こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。
栗の季節になりました。
私が住んでいる地域はちょっと山に囲まれていることもあって、これからは栗をたくさんいただくことになりそうです。
先日も近所のおじちゃんから栗をいただきました。どうやら自宅の栗の木になっているみたいです。
個数にして10個程度ですが、粒が大きくて食べ応えもありそう。
余談ですが、この時期知らないおじちゃんとかおばちゃんが栗を拾いに来るんですが、
それってどうなの?という気はしています。他の人の山にある栗の木だよな〜と。
道路に落ちたらその時点で所有権(?)がなくなるのでしょうか。
毎年不思議でならないのですが、そのまま腐ってしまうよりはいいかなと思うと口出しもできません…。
さてさて、栗です。
メルカリやラクマでも栗が大量に出品されています。
ほとんどは生栗で、拾った栗をそのまま送る感じのようですね。
栗を無理矢理とるのではなくて、自然に落ちるのを待つみたいで、発送時期も比較的長めにとられています。
量としては1キロとか1・5キロとか、宅急便コンパクトに入るくらいが多いように感じます。
中には4キロというかなりの量の出品もありますが、見事に売り切れになってました。
栗って人気なんだ〜と改めて感じますね。
私は子どもの頃から普通に食べてたし、そもそも買う物だとは思っていませんでした。
「栗はもらうもの」だったからです。
それと1つ気になったのは冷凍の皮むき済みの栗が出品されていたことです。
これは加工品にならないのかな?と思いましたね。
メルカリでは加工した食品を出品する場合には、保健所の許可がないといけません。
栗の皮をむいて冷凍するのは加工に該当するならば、許可が必要になるというわけです。
この点、ちょっと不明なので調べてみると…。
東京都福祉保健局によると、食品の冷凍は処理業になるので、法的な許可が必要になってくるようです。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kyoka/kyoka_0.html
ということは、栗の冷凍加工をして出品する際にも、本来ならば許可が必要なんですね。
出品者としては、皮をむいた栗なので食べやすいし、何かと面倒じゃないと思って出品したようですが、
これ本当は出品禁止物です。もちろん、出品者が許可をもらっていればいいのですが、どうも違うみたい…。
そもそも、出品者は冷凍加工をした食品が出品禁止物に該当する可能性があることを知らないのだと思いますね。
食品の加工というと、たとえばお菓子を作るとかそういうことをイメージしてしまうので。
こういった出品禁止物になる恐れがある物はけっこうありますけど、意外と気づかないのだと思います。
出品者も気づかず、そして購入者も気づかずなので、結局誰も気づかないということになっているようです。
何かあってからでは遅いですからね。安全性を考えると啓蒙活動も必要です。