【オークション・フリマアプリ講座_27】PayPayフリマ始動!本当のフリマ戦国時代になるのか?

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

10月7日、Yahoo!JAPANが運営するフリマアプリ、PayPayフリマがサービスを開始しましたね。

Yahoo!には「ヤフオク!」という時代をつくってきたオークションサイトがあるわけですが、
フリマとなるとメルカリには残念ながら及ばず……。

もちろん、フリマ出品もつくったのですが、ヤフオク!の中に組み込まれている以上、
どうしても「オークション」というイメージがあって、フリマとしての認知度や利用度も思うように伸びなかったのかな
という印象はあります。(あくまで私の印象です)

そんな中、満を持して投入されたのがPayPayフリマ。
その名前からもわかるようにキャッシュレス決済のPayPayと連動されています。

現在、キャッシュレス決済をすると、消費者還元事業によって対象店舗での購入で最大5%分のポイントが還元されますよね。
これに合わせてキャッシュレス決済を利用する人が増えているので、PayPayも消費者を囲い込み、
PayPayフリマへの流れも作ろうということなのかもしれません。

それとPayPayフリマはサービス開始のキャンペーンとして、はじめてのお買い物で使える500円OFFのクーポンを発行したり、
出品者の送料を全額負担する取り組みもしています。

送料負担は出品者にとってはすごくありがたいですね。
なにせ、出品者にとって何が一番ネックかというと、やっぱり送料ですからね。
送料負担は11月30日までの期間限定。ただし、負担する金額が一定の金額に達したらこのキャンペーンは終わってしまうとのことです。


 

PayPayフリマが誕生したことで、メルカリ、ラクマを合わせて3つがそろったことになります。
これまではヤフオク!の中のフリマだったので、やっぱりフリマアプリというのは違和感があったのですが、
これからは堂々と3つのフリマアプリと言えますね。

それと同時に、本格的に3社の闘いが始まるというか。
それぞれがメルペイ、楽天ペイ、PayPayというキャッシュレス決済も持っていることですし、ユーザーの囲い込みを含め、
いろいろと手を打ってきそうな気がします。

そういう意味では、ユーザーにとってメリットが多くなるとは思うのですが、
一方でどれを使ったらいいのか?という悩みはつきませんね。

手数料でいえば3.5(+税)のラクマが一歩リードですが、規模としてはメルカリか。
そこにPayPayフリマがどうくい込んでくるのかというのも、今後の焦点になってくるのかと考えています。

でも、ひとまずPayPayフリマがスタートしたということで、しばらくは動きをウォッチしていきたいと思っています。

この記事のライター
川崎さちえ

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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