【2024年最新】どこが一番お得?オークション・フリマアプリ手数料比較

どこが一番お得?オークション・フリマアプリ手数料比較

ヤフオク!、メルカリ、ラクマ…など

最近だと多く多くのオークションサイトやフリマアプリが登場しています。

それぞれの特徴や手数料は異なるため、どれを使えば一番お得なのか迷ってしまいますね。

また、引っ越しシーズンが近づく今、お得に不要品を整理して、お小遣いを稼ぎつつ、心機一転キレイな状態で新年度を迎えてはいかがでしょうか?

ということで、今回はオークションとフリマサービスを一緒くたに手数料を比較してみました。

本サイトには広告が含まれますが、皆さまに役立つ情報を厳選の上掲載しております。

【前知識】オークション・フリマでかかる手数料は?

オークションやフリマでは、一般的に以下の手数料がかかることがあります。

売るとき

  • 会員登録料:マーケットによっては、出品するには有料の会員登録をする必要があります。
  • 出品手数料:出品した商品が落札された際にかかる手数料です。
  • 決済手数料:お金のやりとりをする際にかかる手数料です。
  • 送料:送料が出品者負担の場合は、商品に応じて送料が必要になります。

商品の価格から、上記の料金を引いた分が出品者の手元に入ります。

買うとき

  • 会員登録料:マーケットによっては、落札するには有料の会員登録をする必要があります。
  • 落札手数料:商品を落札したときにかかる手数料です。
  • 決済手数料:お金のやりとりをする際にかかる手数料です。
  • 送料:送料が落札者負担の場合は、商品に応じて送料が必要になります。

商品の価格に、上記の料金を足した金額が落札に必要な金額になります。

オークションとフリマ、どっちがお得?

「1つ1つ紹介する前に、さっさと結論を教えてくれよ」
というせっかちさんのために、先に全体のまとめを書いておきます。

こんな感じでした。

全体的には、出品するならオークション、購入するならフリマの方がお得って感じですかね?

それでは、1つずつ詳しく見ていきます!

ネットオークション

Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)

まずは、オークションといえば真っ先に思いつくであろうYahoo!オークション(ヤフオク!)

最近だとオダギリジョーさんなどを起用したCMが放送されていますね。

ヤフオク!は、現状下記のような手数料になっています。

内容詳細金額
会員登録①出品する場合:
Yahoo!プレミアム会員登録
月額498円(税込)
会員登録②落札する場合:
無料会員
0円
出品手数料①送料が出品者負担の場合落札価格の8.64%
(税込)
出品手数料②送料が落札者負担で
625円以上で落札された場合
落札価格の8.64%
(税込)
出品手数料③送料が落札者負担で
624円以下で落札された場合
54円(税込)
落札手数料落札時に落札者にかかる手数料0円
決済手数料お金のやりとりにかかる手数料0円
送料出品者と落札者で取り決め

つまり、出品した商品が5000円で落札された場合は、

5000円(落札金額)−498円(会員登録料)−432円(出品手数料)=4070円

の計算で4070円が手元に入るということになります。

逆に、5000円で商品を落札した場合には、手数料がかからずそのままの金額で商品が手元に届きます。
※送料は別計算

ヤフオク!の特徴は、なんといってもユーザー数の多さにあります。ユーザー数が多いので「レア物」が出回りやすい、落札されやすいです。

自分の売りたい商品が貴重なものである場合は、迷わずヤフオク!を利用すると良いと思います。

モバオク

ヤフオク!同様、古くからあるのがモバオクです。

ヤフオク!との最大の違いは、出品・落札どちらでも有料会員登録が必要なところです。落札者も有料会員登録が必要な代わり、他の手数料はモバペイ(※1)を選択しなければ、基本的にかかりません。

内容詳細金額
会員登録①出品・落札する場合に必要月額324円
(税込)
会員登録②iOSアプリから
iTunes決済する場合
月額360円
(税込)
出品手数料0円
落札手数料0円
決済手数料モバペイ(※1)以外0円
送料落札者負担

例えば、出品した商品が5000円で落札された場合、

5000円(落札金額)-324円(会員登録料)=4676円

4676円が手元に入るので、ヤフオク!よりも少しお得です。

一方、落札した場合は

5000円(落札金額)+324円(会員登録料)+306円(決済手数料(モバペイ、カード払いを選択))=5630円

となり、手数料が630円上乗せされての購入になります。

ただ、モバオクは現在有料会員初月無料キャンペーンを実施しています。

  • (※1)モバペイとは?

モバペイとはモバオクが提供している決済代行サービスのことです。こちらのサービスを利用すれば、より安全にお金のやりとりが可能となります。そのモバペイを使用している場合は下記手数料がかかります。

請求金額
(落札金額+送料)
ATM支払
インターネット
バンキング支払
コンビニ支払クレジットカード
支払
ドコモケー
タイ払い
S!まとめて
支払い
まとめて
au支払い
auかんたん決済
1~999円152円152円99円152円152円143円
1,000~1,999円183円183円183円203円306円174円
2,000~2,999円183円183円183円203円306円285円
3,000~4,999円183円306円306円306円409円409円
5,000~9,999円183円306円306円409円512円
10,000~19,999円183円請求金額の
4.3%
請求金額の
4.3%
請求金額の
5.9%
20,000~29,999円183円請求金額の
4.3%
請求金額の
4.3%
請求金額の
5.9%
30,000~300,000円306円請求金額の
4.3%

楽天オークション

2016年10月31日をもって、楽天オークションはサービス終了となりました。

オークションサイトのうち最後にご紹介するのが「楽オク」こと楽天オークションです。

これまでの2つと異なるのは、落札した場合に楽天スーパーポイントがもらえることです。普段から楽天でお買い物している方にとっては、使いやすいオークションサイトですね。

内容詳細金額
会員登録出品・落札共通0円
出品手数料システム利用料
+ポイント付与料
落札手数料0円
決済手数料楽天あんしん決済(※2)
送料落札者負担

楽天オークションは、ヤフオク!、モバオクと違って有料会員というものがありません。落札されてから初めてお金がかかります。

  • 5000円で落札された場合
    • 出品者:5000円(落札料金)-324円(出品手数料)= 4676円
    • 落札者:5000円(落札料金)+203円(決済手数料、カード払いを選択)=5203円

と、それぞれ手数料が差し引きされます。

落札者のポイント付与分は出品者負担になっているので、やや出品手数料が高くなっています。それでも、ヤフオク!の料金改定後よりは低いので、低額の商品1品だけを出品したいというときは楽オクがお得です。

  • (※2)楽天あんしん決済

楽天あんしん決済とは、モバオクのモバペイ同様、決済代行サービスとなります。モバオクと違い、必ずあんしん決済を使用する必要があるため手数料はかかってしまいますが、どの取引も安全にやりとりが可能になります。

楽天あんしん決済の手数料は下記の通りです(全て税込金額)。

取引代金
(商品代金+送料)
クレジットカード
決済
コンビニ払い
ATM払い
(ペイジー)
ドコモ
ケータイ払い
銀行振込全額ポイントで
支払い
100円以内105円183円181円181円0円
101円〜3,000円105円183円181円181円100円
3,001円~6,000円203円306円304円181円162円
6,001円~10,000円311円306円510円181円162円
10,001円~30,000円取引代金の3.88%306円取引代金の5.83%181円203円
30,001円~50,000円取引代金の3.88%540円取引代金の5.83%181円203円
50,001円
~100,000円
取引代金の3.88%540円181円203円
100,001円
~300,000円
取引代金の3.88%取引代金の3.88%181円

フリマ系

続いてフリマアプリの手数料も調べてみました。

メルカリ

出典:メルカリ

まずはメルカリです。アプリの利用者数でヤフオク!を超えた?というニュースもあり、今や飛ぶ鳥を落とす勢いですね。

手数料は下記のようになっております。

内容詳細金額
会員登録出品・購入共通0円
出品手数料出品した商品が
売れた場合
販売価格の10%
落札手数料0円
決済手数料①クレジットカードの場合0円
決済手数料②コンビニ/ATM/
キャリア決済の場合
100円
送料出品者、購入者で相談

オークションサイトとは違い、かなりシンプルですね。手数料は出品する側が支払う分だけです。その代わり手数料は10%とやや割高です。

オークションと同じように5000円で商品が売れた場合、出品者は

5000円(販売料金)-500円(出品手数料)=4500円

となります。落札者はカード決済であれば、手数料がかかりません。

また、フリマの特徴は提示されている金額よりも下がることはあっても、上がることはありません。

熱くなってついつい予算オーバーしてしまった…という「オークションあるある」が起こらずにすみます。

その分、出品者は最初の値段設定は慎重に行う必要がありますね。

ラクマ

楽天が出したフリマアプリがラクマです。

手数料は下記のとおりです。

内容詳細金額
会員登録出品・購入共通0円
出品手数料0円
落札手数料0円
決済手数料①クレジットカード/
ポイントの場合
0円
決済手数料②コンビニ/ATMの場合216円
送料出品者、購入者で相談

これまでのフリマアプリと大きく違うのが、出品手数料も無料なことです。

決済方法をクレジットカードにすれば、完全に手数料無料で売買が出来ます。

5000円で商品が売れた場合、出品者は5000円が入り、落札者は5000円で商品が来ます。

ラクマはフリマアプリとしては後発なので、他のフリマに追いつくために思い切ってやっているキャンペーンかもしれません。

メルカリも最初のころは同じように手数料を無料としていたので、ラクマも今後は手数料がかかるようになるかもしれませんが、現状ではかなりお得に取引できるフリマアプリと言えそうです。

また、楽天のフリマアプリだけあって楽天スーパーポイントが使えることも大きなメリットですね。
いつものお買い物と同じ感覚で利用できます。

FRIL

出典:FRIL

2018年2月26日に楽天株式会社が運営するフリマアプリの「ラクマ」と統合し、名称が「ラクマ」に変更されました。

内容詳細金額
会員登録出品・購入共通0円
出品手数料出品した商品が
売れた場合
0円※
落札手数料0円
決済手数料①クレジットカード/LINE Pay/
ポイントの場合
0円
決済手数料②コンビニ/ATM/
キャリア決済の場合
100円
送料出品者、購入者で相談

楽天の傘下に入ったフリル。もともと女性専用のフリマアプリでしたが、2015年の夏頃に男性も使えるようになりました。

さらに、2016年10月1日より期間限定で販売手数料を無料化しました!終了後の料率は未定ですが、以前の10%の料率から変わる可能性もありそうです。

まとめ

  • オークションで買うなら、ヤフオク!がお得
  • オークションで出品するなら、高額の商品はモバオクがお得
  • 今ならフリルとラクマは手数料無料

こんな感じでしょうか。商品の売れやすさや相場によって、最適なマーケットは異なることがわかりました。

どうせなら少しでもお得な方法を使いたいですね!

僕の場合は売るならゲームとマンガなので、安いものはラクマ、レア物はヤフオク!で売ろうかな?

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