、ヨーロッパでは0.67cm) | Aもしくはcm表記 3Aで3歳 |
イギリス | – | TもしくはA表記 |
上記の海外のサイズ表記を理解していないと、誤ったサイズ情報を記載してしまいます。
海外メーカーの場合は商品説明にその旨を記載しつつ、サイズの説明やメジャーを沿わせた写真などを付け加えておきましょう。
アレルギーに配慮して素材も表記しておく
子供服に使用されている素材によっては、アレルギーで着られない子どもがいます。
タグに素材は記載されていますが、写真の掲載のみでは見逃す時もあるため、商品説明にも記載しましょう。
3.まとめ買いにも対応できるようにする
メルカリでは、商品のまとめ買いも頻繁に行われています。
「同じサイズの子供服がたくさんほしい!」といった人も多いことから、子供服の出品でもまとめ買いの対応ができると売上アップにつながります。
まとめ買いは出品者自身がまとめて出品するパターンと、購入者側から依頼されるパターンがあります。
同じサイズのまとめ買いや販売もおすすめ!
同じサイズの子供服を複数出品する場合は、1つの出品にまとめて販売するのもおすすめです。
類似商品をまとめ売りした場合、購入者と出品者に以下のメリットがあります。
購入者 | ・1回の購入で必要な子供服が揃う ・まとめ買いから 値下げしてもらえる可能性がある |
出品者 | ・1回の出品で不要な子供服を捌ける ・まとめて売った方が手数料や 送料が安くなる場合がある |
ただし、商品の重量や厚みが大きくなり過ぎると、かえって送料が高くなるケースもあります。
まとめて出品する際は、複数の子供服を梱包した際の重量や厚みも把握しておきましょう。
送料に関する内容は、後ほど「おすすめの送付方法」で紹介します。
まとめ買いの場合の割引について事前に記載すると売れやすい!
メルカリでは、出品者が個別に出品している商品に対して、購入者からまとめ買いを依頼される時があります。
「出品者が依頼を受けるかどうか」は自由ですが、対応できるユーザーの方が売れやすくなります。
まとめ買いの依頼を受ける前提で出品する場合は、以下の項目を記載しておきましょう。
- 「まとめ買い対応可能(まとめ買い歓迎)」の一文
- まとめ買いした際の割引率:2点以上の購入で○○円引きなど
- まとめ買いを依頼する時の方法:出品のコメント欄やメルカリのまとめ買い機能
購入者の中には、まとめ買いを切り出しにくいユーザーもいます。
上記の表記はまとめ買いのハードルを下げられますので、いろんな人が声かけしやすくなります。
4.梱包方法は丁寧に!
商品が売れた後は梱包に移りますが、トラブルを避けるためには、梱包作業は丁寧に行いましょう。
梱包前や配送中に商品が破損すると、出品者が原因でない時も返品対応を行う必要性が出てきます。
「商品が汚れて届いた」「梱包が悪くて商品が濡れていた」など、商品の到着後に大きなトラブルに発展させないためにも、以下の対策を行いましょう。
検品は細かく行う
商品を一度梱包すると、外さない限りは中身を確認できないため、梱包前の検品は細かく行いましょう。
梱包前に発見できれば、状態を改善できます。
子供服では、以下の項目を重点的に確認しましょう。
- 汚れ
- 糸のほつれ
- 破けそうな部分
- しわ
洗濯やアイロンがけで改善できるものであれば、梱包前に再度行うのがおすすめです。
ジップロックなどに包んで水濡れを防止
子供服を梱包する際は、ジップロックなどの防水性がある袋に入れるのがおすすめです。
配送中に雨が降っていると、梱包材が水濡れして、中身の子供服まで濡れる可能性があります。
梱包する時の手順は、以下のとおりです。
- 子供服をなるべく薄くなるように折りたたんで、防水性のある袋に入れる
- 袋に入れた状態の商品がぴったり入るような梱包材に入れる
- ガムテープや養生テープで封をする
送料を安くする関係上、防水性のある袋や封筒などの梱包材は、商品にぴったり合うサイズが推奨されます。
5.できるだけ安く!おすすめの送付方法
メルカリで子供服を発送する際、料金を安く抑えたい場合は、以下の配送方法がおすすめです。
子供服はサイズが小さく、1着の場合は重量も重くなりにくいため、コンパクトな配送方法が選択できます。
薄くして発送すると送料が抑えられる
メルカリで選択できる配送方法は、梱包した商品が厚くなるほど、送料が高くなります。
おすすめの「らくらくメルカリ便」および「ゆうゆうメルカリ便」は、厚さ3cm以内の商品に対応しています。
そのため、梱包時にジップロックなどに入れる場合は、空気を抜いて薄くするのがおすすめです。
中身の商品が薄くなれば、梱包材も小さいものが選べます。
厚さは梱包材に入れた状態を参照するため、出品前に確認するときは箱の厚さを確認しましょう。
商品が重量や厚みが増えた場合もメルカリ便がおすすめ
冬用の生地が厚い子供服やまとめ売りした出品では、梱包を工夫しても重量や厚みが増える場合があります。
重量や厚みが増えた場合の配送方法も、基本的には以下のメルカリ便がおすすめです。
宅急便やゆうパックの場合は、梱包した商品のサイズや重量に合わせて、送料が決定します。
メルカリ便は匿名配送や追跡サービスがつく
おすすめの配送方法であるメルカリ便では、以下の機能があります。
- 匿名配送:出品者と購入者の双方が個人情報を明かさず取引できる
- 追跡サービス:配送中の状況が取引画面でわかる
- 補償:配送中の事故などが原因で商品が破損・紛失した場合、補償される
子供服は柔らかい素材であることから、配送中の揺れなどで破損する可能性は低いですが、紛失するケースは考えられます。
上記の機能は購入者が取引中に安心できる要素でもあるため、その点でもメルカリ便はおすすめです。
まとめ
メルカリで子供服を売り出す際のポイントは、以下のようにまとめられます。
- メルカリではママのユーザーが多く、ベビー・キッズのカテゴリーで人気がある
- メルカリは中古ショップよりも高い値段で売り出せる
- 子供服を出品する際はサイズの表記や不具合のある個所の提示、出品するシーズンを見極める
- 子供服を上手に売るコツは写真や説明文を詳しくして、まとめ買いに対応できるようにする
- 売れた後は防水性のある袋に入れて梱包し、サイズや重量に合わせたメルカリ便を選ぶ
コツを抑えて出品すれば、多くの出品者の中から選ばれやすくなります。
まとめ売りも使いこなして、不要な子供服を売り出してみましょう。