原作20周年ということで、2016年はさまざまな展開を見せてくれた「遊☆戯☆王」。
劇場版やソーシャルゲームの登場で、かなりの盛り上がりを見せ、リバイバルブームもありオークションの取引も盛大に行われました。
遊戯王カードカテゴリ全体推移
限定品、非売品カテゴリ推移
遊戯王は、ゲームや書籍の特典やイベント配布限定の強力で、後からでは入手し辛いカードが多数存在します。
数年後には復刻版が新パックに収録されるなどで入手難度は下がることがありますが、同名のカードがいくら登場しようと、当時の希少なレアカードは人気が根強く残ります。
今回はそのうちの一つ、「シクブル」こと「シークレットレア 青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」の取引について取り上げます。
1,000枚限定、幻のレアカード
▲遊戯王ファン憧れのシクブル
今回紹介する「シクブル」は、世界で4枚しか存在しないカードとして原作で登場した「青眼の白龍」をモチーフに1999年のイベントで1000枚限定で配布されたカードです。
そのため、現在は状態の良いカードはかなり少なくなっていると予想され、非常に人気の高いカードです。
10年前には超美品クラスで2~4万円で取引されていた「シクブル」ですが、最近は超美品クラスだと20~35万円で取引されています。
- 最近の落札結果(2016/12/20)
状態があまりよくないものでも、約7~10万超えで取引されているようです。
ちなみに傷だらけの状態でも約1.5万円ほどです。
- 最安値(2016/11/17)
今回、この1,000枚限定のシクブルのここ10年間のネットオークションやフリマサイトでの取引件数を調べたところ…
その数430件!!!
同じカードが何度も出回っていることも考えられますが、それでも元はたった1000枚のカードが少なくとも430回は取引されたというのは驚きの数字だと言えると思います。
金は天下の回り物という言葉もありますが、レアカードも同じといえるかもしれませんね。
終わりに
来春からはアニメ新シリーズも開始することで、今後も展開が続いていく「遊☆戯☆王」シリーズ。
20周年記念のイベントもまだまだ続くようなので、昔遊んでいた方はこの機会に眠っているカードを発掘してみてはいかがでしょうか?