【オークション・フリマアプリ講座_34】メルカリ・売れるかチェック、キャベツの認識に失敗

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

メルカリの新しい機能に「売れるかチェック」があります。
これは、出品する前に商品の写真を撮ると、過去に売れているかどうかの確認ができる機能。

便利といえば便利ですが、もし同じような商品がなかったらどうなるのだろうと、素朴な疑問が。
まあ、この辺りはメルカリに、ほとんどの物は取引されているという自信があるのでしょうね。


売れるかチェックのいいところは、写真を撮るだけという点と、
過去売れた商品の相場が出て、しかも売り切れ率まで出る点でしょう。

特に、売り切れ率はこれまでなかった指標でもあるので、どのくらいの確率で売れるのかの判断材料になってきます。
さっそく、エアコンのリモコンが売れるのかどうか、売れている価格などを調べてみました。

最初は出品の手順と同じです。
画面にある「売れるかチェック」をタッチすると、撮影に入ります。

エアコンのリモコンにカメラを合わせました。なにやら白い枠に囲まれました。

写真を撮影すると、似ている商品の平均価格や売り切れ率が出てきます。
エアコンのリモコンは、1,164円が平均価格のようですね。



エアコンのリモコンなら売れるだろうし、チェックもしやすいだろうと思って、ちょっと意地悪をしてみました。



次は、キャベツです。(ごくごく普通のキャベツ)
カメラを合わせると、白い枠が出てくるのは同じ。

似ている商品は平均2,418円で売れているらしいのですが……
そもそも、似ている商品がキャベツではありません。

あくまで写真から判断されるので、キャベツの形や色合いが他の商品に似ていると、そちらを認識してしまうようです。


売れるかチェックでは、売り切れになった価格と販売中の価格が出てきています。
この2つに相違があるのは、けっこうおもしろいなと感じました。

エアコンのリモコンだと、売り切れ価格は300円〜3,000円、
でも、販売中になると500円から4,500円に跳ね上がります。

この価格の差は、出品者のこの価格で売りたい願望と購入者のこの価格で買いたい願望に違いがあることを証明していますね。
おそらく、最初は強気の価格で出品していても、実際には値下げをしたという感じでしょう。

今出品している人も、他の人の販売価格を参考にしているかもしれませんが、それは意外とあてにならないことがわかります。
やはり参考にすべきは、実際に売れた価格です。

もちろん、最初は強気の出品でもいいのですが、値下げをする可能性があることは、認識しておくといいでしょうね。

その上で値段を付けているなら問題ありませんが、「この価格で売れる!」と思っていると
「あれ?売れない…」となってしまうかもしれないので要注意です。

この記事のライター

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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