「トレカの偽物は本当に流通している?」
「偽物と判断する方法は?」
そんなトレカの偽物について、基本的な情報や売買しないための対策方法などをまとめました。
高額なトレカを購入予定の人やフリマアプリでよくトレカを購入する人は、参考にしてください。
偽物のトレカがあるって本当!?

ここでは、トレカの偽物が出た例や販売されている場所、再シュリンク詐欺について紹介します。
レアカードなどの高額なトレカの偽物が出回っている!
近年のトレカは、ホビーとして遊ぶだけではなく、コレクションとして高額な値段が付けられることがあります。
しかし、そんなコレクション需要に目を付けて高額なトレカを偽造し、利益を得ようとする人も増えてきています。
偽物が発覚した例
直近でトレカの偽物が発覚した例は、以下の通りです。
- ネットショップ「BASE(ベイス)」で遊戯王カード「青眼の白龍(シークレット/ジャンプフェスタ1999年で配布)」を約100万円購入したところ、提示されていた画像とは異なる偽造品が送られてくる(2023/3/1)
- フリマアプリで出品された販売相場約12万円のワンピースカード「トラファルガー・ロー(スーパーパラレル)」が偽物だった(2023/9/4)
- ポケモンカード「ミミッキュ(プロモ/ムンク展とのコラボ)」の鑑定品を偽装した偽物がメルカリに出品され、137,000円で落札される(2023/12/27)
現在、主に偽造の対象となっているのは、遊戯王やポケカ、ワンピースカードなどの高額なカードが多くて需要や人気が高いトレカです。
トレカの偽物が販売される方法としては、主に以下の手法が用いられています。
- 偽物をそのまま商品として販売して騙す方法
- 商品画像を別のサイトから転用し、送付時に偽物を送る方法
これらの悪徳で巧妙な手法によってトレカの知識がある人でも騙されている現状があります。
人によっては購入後も偽物と気付かないまま保管したり、市場へ流通させていることも。
どこで偽物トレカが出回っている?
トレカの偽物が出回る場所としては、主に以下の店舗やサイトが候補になります。
- フリマアプリ・サイト
- オークションサイト
- 個人が販売できるネットショップ
- トレカ専門店以外の中古ショップ
トレカの偽物を製造する側としては、フリマやオークションなどの個人で販売・出品できる場所の方が都合よいことから、上記の場所にて偽物を購入してしまった例として多くの割合を占めています。
トレカの専門性が低い中古ショップにおいても、トレカの偽物を判別できずに、トレカの偽物の製造者や、購入後も偽物と気付いていない人からの買い取りに応じてしまうケースもあります。
フリマアプリで横行する「再シュリンク詐欺」について
シュリンクとは、専用の機械を使って商品にぴったりと合う形に透明なフィルムで包装する方法、及び包装された状態を指します。
トレカの購入において、仕入れから未開封のボックス商品の場合、必ずシュリンク付きの状態で販売されています。
そのため本来であれば、シュリンク付きのものはボックスの中身を誰にも触れられていない状態となります。
そこを悪用し、騙そうとするのが再シュリンク詐欺です。
シュリンクによる包装は専用の機械が用意できれば個人でも再現可能です。
そのため、一度開封したボックスでも、再度シュリンクして販売・出品できてしまうのが現状です。
レアカードが入ったパックだけ抜いたり、そもそも違う商品にすり替えたりした後に再シュリンクして、原価以上の値段で売り出して利益を生み出そうとしているのです。
フリマアプリやオークションでは商品画像でしか確認できないため、「新品未開封」と書かれていても、再シュリンクしているかの判断が難しくなります。
そのため、フリマアプリやオークションのシュリンク付き商品は疑ってかかるか、そもそも購入しない方がよい状況となっています。
トレカ偽物の見分け方

ここでは、トレカの偽物の見分け方について、真偽の判断基準を紹介します。
代表的なトレカの正しいサイズ一覧
トレカが偽物か判断する基準の1つとして、「正しいサイズかどうか」があります。
国内で販売されているトレカは、大きく分けると
- スタンダード(レギュラー)サイズ
- スモールサイズ
の2種類になります。
| 名称 | サイズ | 代表的なトレカ |
|---|---|---|
| スタンダード (レギュラー) | 63mm×88mm | ・マジックザギャザリング ・ポケモンカードゲーム ・デュエルマスターズ ・ヴァイスシュヴァルツ ・WIXOSS(ウィクロス) ・Shadowverse EVOLVE(シャドウバースエボルヴ) ・ONE PIECEカード |
| スモールサイズ | 59mm×86mm | ・遊戯王OCG ・バトルスピリッツ ・ヴァンガード |
上記に加えて、トレカで遊ぶタイプのアーケードゲームでは、「58mm×81mm」のアーケードサイズとなっていますが、偽造の例としてはあまり多くありません。
トレカの偽物もサイズに合わせて偽造していますが、正規品であればほとんどズレがなく製造されるため、少しでも大小が異なれば偽造の可能性があります。
しかし、実物を計測しないとサイズの判断ができず、フリマアプリやオークションサイトでは画像と異なるものが送られてきてしまうことから、購入前の判断方法として利用できない部分です。
サイズ以外での偽物の判断方法
サイズ以外で偽物の判断基準になるのは、カードの印刷や材質です。
こちらも、実物に触れないとわからない判断方法ではありますが、商品到着後に偽物と把握できれば返金などの対応ができます。
判断方法のひとつとして覚えておくとよいでしょう。
トレカの色合いに不自然な点はないか
トレカの偽物はあくまで再現品です。
そのため、正規品のイラストや裏面の印刷に使われている色合いと異なる場合があります。
トレカ公式が掲載しているカードの画像や、ほかの商品と比べて、色合いが不自然に感じる時は、偽物の可能性を考えましょう。
ただし、正規品でも製造時期による印刷の濃淡の違いや、経年劣化による色落ちが起こる場合があります。
カードの紙質や厚みに不自然な点はないか
トレカの紙質や厚みは販売時期が異なっていても基本的に変わりません。
そのため、紙質や厚みが不自然に感じる時は、偽物の可能性があります。
ただし、紙質や厚みも製造時期及び経年劣化の影響で変化する場合があるため、残念ながら、完全な判断基準にはなりません。
カードに記載されている内容やフォントに誤りはないか
トレカのカード名や効果のテキストはそれぞれ独自のフォントが使用されており、偽物でも完全な再現は難しくなっています。
正規品にはカードナンバーや収録パックの基準になる英数字など複数の表記があるため、1つでも欠けていた場合は偽物に該当します。
画像をすり替えていない販売や出品では、カードの表記やフォントを誤魔化せません。
そのため、これは実物を見られないフリマアプリやオークションサイトでも有効な判断方法となります。
レアリティの光り方や加工に不自然な点はないか
トレカにおいて、レアリティが高いカードには特殊な光り方や加工が施されています。
ところが偽物の場合は、正規品よりも光沢が薄かったり、ホイルが欠けていたりする場合があります。
光り方や加工は写真の撮り方によってはわかりにくいため、商品画像で気になる点がある時は、光り方などがわかるように撮り直しをお願いしてみましょう。
「高額になりやすいレアリティ」という理由で、本来は存在しないレアリティの加工を偽造するパターンもあります。
「希少品」などの表記に騙されないよう、購入前にはカードの情報も別で検索して把握しておきましょう。
再シュリンクされたトレカパックの見分け方
再シュリンクされたか否かの判断は、フリマアプリやオークションサイトが主な販売場所であるため、実物を見て判断するのは購入後となってしまいます。
しかし、偽物と知らないまま開封してしまうと、再シュリンクした証拠が無くなってしまうため、開封前に判断できた方が安心です。
- 届いた段階で動画、写真を入念に撮っておく
- 受取評価などをする前に偽物でないかチェックする
- 気になったことがあれば必ず質問する
- 取引終了は必ずカードが偽物でないかを確認してから終了する
といったように、フリマアプリなどの場合は必ず実物をしっかり見て、偽物でないことを確認した上で取引終了をしましょう。
シュリンクの厚みが薄すぎないか
シュリンクは専用の機械で包装できますが、再シュリンクでも正規品とまったく同じように包装するのは難しくなっています。
例えば、処理する機械に違いがあったり、コストを抑えたフィルムを使用している使用するフィルムが異なることから、正規品とちょっとした違いが出てきます。
そこで、シュリンクのフィルムの厚みが極端に薄い時は、偽物の可能性を考えましょう。
シュリンクに不自然な傷や穴があいていないか
再シュリンクでは薄いフィルムを使用しているのもあって、フィルムに傷や穴があいている場合があります。
「配送時に付いた傷だ」と言い訳される可能性もありますが、正規品のように完全な密封状態であれば、意図的に傷付けなれば傷や穴はできません。
ボックスの側面や底に不自然なへこみがないか
再シュリンクの方で見分けがつかない時は、ボックスの側面や底がへこんでいないか確認しましょう。
外箱の側面や底からパックの抜き取りやすり替えを行うため、作業を行った痕跡が残っている可能性があります。
トレカの偽物を売買しないための対策方法

ここでは、トレカの偽物を自分が売買しないようにするための対策方法を紹介します。
信頼や実績のあるショップで購入する
専門性の高いカードショップや大手の中古ショップであれば、鑑定士やこれまでの実績からトレカの偽物を弾きやすくなっているため、購入先としておすすめです。
しかし、フリマアプリやオークションサイトをどうしても利用したい場合は、以下の項目を意識してみましょう。
販売者のレビューは必ず確認
トレカの偽物販売者は、購入後に入金された時点で、それ以上を追及されないように販売や出品に使ったアカウントを削除しています。
そのため、初めての出品やレビューがまったく付いていないのに、高額なトレカばかり販売・出品している場合は、トレカの偽物の可能性を考えましょう。
レビューが残っている場合は、「販売者に対する不信な点が書かれていないか」を見てから購入を判断するのがおすすめです。
販売先によっては、購入者の評価が数字で確認できるため、評価が低い場合は別の候補を探しましょう。
フリマアプリで購入する場合は気になる点を事前に質問する
フリマアプリでは、購入前にコメントで商品に関する質問できます、
画像に不自然な点や商品情報の記載されていない情報は、事前に質問しておきましょう。
質問に答えられない場合は「販売者として信用できない」と判断できます。
また、返答しても詳しく説明できない場合は疑意を持ったうえで購入を検討してください。
ただし、偽物と決め付けてコメントするのは購入者側がペナルティを受ける可能性もあるため、丁寧な質問や指摘を心がけましょう。
PSAなどの鑑定品を購入する
トレカの価値や保存状態を保証するPSAなどの鑑定品の場合、カードが正規品であるという証明になります。
そのため、ほかのカードよりも安全性は高くなります。
しかし、例にもあったようにフリマアプリでは、鑑定品に使われるケースやバーコード表記まで偽造する場合もあります。
そのため、鑑定品という表記だけで信用してはいけません。
トレカの偽物の判断方法や販売者への質問と合わせつつ、購入するか否かを判断しましょう。
相場価格より明らかに安いものを購入しない
トレカの偽物は製造コストを低くしていることから、正規品よりも安く販売しても利益が出ます。
販売・出品時に相場価格よりも安くすることで、購入者側がトレカの偽物と判断する前に購入を決めてしまう可能性は十分あります。
そのため、相場価格よりも明らかに安い設定の商品は、購入を一旦待つのがおすすめです。
相場価格については、以下の判断方法やサイトを利用してみましょう。
買取店の買取価格、過去の買取実績価格を参考にする
トレカの買取価格は、
- 買取店舗の店頭にある買取表
- 店舗の公式サイト
などで、その時点の値段を確認できます。
複数の店舗で確認しておくと、より正確な現在の相場価格がわかります。
確認しやすいネットの情報を利用して複数の店舗を閲覧しましょう。
一方、フリマアプリやオークションサイトでは過去の買取履歴を閲覧できますが、取引の仕方や時期によって現在の相場価格よりも値段が前後しています。
そのため、参考にする際はなるべく直近の取引を選び、こちらも複数の買取履歴を見るのがおすすめです。
オークファンで過去の落札価格や出品状況を調べる
オークファンは、Amazonなどの3つのサイトにおける販売・出品価格を一覧で検索できるサイトです。
現在の相場価格を把握する際に有用なサイトであり、月額の有料会員になると過去の落札価格などのより詳しい情報を閲覧できます。
一回の取引で済む場合は無料でも十分使えますが、高額なトレカをよく取引する人は有料会員になるのもおすすめです。
トレカのおすすめ取扱い店舗4選
ここでは、トレカの購入先として信頼や実績があり、買取価格の確認もしやすいおすすめの店舗を紹介します。
駿河屋
駿河屋では、公式サイトの駿河屋.JPにある「あんしん買取リスト」から、その時点での参考買取価格が確認可能です。
ネットの宅配買取だけでなく、店頭に持ち込みする際も買取リストを介してから持参すると、提示された価格で買取対応してもらえます。
販売については実店舗と公式サイトがあり、公式サイトでは実店舗の在庫の取り寄せができます。
ポケカはシングルカード以外にも、ボックスやサプライ商品の中古販売もあるため、ポケカ関連の商品を幅広く購入できます。
遊々亭
遊々亭はネット専門のカードショップであり、公式サイトの買取ページから各種トレカの買取価格を確認可能です。
販売と買取の両方において、カード名や種類、収録パックなどを入力して検索できるため、検索しやすいサイトになっています。
販売においては全国送料無料で、無料のメンバーに入るとポイント還元が行われるなど、様々な特典付きで利用できます。
トレコロ
トレコロはネット専門のカードショップであり、公式サイトの買取専用ページから取り扱いトレカの買取価格を確認可能です。
会員登録している場合は、毎日キャンペーンでポイントを入手できて、1ポイント=1円で購入時に利用できます。
送料は会員であれば150円になりますが、3,000円以上の購入で送料を無料できるため、複数のカードを一気に購入するのがおすすめです。
カーナベル
カーナベルはネット専門のカードショップであり、公式サイトの買取専用ページからカード名を検索して買取価格を確認可能です。
販売においても、買取と同じ形式でカードの検索が可能です。
カードの状態を独自の基準で4段階にランク分けしているため、傷が気になる人も判断しやすくなっています。
送料は決済と配送方法によって変わってきますが、クレジットカード決済かつ3,000円以上の購入であれば、オプションなしの配送で送料を無料できます。
まとめ
トレカの偽物は、実物を確認しにくいフリマアプリやオークションサイトなど、個人で販売や出品ができる場所を中心に出回っています。
カード本体を偽造した物や、ボックスの中身を変えて売り出す再シュリンク詐欺が主流ですが、商品の状態や販売者の情報などを確認すれば、ある程度は対策できます。
高額なトレカを安心して購入したい場合は、おすすめの店舗のように信頼や実績がある場所を選んで、価格相場を参考にしながら購入を検討してみましょう。






