【オークション・フリマアプリ講座_07】なんて優しい出品者なんだろう

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

メルカリやラクマでは値下げ交渉が当たり前のように行われていて、
出品者も購入者も「そういうもんだ」という気持ちが強くなっています。
そのため、ちょっとそれはマナー違反なのでは?と思うようなことが起きてしまうのも事実。

先日、メルカリにおいて「ええ!」と思うくらいの値下げ依頼を見ました。
それが起きたのは私の出品物ではなくて、私が「いいね!」をしていた商品。

ちょっと高いので値段が下がればいいなと思っている中で、他のユーザーさんからコメントがありました。
もちろん、値下げの依頼です。

販売価格12,000円の品物に対して、4,000円で購入できませんか?という内容でした。
最初これを見たときに、価格をわかっているのだろうかと思いましたね。
12,000円だよ、12,000円と。

それにもともとこの品物は2万円くらいする物。多少傷があるけれど未使用だと書かれていました。
12,000円は妥当な価格なんでしょうけれど、仮に安くなったとしても1万円くらいかなと。
それをいきなり4,000円。3分の1の値段です。

これに対して出品者はすごく丁寧に回答していました。

もちろん、4,000円では無理と断っていますが、文面を見て「なんて優しい人なんだろう」と思ってしまいましたね。
私なら呆れ返ってしまって「できません」と一言書くくらいしかできないかもしれません。

私自身は、半額にしてくださいという依頼を受けたことはありますが、
そのときでさえ「何を言ってるんだ、この人は」と思ってしまったくらいなので、3分の1なんてあり得ません。

もしちゃんとした回答をするのであれば、1日くらい時間をあけないと大人の回答はできなさそうです。
逆に考えると、こういった失礼な質問が来たときには、すぐに回答しないで時間をあけた方がいいのだと思います。

出品者もある程度はちゃんとした対応をしないといけないので、
冷静になるためにも1日くらいたってからの方がお互いのためかもしれません。

そういえば、メルカリかラクマかは忘れてしまいましたけど、以前コメント欄がすごく荒れているのを見ました。
内容は本物かどうかの証明だったと思うのですが、購入希望者が本物であることの証明を求めたけれど、
出品者が一向に示さないという内容です。

最終的に「じゃ、買うな」みたいな感じでやり取りは終わっていたのですが、それってどうなの?と思ってしまいました。
顔が見えないネット上のコメントなので、言いたい放題というか。
そもそも本物の証明ができないのって問題だよねという気もしてしまいますね。

個人間の取引では、相手がどういう人なのかわからないですし、直接会うことがないのですごくあたりがキツくなることもあります。
でも、そこは大人の対応が必要だと思います。
「そういう人もいるんだな」という感じに軽く流せる、いい意味での無関心さも必要ですね。

この記事のライター

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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