メルカリが提唱するサーキュラー・エコノミー

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

サーキュラー・エコノミーとは?

メルカリがサーキュラー・エコノミー(循環型経済)についてリリースを出しました。サーキュラー・エコノミーは、大量生産大量消費ではなくて、限りある資源を有効に活用すべく、破棄されるものを次の資源にしていくという考え方です。

このような循環が起きれば、1つのものは、例え形を変えたとしてもずっと使い続けることができます。最近よくリサイクルとか、リユースという言葉を見るようになって、不要になった洋服を回収していたりもします。

ユニクロはずっと前からこの取り組みをしていたのですが、最近ではGAPなども始めています。いよいよ資源が有限であることを認識し活動してくようなステージに入ったということでしょう。しかも本格的に。

サーキュラー・エコノミーでフリマアプリの役割

サーキュラー・エコノミーに関しては、フリマアプリはかなり重要な立ち位置にあります。個人個人が不要なものを売買していくわけで、「捨てる」という行為がなくなりました。

着物がバッグになったりエプロンになるなど、もしかしたら、全く違う形になって使われることもあるのでしょうけれど、それは破棄ではなく活用です。しっかりと循環していると考えることができるので、メルカリが主張するサーキュラー・エコノミーの中の1つだと思います。

フリマユーザーはもう循環に参加している?

すでにフリマアプリを始めている人は、知らない間にサーキュラー・エコノミーに参加しているわけです。おそらく循環型の経済を意識してメルカリを利用している人はあまり多くはないと思いますが、自然に循環させていることには違いありません。不用品を売ってお金を得ることが目的であったとしてもです。

売り手からの場合

ただ売り手から考えた場合、循環する経済にするためには、買い手がいること、そして商品の価値が激減しないことが条件になってきますよね。

そもそも買ってくれる人がいなかったら売れないし、売れるとしても価格が安かったら「手間の方が多い」となって、売る気がなくなります。でももし売れなくて価格を下げるようなことがあっても、循環経済のことを考えれば「誰かに使ってもらえれば」とは思います。

ここは葛藤というか、難しいことだと私も思います。エコのために自分を犠牲にするのか?という話ですからね。私だってエコを意識しながらも、それとは正反対のことをしてしまうこともありますし。

循環経済を作っていくためには

循環経済を作っていくのは、ゼロか100かではなくて間をとりつつ時間をかけることになる。そう割り切ることも必要でしょう。

そしてメルカリユーザー全員で作っていくのが、メルカリの目的なのかなと思いました。壮大なことだと思うけれど、メルカリならやってくれるような気がします。

この記事のライター

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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