オークションサイト・フリマアプリを徹底比較｜手数料・売れやすさ・手軽さ

皆さんはオークションサイトやフリマアプリを使った経験はありますか？

出品した経緯はさまざまですが、利用するサイトによって高い値段で販売できる可能性があります。

価値がつかないと思っていた骨董品や高級品が実はコレクターに人気だったケースも存在します。

今回は大手オークションサイト・フリマアプリを比較しながら

• サイトの特徴
• 販売手数料
• 売れやすい商品　

などをご紹介していきます。

ご自宅の整理を予定している方はぜひ参考にしてください。

大手オークションサイトとフリマアプリを比較

大手オークションサイトとフリマアプリを比較したリストを下記にまとめています。

ここからは上記でご紹介したサービスを詳しく解説していきます。

Yahoo!オークション（旧ヤフオク）

Yahoo!オークションの基本情報は下記にまとめています。

日本最大のオークションサイト

Yahoo!オークションは1999年にオープンした日本最大のオークションサイトです。

長年の運営実績から信頼性が高く、現在も多くの方が利用しています。
アパレルや骨董品など幅広いジャンルの商品が出品されています。

利用者も2,000万人を超え、出品した商品がその他のオークションよりも高い金額で落札される傾向にあります。

また、一般的なオークション形式が採用されており、ご自身が想像している金額よりも高い値段がつくことも珍しくありません。

現在はサイト全体がモバイル版やPC版に最適化されており「使いやすさ」でも高い評価を得ているオークションサイトの一つです。

オークションとフリマを両方選んで出品できる

一般的にはオークション形式を採用しているYahoo!オークションですが、フリマ形式も選ぶことができます。

ご自身が販売したい商品にあわせて使い分けると効果的です。

高い値段がつくレア物は最終的に値段が上がる可能性があるためオークション形式で出品するのがおすすめです。

現在は手に入らない商品や製造が停止している商品は高い値段で取引されるため、積極的にオークションに出してみましょう。

その一方で生活用品や雑貨などはフリマ形式での出品がおすすめです。

即決価格を決められるため、競合よりも安い金額を設定することで簡単に販売できます。

Yahoo!オークション出品の手数料

Yahoo!オークションの出品にかかる手数料は下記の通りです。

Yahoo!オークションでは商品を出品する際に発生する出品手数料は無料ですが、落札された時に10%のシステム利用料がかかります。

ただし、プレミアム会員になっている方は8.8%に減額されます。

Yahoo!オークションを頻繁に利用する方はプレミアム会員の契約を済ませておきましょう。

メルカリ

メルカリの基本情報は下記にまとめています。

月間利用者2,300万人！日本最大のフリマアプリ

メルカリは2013年に株式会社メルカリによって設立された月間利用者数が2,300万人を超える日本最大のフリマアプリです。

スマホで簡単に出品・購入できる仕組みが人気を獲得し、現在は日本を代表するフリマアプリへと成長しました。

クレジットカードやATM払いなど、幅広い支払い方法が利用できるのもメルカリの強みといえます。

モバイル版を中心に利用が拡大しており、スマホで簡単に出品・購入できるのも大きな強みといえます。

一度は出品して配送作業をした経験を持つ方も多い印象です。

スマホアプリからも出品が可能で、生活用品から電子機器まで幅広いジャンルが並んでいます。

購入する際も簡単に手続きができるため、多くの方に利用されているフリマアプリです。

支払い方法も多く用意されており、独自の電子決済サービス「メルペイ」との連携もおすすめです。

売上金を（QRコード決済）で利用できる

メルカリで販売した商品の売上金をメルペイに移して、QRコード決済で利用できます。

メルペイとはメルカリが提供している電子決済サービスで、メルカリの売上金を実店舗でのお買い物に使える仕組みです。

メルカリと連携することで、商品の売上金は自動的にメルペイへと入金されます。

その他のオークションサイトやフリマアプリで売上金をそのまま使えるサイトは少ないため、出金を簡単にしたい方や振込手数料をおさえたい方におすすめのサイトです。

メルカリ出品の手数料

メルカリの出品にかかる手数料は下記の通りです。

メルカリでは商品を出品する際に発生する出品手数料は無料ですが、落札された時に10%のシステム利用料がかかります。

Yahoo!オークションのようなプレミアム会員割引などはなく、一律で10%の利用料が徴収されます。

スマホで手軽に出品できる反面、落札システム利用料がやや高めなのはデメリットです。

ラクマ（旧フリル）

ラクマの基本情報は下記にまとめています。

楽天ポイントが使える

ラクマは2012年に日本初のフリマアプリ「フリル」として登場し、2018年に旧ラクマと統合したことで、現在のラクマが誕生しました。

そのためラクマでは、商品の購入に楽天ポイントが利用できます。

また、ラクマで商品を販売して入手した売上金は、楽天の電子決済サービスである「楽天キャッシュ」にチャージが可能です。

楽天ポイントの他にも、クレジットカードやコンビニ支払いなど、幅広い決済方法に対応しています。

貯めた楽天ポイントには有効期限があるため、ラクマで楽天ポイントを使う際は有効期限にも注意しましょう。

ラクマ出品の手数料

ラクマの出品にかかる手数料は下記の通りです。

ラクマも商品を出品する際にかかる出品手数料が無料ですが、販売実績に応じて商品価格の4.5%～10％のシステム利用料がかかります。

よく利用する方は、Yahoo!オークションが提供するプレミアム会員の8.8%よりも手数料が安いため、システム利用料を抑えたい方はラクマがおすすめです。

Yahoo!フリマ（旧PayPayフリマ）

Yahoo!フリマの基本情報は下記にまとめています。

Yahoo!オークションやPayPayと連携できる

Yahoo!フリマはヤフー株式会社が運営するYahoo!オークションと同じYahoo! JAPAN IDを使ってログインできます。

また、PayPayと連携することでYahoo!フリマで商品を購入した際、簡単にお支払いを済ませられます。

クレジットカード情報を入力しなくてもPayPayのアプリだけで決済が完了するのは非常に魅力的ですよね。

Yahoo!フリマでのポイント還元や特典も用意されているため、通常よりもお得に商品を購入できます。

Yahoo!オークションをはじめヤフー株式会社が運営するサイトでデータを共有できるのは大きな強みです。

Yahoo!フリマ（旧PayPayフリマ）出品の手数料

Yahoo!フリマの出品にかかる手数料は下記の通りです。

Yahoo!フリマでも同様に出品手数料は無料ですが、システム利用料が5%と格安で利用できます。

フリマ形式のサイトの中では最安値のため、フリマを頻繁に利用する方はYahoo!フリマがおすすめです。

Yahoo!オークションに登録しているアカウントでYahoo!フリマにログインできるため、商品に応じて使い分けましょう。

ジモティー

ジモティーの基本情報は下記にまとめています。

通常取引は手数料無料で利用できる

ジモティーは2011年に設立された地域密着型の掲示板サービスで、不用品を格安で販売できるサイトとして知られています。

取引は購入者と出品者が直接会って支払う形式が一般的で、配送手数料や出品手数料がかからない点が魅力です。

距離が遠い場合は配送も可能で、購入者側が手数料を払うケースが多い印象を受けます。

他のサイトと比較するとジモティーは手数料がかからないため、とにかく安く取引したい方におすすめです。

基本はご自身が住んでいるエリアから検索するのがおすすめです。

ジモティー出品の手数料

ジモティーの出品にかかる手数料は下記の通りです。

ジモティーは商品の出品手数料とシステム利用料が全て無料で利用できるサイトです。

一種の掲示板として利用されているため、送料や手数料は一切かかりません。

格安で商品を購入したい方や無料で商品を譲り受けたい方におすすめのサイトです。

モバオク

モバオクの基本情報は下記にまとめています。

月額利用料を支払えば販売手数料がかからないのが特徴

モバオクは「モバイルオークション」の略語で、その名の通りモバイルに最適化されたオークションサイトです。

モバオクのオークションへ出品・購入するためには月額330円を支払う必要がありますが、販売手数料は全て無料です。

その他のオークションサイトは商品ごとに販売手数料を徴収していますが、モバオクでは販売手数料は一切かかりません。

ただし、特定の支払い方法で購入した場合は200円の手数料がかかります。

スマホアプリで簡単に出品できる「手軽さ」が人気の理由です。

モバオク出品の手数料

モバオクの出品にかかる手数料は下記の通りです。

モバオクも他のサイト同様に出品手数料は無料ですが、システム利用料が商品価格の5%と格安で利用できます。

スマホで手軽に出品できて、格安で利用できるのはモバオクの強みといえます。

システム利用料が安いオークションサイトで販売したい人におすすめです。

オークションサイト・フリマアプリの特徴を比較

スマートフォンの普及によりメルカリやYahoo!オークションなど幅広いオークションサイトやフリマアプリが登場しています。

その多くは競合他社と差をつけるため独自の方法で差別化を計っています。

例えば、メルカリは利用者数が多い分売れやすいですが、落札システム利用料が10%と高めです。

などの観点から、オークションサイトやフリマアプリの特徴を詳しく解説していきます。

一番売れやすいのはメルカリ

数多くのオークションサイトやフリマアプリの中で、最も商品が売れやすいのはメルカリです。

メルカリが一番売れるのには理由があります。

メルカリは専用のアプリを提供しており、利用者数も非常に多いため、商品が目に止まる回数も非常に多い点が魅力です。

毎日2,000万人以上のユーザーが閲覧しているメルカリは、商品が売れる可能性も高いといえます。

また、検索結果も最適化されており、ご自身の検索結果から必要な商品を予測して表示してくれます。

オークション形式とは違い即決価格で販売できるのも人気の秘密です。

手数料が一番安いのはジモティー

販売手数料や送料を抑えたい場合は、ほとんど手数料がかからないジモティーがおすすめです。

ジモティーで手数料がかからない理由は下記にまとめています。

ジモティーはオークションやフリマアプリと少し違い、地域で不用品を処分したい人が提供先を見つけるためのサービスです。

特定の地域で検索するため、直接手渡せる場所に住んでいる場合は送料は一切かかりませんよね。

ご自身が手っ取り早く不用品を処分したい場合は、購入者に無料で引き取ってもらえる可能性もあります。

ジモティーのメッセージ機能で集合場所を決めておくと、直接手渡しで商品を渡せます。

にはジモティーがおすすめです。

手軽に出品できるのは？

現在リリースされている数多くのオークションサイト・フリマアプリはどれも手軽に出品・購入できる環境を整えています。

中でもアプリの提供を行っているメルカリやYahoo!オークションは、スマホから手軽に出品できるサイトとして高い人気があります。

写真の撮影や商品の説明の記入も、携帯に使い慣れている方なら簡単にできてしまいますよね。

パソコンよりも使いやすいアプリの提供を行っているサイトは、利用者が多い傾向にあります。

利用者が多いサイトは出品された商品が見られる回数も増えるため、自然と高い値段がつきます。

より手軽に出品したい方はアプリの提供を行っているサイトを選びましょう。

高値で売れるのはYahoo!オークション

お手元にある商品をできる限り高値で販売したい場合は、Yahoo!オークションの利用がおすすめです。

オークション形式で販売されるため、ご自身が考える金額よりも高い金額で落札される可能性があります。

特に高値がつく可能性がある商品の例は下記の通りです。

Yahoo!オークションは知名度も高く世代を問わず利用されているため、商品が利用者の目に止まる回数も多い印象を受けます。

目に止まる回数が増えるほど、高い値段で購入される可能性も高まります。

掃除や整理で出てきた年代物の高級品などは、現在製造が停止されている可能性も高い印象を受けます。

出品するとコレクターの目にも止まるので、年代物の商品はYahoo!オークションに出品してみるのがおすすめです。

オークションサイト・フリマアプリで高く売るコツ

オークションサイト・フリマアプリで高く売るコツをご存じですか？

商品は状態やキズ具合によって値段が大きく変動しますが、出品する場所でも大きな差が生まれることは珍しくありません。

商品によって

の2種類が存在し、適切なサイトで販売すると高値で取引されます。

ここからはオークションサイト・フリマアプリで高く売るコツをご紹介します。

売るものに合ったオークションサイトで売る

アパレルや電化製品、食品など数多くの商品には

の2種類が存在します。

例えば、生活用品のまとめ売りなど、元値がそこまで高くなく、希少性が低い商品はフリマアプリで格安で販売した方が高い値段がつきます。

フリマアプリはご自身で即決価格を決められるため、競合よりも安い値段を設定すれば問題なく販売できますよね。

ここからはオークションサイト・フリマアプリに適した商品について解説していきます。

オークションサイトが適している商品

オークションサイトが適している商品の例は下記の通りです。

特にアンティークのお皿やティーカップなど、一般的なオークションサイトやフリマサイトで販売されていないような商品は狙い目です。

現在は手に入らないアンティーク品は、オークションサイトで高い値段がつく可能性があります。

新品・未使用品や高級品、希少性の高いものも安定した値段で販売できる商品の一つです。

新品価格の6割〜7割ほど回収できることも珍しくありません。

最近ではファミコンや昔のゲームカセットも人気の商品として名が挙がります。

特に人気のレトロカセットは

• スーパーマリオブラザーズ1
• スーパーマリオブラザーズ3
• ゼルダの伝説1
• 星のカービィ
• METAL GEAR（メタルギア）
• スウィートホーム
• ポケットモンスターシリーズ
• ゼルダの伝説シリーズ　など

ポケモンやゼルダの伝説は昔から愛されているゲームの代表ですよね。

上記のような販売がすでに停止された商品はオークションで高く取引されています。

フリマアプリが適している商品

フリマアプリが適している商品の例は下記の通りです。

フリマアプリは出品時に即決価格を設定できるため、競合よりも安い値段を設定することで売れやすくなります。

生活用品のまとめ売りや季節物はメルカリでは大人気の商品の一つです。

高級ブランド以外の季節物はメルカリでの出品をおすすめします。

また、オークションサイトと同様に高級品や状態がよいものは高値で取引されます。

主に中古品をお得に購入したいユーザーが集まっているため、少し安めの価格でも売りたい商品はメルカリに向いています。

価格相場を調べる

メルカリなどのフリマアプリで商品を出品する際に、設定する価格に悩んだことはありませんか？

平均的な相場をメルカリで検索しようと思っても、マイナーな商品だと検索に引っかからない可能性もあります。

そんな時は「aucfan/オークファン」で過去の取引履歴を確認してみましょう。

過去の取引履歴を中心に

商品の価格から状態までを一気に確認できるサイトです。

3ヶ月〜10年単位で検索が可能で、過去の取引履歴から相場の上下も確認できます。

例えば、5年前に10,000円で取引が終了している商品が、2年前には8,000円まで落ちている場合、その商品の相場は8,000円です。

8,000円で売れない場合は価格を下げる調整もできるので、事前にオークファンで相場を調べておきましょう。

無料登録することで10年前の履歴を確認できるため、適切な価格を確認したい方はオークファンに登録しておきましょう。

相場に合わせた価格設定ができる

aucfan/オークファンは過去の取引履歴を見られるサイトで、メルカリなどに出品する商品の相場が確認できます。

有名ブランドなど市場に多く出回っている商品は、競合を参考にするだけで現在の相場がわかりますよね。

しかし、中には市場にあまり出回っていないマイナーな商品もあり、そのような商品の相場を決めるのは難しいでしょう。

過去10年間で取引された履歴があれば適切な価格設定ができるので、オークファンは必ず登録しておきたいサイトの一つです。

オークファンはオークションサイトの一括検索も可能

オークファンはオークションサイトの一括検索も可能で、700億件以上の取引履歴が閲覧できます。

その他に利用できる機能は下記の通りです。

オークファンの最大の特徴である「期間おまとめ検索」では、過去10年間の取引履歴から適切な価格相場を割り出せます。

また、有名オークションサイトやフリマサイトごとに販売価格を調べられるので、出品予定のサイトに絞って検索するのもおすすめです。

過去の履歴を並べ替えながら整理していくと、より適切な値段を算出できます。

まとめ

いかがでしたか？

今回ご紹介した内容を下記にまとめています。

オークションサイトとフリマアプリにはそれぞれ特徴があり

売れやすい商品にも大きな差がありました。

特にオークションではご自身も予想できないほど高い値段がつく可能性も考えられます。

倉庫に眠っていたアンティーク品や高級品は一度オークションに出品してみるとよいでしょう。

反対に予備で購入していた生活用品をまとめて販売する場合は、フリマアプリがおすすめです。

即決価格を設定できるため、競合よりも安い価格を設定することで簡単に販売できます。

例え不用品を手放す際でも、できる限り高い金額で売れた方がうれしいですよね。

なかなか検索しても出てこないマイナーな商品は「オークファン」で過去の取引履歴を調べましょう。

この記事を参考にご自宅に眠っている商品をオークションサイトやフリマアプリに出品してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。