ポケモンカードとは、日本のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズから出ている対戦型トレーディングカードゲームです。
1996年から発売開始され、20年以上継続した人気を得ています。
カードにはポケモンのイラスト、特徴(ワザ・HPなど)が記載されています。ポケモンの世界では、モンスターボールに集めたポケモンで戦いますが、現実の世界ではカードが代わりとなって対戦できるようになっています。
世界中の老若男女から大人気のポケモン。希少価値の高いカードは需要も高まり、中古取引の相場が高騰することもしばしば。そんなポケモンカードを、転売商材として仕入れて売れば儲かるのではないか…と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、ポケモンカードを転売して稼ぐのはおすすめできません。
本記事では、ポケモンカード転売(以下ポケカ転売)をおすすめできない理由と、物販で稼ぐおすすめの方法について紹介します。
ぜひ最後までご覧になってください!
ポケカ転売がおすすめできない理由
ポケカ転売のデメリットは大きく3つあります。
①相場の乱高下が激しく、大きく損する可能性が高い
②状態に関するトラブルが多い
③「転売目的の購入」はモラル的にもあまり良いことではない
一つずつみていきましょう。
①相場の乱高下が激しく、大きく損する可能性が高い
ポケモンカードの相場は、そのカードの希少性、需要によって決まってきます。しかし、価値の高いカードがその相場をずっと維持することは少なく、相場が値崩れするケースが後を絶ちません。
そのわけは、ポケモンカードの大会で用いられる「レギュレーションルール」にあります。
大会で使用できるカードは、公式から発表される「レギュレーションルール」により決まりますが、ルールは定期的に変更されるため、常に使用できるカードが変わってきます。
一般的な転売では、ニーズの高い商品は継続して売れ続けますが、ポケモンカードは常に情報を収集し、市場動向を見守っていないといけない、そこが非常に難しいところです。
また、2018年頃から、人気トレーディングカードの高騰が始まりました。
人気トレカといえば、ポケモン、遊戯王です。現在でも世界中で人気があります。
最近ではYouTuberの影響などにより、特定のカードが高騰していました。
ところが2022年現在、ポケカ転売はすでにバブル崩壊といわれています。
供給量が需要を上回り、適正価格で販売されるようになっているからです。
フリマアプリなどを見ると、段ボールに入った状態で出品がされており、現在、大量の在庫を抱えていると見受けられる出品者が多くいます。
大きな利益を見込んで大量に仕入れた結果、捌ききれなくなったのでしょう。
希少性の高いカードを保有していても、供給過多になれば値崩れが発生し、大きく損する危険性が高いのです。
②状態に関するトラブルが多い
トレカの中には、通常価格の何十倍というプレ値(プレミアム価格)がついているものがあります。トレカで稼いでいた転売屋たちは、プレ値のついたカードを売却して利益を得ていました。
プレ値がつきやすいカードは「対戦で強い」「限定性がある」という理由によりますが、価格が跳ねあがるかどうかは読めません。
コレクターは商品の状態に対し厳しい目を持っています。
希少性があっても、傷や擦れがあれば大きく価格が下がってしまう可能性もあるのです。
プレ値で扱われるもの自体の市場は、一般流通している商品と比較するとパイが少ないため市場規模が小さいです。入手自体が困難なので、転売する商品は市販で販売されている商品が中心になるでしょう。
その場合は利益率が低いため大量に売る必要があり、労力が必要になります。
③「転売目的の購入」はモラル的にもあまり良いことではない
本来、トレーディングカードは子供が遊ぶためのおもちゃです。
ポケモンカードは誰でも簡単に遊べるようになっています。公式が定期的にレギュレーションルールを変更するのも、「いつどのタイミングで始めても楽しめる」ための施策です。バランスを取ることで、平等なバトルを楽しめるようになっています。
最近では公式による出荷調整だけでなく、転売対策が加速しており、販売店では、購入者に制限をかけている店舗もあります。
商品を本当に必要としている人が適正価格で購入できなくなると、健全な消費者の購入機会を喪失させてしまうことになります。市場が適正価格で落ちついていることは、お金を持たない子どものために喜ばしい変化といえるのです。
ポケモンカード転売よりもせどりがオススメ
転売自体は違法ではありませんが、悪質な動きをする転売屋が目立つため、悪いイメージを持っている人も多いです。
一方「せどり」を副業や生業として、真っ当に収益を得ている人たちもいます。
せどりと転売の違い
せどりも転売も、ビジネスモデルは大きく変わらず、「商品を仕入れて、仕入れ価格より高く売る」というのが基本の流れです。
両者の違いは、仕入れの価格です。「転売」は定価で仕入れてプレ値をつけるのに対し、「せどり」は安く仕入れて、適正価格で販売します。
転売 :定価で仕入れ、プレ値を付けて利益を出す
せどり :安く仕入れ、適正価格で売る
ここからは、せどりについて詳しくみていきましょう。
せどりの特徴とやり方について
①せどりの特徴
安定した収益を目指せる
せどりは「確実に売れるもの」を安く仕入れて利益を出します。
販売する商品のニーズがあれば、出品後すぐに売れることもあります。
収益が早ければ早いほど「もっと稼ぎたい」「もっと頑張ろう」というやる気に繋げることができます。
仕入れ商品の需要が不安定でないため、継続した収益を上げつつ目利き力をあげることができます。安定した利益を出せるため、最初は副業として月収20万を目標に、ゆくゆくは月収50~100万円も夢ではありません。
ノースキルでも始められる
さらに、せどりは特定のスキルや資格がなくても、すぐに始めることができます。
例えば、人気の副業といえば
・クラウドソーシング
・投資
・アフィリエイト
・YouTube
などですが、どの副業もスキルなしに始めることは困難です。
一方で、せどりには専門的なスキルや資格、実績は一切不要です。
※中古品を取り扱う場合は古物商許可証の申請が必要になる場合があります。
②リサーチが重要
せどりで高い収益を得るためのポイントはニーズのある商品を仕入れて売ることです。
そのために必要なのが、リサーチです。
せどりで必要なリサーチは以下の3つです。
需要予測(どのくらい売れるか)
取り扱う商品のニーズがないと、在庫を抱えることになってしまいます。今は何が売れ筋なのか、誰がいつどのくらい欲しているのか、という需要データをリサーチすることで、効率的な仕入れ作業に繋がります。
適正価格での販売(価格設定)
せっかく需要の見込める商品でも、販売価格が高すぎると商品はなかなか売れません。また、販売価格が安すぎると今度は利益が出にくく、事業の継続が難しくなってしまいます。そのため、適正な価格設定もしっかりリサーチすることが重要です。
仕入れ原価
取扱商品の需要予測、適正価格がわかったら最後は仕入れ価格のリサーチです。せどりの利益は、販売価格と仕入れ原価の差分で発生します。そのため、仕入れ原価は販売価格を下回っているのか、予めリサーチしておきましょう。
③オークファンプロPlusでリサーチしよう
ここまで、せどりで安定した収益を獲得するには、事前にしっかりリサーチする必要があると述べてきました。
とはいっても、リサーチに時間を使えない、早く実践して収入を得たい・・・・
という方は、各分析サービスや商品の売れるタイミングなどをサービスとして提供しているツールを検討しましょう。
リサーチツールでは、以下のような情報を提供してくれます。
- 過去の価格相場
- 価格推移分析
- 高値で売れるタイミングと価格
- 安く仕入れるタイミング
- 仕入れ個数の目安
- 売れ筋ランキング
- ライバルとなる出品者数の推移
- 必要な在庫数
- 1番安い仕入れ先
狙いの商品が定まっていなくても、ツールを有効活用することができます。
例えば
- 差額の大きい商品を狙いたい…
- 稼いでいる出品者(トップセラー)が何を売っているのか知りたい…
- Amazonで何が売れているのか知りたい…
このような疑問に答えてくれるため、初心者こそツールの利用がおすすめです。
せどりは、
- リサーチデータがあれば、安定した収益化が可能
- そのままの自分で、今からでもすぐにスタートできる
- ゆくゆくは月収100万など、自由に働きながら高収入を目指せる
という、夢のあるビジネスですが、誰でもできるからこそ、競合が多いというのもまた事実です。だからこそ、事前リサーチを効率的に行うことで、周りと差をつけることができるとも言うことができます。
オークファンプロPlus(https://aucfan.com/static/user/pro/product/)では膨大なノウハウを溜め込んでいます。月額11,000円からサービスを利用できるので、ぜひ検討してみてください!